珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

エビータ-2012/02/25-

2012/02/25(土)ソワレ
自由劇場

座席 2階A

キャストさん
エビータ : 秋 夢子

チェ : 芝 清道

ペロン : 福井晶一

マガルディ : 渋谷智也

ミストレス : 松元恵美

【男性アンサンブル】

畠山典之

高林幸兵

岩崎晋也

玉真義雄

渡邊今人

永野亮比己

光山優哉

石野喜一

加藤 迪

佐久間 仁

五十嵐 春

岩城雄太

澤村明仁

神永東吾

小野功司

平山信二

【女性アンサンブル】

佐藤夏木

団 こと葉

恒川 愛

大橋里砂

花田菜美子

礒津ひろみ

菊池華奈子

坂本すみれ

大岡 紋

桜野あら

栗城 唯

生形理菜

高野 唯

宮田 愛

廣本則子

 

 



ネタバレです。

よろしいですか?


 
舞台を観ると作品だったり、演出だったり、音楽だったり、

踊りだったり、出演者だったり…好きなところが増えるわけです。

そしてもう一度好きなものきっかけで観に行くわけです。

そうするとまた好きなところが増えてしまうという永遠のサイクル(笑)

観劇というのはいつも特別なんですが

その観に行く公演の中で自分にとって特別な時を過ごせたと思える公演に出会ってしまうんですよね。

で、その時を味わうとその瞬間にもう一度出会いたくなってしまいます。

なんて欲張り!!なんて幸せな時なんだろう!!

格別ですよねだから好きなんだ舞台(´∀` )♪と午前中考えていたんですよ~。

私、声からこの人はこの時どういう思いなのだろう?と考えるの好きです。

CDでいつも同じもの聞いてそこから考えることもありますが

舞台というのは今の感情であって

そして絶対に見た目がついてくるというのが面白いですよね!!

声完璧でも見た目駄目なら駄目ですものね

見せられるって本当に大事ですよ!



南半球の7月って冬。

みんな長袖。

マガルディ好きってCD聞いて言われてたので反応が楽しみなところでした。
あれは「売れないシンガー」で未来で売れてしまうというのが難しい役どころですよね。

「こんちは!」が力強すぎてその一言に魅了されてしまいました^^*
秋さんエバ毎回ここで掴まれるんだけどこの公演の掴まれ具合は半端じゃなかった!!
掴まれている上に踊りで視覚でもとらわれるという幸せ時間
音楽だけでテンション上がりますけど
カンパニーの皆さんの…何?力?パワー?
グイッと持っていかれるのです。快感。
ここの永野さんいつも以上にラテン(でいいのかな?)な感じで素敵だったな~
こんな動きが多いですよね

まぁ似たことしても永野さんのがずっと好きだけれど、変わらないよねそこは^^
こういうの大好き♪
羽織キャッチするのめちゃくちゃ格好良かったです!
ここかな?一人だけエバかチェかを目で追ってて気になりました。
後観に行くずっと前から緑のガラシャツだよ!って言ってたんですけど
ちゃんと見つけてくれた上に凄いって良さを分かって貰えて私はとっても嬉しく有頂天(笑)
足が綺麗だって~(うん、でしょ!)
というか目立つと言われた(やっぱり~??って^^)
ここのアルゼンチンらしい盛り上がり方とっても好きです!
(何をもってアルゼンチンらしいか?と言えば自分基準サッカーです、あの盛り上がり方尋常じゃない)

グッドナイトの扉、CFYみたいだなぁと思った。

レポ読んで気づいた!!
最初以外踊るチェなんて観ていないぞ!と頑張ってチラチラ見てみました(笑)
短いからこそあの凄い運動量なのかもしれないけど 
もっと長く見ていたい~><

椅子取りの最後、反応良くて笑い声沢山聞こえて楽しかったな。

やっぱり映画のエバブエノスアイレスで悩む姿、あれ良い~
三度の繰り返しもよりペロンが際立つし。
「俺は知らない」が「俺は」で溜めていなくてあっさり。
それが良かったです!

「ただし売り子なら」
のハンとした上から目線が貴族イメージ
軍人の歌い方CDと違いますよね?
おお違うって思う。

ニューアルゼンチーナの民衆の熱さ
すっごく恐い
気持ちは熱く…そうなる自分の気持ちにも光景にも恐れてしまう。
全体通してそうだったんだけど
永野さん今までで一番演技が好きでした!!



フルートのティロリティロリ、

つい「お話しすることはこれだけなの、たったひとつの」の後来るタイミングを待ってしまう
どこかのティンパニのロールが気持ちいい
「見下げ果てた~」聞くと思うけど同じ人間なんだけど
身分というものに分けられて恨まれてしまうってなんかなぁ…
自分達の作ったもので縛られて…と考えると寂しく思います。

毛皮に足ついてるんだもん見ているのが辛いです。
毛皮ますます嫌いになった。

湯水の熱さ異常!!
熱くて熱くて最高すぎるよ><
CDも熱いってことは音楽自体でとってもテンション上がるんだと思うんですけど
生の民衆気持ちの集まったパワーはとんでもないです。
CDなんか比べ物にならないです。
見た目抜きで熱い。(見た目相当熱いですから)
お金貰ってキスしていたりしていましたよね
箱のまわりちょこまか走るの可愛い
チェが「エバッ」と叫んでたよ~(´∀` )聞けたっ
生の良さというのを感じるナンバーでした。
ここだけで来た価値はあったと思いました。
この時にこの空間にいられる…幸運なことですよ!!

この舞台は照明が凄く面白い。
でも今回になって気がついたのだけど影ができるはずのところに影が出来ない。
「彼女はダイヤモンド」の床の線の光の時影出来ていないから床下が光っているんだなと。
円の照明も下からですよね。
「彼女あってのあんただろ」は舞台だとペロンに直接言うのでペロンが動揺しますよね。
映画はペロン扉閉めて出て行った後言うので大人しく聞いているけど本心は違うよって感じ。
ペロンはエバを利用しているつもりで上から周りを説得しているけれど
自分の思う自分とエバの関係と周りに見えている関係とにズレがある、みたいな。
私はそう思う分福井ペロンはエバを必要としているように見えて弱い。

(弱いから悪いってことじゃないですが)

「次はどうする」はCDは2回目の方が強くなるけど
佐野さんも福井さんも2回目弱くしてた。
なんだろう?
このあたりのエバが狂ってて見ているの辛い。
エバを捨てる福井ペロン
心苦しいあたり精神の弱さ
佐野ペロンは切り捨て。
精神強くはないけど決断力には優れているんでしょう。
エバの息「はぁ」というの。
偶然はいったのかもしれないけどあれ良かったです。

最後の放送の照明も面白い。

エバのイリュージョン
空を行く歌うペロンの声追いかけるエバ
秋さんは弱い部分本心が出てペロンに頼っている
野村さんは気持ち保ち強く自分捨てたペロンを注意深く見る 

カテコの秋さんの涙綺麗でした!
見られたよチェ〆!!!
…タガーみたい(笑)
格好良かったです^^


千秋楽おめでとうございます!!
お疲れさまでした^^*
最初は何もう分かんない逃げたいと思ったミュージカルでしたけど
知っていくと考えることも多く
きっとこれから後観ればまた経験したものによって考えられることが増えるんでしょう!
凄く楽しみです!! 
ありがとうございました♪

 

 

 

 



エビータの記事読み返すと

最初に思っていたことを思い出す。
新鮮な感想。

また

変わっていく印象に気づく。
最初では気がつかなかったものが回数見て、歴史を知って自分なりに考えてみる。

また

変わらず持ち続けるものに気づく。
ずっと頭に残り続けるもの。




どんな作品でもこれはあるけれど
この一カ月という期間にこんなに変わったりすると思わなかったんで面白いな~って。
舞台は舞台自体が変化しているけれど
見るごとに私自身が変化していることに気づく。
エビータのイメージが最初と最後の観劇で真逆なイメージを持ったりしている。
だからこないだはああ言ってたのに違うじゃんってところ多いと思う(笑)
どちらも本心。
一時の気持ちだから私の気持ちなんてのは当てにならない。
記事自体私にとっては私がその公演に対して思ったことのまとめだからいいのだけど。