本の方読んでみました。
ネタバレです。
よろしいですか?
オペラ座のパンフに原作は大したものではない的なことを書かれている方がいて
それを信じてしまった私でしたが
ジキハイ観てから考え改め読んでみました^^
そもそも恐怖小説が二流と言われる意味が分からないよね
良いものは良いでしょう?
逆も言えるわけですけど(ω)
全体をみた比較としては
舞台は直接の恐怖より、より心の?何かもっと深いところに訴える怖さがあるように感じます。
そして上品という印象が消えないです。
本は確かに舞台よりは血や殺人など直接の恐怖も多く感じます。
ですがそれだけでなく心に訴えるものがあるからオペラ座の怪人は響く作品なのだと思いました。
本の村での話や天使の話は美しかったです。
舞台にはいない人物のおかげで舞台に出てくる人物がより分かったように思います。
舞台のカルロッタはカルロッタだけでなくラ・ソレリなど何人かを合わせて作られたキャラのように感じました。
ラウルにフィリップという兄がいたことにより、
ラウルの幼さや若者らしい考えが際立って伝わりました。
ダロガを舞台ではマダム・ジリーに含めているのは凄い発想ですね!
そしてマダム・ジリーの深さは良いところだと私は思うのでこれは舞台の方々が上手いと思いました。
クリスティーヌは舞台ではよく分からない人ですが
経過がゆっくりだし詳しく書かれている分
本のクリスティーヌの気持ちは理解できます。
ただこれを舞台にした時
原作があったわけだから
色々なところをカットして繋げたとしたら
曲の時は編曲と言いますけど
そういう作業の上手さ、これは素晴らしいです!
と共に怪人のクリスティーヌの気持ちを知っているから
ラウルの元に行かせるところ。
舞台とは違うわけですがこれはとても熱くなった!
どっちも違ってそれぞれいいなと思います。
舞台では限りがありますが
その分映画の再現は書いてある通りのものが出てきて
あれか~と思えて楽しいです♪