珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

無伴奏バイオリンのためのパルティータ

クレーメルさんのCD借りてきたので聞いたイメージ書き出してみる。

とっても感覚です。

きっとおかしなことも沢山言っているんだろうな~

全体

川のイメージ。

流れてるのに何かにせきとめられたり

カーブしたりでも自然に流れていく様子。

水は無機物。

第1番 Sarabande

優しく柔らかく押し付けない入り。

抑えて強くなって。

でもその強さがいきなりきて驚かせるくせに押しが強くない。

結構極端な気もするのに全体でそういうことはなくただ注意をしてしまうだけ。

第2番 Allemande

カクカクしているにもかかわらず

四角な音に聞こえないのは滑らかに進んでいるから。

けれども音の流れから予想される通りには流れていかないので

来ると思った場所に音が来ない為一瞬不安になり音が流れ安堵、また不安になり・・・が繰り返される。

そういったハッとしてしまうものがある。

裏切りの連続なのだけど魅力がある。

第1番 Corrente

何故か跳ねっぱなし。

何故ここまで跳ねるのだろう?

跳ねているから弓が弦に引っかかってキュンと鳴っているのが気持ちいい。

音価はそのままなのに跳ねることで繊細に感じる。

元々カクカクした細かいメロディーでの始まりが跳ね弓で弾かれることで逆に音が詰められているような重ねられているような密度の高い印象が薄くなっているかもしれない。

強い印象を残すことなく過ぎていく。

第2番 Corrente

リズミカル。

最初に印象残す感じ。

その後の跳ね弓が遊んでいるかのような軽さ。

何かバレリーナトウシューズで交互に踏む時のような優雅さと美しさがあるのでその情景が浮かぶ。

最後のところはためてはっきり終わりが聞こえる。

音を伸ばす時にためて弓圧が高い気がする

ゴリゴリめの音っぽい。

バイオリンにもゴリゴリという表現はあるのか疑問だけどきっとあるんじゃないかな。

第1番 Allemande

二役いるように聞こえる。

弓圧高く印象強く残していく伸ばしの音のやつと

比較的高めで軽やかに音符を動いていく自由度の高いメロディーのやつ。

勿論楽器は一つだけれどまるで二つの役割がいるように聞こえる。

Solo42?・・・なんて^^

二つの音の仲の良さが絶妙

お互いがお互いを支え合い進行している。

第2番 Sarabande

弱めな印象

ちょっと落ち込んでると言ってもいいくらい。

静かだと思えば不意に一瞬激しくなるから

落ち込んで溜まってたもの出してまた抱え込む人みたいに聞こえる。

最後まで徹底的に悲しさを持っている気がする。