2013/03/05(火)ソワレ
座席 三階R
振付:モーリス・ベジャール
「シンコペ」
振付:ジル・ロマン
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
出演:エリザベット・ロス
ネタバレです。
よろしいですか?
演技は舞台でなくともあります。
私は声の演技好きなのでCDなどいつもかなり身近に楽しんでいます。
そこで思うのは踊りは身近に感じられるか?
私的にはそうでもないかな~と思うんですがどうでしょう?
やっているならともかく、観る専門だとすると
映像だと魅力の五分の一も伝わらない気がするのでやはり身近ではないかなぁ。。
でもだからこそ特別感が増すというプラスの面もありますけどね^^
というわけで身近な演技の楽しさにハマっている今、
踊りの世界ハマれるかなと少し心配しながら歩いて行きました。
座席が舞台の上手側の方にあり、真正面が下手の壁に向いている席だったのですが
その席から舞台を見ると身体を斜めに見ることになります。
ここで困ったのが踊り観に来ているのに舞台が見えないことです;;
これはどうしようもなく困ったので背をつけて観劇していただきたいです。
この席はそういう意味で一列目でないと見づらい可能性のある席なのかもしれません。
農民的な衣装の群舞
赤い衣装になってからの群舞が好き
何故なら熱めだから
女性らしさというのにも色々あって色気強めな感じ
何故なら多くの赤の中に2人の黒がいるから
ちょっとスペイン?みたいな印象もあった…。
男性は赤い色を着るだけで力強さが増して見えます
拍手タイム
挑発された中で熱く踊り、踊りあう男たち
のせてのせられて
プライド、見栄など競い合ってる。
そういうのありつつというのが…う~ん、勝手な私のイメージではあるけど男らしいと思う。
声や拍手で空間に満ち溢れるエネルギー
そのあまりあるエネルギーに心踊る♪
こちらを飲み込んでしまうほど…食われている(というと的確かも)の強引な一方的な力に惚れる
「シンコペ」
低音パラダイス!!!
低音がおいしいいいいい!!
嬉しいですね^^*
なんだろう?こだわってるのかな~?
ライトさんとソファーの人の時の音楽、低音ゴリゴリアルコ
(ゴリゴリって伝わるんだろうか?音の波の揺れ幅が大きいことが多分ゴリゴリ?そもそも私はゴリゴリ的確じゃないと思っているのに使っているという…笑 分かり易ければいいのですけれども)
(アルコは弦楽器の弓で弾く奏法)
最初の方、チューバの音みたいなのに弦の音する謎
無機物なもの被って無機物なダンスは映画泥棒のよう…にも思える
エイゴリアンぽくも見える
バイバイの手を見てると平行運動出来そう…
ダンサーさんって弦楽器弾いたら上手いんじゃないかっていつも思うんだ。
鳥の人は捕らえられている
チャカチャカしているゲーム的な部分
チカチカ光る
ピアノがポロン…と単純に鳴っていくだけの静けさの中でそれぞれ踊る四人
関わりあうようで関わらないように見える
それぞれがそれぞれの音域で動く
音と体がシンクロで音がきっかけで動いているようにも見える
「ボレロ」
ボレロ半端ない
単純なメロディーに繰り返される振り…。
じわじわ高まっていくエネルギー
けれど動きが少しくらい大きくなろうとも決して放出しない
むしろ最後まで放出しないんですよね、いつすんだろいつすんだろと思ってたんだけど。
心の中の興奮を素直に拍手することで出してスッキリするのは客
何故あんなにも惹きつけるのか…
謎の引力です
今動画見てもやっぱりあんまり惹かれないのだけどな~
「ポストトーク」
ジル・ロマン/エイザベット・ロス
女性と紙の船を布に包んで引っ張っていく演出の意味は?ライトさんは天使なのか悪魔なのか?
人生は旅
お客さんは何かを探す旅
(私がこの発言聞いて思ったのはあんまり解釈の幅を狭めたくなかったのかな?と。私自身が質問されているところは全く気になら無い部分であったし、ライトさんが天使か悪魔か、など一ミリも考えなかったので。)
でも教えて?
ライトは光、出口を示す
ベジャールさんに関わったダンサーさんに聞くと自分よりベジャールさんの方が綺麗に踊ると言われますがどうですか?
振付家の方が綺麗に踊る