珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ロミオ&ジュリエットー2013/09/03ー

2013/09/03(火)ソワレ

シアターオーブ

座席 3階2列センター

キャストさん

ロミオ :城田優

ジュリエット:フランク莉奈

ベンヴォーリオ:尾上松也

ティボルト:加藤和樹

マーキューシオ:東山光明

パリス:岡田亮輔

死のダンサー:中島周

キャピュレット卿:石川禅

ロレンス神父:安崎求

モンタギュー夫人:鈴木結加里

ヴェローナ大公:中山昇

モンタギュー卿:ひのあらた

乳母:未来優希

キャピュレット夫人:涼風真世

<R&Jダンサー>

飯田一徳・大野幸人・風間無限・sho-ta・鈴木明倫・仙名立宗 遠山大輔・遠山裕介・戸塚慎・楢木和也・橋田康・HIDE・六車和也・IKKO・井出恵理子・井上真由子・碓井菜央・唐澤裕香・河本麻祐子 佐伯理沙・島田友愛・嶌村緒里江・TOMOMI・松島蘭・吉元美里衣・RENKA

ネタバレです。

よろしいですか?

初日おめでとうございます!!

楽しみで楽しみで仕方なかったんですが実際観ても楽しくて仕方がなかったです!

期待して期待以上で…というのはなかなか難しいのではないかと思います。

キャストも変わりましたし確かに前と違うのですが

変わらずロミジュリはそこにあって私は感動しました^^

劇場に入ったらまたあの幕があってロミジュリだ!とわくわくしました。

3階から見ると赤坂より幕前のスペースが広くなっていてこれは踊りが見えやすいのでは?と思いました。

実際その通りでしたけど♪

記者に囲まれる大公。

質問する記者の声に懐かしくなりながら

幕が落ちた時のハッとする感じ素敵でした。

そういえば綺麗は汚いで永野さんがいた上手の部分や逆に下手の部分は

花道の部分に作られている為、幕が締まっていてもそのままそこにあります。

幕が落ちてなんか色々言ってたり歌っていたりするんですが全然入ってきませんでした(笑)

仕方ないですよね…最初無限さんしか観ていなくて^^;

無限さんは黒に光沢のあるプリーツのある半ズボン、黒地に六角形の形に白い線が入っている服、特徴的なのはシルクハットのようにかっちりとして高さのあるキャップのようにつばのある帽子。

帽子は永野さんのように途中で取ることなく最後まで付けっぱ。

大野さんはタイダイのロングシャツ、メッシュのやつ着て、下は黒いピッタリしたパンツ…かな多分。シャツは脱いだり着たりする。

まぁそれしか把握してないや。

ヴェローナで覚えてるのは無限さんの一人だけリフトしてるのと

私が思っていたよりロミジュリの踊りが無限さんに似合っていて格好良くて辛かったことですかね~

どういう踊りとか全然残っていない><

なんでロミジュリは記憶として残ってくれないんだろう…

足先、指先まで伸ばされている美しさは目を引いているんじゃないかと思いますけど

正直私は一人しか観ていないわけだからなんとも…。

あと手の何かを抑えているかのような形はグッときます!

踊りが綺麗で美しい、けれどもちゃんと争っていて仕草はかなりいかつくて

なんとなく可愛く思えてしまうのは私だけかも。。

いかついのが似合っていないんじゃなくイメージと違うと思うだけです。

いかついの似合ってました!!

ダンサーさん達が一斉にリフトするシーンの美しさ大好きです。

憎しみのキャピュレット夫人の女具合に磨きがかかってました。

そっとジリジリとティボルトに寄っていく。

加藤ティボは確固たる強さを持っていてまさに獅子。

2人が憎しみ合っている時タバコ吸っているティボ。

前吸っていたかな?吸ってない気がする。

加藤ティボは涼風キャピュ夫人はどうでもいい。

寄ってくるから相手をするまでぐらいの感覚。

で、その邪険にされるのにハマって恋しているように見える涼風キャピュ夫人。

携帯演出は変わらず。

鈴木モンタギュ夫人はかなりロミオに甘い。

かなり過保護。

私としてはロミオの友達であるベンヴォーリオに対しての話し方が好きじゃないです。

登場から感じてはいたけど浦井ベンに比べると尾上ベンヴォーリオ幼いです。

まさに10代の若者です。

浦井さんはロミオ、マキュに比べて大人びていたけれど、尾上さんはマキュ、ベンで精神年齢一緒。

だからロミオはロマンチストだったり世間知らずだったりで一人変わっている感じ。

浦井ベンはマキュを抑えるためにも一緒にいそうだけど、尾上さんは友達として一緒に楽しんでいて一緒に遊んでいそう。

けどいけないことはきちんと判断していて、駄目だと言葉にするけれど結局マキュに流されてなあなあになっていそう。

城田ロミオは相変わらず夢見ていて色々と甘い。

フランクジュリエットは前見た時よりとても歌が無理なく綺麗になっている印象。

この2人は歌も容姿も雰囲気も甘くなります。

砂糖菓子。

岡田パリス登場!!

相変わらずのピンクとウザさ!大好き!!

チークは最後に見た時よりは抑え目でしたけど。

お花がさらにあからさまにハートになっていました。

前は胡蝶蘭のような花でハートに見える形になっていたけど

今回は淡いピンクのハートに濃いピンクのキラキラリボンであからさま。

ハッハッハッという笑い声が上手くてウザいです。好きです。

無駄に前向き、明るい、空気読めないという岡田パリスの凄さね!

マイクを取られた時の「え?なんですか?」というケロッとした顔。

こんなパリスですが結婚したら確かに毎日楽しそうではありますよね~

好いてくれてるし、笑いが絶えなさそうだし。

「ティボルト」まで加藤ティボは揺れを感じさせないので

涼風キャピュ夫人の揺れも大きく見える。

加藤ティボは本当にキャピュ夫人など眼中にない。

そしてキャピュレットを背負っていくと既に覚悟を決めている。

けれど本心はジュリエットが好きだというね~

ここで上原ティボはかなり本心が漏れ出てた印象だけど、

加藤ティボは本心<キャピュレット(で合ってるかな?)の印象。

台詞の後にすぐ「結婚のすすめ」が始まるのであそこ凄いなと思います。

ジュリエットはより幼くて可愛らしくなっている。

フランクさん、仕草や歌、台詞、演技どれも細かくなっている気がしました。

キャピュ夫人の女は恐い。

多分ここだと思うんだけど

ソフトラジカセ係は無限さん。

ラジカセ持っていなければと思う振りあったりしたけどな~

「世界の王」

待ってました感の漂う劇場…だと思ったらパラパラ拍手し出す感じでした。

もっとテンション高い世界の王も味わいたいな~♪

けど本当にここは格好良い!!

この席からはかなり綺麗に見えます^^

綺麗に見えるけど見られたのは無限さんだけな訳ですが(笑)

振りが初演と同じだったりするから時々赤坂ヴェローナと被ったりして…。

好きな曲、好きなダンス…とっても幸せです!!

「マブの女王」のマキューシオはたぶらかすような歌い方で好きです!

こういうマキューシオはありです。

勢いのある巻き込んでいくマキューシオ。

周さんは相変わらず無。

存在していないけどいつもつきまとう。

自分から迫るのではなくただじっとその時を待っている。

美しい。ただただ美しいだけ。

恐いという感覚はない。

最後まで恐いという感覚はおきない。

舞踏会のパリス、ギラギラ濃いピンクのスカーフ?なんていうのあれは。。

なんか前にも増してとてもピンクでした。

無限さん?と思ったのは白い短パン、黒い花柄長袖シャツ、ピンクのベストの人。

どうですか??

違ったとしても足先まで綺麗に伸びていて美しかったです。

というわけで探していたので他を見れませんでした。

見ていたら初演のラテンさが恋しくなりました(笑)

「天使の歌が聞こえる」の階段って光ってたっけ?

ネオンぽく光っていて私は結構好きだった^^

加藤ティボは葛藤ではなく受け入れた上で歌っているように思う。

城田ロミオもより精神若くなっていた。

赤いバラの指輪はピンクの一輪のバラに変わっていました。

ピンクのバラの花言葉→恋の誓い

そういえばキャピュ夫人は「ティボルト」で赤いバラを一輪持っていたなと。

赤いバラの花言葉→あなたを愛します、私を射止めて 

華麗な幕さばきでした神父様w

「綺麗は汚い」

両手を手首で90°に曲げて右左と横に振ったり、

I字を急にし出す無限さんのセンスが面白かったですw

このI字はかなり似ていてね~

やはりロミジュリの中で一番感情移入してしまうのは変わらずティボルトです。

覚悟を決めている加藤ティボでさえ抑えきれない気持ち。

またこのダンスがとっても心情が伝わるんですよね好きです

加藤ティボは熱さ、頼もしさだけではないティボで私の理想かもしれないと思いました!

マキュが挑発してもティボはマキュは相手にしていない。

ずっとロミオに対して気持ちが抑えられない。

その抑えられない気持ちをマキューシオに向けた感じに見えました。

加藤ティボはマキュ刺した後、笑うんです。

そして笑ったままキャピュレットの皆と笑い合う。

なんと悲しいことか。

後悔などなくしかもマキュなど刺していながら心にもとめないんじゃないかと予想。

城田ロミオのティボ刺すのは本当に自然。

このシーンは加藤ティボと城田ロミオの2人凄く相性いいんじゃないかと思います!

流石!!

大公の歌うヴェローナ2が響く。

指輪も多分普通の指輪になったんじゃないかな?

パリスのお悔やみのお花は白いハート型の花に黒いリボン。

絶好調に空気を読まないパリス素晴らしい!!

「娘よ」

「気づいた」の苦い歌い方は素直に歌うように変わっていた。

そのほうが沁みわたる。

この歌を聞くと他の人の愛も同時に思い出して

何故ここまで皆が皆を愛し合っているのにこうなってしまうのか、と思ってしまう。

チラシ配り?って誰だろう?って思うんだけど…

大野さんと無限さんの同時ピルエット綺麗だった!

無限さんは一人だけのピルエットもあった。

良く回っていましたし、開脚しながら飛ぶやつも良くやってた!

尾上ベンはモンタギューを抑えられるような力は無く

叫ぶけれど自分が止められないことを知っていそう。

浦井ベンは止めなければ!と思っていそう。

同時進行で歯車の狂っていく恐ろしさ。

「どうやって伝えよう」は尾上ベンの感じ好き。

浦井ベンよりしっくりくる。

尾上ベンはかなりまいってしまっている。

この後さらに色々待ちうけるわけですがこの物語の先で

尾上ベンはちゃんと生きていけているだろうか?

心配になってしまうベンヴォーリオです。

ロミオの生きながら心の無い様子。

死が薬を素直に渡して上げずわざと遠ざけたりする。

仮死状態のジュリエットの服ってあれ何の服だろう?

2人を見つけた神父の絶望が前より色濃く見えた気がするのは

ロミオとジュリエットの影響で増して見えたのもあると思う。

キャピュレット夫人が止めて!と入るのがグッときます。

カテコは出演者が出てきて世界の王。

ロミオ、ジュリエット、小池さん、てつはるさんから挨拶があって

もう一度世界の王があり男性ダンサーさんとロミオ、ティボルトとかが通路へ走っていってた。

そんなかな?

そもそも気持ちが高ぶりすぎて歌詞やら全く頭に入ってこなかったので

この感想正確でないと思うんですけど、と最後で言うという。

なんであんなにじっと見ていたのにダンスの記憶が残らないんだろう?

困ったものです。