「森鴎外の翻訳作品集」十六回~十七回
カール・シェンヘル 『労働』
朗読:山口勝平
テキスト:「鴎外全集 第十一巻」(岩波書店 1987年)
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/roudoku/1410.html
聞くならば右上の「いますぐ聞く」、このページの下の方にある“らじるらじる”から。
青空文庫にこの小説はありませんでした。
その為、聞き取ったことから以下を書いています。
間違いや聞き違いがあるかと思います。
なにか思われましたら教えていただけると助かります。
感想(印象)とメモです。
ネタバレです。
よろしいでしょうか?
「鴎外全集 第十一巻」 労働(16)
男はカスパル、女はレジィ
2人は夫婦で愛し合っている。
語り部の存在が大きいように思える。
近いところで語りかけてくれる?
舞台の語り部的な?
近いようで遠く、遠いようで近い存在。
何か第三者だよね?
カスパルが起きる時とかなんだろうあれは^^?
レジィがカスパルの床を確認すると綺麗にしてあるわけです。
思い合ってますね♪
もううううレジィの鼻歌カワイイのだからっ(/ω\)
「コーフィー 煮えろ~
私は仕事に行かねばならぬ~
今日は だんなの 引っ越しだ~♪」
なんなの!!可愛いよ!(笑)
カスパル「ハイ~、ハイ~」
疲れてる声
荒くて雑な感じ
レジィ「コーフィーは熱くしてあってよ!」
この思いやりですよ!
なんて素晴らしいのでしょう!
あと単純にレジィ可愛いなって(笑)
このね、旦那の声聞いてうわあああと思ったわけです。
このお話カスパル、レジィ、旦那、旦那の奥さんといれていいのなら語り部、
沢山の役柄があってそれが終始楽しげに明るくころころ移り変わっていきます。
レジィが目覚まし時計をセットしてくれたか
カスパルが確認して
「よしよし!忘れはしなかったなぁ!!
あいつは感心な事に一度も忘れたことがない。
レジィめ~、悪くないことだて!」
この「レジィめ~」とか好きが溢れてます。
レジィは夫が確認するほど目覚まし時計で起こすことが大切と分かっていてセットする、
カスパルは一応目覚まし時計を確認するけれども相変わらずきちんとセットしてあることに喜ぶ。
こういうお互いがお互いをよく見ているというのはいいですよね!
「ちりん♪」
これ、物を壊してしまった音を表しているんですけど
物を壊したにしては可愛い音とか何とかの前に
かっぺいさんの言い方が可愛い(笑)
ので、このかっぺいさんの「ちりん」を聞けたという意味では鴎外さんありがとう!と思います(笑)
旦那の奥さん「あの代は日給から25銭引くからねぇ。忘れないでおくれ。」
レジィ「25銭ですって!」
こう女性の声が連続で聞けてひゃっほう!!です。
ぜんぜん違うもの^^*
それにしてもレジィ可愛いですね(笑)
レジィへの感想が可愛いしか出てこないあたりボキャブラリーがないなと思います…φ(.. )
“人生は鍛冶屋の金づちのように固く打撃する”
これが印象的に繰り返されるのですが、これは屋根の上のバイオリン弾きと似ているように思います。
カスパルは直接レジィに「やっぱり手前はいい女だぞ!」と伝える。
分かりやすくて素晴らしいですね^^
言いづらいというの、分かりますけど何かしらで確かにしてもらうってのは良いですよね!
やっぱりカスパルもいい男だぞ!
レジィ「はぁ~、本当によく寝られたこと!いい気持ちだわ♪」
「はぁ~」がよいです!
(2014/10/27)
夫婦の愛し合ってる感で聞いてるだけなのに幸せ的なね(笑)
っわああああめっちゃ素敵に思える(*´∩ω∩*)夫、凄い妻好きじゃん!
褒め具合とか好きが溢れてる!
「労働」今までの読み方と違うなぁと思うのは明るいからでしょうか^^?
これ絶対文章を読む以上に聞いた方が楽しめる気がするもの!
レジィの几帳面さと可愛さたるや(*ノωノ)うあああ
…これ1話完結と思ったけど続くんですね!このまま明るいと良いけどっ!
「鴎外全集 第十一巻」 労働(17)
昨日からどのテキストから読んでいるのかよく分からなくなりました(笑)
多分そうかな?で分けています。
胸勘定
→事をなす前に頭の中でざっと計算すること。
判事の女中も出てくる。
「コーフィー 煮えろ~
六時にもう間がない」
やはり語り部が気になります。
感情的ですよね。
レジィはきちっとしていて素晴らしいです!
几帳面だし、綺麗好きだし!
カスパル「言ったことを反故にはしない」
昨日の放送で一度聞いてはいたのですけど今日になって気になった!
反故にする
→ないものとする。
“時はかり犬より速く走る”
かり犬は狩りかな?
かり犬という表現は三度くらい出てきますね。
同じことや似たことが繰り返される中に幸せがある、と思います。
(2014/10/28)