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珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

むかしむかしゾウがきた-2014/12/27-

2014/12/27(土)マチネ

自由劇場

座席 2列

キャストさん

ひろめ屋 佐野正幸

太郎坊 横井 漱

太郎衛門 白倉一成

おゆき 佐和由梨

おミヨ 守山ちひろ

ゴンじい 吉谷昭雄

与作・家老 増田守人

松吉・殿様 高井 治

七郎 武智正光

敵兵頭 川村 英

【男性アンサンブル】

清川 晶

政所和行

二村誠俊

寒河江幸弘

大黒智也

作井亮一

松尾 篤

野口雅史

【女性アンサンブル】

森 真琴

髙田直美

前田更紗

森田真代

中里美喜

高木美千子

【九郎衛門】

伊藤 源

岡田匡平

ネタバレです。

よろしいですか?

歌舞伎揚げの色(緑オレンジ黒かな?)の幕だったから歌舞伎の幕なんでしょうか?

幕上には屋根があります。すでに劇場内に入っているのに屋根があるので能舞台みたいですね(笑)

上下手扉は共にもみじの和柄の幕で飾られ、行灯が付いています。

舞台上上下手共に御簾のようなもので区切られた空間があり、

文楽や京劇を見た時に見た舞台の様子と似ていました!

そして実際上手御簾から佐野ひろめ屋と増田さん、吉谷さんが登場するシーンがあります。

客席通路を使うシーンもあって舞台と客席の区切りが薄かったといえるかもです。

上下手には階段ではなく、足を引っ掛ける棒のついたスロープがありました。

幕前にひろめ屋が1人現れ、挨拶をします。

万遍なく劇場内を見渡すひろめ屋。

多分幕が開くとひろめ屋の音楽だったと思う!

歌い出した時の流石感ですよね~

自由劇場での佐野さんは豪華だなぁと思います^^*

加藤さんと佐野さんはかなり印象が違いましたけど、

アンサンブルの踊りが結構まんまようこそで懐かしい気持ちになりました!

「号外~!」という佐野ひろめ屋さんはベテランひろめ屋で村の人々から確かな信頼を得ているようですね。

あとオフマイクの声が結構目立つ^^

象について話すひろめ屋の言葉から象を見たことがない村の人々は想像する、

それをパネルを使って表現する。

私は小学生の時、日光東照宮へ行って象の絵を見たのがとっても印象的です!

有名な猫や猿も見ましたけどあちらはへぇ~でした。

見知らぬ象という生き物の絵は私が持っていた象のイメージとかけ離れていて意外に思いました。

だからこそ今回だけでなくふと思い出すことがあります。

村の吉谷さんとひろめ屋さんが両手上げて喜び合ってるの可愛い(笑)

高井殿様の声の響きが凄いですね!

喋ってるのに歌ってるような声でびっくりです!

何でも無いように「~ぞう」と言ってた(笑)

松吉さんの言うことも間違っていないように思えるから

最後松吉さんが謝って許してあげるというハートフル展開が良かったなぁと思いました。

松吉さんのスコップダンス中の人差し指と親指で摘むような仕草する振りとか、

忍者に囲まれる殿様とか可愛い役柄ですよね~

増田家老は通訳していて中国語喋ったのでびっくりしました!

与作の訛りにも驚きました^^*

増田さんの優しい声と役柄と訛りがハマっていて素敵だなぁと思いました。

キャス変から楽しみにしていたので見ることが出来て良かったです!

法螺貝吹きの太郎衛門はついに法螺貝を吹きませんでしたね~

知ってたし、何度でも言うよ状態ですが白倉さんは良い声ですね♪

いつも爽やかな?さっぱりした印象がありますけど

今回は和服で更に素敵感増されてるなぁと思います。

舞台見てあんなにわぁ素敵!と思っているのに何故言葉にならないんでしょう?(笑)

言葉にはならないけれども結構好きですw

ケチなおじいさんの前でぴしゃりと扉閉めちゃう感じも好き(笑)

前の方だから見えたんですけど文楽シーンの黒子さんだったり、

九郎衛門の中国での思い出シーンの飛び出してくる赤いふさふさ棒を持った人だったり。

太郎坊、おゆき、おミヨ、九郎衛門は文楽風な場面があります。

本当に文楽より少し大きめくらいの大きさの人形(手の部分は実際の手)がひろめ屋たちの声に合わせて動きます。

手の部分はやはり大切なんでしょうか?綺麗でした。

ひろめ屋はナレーションばかりでなく、太郎坊とおミヨの声も演じ分けます。

それも無理につくる声ではなく、らしさを求めたらそうなりましたみたいなもので好きでした。

これはいいですね~こういうの好きなんでグッときます!(笑)

そして勝手に思うんですけど文楽お好きなのでしょうか?

というのもとっても上手いなぁと思ったもので^^

私、文楽詳しくないですし一度しか見たことないですけど(笑)

佐野ひろめ屋「どんどんどん」

増田さん、吉谷さん「どんどんどん」

みたく繰り返すシーンもあってちょっと卒業式みたいでリズミカルで面白かったです(笑)

吉谷さんの「ぱぉ~ん(ゾウの鳴き真似)」可愛かったです。

増田さんと吉谷さんの服装、文楽で確かにあんなの着てた~と思い出しました。

黒子が出て来たら白子も出てきました。

扇子をばっと一斉に開いて踊ったり、雪(四角い和紙)を舞わせたりします。

忍者も出てくるので日本らしさを詰め込んであるなぁと思いました。

インドの思い出シーン、

政所さんの首がCATSのサイアミーズでの首振りのごとく揺れていて上手いなぁと思いました。

フラミンゴと虎のダンスはここだったでしょうか?

虎のダンスは特にCATSっぽくて好きでした^^

2匹いるのとゾウをくぐっていたのでマンゴジェリーとランペルティーザの様だなと思いました。

中国の思い出シーンの後ろの幕、

足上げている方の曲がり具合が凄くて恐いくらいですよね、絵ですけども。

実際に同じ感じに足を上げる清川さんは京劇を見た時のような雰囲気でリアルでした。

リアルでしたという感想が正しいか分かりませんけれど柔らかさが素敵です。

このシーンから北の村へ戻る時のいつの間に!!というナチュラルな舞台転換が好きでした。

グルグル人が回ってるなと思うといつの間にか九郎衛門を探しに来た村の人々なのね!凄い!

九郎衛門という名は苦労するから九郎衛門?と思っていたけど

沢山喰らうからくらうえもん、くろうえもんなんですね~

太郎衛門が“洞穴へ連れて行くんだ。あそこなら(九郎衛門が)隠れられる”と話してた時、

北の村では雪が降る的な話されてたから、それはさぞゾウにはきつかろうと思っていたのです;;

雪崩がおきれば太郎坊とおゆきを雪から守り…

村の一大事とあらばフラフラでも村へ行き、戦って助けてあげたり…

そういうゾウに私はなりたいくらいに良い子すぎて

こんな泣く演目だと思っていなかったのでびっくりでした・°・(ノД`)・°・

最後「九郎衛門~!」とひろめ屋の勧めによって声をかけると

幕が開いてもう一度九郎衛門に会えるのです。

礼をするなんてジェントルなゾウなんだろう…!

九郎衛門の仕草、目の動き、鼻の動きなどなど九郎衛門の演技も素晴らしかったです!!

握手は武智さん、清川さん、佐野さんでした!

ありがとうございます!!

『むかしむかしゾウがきた』にて「年末年始特別口上」をお届け中!