いつもどおり恩田陸さんの本です。
いやはや恩田陸さんの書かれる文章は好きなものが出すぎていて驚けます(笑)
私なかなかにマイノリティな趣味してると自分で自覚してるのになァ・・・なんて思うのも毎度のこと。
やっと読み終わったので書いておく。
演劇とミステリー、どっちも読める!欲張れる!
私、恩田さんの本好きで勧めたりもするんだけど
恩田さん好きって方にあんまり会えないのは何故だろう?
でもだからと言って語るようなこともないんですけども。
もう本当に舞台を観るような文章で何度も読みたくなるんですよね。
すぐに読み返したり、少し経って時間経ってからもう一度だったリ、学んでみちゃったり。
それこそ舞台と同じことしてる^^面白い
余韻だけじゃなくて有り余る自由さが良いのかなぁ?
以下本文引用です。
引用したからと言って何が分かる?とは思いますが(笑)
先入観ゼロのが楽しいというのもありますよね、発見する喜び。
よろしいでしょうか?
本を読む時は気になったらドッグイヤーして読むんです。
今回めずらしくドッグイヤー少なめ!
気にならなかったわけじゃないんだけども少なめ!
この感じ、ルネ・マグリットの絵にあったわね
ほい、きた!ルネ・マグリット!!!
このテンション上がる比喩ね!!最高!(笑)
中庭は劇場に似ている。
『コーラスライン』じゃあるまいし、
ACLという比喩…!!
でもね、やっぱり、今まで残っているものって、それなりに理由があるのよ――――要するに、骨格ね。シンプルな骨格を持っているもの。もしくは、人類が存在する限り、不変の構図を持っているもの――――
そういう清潔感っていうのは、人は一瞬で察知するものなのよね。
直感としか言えないけど。
まさにその通り。
先に感情があるってこと。台詞は結果なのよ。
そこに演じる者がいて、それを観る者がいれば、いつだって、どこだって、そこは劇場なのだ。
ねえ、芝居って吸血鬼に似てるわね。のあたり全体
吸血鬼からMARSREDが浮かびなるほどと思いましたマル。