珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ウエストサイド物語-2016/03/08-

2016/03/08(火)ソワレ

四季劇場秋

座席 二階下手

キャストさん

【ジェット団】

リフ 松島勇気

トニー 神永東吾

アクション 岩崎晋也

A-ラブ 新庄真一

ベイビー・ジョーン 横井 漱

スノーボーイ 川村 英

ビッグ・ディール 高橋伊久磨

ディーゼル 大森瑞樹

グラジェラ 相馬杏奈

ヴェルマ 原田美欧

クラリス 坂本すみれ

ポーリン 伊藤瑛里子

エニイ・ボディズ 木内志奈

【シャーク団】

マリア 山本紗衣

アニタ 岡村美南

ロザリア 門田奈菜

コンスェーロ 八木絵巳子

テレシタ 村上今日子

フランシスカ 岸田実保

エステラ 多田毬奈

ベルナルド 萩原隆匡

チノ 林 晃平

ぺぺ 川野 翔

インディオ 河津修一

アンクシャス 楢原じゅんや

ファノ 佐々木玲旺

ニブルス 畠山翔太

【大人たち】

ドック 荒井 孝

シュランク 志村 要

クラプキ 荒木 勝

グラッド・ハンド 吉賀陶馬ワイス

【ソプラノ・ソロ】

片山美唯

ネタバレです。

よろしいですか??

最近はいつだって感覚的に久しぶりの、といった感です( =´ω`= )

けどソワレはほんとに久しぶり~♪

WSSは夜のが似合う気がするもの!Tonight!!

第1幕

午後5時

Prologue

前回はああ、あの方がよくお名前を見かける~程度であった大森ディーゼルをしっかり意識して見られて幸せだなと思います!

プロローグかな?と思うんですが、

三角形でリフ先導で踊り始めて段々踊る人が増えていくシーン、

シャープだったジェッツのダンスが最後列混ざった瞬間に男クサさ香るの超素敵でした!

初めて萩原ナルド見たんだけどナルホド前回公演時に皆さん見たいと言われてたわけだと!

絶妙な高校生の残り香のある魅力的な青年だなぁ(*´ω`*)

頑固さは子供故じゃなくベルナルドの性格らしくて、

皆ついて来い!と全身で語る絶対感!

男らしくて格好良すぎる!

しかも有名なポーズ超綺麗なんだもの!

ジェッツにしてもシャークスにしても

発想や言葉が子供なんだけど

見た目はもうそういったものが似合わない大人なんですよね。

過渡期なんでしょうね。

ベルナルドが1人で不当な扱い受けてる時とかみてると

強くもないし弱くもないんだなと思います。

ただの普通がないんだなぁと。

やられて静かでいられるような状態じゃないんだろうなと舞台からでしかないですが感じます。

理不尽すぎるけれど耐えるしかないなんて辛いですよね。

それも終わりが見えないだなんて。

Jet Song

ジェッツは川村さん以外パッと見てダンスの記憶残ってるのだからCATSって凄いなと!(笑)

ジェッツに限らないんですが個々人というより集団としての統一感がWSSは魅力的なのだなと思いました!

飛び出さず、足並みそろえてる美しさがありました!

そろえてるんだけど勿体なさがないのも素晴らしいですね^^*

WSS=岩崎リフのめちゃくちゃ可愛い「10時だっ!」なんですけど、

松島リフは前どうだっか定かでないので変わってないかもだけど

トニーに問われて考えずに素早く「10時だ」と答えてて頭の回転が早いんだなぁと思いました。

その後に喜びだすから言った時はトニーの思惑に気づいてないのだなぁと。

と、松島リフ見た気でいたのですが見ていなかったようです^^;

つまり松島リフが神永トニーが体育館に行くと決めたのに感ずいたのは「10時だ」と答えた後のトニーの台詞以降。

ベルナルドのように肌の色での差別ではないけれど

環境によっての差別があるから

苛立ちの種類が違う感じを受けます。

プエルトリコの移民はアメリカが過ごしやすい環境だけど

ポーランドの移民は過ごしやすい環境でも無い。

インタビューで見たけれど元々少年団の一人ひとりはとてもいい子なんだと感じる。

ただ自分を取り巻く様々な社会の要因によって良い行いでないことをしてしまうのだと思いました。

このあたりWSSはあまり大人が出てこない割に

ロミジュリの結論である大人たちが作り出した悲劇というのを表してると思う。

午後5時半

Something's Coming

神永トニーのまさに「このミュージカルには神が宿っている」の体現!

澄んだ歌声、夢見るぼんやり感…神永トニーは期待した通り素敵でした!

でもやっぱりトニーにしろ、ロミオにしろ考えなしで全然好きじゃないですね(笑)

トニーの何言ってるか謎な会話に付き合ってるリフの方が凄くいい人なんだなぁって思いますよね~

そういえば看板というかお店のドア塗り直してた。

6時

The Dance at the Gym

WSSのマンボ、アメリカ、クールの流れは怒涛の名曲攻めで、

かつダンスもテンション上がる振りなので素晴らしいなぁと思いました!

もうううううこれがテンション上がらずしていられるか!否!!

あとシェイクスピアはやっぱ偉大ですね~

両家が若者グループになってることで

大人がもたらした悲劇に限らず、自分達が悲劇を生みだしたと少年団が自覚できるように見えていいなと思います。

ロミジュリはなんとなく悪いのは大人たちとなる感じがするんですよね、

少年団と言いつつ実際少年でもない少年たちはもう大人たちのせいだと言える歳ではないですし、

きちんと自分の行動によって物事は動いていってしまう、行動に責任を持たなきゃいけないと学ぶべきというのもあるようで良いなと思います。

ピザのハーフ&ハーフみたく両方味わえておいしい!とマンボで思ったけど

ピザでぐわっと感情高まって熱くなることないのでピザは正しい例えではないなと思ったり。

上手下手で熱く繰り広げられるダンスバトル!

変わったと聞いてましたけど台詞や振りなど変わってないと感じることが多かったです。

変わっていないのにあんなに前回と違うんだものなぁ!

今回の舞台が生きてる感は凄いです!

知ってたけど今回改めてグラッドハンドの出番見て、出てる時間少ないなと思いました!

よくあの時間で前回勅使瓦さん気になったものよと思います~

けどワイスさんもアンナスレベルにスパイス効いてたから短時間で印象深く残る役なのかなぁ?

ワイスグラッドハンドは間取り持とうとしてるけど嘘臭さは薄い。

「面倒事はごめんだよ」という本心が透けずに包まれているからですかね?

勅使瓦グラッドハンドはビニールで本心包んでるようでしたもんね。

体育館で円になって!とグラッドハンドに促されて一歩踏み出すマリア、

エトセトラエトセトラエトセトラ…といいつつはけるベルナルド、

最後のシーンで手を差し伸べるマリア、

役者さんも多いからかキャッツを感じてしまうのです~

体育館での2つの円で回る様子と

Somewhereでシャークとジェッツが混ざり合って1つの円で回り合う様子が被って影響しあうの、

考えられて素敵って思う!

そういえば多分ディーゼル下手だから下手いると死角で見えない!

神永トニーかなり行動素早くて凄くそれが良いと思いました!

Maria

時間表示見て思ったけど大分長い間マリーアマリ―アと頭いっぱいだったんですね、それはヤバい!

11時

Tonight

バルコニーへ上がっていく時のトニーの王子様感が理想でした!

あのくらいキラキラしてるといいですよね~

そしてあのくらい、間とかない感じでキスするのもトニーっぽくて良いなぁと思いました。

山本マリアすっごく可愛らしくて、その可愛さを自覚してて自身持ってるとこもまた可愛くて素敵です!

この2人の世界観に委ねられるとこが神永トニーと山本マリアの心地良さです。

ベルナルドは格好良いけど融通が利かないから

アニタのように包んで本質見てあげる人はぴったりですね!

America

ひたすら格好良い!

元々体育館でも選ぶならシャークのダンス派なので

アメリカのダンスもめちゃくちゃ好きです!

見てるだけでかなり幸せ~♪

12時

Cool

岩崎さんは色々なとこで目にする機会多いから岩崎アクションってどんなふうなんだろう?と思っていたわけですが超アクションだった!

あんなにキレてる岩崎さん初めて見た!

初めて岩崎さんの演技凄いや~と思ったエビータを思い出すくらいには衝撃的でした!

すごくキレやすくて自分を抑えられなくて甘えてるとこがあったのに、ですよ!

このCoolを受け継いでジェッツをまとめていくアクション泣ける。

リフをされてる方だからこその味わいというような気もして好き!

グラジェラたちの振りも体育館から大好きです~!

女性が格好良すぎて好きです( ´艸`)

翌日午後5時半

One Hand, One Heart

6時

Tonight (Quintet)

バルコニー活用は見やすくていいですね!!

それと照明が美しい。

9時

The Rumble

違和感のない結末で衝撃がすとんと残りました。

一幕終わりはエニィボディズが愛しい...

木内エニィボディズ、前回より更に深まりを感じる気がしました!

違和感なく存在されている気がして。

ジェッツに入りたい認めてもらいたいという面と

女性に感情移入する面と

中立ではないんだけどどっちつかずなとこが…今思ったけどちょっとマキューシオ?

あああああああWSS超舞台って感じ!

凄い生きてる感じ!

だから好きなんだよ舞台はっていう!

なんとしてももう一回ねじ込んで観に行こうと思う幕間!!

この舞台がすごくすごくただただ良いというのに尽きて、一瞬一瞬がきらめくーー!!

第2幕

幕間あけてすぐ、幕が上がるまで音楽オンリータイムですけど

やっぱりコントラバスが見えるのだもの見てしまうわけで!

コントラバスの音が聞き分けやすいから聞いてしまうわけで!

つまりはすごく楽しい!!

9時15分

I Feel Pretty

Somewhere

Somewhere、曖昧にしか覚えてなかったんだけど、

え、めっちゃ大森さんおいしい…と思いまして(笑)

パンフの稽古写真もパッと見てSomewhereだなとあふれる幸福感から思いました!

あの写真とっても可愛いと思う!

Somewhereで最初の方、6人くらいで踊ってる時(ビッグサークル)の黒髪の女性のダンスが好きです!

あとSomewhereの大森さん見てたからか、

LKの愛を感じてやS&Dのサークルオブライフのような感じがしますよね。

抽象的な愛や幸せを示す踊り。

あんまり血の表現って好きじゃないんだけど、

WSSにおいてはJCSジャポのような衝撃と抽象さがあって、

色濃く残るわりに曖昧にうつって受け止められる^^

白というのは良くも映るけれど恐さを伴う色でもある気がして。

Procession and Nightmare

10時

Gee, Officer Krupke

高橋ビッグディールのクラプキ~の時に

後ろで動いてるのが猫のご馳走リレーみたいだなぁこれ注目してたらめっちゃ楽しいんだろうなぁと思いました(笑)

あれはいくら見ても飽きないとこな気が!

高橋さんはかなり万能そうで今後どんな役されるんだろなって思いますね!

ミストの時も思うけど岩崎さんの身体起き上がる様子とても素敵ですよね!

クラプキ~での皆床の方へ倒れていってまた起き上がるの、

全員綺麗なんだけど岩崎アクションを視界に入れておきたくなります!

友人故に横井ベイビージョーンは視界にずっと入れておりました。

話し方や歌声変わった気が?とてもクリアで聞きとりやすいと思いました^^*

おかげでしばらく踊りはそうっぽいけれど本当に横井さんか?と悩むくらいでした。

11時半

A Boy Like That

I Have Love

いやぁ~愛してたなら知ってるでしょう?ってアニタに言うのは酷ですよねぇ

マリアはやっぱり幼い考えがあるなぁと思います。

薬屋へ行くアニタは出来た人どころじゃないですよ。

なんて人として素晴らしい人なのだろうと思います。

もっと悲しんでいいのに重いですね。

11時40分

Taunting Scene

ここアニタがお店へ向かっただけでも既に泣けたのに

会話やされたことがひど過ぎてひたすら涙が止まりませんでした;;

11時50分

12時

今日のWSSは私にとってすごくガツンときたのです。

これだから観劇はやめられないと思える一瞬であったと思います!

ああ舞台は愛しいなぁと思えるときに出会えて幸せฅ´ω`ฅ幸せはここにあって幸せ。

ええええええええええ今!WSS動画見たんだけどこれええええええええええ!

勅使瓦さんですよねうわああああああなんてこと!!!!

気づかなかったーーー!

「疾走する肉体」の「にくたいぃ」というのがらしくて!

「伝説は今 生まれ変わる」は「伝説は今ぁ 生まれ変わる」

この「今ぁ」の「ぁ」の間!!

好きですね、私は!

なんかよくよく聞くと勅使瓦さんは永野善一さん的な声の魅力がある気がします!

つい何度も聞いてしまいます、スルメです\(^_^)/