珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~-2016/06/07-

2016/06/07(火)マチネ

シアタークリエ

 

 

<スタッフ>
脚本・歌詞:スチュアート・ロス
音楽・歌詞:デボラ・バーシャ
歌詞:アイラ・ガスマン
演出:岸谷五朗
訳詞:小林香
振付:大村俊介(SHUN)、原田薫

<出演>
柿澤勇人

平間壮一

知念里奈

松下洸平

Spi

Miz

大村俊介(SHUN) 

汐美真帆

エリアンナ

香取新一

加藤真央

MARU

戸室政勝

おごせいくこ

ジェイク 大西 由馬

ミカイラ 伊東 佑真

ライニ 新井 夢乃

 


<あらすじ>
キース(柿澤勇人)は、自分の居場所を求めて
故郷のペンシルベニアからNYに出てくるも、初めての都会での生活に翻弄される。
友人のツェン・クワン・チー(平間壮一)、アシスタントのアマンダ(知念里奈)、
恋人のカルロス(松下洸平)、そして自身が美術を教える3人の子供たちに囲まれて
アートに没頭する彼は、名声を得てもなお自分が信じる世界を探求し苦悩の日々を送る。
病に冒され、31歳の若さでこの世を去ったキースが、
全速力で駆け回り、追い求め続けたものとは。

https://okepi.net/kangeki/906#:~:text=%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BD%B9%E3%81%AB%E6%9F%BF,%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%81%A7%E4%B8%8A%E6%BC%94%E4%B8%AD%EF%BC%81

 

 

 

 

 

『ラディアント・ベイビー』プロモーション舞台映像

 

 

 

ロビーに飾られていた絵

 

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

パンフかわいい

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

こういうのを衝動買いというのだなと自覚する。

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

 

 

「ラディアントベイビー」観てきました!

もう元々キースヘリングの絵が理由なく直感で好きなので1年くらい前?から楽しみにしてたんです~♪

舞台セットが中村キースヘリング美術館の内部のように絵で囲まれてて凄い空間!

さすが総合芸術って思う(*´ω`*)

パンフにもある通り一幕の駆け抜けるスピード感、

二幕の立ち止まりとそこからのダッシュ

そして二幕で思いがけず、これまた理由なく涙があふれてくるんです。

特に何を思っているわけじゃないんだけど自然に感情が溢れてくる感覚。

 

この舞台は感覚的な舞台な気がします。

セリフが聞こえなかったとかあんまり気にしないで雑音と思えるくらいの方がいい気がする。

勿論ちゃんと聞きとれれば意味はあるのですけれども

雑音の不快感が感じ取れればそれでOKな感じもあると思うのも事実。

 

アンディ・ウォーホールも展覧会行くくらいには好きなので

この作品の出演の仕方はあんまり好きではないなぁとは思います。

キース・へリングウォーホール尊敬されてたようだし

あんな風に言ってくる存在だったんだろうか??

それとは関係なくウォーホールの作品もそうだけど街(日常の中)にあるからこそ生きる芸術

ですよね2人とも!

ウォーホールの展覧会行った時のアレ?これ違う感は

美術館に並べられてしまっているからだろうなと前思ったのです。

日常の中で目にするからこそのArtな気がする。

 

平間さんがパンフでFROGSと答えてらして、

私映像でしかあの作品知らないから凄く見たかったなぁという感情を思い出しました!

平間さんは今回のクワンも本当に心から明るくなる踊りで見ていて楽しいですよね!

裏ガエルのカケルかな?それ思い出しています。

服、毛沢東と聞いてそれか~!と思いました。

あの服はパッと見てヘタリアと思ったので。

 

岸谷さんがNYに実際に行った経験は存分に活かされている舞台なのだろうなと感じました~

特にパラダイス!

私はディスコ知らないのであんななのかなといった印象ですがリアルに感じます。

 

時間に追われたり、

忙しいという言葉が表すように心を亡くしたり、

辛いと思う部分は人それぞれだとしても辛いことは日々あると思うのです。

人のペースに合わせなきゃいけない、のまれてしまうと非常に疲れます。

立ち止まりたいと思ってもなかなか立ち止まれない上に

辛いと言いたくても、周りも忙しくて気づかえないそういうことあります。

また反対にどうしようもなく甘やかしてくれる人もいたりします。

観ていつも以上に考えるのだけど感謝は伝えすぎるってことないと思う。

必ず感謝の気持ちは思ったら即伝える、それは大切だなと思います。

 

好きなものなんて直感でしかないし、

私は気づくのが遅いので何でも始まりが曖昧なのだけど、

多分キースヘリングは

何度洗濯しても数年着続けられるくらい無駄に生地が丈夫だった或るブランドキッズTシャツで

だから、その時は知らないわけだけど身近にArt感じられていたのだと思いますよね。

 

松下さんは見たことないはずなんだけど何故か既視感…なぜだろう?

凄く強気で迫ってきて急速に間を詰めてきたのはカルロスなのに

キース・へリングが忙しさから振りむけなくなると執着心が見えるの、

最初と途中の立場が逆になっているように見えて

カルロスはすごくキースが好きなんだと分かる。

カルロスを最後まで愛し続けたというキースはカルロスと違ってあまり見えないけれど

好きだからこそ離れた後も思い出している(一幕最初の方で)のだなぁと思いました。

 

キース・へリング自体のことだけど

プティ作品の舞台セット手掛けてらっしゃるんですね!

見てみたい!!

 

ダンスの振りが見覚えあったので見てみたら

怪盗セブンでは確実に見ていることに気が付きました。

なんだろう?あまり好きと思わない系統のダンスなんだけど

私格好良いなぁと思ったので系統とかやっぱり関係ないのだなと思う今。

アミューズの方々は馴染みあるダンスなのかな?

平間さんが水を得た魚に見えました^^*

 

映像を映し出すのはニューヨークの街や分かりづらいところの補足や

キースへリングの作品をもっと紹介するのに分かりやすく

かつ格好良くアメリカらしく思えました。

 

アマンダは最初すごく感じ悪く感じる。

立ち止まって自分を立て直している時に

論理的に社会のペースを与えられると

全部放り出して逃げたくなるだろうなぁと思いました。

だけど段々スポットライトがキースからズレてアマンダにあたった時、

キースのことを彼女なりに心配して温かく見守り支えていたんだなと気づけました。

目線が変われば見えてくることもあるのだなと思います。

 

キース、クワン、カルロスが感情的に動くところを

アマンダは頭で考えて動く。

ひとり浮く様子が分かりやすかったです!

アマンダは立ち位置難しそうですね;;

 

でもなによりキース・へリングはずーっと舞台にいる。

出てる時は急発進、急停止の繰り返しのようです。

 

そういえばふとライオンキングが浮かぶ時がある。

 

 

 

 

いっぱい書きたくて残したくて仕方ないものあるんだけど

それらを放っておいても書きたくなるくらいなのだから

私にとって影響大きい作品のような気がしています。

もう一度観たい気もする…

出会えて良かったです、ありがとうございました!!