珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

 

キャストさん

ニュート・スキャマンダー - エディ・レッドメイン宮野真守

ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン - キャサリン・ウォーターストン伊藤静

ジェイコブ・コワルスキー - ダン・フォグラー(間宮康弘

クイニー・ゴールドスタイン - アリソン・スドル(遠藤綾

パーシバル・グレイブス - コリン・ファレル津田健次郎

ラフィーナ・ピッカリー - カルメン・イジョゴ(深見梨加

クリーデンス・ベアボーン - エズラ・ミラー(武藤正史)

メアリー・ルー・ベアボーン - サマンサ・モートン佐々木優子

ナーラク - ロン・パールマン大友龍三郎

ヘンリー・ショー・シニア - ジョン・ヴォイト堀勝之祐

ヘンリー・ショー・ジュニア -土田大

ラングドン・ショー - (小林親弘)

モデスティ・ベアボーン - フェイス・ウッド=ブラグローブ(宇山玲加

チャスティティ・ベアボーン - 川上彩

ギルバート・ビングリー - ピーター・ブライトメイヤー(小島敏彦)

レッド - ダン・ヘダヤ(堀越富三郎)

アバナシー - (粟野志門)

エスポジト夫人 - (杉浦慶子)

ハインリヒ・エバーシュタット - マーティン・オーエルベーマン(長谷川敦央)

マダム・ヤ・ジョウ - (土井真理)

サム - マシュー・ウィルソン(落合福嗣

リタ・レストレンジ - ゾーイ・クラヴィッツ

ゲラート・グリンデルバルド - ジョニー・デップ平田広明

 

 

 

ネタバレです。

よろしいでしょうか。

 

  • 平田さんと大友さんの出演シーンのインパク
 公開時、平田広明さんが吹き替えされていると聞いてそもそも観に行こうと思っていました。ですが新春浅草歌舞伎見たさに結局機会を逃してしまいました。(とはいえそこは悔いなしです!)そうして最近、ワンピースにハマりましてクロコダイル役の大友龍三郎さんが気になり、ちょちょっと出演作調べたところ、ファンタビに出てらしてるのに気づいてさくっと借りてきました。
 
 見始めてしばらく、半分過ぎる、話も終盤…出てこない。待てども出てこず映画最初から聞き逃すまいと耳に(比較的)集中しているこちらとしては待ち遠しすぎるわけです。やっとハッ…!としたのはダイアゴン横丁のように入り方に手順のある扉に隠されたバーにいるナーラクさんの一声。深い低い悪の似合う声で、バーの薄暗い雰囲気を味方に格好良くキメてる…というより自然にキマっている。主人公に感情移入して見ているとナーラクが通報したおかげでニュート達はピンチになるので怒ったり、嫌な気持になったりするのかもしれません。でも私は元々大友さん見たさに見ているので見た目通り悪の世界で生き、馴れ合うつもりはねぇんだよといった展開は楽しみに求めていたものですからこれが見たかったのだ…!と大変満たされました。でももしナーラク良い人だったとしてもこんな悪い見た目なのになんて良い人…!とテンション上がることでしょう(笑)加えてナーラクは悪どい笑顔が忘れられないくらい良い表情です、嬉しい!だからこそ出番超少ないですね、惜しい(笑)
 ナーラクの功績としてもう一つ。ナナフシみたいな鍵を開けるのが得意な生物のめんこさを知らしめるところ。ナーラクが欲しがらなかったらニュートに懐いたナナフシっぽい子は縋り付いて嫌だぁーーーってならないわけです。あれ可愛いですよね。
 
 まず平田さんはジョニーデップさんの吹き替えをされている、それはご存知なわけです。で、ジョニーデップさんの顔は私でも知ってる。
 次に津田健次郎さん(以下つんちょ)が吹き替えされてるキャラがいるのは声聞いて分かりました、これはつんちょだなと。で、つんちょのキャラ(グレイブス)は行動がおかしいと結構初期から多分皆気づくように描かれてると思う。あの少年に近づいてより違和感を感じるわけです。これも皆思うのかもしれないけどこのグレイブスの中身はグリンデルバルトなんかなぁと途中で疑いだします。最後の最後、やっと魔法で変装解かれて出てきたグリンデルバルトの台詞は二言三言で終わり!でもその二言三言が凄い!!グレイブスさん(つんちょ)の口調が反映されて違和感なく繋がってるのです。あれ凄いですね~私3度くらいとりあえず聞いておきました。が、今思うと少なかったかもなぁ…もっと聞いとけばよかった。ファンタビ連作らしいので今後のグリンデルバルトの口調が気になります。
 
 大友さんも平田さんも思ったより出番少ないんですが、楽しみにして見てみて良かったなと思えます。
 映画は最近になってやっと物語や内容に惹かれて見に行くことも増えました。でもやっぱり吹き替えが理由で見に行くことも事実多い。そういうきっかけの人は多いのか、少ないのか分かりませんが、おかげさまで作品に出会え、世界が広がることとなり有難いことだと感じます。
 
  • 初めて賢者の石を見た気持ちを思い出し重ねる
 初めて賢者の石を見た時、先に本は読んでいてダイアゴン横丁は頭の中で見ていたのに予想もしなかったわくわくするダイアゴン横丁が映画には映っていました。私の頭の方が現実的だったのです。遊園地の入り口を抜けた時の抑えきれないわくわくにも似た気持ちを味わいました。今だって夢を見てないわけではないけれど夢を作り出す側の気持ちも見てしまうのかもしれない。もしくはそもそも私は成長していなくて相変わらず現実的な想像してるのかもしれない(笑)ファンタビの光景見ていると今、これを見る幼い子たちは私がわくわくしたように魔法の世界に入るのかなぁと思いました。
 ちなみに今回私が一番怖れと共にわくわくしたのはアメリカの魔法省みたいなとこです。エレベーターなど妙にレトロチックなのに入ってすぐ、首をグイッと上げて見上げるほど高いところまで階のある吹き抜けにわくわくします。あの受け入れる気のなさそうな高圧的で冷徹な雰囲気は怖くも高揚しますね。そして日本のビル群(全て新しめの高層ビル群)を見た時のような〝現実にもあるんじゃないか?〟と思えるところが作用してるところもあるかもしれません。ちなみに私が想像した街は大阪駅周辺です。
 
 
 
 
 
ハイライトとして書いた後に細かく箇条書きしようかなぁと思ったら書きたいこと書き終わりました(笑)偏った見方してるんだろうなぁ、とは思えども。