珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

シャーロックホームズ「青いガーネット」「六つのナポレオン」朗読CD

青いガーネット

ホームズ 小川真司

ワトスン 永井一郎

ヘンリ・ベイカー 八奈見乗児

ピータースン 田中亮一

ウィンディゲート 佐藤正治

ブレッキンリッジ 納谷六朗

ジェームズ・ライダー 古川登志夫

 

六つのナポレオン

ホームズ 小川真司

ワトスン 永井一郎

レストレード警部 内海賢二

ホレース・ハーカー 三田松五郎

ゲルダ商会の支配人 大友龍三郎

モース・ハドソン 田の中勇

ジョサイヤ・ブラウン 塩谷浩三

サンドフォード 三田松五郎

 

まず、シャーロックホームズ朗読CD、新潮からのものらしいです。

どうぞ探して聞いてください、お勧めいたします。

 

次に、シャーロックホームズはミステリーです。

ミステリーは謎解きをするのが醍醐味という方には

これ以降一切読んでいただきたくないです。

何故なら私はミステリーで謎解きをしません、なのでネタバレを気にしません。

ポロッと口を滑らすどころか、思い切り口にしてしまっているかもしれません。

でも私は謎に興味がないので配慮というのをしかねます。

 

 

再度、お願いしますが

ミステリーは謎解きをするのが醍醐味という方はご遠慮ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

青いガーネット

ホームズ 小川真司

ワトスン 永井一郎

ヘンリ・ベイカー 八奈見乗児

ピータースン 田中亮一

ウィンディゲート 佐藤正治

ブレッキンリッジ 納谷六朗

ジェームズ・ライダー 古川登志夫

 

 ホームズはあまりにもスラスラ推理するので

ほんあ〜と優しく驚いてみせるワトスンの人の良さが印象深いというもの。

それも決して私がホームズに抱く感情はこの時点で感じられない様子が

またワトスンの包容力といったものですよね。

 

逆にあまりも当たり前のように事を言うからホームズの口調は

イラりとするという感情もまた正しく本を読んだ感情のままというもの。

私がホームズを読んだのは小学生くらいだから

大人とは何て遠い未来…

こんな風に頭の良い人や泳ぎの早い人が大人というものなんだなぁ…!

という届かない憧れが強くて年上の方への尊敬を本の中へも用いていました。

ホームズやワトスン…まぁ大体の登場人物に憧れを持つわけです。

だから今そのまま尊敬の気持ちをもって聞けるのです(笑)

…今初めて聞いたとしたら同じ気持ちは持たないんだろうなぁと思いながら。

なんとなく経験かもだけど凄い人だけれども?と引いて見ずにはいられないのかもしれない。

 

 

なるほどーーーー!!

ずっとホームズの「~だぜ。」が読んでいて謎だったんですが

こう、聞いてみるとすんなりと「~だぜ。」なんである。

「~だぜ?」じゃなく「~だぜ。」なんである。

ストンと落ちますね!

ちなみにどうでもいいけど私は創元推理文庫のシャーロックホームズを全部読んでいて、

多少ハヤカワのも読んでます、あと青い鳥かな?

創元推理文庫のは口調が多少古い感じがしてなんか格好良いと読んでいた記憶があります。

その中で理知的で聡明なホームズが「~だぜ。」という語尾をワトスンに使う違和感。

いくら友達だといえどもホームズがそういう口調で話すんだろうか?っていう違和感。

子供ながら何度も繰り返し考えて「~だぜ。」が出てくる度に戸惑っていました。

いやはや時が経って、こう、聞いてしまえばなんてことない「~だぜ。」なんですが。

とはいえ未だに私の中に解決される口調は持ち合わせていないから

聞いてスラリと流れていく小川ホームズの「~だぜ。」を聞けて私はすごく嬉しい。

 

 

ライダーの暗さと動揺。

あんまりにも出会った時と話し始めたライダーの声が違うんで。

ライダーのお姉さんの大雑把な口調。

ライダーが登場する前に話を思い出したわけじゃないけれども

大体は予想がついていて思った通りだったわけです。

ライダーは確かに良い人だなと思うわけです、

何故ならなんでか借りてきた二枚のCDが似たようなトリックの事件だったんで

犯人比較が出来るからです。

ベッポは犯罪を重ねている人、ライダーはホームズの言うように今後きっとずっと反省して生きていく人。

 

このCDは古川さんのライダーが聞きたくて借りたんでじっくり聞けて嬉しかったです。

「六つのナポレオン」と比べると登場人物が少なくわかりやすい、

古川さんのおかげもあって声に高低差があるから聞き分けやすいです。

 

 

 

六つのナポレオン

ホームズ 小川真司

ワトスン 永井一郎

レストレード警部 内海賢二

ホレース・ハーカー 三田松五郎

ゲルダ商会の支配人 大友龍三郎

モース・ハドソン 田の中勇

ジョサイヤ・ブラウン 塩谷浩三

サンドフォード 三田松五郎

 

さっき書いたけど同じような事件だったんですよね、びっくり!

意図的にこのCDは後にしていたんですけど

この事件は初めて読んだ時に唯一自然に解けてしまった事件で覚えていました。

なんで解けたかと言えば私が生きているのはシャーロックホームズの書かれた幾年も後だから

オマージュ作品、トリックを使った作品が沢山あるわけです。

全くおんなじ行動をしていた作品を読んでいたからすぐ分かりました。

 

ホームズはパズルのピースをちみちみはめていくわけですが

ポアロはそういうのめっちゃ馬鹿にしますよね。

ホームズが偉大すぎるから超えるの大変なんだろうなぁとは

探偵ではないルパン読んでも思うわけですが。

 

狩猟用の鞭とは?

 

役柄的に印象深いのもあるかもですが

やっぱり記者だからかホレース・ハーカー氏は人当たり良い人物ですよね。

 

先ほどと同じですがこのCDを聞きたかったのは

ゲルダ商会の支配人の大友龍三郎さんを聞きたかったからです。

まだあんまり大友さんの演じられてる役を見聞き出来ていないので

身分がそんなに高くない商人の声は聴けるのが大変嬉しいです^^

記憶のコレクション棚に大切にしまっておきたい~!