珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ノートルダムの鐘-2018/06/09-

2018/06/09(土)マチネ

神奈川芸術劇場

 

キャストさん

カジモド              飯田達郎

フロロー              野中万寿夫

エスメラルダ      宮田 愛

フィーバス          佐久間 仁

クロパン              阿部よしつぐ

 

【男性アンサンブル】

塚田拓也

安部三博

村山 剛

賀山祐介

佐瀨龍城

平良交一

手島章平

大木智貴

 

【女性アンサンブル】

平木萌子

村木佑衣

吉田絢香

小島由夏

 

【男性クワイヤ(聖歌隊)】

永井崇多宏

白山博基

見付祐一

日浦眞矩

青井緑平

澤村楽人

河野陽介

山﨑聡一郎

 

【女性クワイヤ(聖歌隊)】

遠山美樹

片山美唯

青栁歌奈

潮﨑亜耶

町島智子

北野有希依

吉田瑛美

織笠里佳子

 

 

 

ネタバレです。

 

よろしいですか?

 

https://www.instagram.com/p/BkHEHKVFQd2/

Instagram post by @akane_akaruiphoto • Jun 17, 2018 at 3:17am UTC

「オーリム」から「ノートルダムの鐘」に移り変わり・クレッシェンドの

一気に鳥肌が立つような静かで圧倒的かつざわりとする人間み。

これから何度見ても掴まれてしまう気がする。 

 

この公演観に行くきっかけはソング&ダンス65です!

あまりにも身一つで感動する凄さを感じまして!!

どんな舞台もステージがあってその上に立って全身で表現されてて、なんですけど

何なんだろう??改めてハイクオリティに驚く?

ミュージカル誘う時にも、私が買う時もチケットの値段的には安いなと言って買うものじゃないです。

でも途中でもう値段分の感動は得たと思って、それ以上の喜びを見せてもらえる、

そう思える作品に出会えたら欲張りだから作品を見てそう思いたいな~と思うんですよね(笑)

とにかくミュージカルが観たくなって何見ようかな~と見た結果選びました!

 

 

何度めかのカテコで

エスメラルダの後に奥から颯爽と軽やかに走ってくる野中さん格好良すぎですよね!!

それでもってはけて見えなくなるギリギリまで手を振ってくださるんだけどその可愛さ〜

すごい('、3_ヽ)_

 

野中フロロー初めて見たんだけど、

マントを取ってからの青年フロローの声が

純真で年相応の元気と快活さのある可愛い声にガラリと変わって時を越えたというか、

役に入ったというかとハッとするくらい分かるの凄いしかわいい…

野中さん見た目が明らか青年ではないと思うんです、パッと見て。

なのにあのマントを翻し、くるりと回って振り向いたその人は青年クロードなんです!

あの若さ!若さによる無敵感と言いますか、なんでも出来る夢見た眼差し。

明るく未来を見つめる清々しさ、全然今までと違うんだもんほんとびっくりする好き。

 

物語の終わり、

達郎カジモドからなだらかにカジモドを演ずる人に変わる静かさ、故の鮮やかさ。

役ではなく台詞で物語を語るあの姿に魅せられてしまう。

ここが印象的なのは初見のミュージカルなのにストプレのようだなという感想そのままだと思います。

言葉が沁みるように語り掛けられている心地が強いからです。

カジモドの話しづらそうな実際の発音と心の澄んだ声の二重に聞こえる言葉。

あの感覚は自分で録音した自分の声を聞いた時のようで

私はこんな声だったのかと自分では思うけど

当たり前ですが他人はいつも通りだよっていうやつ。

 

宮田エスメラルダ見られて嬉しかった〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

歌声の格好良さや踊りの…あの回る時の軸にしてない足(曲げている足)の美しさが目に焼きついた!!

めちゃくちゃ綺麗〜と思って!

私かなり宮田さんが好きなので拝見出来るのを楽しみにしてました!!

キャス変でめちゃくちゃ嬉しかったです^^

「ブルーなブルース」やCFYのポリーの格好良さはアメリカっぽい感じのクールだけど

エスメラルダは感情豊かで意志の強い目に射抜かれる格好良さといいますか、

フロローもいうけれど頭がいいから危うい綱も渡ろうとするところありますよね。

 

阿部クロパンは仲間は見捨てないという思いが強いように思われるけれど

「英雄クロパンだ!」であゝもうクロパン好き~ってなるよね(´ฅωฅ`)

奇跡御殿で仲間が(「クロパンは捕まらない!」かな?と)言っていたのから、

こうやって今までも仲間を助けて守ってきたのかなぁ格好良いなぁと思います。

信頼を得るって一瞬じゃないもんね、行いの重なりの中での評価じゃない?

あともしかしたら間違いかもですが

クロパンは「あんたを思ってのことだぞ?(だっけ)」とか注意はするけど

仲間が失敗してしまったことを咎める言葉言うシーンなくない?

失敗したことや悪い点について非難するのは簡単だけれど

今、この悪状況下で非難するのが最善ではないと知って考えての行動なのか、

そもそも非難をしない人柄なのか分からないですけれど

私はそういうところが素敵だなぁと思います。

大体だけど失敗した本人は一番失敗したなぁ~と思ってるんだからわざわざ言う必要ないもんね、

そういうピンチをどうにか救ってくれる・フォローが信頼なんだろうと思います。

だからこそトプシー・ターヴィー・デーで

望んでいない面倒な騒ぎになってしまった時に

カジモドを王様にして丸く収めるため、ジプシーに指示してキスさせたりして

パリの民衆たちが自分たちジプシーに及ばぬようにする。

カジモドにキスしに行くのもクロパンの指示だからという感じですよね。

そこまでの信頼って凄すぎない?

阿部クロパンの仕草がバレエっぽいなぁと色々なシーンで思ったんだけど

バレエなんだろか??

 

平良さんの声、スパイスがめちゃくちゃハマってらっしゃるし

この作品にぴったりですよね、誰しも好きになると思う!

 

石の柵かな?あれやりたい…(笑)

 

「石の聖人よ~(しゅ~ご~、しんっ)」注目しちゃうよね(笑)

 

アフロディージアスを知りたい。

 

失敗誰しもするとは思っても落ち込む失敗もある。

もう反省に次ぐ反省で観劇日の朝頃まで立ち直れなかったんだけど

CATS先行では流石に思い出してなどいられないから無理やり切り替えるきっかけになったし、

ノートルダムの鐘は取り返しがつかない訳じゃないなら真摯に謝るべきだ、と

頭では思っていても納得しづらかったこと・心が前へ向かなかったことと向き合えました。

ありがとうございました、感謝!

失敗は失敗でもう変わんないけど、今度しないように学ぶかだし

それを行動で示すかだと思っています。

観劇日は事前に選ぶから自分の気持ちとこんなにぴったりな作品なの

偶然ですけど予定入れていて良かったと思いました!