珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

「七月に流れる花」「八月は冷たい城」

 

 

いつもの文庫より薄いのに

少しずつ読み進めた

『七月に流れる花』

街のみんなが知っている

“みどりおとこ”に誘われて

夏の城で行われる

少女たちの風変わりな林間学校

 

鐘が1度鳴ったら集合し食事をする

鐘が3度鳴ったら

お地蔵さんの前で手をあわせる

川に流れてくる花を見たらノートに記録する

 

風変わりなルールと自由な時間

のんびりとした時間の中で

突如参加者が消える事件が起こる

不可解なことばかりの林間学校に

パニックになっていく…

振り返りながら明かされる事実に

読み終わっても納得できません(笑)

え?何終わったみたいになってるの?

終わってないじゃん!

とすぐさま買ってきました

『八月は冷たい城』

好奇心そのまま一気に読みました

そして読み終わったら

ひたすら身体が固まる怖さ…

無意味にテレビをつけて流れる声に

身体が弛緩していきました怖かった(´ฅωฅ`)

七月〜と同時期に塀を隔てた場所で行われる

少年たちの林間学校

 

少年たちはみんな理解して参加している

だからこそ起こる出来事

そして

“みどりおとこ”とは?に迫る

 時々読んだらめちゃくちゃ苦手だった系に

当たってしまうのは仕方ない

けれど

すごく苦手だという感想は

とても心に残るから厄介です

 

七月だけなら好きだった…

謎は分からないくらいで

止めとけば良いのかも知れない、

止めませんが