珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

でも未来には君がいる-2013/08/15-

2013/08/15(木)マチネ

青山円形劇場

座席 G-7

キャストさん

亞斗夢:高橋 広樹

ピー助:進藤 学

八牛:二瓶 拓也

安藤:小野 健斗

神埼:鮎川 太陽

矢吹:宮垣 祐也

佐久間:我 善導

瀬戸:岩渕 敏司

カンイチ:岩本達郎

里中/歌留多:井上 和彦

思いきりネタバレです。

観劇されていない方は全くお勧めしません、

よろしいですか?

順序無視です、すみません。

なにこれ私幸せ...(*ノv`)

「でも未来には君がいる」好きな感じでした。

あまりにも良くて勢いでDVD買ってしまったよ(笑)

時間さえあればチケ欲しかったです><

それにしても円形劇場でのダンスの映え具合は素晴らしいですね!3割増しくらいには見えます!!

青山円形劇場初めてだったのですけどこの劇場は面白いですね~

席が最前だったこともあり尚更円形という特色を体感できたと思います!

通路を役者さんが走り抜けたり、正面の無い見せ方…

だんだん謎が解けていくのが快感です。

芝居多めのダンス、歌ありミュージカルって感じ。

ストーリーも良かったので楽しかったです♪

レイネットがそうなのか…乱童でも思いましたが結果明るくて白黒つかないところが良いですね^^

主演が広樹さんということで行ったけれどなにもかも予想以上でした、嬉しい出会い^^

【服装】

最初の三人

黒い帽子にスーツかな?びしっとした服装。

アトム

黒いジャケットに白黒い模様の布がついてる。

ジャケットの下には基本は白で下にいくにつれて灰色が濃くなっていくTシャツ。

薄い色のジーパン。

尖がってるけど鋭利でない靴、茶か黒か。

里中

青いメガネ、紫の服。黄色いシャツ?これは自信ない。

神埼

灰色の上下スーツ、白Yシャツ。

18?センチ

瀬戸、

白シャツ、ループタイ、灰色の再生紙みたいな柄の服。

165センチ

安藤

柳風の髪型。

黒いパンツに黒いベスト、白シャツ。

八牛

緑のポロシャツ、白っぽいパンツ。

ピー助

半袖ガラシャツ、白タンクかTシャツ?

カンイチ

白いジャケット、多分白いパンツ。

矢吹

ワインレッドのYシャツにサスペンダー、多分灰色パンツ。

歌留多

灰色ベストにパンツだったはず。

伊藤先生に見せた時の衣装

黒いトレンチコートに黒いハットの四人。

アトムはさっき言った衣装の上にコートだけど

皆はガラシャツに黒いパンツかな?エビータのよう。

【まとめ】

アトム

演出家兼振付家。

演出家として復活公演の通しをしているが今回は寝てしまうほど面白くないミュージカル。

ダメ出しはせずとりあえず褒めとく方針の演出家になっている。

なぜならば昔「客が何を見たいかじゃない、俺が何を見せたいかだ。」とこだわっていた作り方で「そんなにいうならお前がやってみろよ」と役者にキレられて舞台が破綻してしまったから。

仕事がなくなった後、復活公演を持ちかけたのは里中。

その為、里中に恩返しをしたいと思っている。

八牛、

医学生で夏休み中。

七馬という漫画家が師匠で勝手に八牛というペンネームで活動している。

東京に来て窓の外の東京ではなく未来の東京を描く不思議ちゃん。

正直アトムを救えたのは頭がいい+この自由でズレた発想だと言えると思う。

だって的を得ているようで何を根拠に?って感じの推測ですよね

アトムは藁にすがってるんでしょうけど。

安藤、

朝鮮出身

いつか書こうと思っている日記帳を大事に持っている。

まともなようで大事なところで何か変な行動をする。

歌留多の飲み屋で働いている。

ダンスは盆踊りのような腕前なのから考えて経験がないのかもしれない。

ピー助、

アメリカに渡りエンターテナーになりたい。

歌留多の甥。

歌留多に世話になったのでこれ以上世話をかけたくないと思ってしまう優しい青年。

プレゼントにと盗品の横流しを企てる。

その後、自身の渡米資金と歌留多に借りを返すため現金輸送車を襲うことを計画。

カンイチと矢吹

アーニーパイル劇場のダンサー。

つまり観客は日本人ではなくアメリカ人。

舞台には2013という文字。

それと黒い布をかけられた箱のようなものがある。

時計のカチコチという音が鳴り出して段々大きくなっていく

女性の歌声でテーマ曲が流れる。

舞台の端に溝があり、私の前には宮垣さん。

鮎川さん、岩渕さんが均等の間隔を持って立つ、で歩き出す。

宮垣さん早歩き。

鮎川さんめっちゃ遅い。

刑事普通

で歩む。

なんだか時間を表しているように感じられた。

人を追い越すとき追い越される人はくるりと回る。

暗転すると椅子に座ったアトムがいる。

パンフ見た時から違和感を覚えた。

「客が何を見たいかじゃない、俺が何を見せたいかだ。」

しきりに言ってたけど私もこれは違うと思う。

歌留多の意見を取り入れるのがいいと思うな。

タバコ吸いに来たアトムは日記を読む。

アトムが去った後、里中はテーマ曲歌う。

しっとり。

井上さんの余裕と優しげで落ち着くイメージはピッタリ。

日記読んでる途中、くしゃみしてタイムスリップGO!

一転舞台は1950の日比谷へ。

警察の張り込み現場。

瀬戸と神埼が双眼鏡で睨んでる。

瀬戸何か見つけ追いかけようと動き出すが神埼は足しびれる(笑)

「お前は足長すぎなんだよ」と瀬戸は言いつつ、箱へ足置く。

すると足つっちゃう瀬戸(笑)

瀬戸さんは「足短すぎなんですよ」というようなこと言う神埼。

神埼はとりあえずデカイ!

洋風の飲み屋。

安藤、八牛、ピー助がいる。

八牛がデッキブラシをマイクのように持ち、歌いながら登場。

ピー助はそれとなくいる。

準備中なのに安藤に絡むピー助。

自由な八牛。

学さんはあの発声が普通なのかな?辛くないの?

なんとなく楽そうではない気がするんだけどどうなんでしょう?

そこへ客のカンイチと矢吹が入店。

ピー助と矢吹は知り合い。(ちなみに神崎とも知り合い)

カンイチとピー助は喧嘩っぽくなる。

でカンイチがおおらかに酒おごるのね^^

私、カンイチ役の岩本達郎さんは乱童の前鬼で見たことがあるんですが

今回のカンイチ役の方が好きです♪

格好つけてて、いい人で、ちょっと残念で、面白くて、格好良くない(笑)

矢吹の宮垣さんもロミジュリ、デリシャスそしてGQのDVDも入れればそれなりに見てるはずです。

踊りがやはり綺麗でした~(´ω`)

で佐久間が入ってくる。

佐久間とピー助は何か企んでいて

箱の中の何かを手に入れる為、色々したようだ、

っとそこで先走り神埼が「動くな!」と銃を構える。

まだ中身を出していないないのに先走り。

先輩の瀬戸まで脅しちゃうw

んでピー助が運んだものはなぜかアトムへと変わっていた。

どっちも動揺して

一つナンバーがあった…で流れ合ってるかな?

一人づつ動揺を歌に乗せてお届け!っていうナンバー。

青山円形劇場小さめ、というより円形だから座席が遠くない!

だから声張らなくても届く、これがいい!

普通に歌っていて声が届くから素直ないい声なのね~

広樹さんの歌聞けて嬉しかったですよ綺麗だった♪

寝かされたアトムが起きあがったら

八牛とのタイムスリップ話。

過去と未来をつなぐには船が必要だと。

後にエネルギーも必要だと。

未来へ帰るには船を見つけるか(安全で確実な方法)

過去を変えてしまうか(危険な方法)

っていう推測を立てられる謎な思考回路持つ八牛さん凄いですね…(笑)

あ、あと記憶は段々消えるらしくて思い出せる限りのことをアトムは三日間書き続けました。

アトムは演出家という自分の職業を忘れていたけど

あれは自分の目指す演出をしていなかったり、未来の状況から逃げたかったりしてなんかなって。

このタイミングか忘れたけど里中そっくりの歌留多さん登場。

途中までアトムは里中さんだと思って話しかける、歌留多は戦争に行ってこうなってしまったのだろうと思ったけど。

アトムが落とした紙屑をその時歌留多は拾う。

この紙屑がアトムの船である里中の持って来た日記だった。

井上さんは声優さんですね。

身体や雰囲気の見た目はふんわり優しいからこれ見て演技がどうとか言えないと思う。

けど声が舞台発声じゃない感じあるからやっぱり声優さんだと思いました。

というのも広樹さんががっつり演技色出してるからです。

朗読劇で見た役そんなに動く役でもなかったけれど

舞台とではスイッチが入れ替えられていると感じる。

アトムは熱いけど周りの方々がストレートな演技だからか中和されてる感じします。

箱動かすダンス、

みんなでキューピーみたいなポーズしてちょこちょこ微動して前に進む。

可愛いです^^

三日ぶりに出てきたと思ったら仕事もしないで未来から来たとか何なんだお前は?!とかピー助に言われるアトム。

安藤はピー助がまともなこと言ったと二度ほど褒める。

お前もだろって誰かに言われる…歌留多さん?

(多分)そこで明かされるピー助の夢はアメリカへ行きエンターテナーになること。

で、言いすぎるピー助。

言いすぎだろぉ?とキレちゃうカンイチ。

踊ってみろよ?と挑発する…!

いよいよです!

矢吹とピー助ダンスバトル!!

ひゃっほう♪

系統の違う2人のダンスが熱くて踊れないくせに踊りたくなる!たぎります!

宮垣さんの左手の人差し指と薬指を重ねるの美しかった。

自分で真似して見たら気づいた。

宮垣さん指長っ!

姿勢よく踊られるイメージ。

あと品がある。

身体と腕と足と単純に綺麗だと思う。

回った時の軸のまっすぐさなどシンプルな部分が美しい。

宮垣さんはソロでよく回ってたけど何故ですか?

回ってるの好きなのでその度嬉しかったのでいいんですけど少し疑問だったから。

私はこのカンパニーの中では一番好みのダンス。

学さんはとりあえず熱い!

そういえば箱に何度か飛び乗るところがありましたけどあれから運動神経の良さを感じた!

手の先まで繊細さに溢れてるなどという踊りではない。

気持ちが強いのかな?

でもやはり気持ちの上がる踊りをされる!

ちょっと2人に注視しすぎているんですが(笑)

鮎川さんは手をへの字に開く時、綺麗でおっ!と思いました。

で!

広樹さんが椅子に座って四人のダンサー対決見てたときの顔、見上げるようで大変可愛かった(ω)*

「こんなもの見せられて~」っていうの超同感!!

一緒に踊れる演出家兼振付家のアトム羨ましいよ~

広樹さんの振りがかなり綺麗でした。

広樹さんらしいというか癖?っぽいものが抜けてスッキリしたダンス。

私きっと手が好きなんだと最近思うんですが

手だけで言うと広樹さんの手はいいですね

仕草が好みです^^

このダンスでも生きてました。

手をYの字に上げる振りが多かった気がする。好きなのかな?

でこの対決に感動したアトムは一緒に舞台作ろうぜ!って言う。

その時のアトムの熱さ、きらめいてる^^

最初の同意者は安藤で予想外でしたが(笑)

安藤のダンスは盆ダンスぽかったですw

皆同意する。

アトムの紙屑からピー助を疑う歌留多。

調べる為に佐久間を使う。

佐久間は瀬戸に追いかけられてた時、ハードルのように箱とんでて身軽でしたびっくり。

稽古してるとカンイチが劇場のみんな、そして伊藤道郎を連れてくると!

盛り上がる皆。

車襲う日にその発表の日だと分かり動揺するピー助。

結局車襲うのを歌留多に止められる。

歌留多は過去を変えたので1915年にタイムスリップする。

そのころピー助がいないことで踊ることが出来ず困っていた。

皆で補うという案もあったが「お前がやれよ」という誰かの言葉によって

アトムは未来の過去に打ち勝ち逃げない道を選んだ。

つまり皆で一緒に踊ったのです♪

四人がコートを広げたり、裾をバサッとさせながら回ったりとても格好良い!

ここもう一度見たいです!

公演終了後、歌留多さんから手紙と日記の切れはし(紙屑)が空から降ってくる。

で日記が同封されており未来へ行けます。よかったね!

その際「でも未来には君がいる」という題名が利用されます。

この題名だけでもハッピーエンドですと分かっていいですよね^^

現代に戻って里中さんが迎えに来る。

アトムは状況が分からず歌留多さん?昭和何年?と聞きます。

で稽古終わり「良かったよ~」と褒めつつ「でももっと良くなる!」と上を目指しているアトムの姿が。

「良かったよ~」の言葉は一緒でも全くの別物。

心からの笑顔でした。

最後は「あれ?こんな椅子あったっけな?」と赤い椅子を見て終わる。

言われて気づいたけどこの椅子は1950年の椅子ですね?

アトムと入れ替わった椅子だよね?

うちすっかり忘れてたから未来から来た椅子かと思ってまた新しいタイムスリップが?!と思ってしまいました(笑)

どこでやってたか忘れちゃったんだけど未来から来たことの証明に

フライングゲット」と「にんじゃりばんばん」踊るアトム!!

流石高橋みなみですね。

きゃりーぱみゅぱみゅ」と普通に言ってましたね!すごーい!

「まじで」はよく「何時?」だと思われ時間を教えてくれる。

きゃりーぱみゅぱみゅ」は「かれーぱくぱく」

里中は安藤と歌留多の姪っ子との子孫?

アトムはピー助、レオン、鮎川さんの人格の合わさったものだと感じた時がありました。

きっと八牛は手塚治虫

カテコ去っていく時の手がヒゲダンスするときのような感じになっててそのままきゅるんと嬉しそうな足取りなのが大変可愛い。