2016/10/27(木)11:30
東劇
G列
スタッフ
原作: 尾田栄一郎
脚本・演出: 横内謙介
演出: 市川猿之助
スーパーバイザー: 市川猿翁
キャスト
モンキー・ D・ルフィ/女帝ボア・ハンコック/赤髪のシャンクス: 市川猿之助
サンジ/イナズマ: 中村隼人
ナミ/サンダーソニア: 市川春猿
はっちゃん/科学部隊隊長・戦桃丸/ニューカマー・スー: 市川弘太郎
ニョン婆: 市川笑三郎
ジンベエ/マーシャル・ D・ティーチ(黒ひげ): 市川猿弥
監獄署長マゼラン: 市川男女蔵
中将・大参謀つる: 市川門之助
ポートガス・ D・エース: 福士誠治
ブルック/大将“赤犬”サカズキ/ニューカマー・サッチン: 嘉島典俊
元帥センゴク/エンポリオ・イワンコフ/シルバーズ・レイリー: 浅野和之
他
ネタバレです!
よろしいですか?
私学んだ!
東劇のJ列は良い!
この日はG列だったけどちょっと前だなと思ったので^^
映像で思い出したけどCATSの劇中劇のグロールタイガー思い出す白ひげですよね。
「追い詰められて 後ずさり~」前の「てぃりーん」ってとこ。
あと「グロールタイガー 命はもらった」とかギルバート隊長の殺陣みたいなシーンもあって
CATSって歌舞伎も入ってたのかな?と思いました。
0:11のシーンのことです。
曲中歌「TETOTE」も二度目だと覚える^^
この曲かなり耳に残るいい曲ですよね!
明るいから一緒に歌いたくなる♪
応援上映行ってみたくなりましたもん^^
応援上映行きたいって思えるあたり、
観る体勢が攻めになってきたのだなと思います!
初回は映画とはいえ歌舞伎の常識も知らないから様子見の受けの観劇でした。
魅せてもらうのを受け止める。
でも二度目になると一度見て分かってるから
いつも映画を見た時と同じように拍手したい衝動を我慢するのでした。
なんだろう?
演目を目一杯楽しむのに拍手や曲に乗りたいなと思うことはあるのです。
積極的に何かしていきたいという意味ではなくて。
本水(滝のように水が降り注ぐシーン)よくよく見てみると
巳之助さんと段違いの量被っている&直前にあれだけの動きされている隼人さんとでは差があると思われ。
でもカットもあるみたいだけどもイナズマは凄い圧力に立ち向かってると思いました。
隼人さんが言われているように
巳之助さんは本水の後、六方が待っているのだから本当に凄い体力だと思います!
最初見てた時から感じてたんだけど
ミュージカルオマージュある??
ニューカマーランドのセット、
ちょっと私未見だから言うのもなんだけどキンキーブーツポスターに似ていると思うんですよね。
パッと見て感じるのだけどどうなの?
カテコ、特に再演決定発表時が見やすいと思うんですけど
ライオンキングのサークルオブライフ(2度目の方)の太陽のような
金色の太陽みたいなのが後ろに輝いているんですよね
「い、の、ち お〜」ドンッの衝撃をあのセットから思い出して
より出演者の皆さんが輝いてるように見えます。
「あーつぃごんにゃー」の後すぐの幕のことを言いたいのです。
これは別にオマージュじゃなくて逆だけど
「ユタと不思議な仲間たち」は時々思い出す。
これほんと最初見てすぐ気がついたんだけど
オープニング映像終わって
2方向に幕が逃げていった(これもめっちゃ格好いい)後で
オークションから始まるのや台詞が「オペラ座の怪人」だと思うんだ!
似てる。ほんと似てる。
だからオークショニアがイルムート風に見えるのです。
「殿様はみんなの」「世間みんなの笑いもの」あたりを言っている顔。
オペラ座のプロローグと流れが一緒なんだよね〜
竜の鉤爪の〜付き「猿の細工付き」
「またまたシャニュイ子爵様ご贔屓ありがとうございます」
オークショニアが人魚の水槽の膜取る瞬間、オペラ座のイントロ流れる感じのタイミングだと思う。
5000回カテコだから台詞は公演のもじりだけどこんな感じ^^
市瀬さんはREBORNの獄寺のイメージ強いけどほんと多才な方だなぁと思う!
三人吉三の予告のように紙吹雪が舞う美しさに見せられるので
吹雪の飛び上がると共に舞う雪が寒々しく美しく脅威に写った!
飛び上がるための助走が運動神経いい人のそれで格好良かったです!!
最高に美しく格好いいと思うのが倒れるシーン!!
ここ凄いから!
あんなにまっすぐ倒れて鼻折れちゃったりしてない?と心配になるほどまっすぐ倒れて綺麗!
この紙吹雪はNoismのZAZAの「A・N・D・A・N・T・E」を思い出したので載せておく。
センゴクの衣装が、李香蘭の溥儀を彷彿とさせるものがあるけれど
センゴクは実際に権力ありそうですよね?
一番最初に下手から歩いてくる白い軍服の人が溥儀。
https://twitter.com/dyorkman228/status/674553772635394048
この軍服が似ていると思ったけれど軍服は見慣れないので一緒に見えるだけかも。
赤犬の喋り好き!
マグマと火の戦いはメタリック赤布の旗で表現される。
旗をエースと赤犬が激しく身を軸に回すの格好いい!!
今のうちは見慣れているというのも多分にあると思うけれど
台詞でキュンと来る方は舞台俳優さんなのです。
声の響き方が歌舞伎役者さんでない方はストレートに聞こえる。
でも二度目見てみたらすごく歌舞伎にも慣れ親しんできました!
誰か一人注目してみたい気持ちになるよね(笑)
花道で「一輪の花〜」と聞くとプリキュアかな?って思うのでした。
監獄に咲く一輪の花 キュアボン・クレー!!
そう思ったのは本当だけど
アニメちらりと見たらこれやばいじゃん!!
次観たら泣きそう;;
マネマネの実で真似たボン・クレー見て
口調、動きがあれだけ特徴的だと
姿が変わってもボン・クレーだと分かるんだなぁと思いました!
戦桃丸とはっちゃんが同じと聞いて
はっちゃんが分からなかったんだけど
はっちゃんはタコの人ね!
で、口調聞いたら物凄くはっきり口調分けてるのに気づけました!
ゾロは乾杯する時に喋らない。
端っこで一人、酒を飲んでいる。
サンジは説明しているウソップの持ってるジョッキに顔を近づけ匂いを嗅いで去るという謎の動きをして下手に移動したと思ったら
(酒の残量を確認したのでは?と指摘されました。確かに!)
一人酒しているゾロの横に座り、
ゾロに流し目をして目を逸らす。
その目を逸らしたサンジをそれまで向こうを見つめていたゾロがそろりと見て
存在を確認し先ほどとは違う、幾分かサンジに近寄った海を見つめる…
仲悪い姿見られんのかなと思ったら
逆にお互いを認めあい、サンジは船員を気にかける優しさと人懐っこさを見た気がしてふぁぁーーーーーってなったまじまじまじ!
その後もふらふらっと気ままに仲間たちの間を歩みながら
ボールで何かを泡立てている隼人サンジですが
あんまり泡立て上手じゃない感じもなんかいい(笑)
再演が決定しましたーーー!の巳之助ゾロの緩い身体揺らしが好きです!
猿之助ルフィがテンポに合わせ体揺らすのに対して
ゆるゆるに身体で音楽にのる半ゾロ半ボンクレーがかわいい。
カテコの巳之助さんはゾロの顔、ボンクレーの囚人服、スクアードの赤い舌で全キャラアピールで良いよね〜
ちょっと他の方も見たいんだけどカメラだから視点定まっちゃってるんだよね〜見たし!
ちなみに再演決定時の笑顔白ひげはかわゆし!
宙乗り超楽しい!!
あの猿之助ルフィの宙乗りでの客席の高揚と同じテンションになれた気がした( *´`* )
あの空間を共有するという疑似体験が出来て凄く嬉しい!
笑也ロビンが超好き!
あのしっとりした綺麗な声、ロビンのキャラとっても掴まれててグッとくる!
というけど私はあんまりロビンを知らないというのが申し訳ないなぁと思うくらい。
ただブルームと言って技やってる時は
後ろの盾に腕の影が見える仕様。
ボン・クレーの六方前の見得かな?
「大和屋!」の掛け声まじ共感と今回思った!!
見得のとこ、物凄い巳之助さーーーん素敵すぎるーーーー!という感情で埋め尽くされてハイになるので
その全てを要約して「大和屋!」って言いたい気持ちめっちゃ分かる!
門之助つるが最初見た時からめっちゃ好きだからもっと見たいです!
ただキャラが分からない…どんなキャラなんだーーー?
イワンコフの「なめんじゃ…ないよーーーーーー」が印象強く、真似したさ過ぎて
これからしばらくは積極的に使っていく次第。
舞台最前センターカメラの水を蹴り上げるイナズマの格好良さ!
顔アップになる様子!等々
最前カメラのおいしさ格別!!
振付の穴井豪さん多分知ってるなぁ…CSB?と思ったけど初演ロミジュリだった~
それは知ってるわけだ^^
歌舞伎お好きな方はロミジュリ伝わらないかな?と考えたけど
再演は尾上松也さんベンヴォーリオだから結構伝わるのかもって思った!
ロミジュリでは穴井豪さんは振付じゃなくロミジュリダンサーですけど
今回やっぱり普段踊りで時めくのと同じ感覚でキュンとくることがあって
コンテンポラリーっぽさなのかなぁ好きな感じって思うとこありました^^
あと多分穴井さん振り付けのところは混ざっているんだけど
歌舞伎っぽくないからこれは歌舞伎じゃないなぁと気づくことが多かった気がします。
コラボレーションという意味ではGQ、Deliciousのように色々な身体表現の混ざり合いなのかも。
隼人サンジのネクタイ緩めるとこ、何のサービス…素晴らしい!という気持ちになるよね(笑)
https://one-piece.com/special/usop/20151111_0485
https://one-piece.com/special/usop/20161026_653
まじワンピース歌舞伎スルメです噛み噛み。