珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

イマーシブシアター「時の箱が開く時」-2018/09/23-

2018/09/23(日)開場/20:00 開演/20:30

イマーシブシアター「時の箱が開く時」にご来園の皆さまへ | TOKYO ONE PIECE TOWER

 

出 演

麦わらの一味

関修人

磯野大

樋浦舞花

樋浦結花

菅野勇城

岩崎良祐

谷口莉緒

大見魁冴

晴本宏亮

チョッパー

 

DAZZLE

長谷川達也

宮川一彦

金田健宏

荒井信治

飯塚浩一郎

南雲篤史

渡邉勇樹

三宅一輝

 

■客演

西川康太郎(ゲキバカ)

菊池祐太(ゲキバカ)

林智也

 

 

youtu.be

イマーシブシアターとは

新しい演劇手法として注目を浴びている、
体験型演劇作品の総称「イマーシブシアター」

旧来の“観客が客席に座り舞台上の演者を見る”という「物語を鑑賞する」スタイルの演劇に対し、
演者は移動しながらパフォーマンスを行い、
“観客の意思次第でどこへ行くのも誰を見るのも自由” で、
「物語に入っていく」かのような体験が出来る新しいスタイルの演劇。

Story

今、トンガリ島は年に一度の祝祭の真っ最中。
この祝祭の期間だけ、島に伝わるご神体もお披露目されています。
不思議な力を持つとも、中にとんでもないお宝が入っているとも噂されるご神体を見るために、たくさんの人々で大賑わい!
おや、ご神体を狙っているのか、〝麦わらの一味〟の皆さんの姿も。

お客様が到着されるころには「ご神体に愛を誓う時、その愛は永遠になるであろう」
という島の習わし通り、一組の結婚式が行われるようですよ。
ぜひ、二人を祝福してあげて下さい!

無事に式が行われればいいのですが…。

(東京ワンピースタワー × DAZZLE イマーシブシアター『時の箱が開く時』|TOKYO ONE PIECE TOWERより)

 

 

 

 

akane-akaruioto.hatenablog.com

 

 東京ワンピースタワー×DAZZLE「イマーシブシアター『時の箱が開く時』」観て?参加して?きました!!
自分で見たいとこを選んで見る舞台なので

麦わらの一味を追うもよし、ダンスに酔うもよし、謎解きをするもよし、

楽しみ方が多様で新鮮でした( ´ω` )/

思い返すたび楽しかった!と口から出てくる〜

でも欲張ったので全部中途半端です(笑)

 

まずは整理番号に従って整列。

並ぶ際に諸注意と島の案内図をもらいます。

待機中にカモメの鳴き声、波の音、船の汽笛がアナウンスと共に聞こえるので

ああここは波止場なのだと理解します。

 

2度に分けて円の間に入ります。

この日は後に入りました^^

前の方々が円の間へ出航の為に進んでいる間は待機時間になりますが

何とその間にウソップ、ブルック、フランキーが現れてジャグリングをして楽しませてくれるのです!!

(今は冷静だからこうやって書いてるけど実際いると思った時はびっくりして体感30㎝くらい跳びました) 

出てきたウソップが両手を広げてザ―――っとハイタッチしていってくれたので今日来てよかった…と噛みしめました!!

ウソップめっちゃジャグリング上手いの!!

ブルックも挑戦するんですが上手いこと行くか??と思ったとおりバラバラに飛んでいくボール…

ボール拾ってくれた観客に紳士にお礼をするブルックと

ありがとな!とお礼するウソップが見られます、すごい…

それを温かく見守ったり、スーパー!!して盛り上げるフランキー☆

フランキーもジャグリングに挑戦します…けど正直なんとなく察する。

だってウソップがボールをフランキーの手にのせてあげているから(自分で持てない)

とても頑張れ~という気持ちで見守るけどバラバラと落ちていっちゃう~でもそれが可愛い(笑)

歩きながらジャグリングし続けるウソップに拍手が起こると自慢気に拍手に応えて歩いてくのすごい好き~!!

 

円の間へ進むとロビンちゃんが状況を説明してくれます!

(めちゃくちゃ可愛くてびっくりする!!)

そこへ一緒にいるルフィとナミさんも説明してくれます。

 

円の間を越えるとチャペルがあり、

新郎ユウトさんと新婦ナギさんの結婚式が行われるところ!

ルフィがそこでナギさんがナミさんにそっくりなことに気づきます。

お祝いムードに包まれる中、静かに忍び寄る赤いマントを着る男たち。

ご神体である時の箱が奪われてしまうのでした。

 

そこからは自由行動タイムです。

 

まんなかフロアへ上り、多分最初に会ったのはブルック!

サニー号横に行くと時の箱奪った人が話していたんですが

何を言っているのかまでは後ろすぎて聞き取れませんでした。

歩き方がブルック過ぎてブルックめちゃくちゃ好き_(:3」∠)_

 

てっぺんフロア行ったら闇の間前にゾロが寝てたのを見ました。

 

まんなかフロア降りたらウソップがいたのでついていってみる!

有難いのはウソップは追っているとストーリーのヒントになる場所を多く巡っているのかな?と思いましたが一味みんなそうなんでしょうけど!

いりぐちフロアに降りて赤マントに気づき、

先にいた観客を盾にして様子を窺うウソップ。
この行動がウソップらしいなぁと思いました!

 

ゾロが剣技見せてるところ、

後ろにサンジくんがいて通るのかなと思ったら

「俺はいいよ」とでも言うようにめちゃくちゃ嫌な顔されてた(笑)

ゾロの剣技についてもチャンバラしてるかのように

後から来た観客に示してて面白かったです(笑)

 

ルフィについてサニー号探検に行きました。

アクアリウムバーを通ってサンジに調理されたサメを食べるルフィ。

クローゼットを見つけ、開けるように指示する。 

実際開けるとわぁーー開けた大変だぞというお顔する(かわいい)

しばらくわちゃわちゃしてるとウソップ登場。

ウソップにもクローゼット開けるよう示すもその隙にウソップにいたずらするルフィ

(あんま見えなかったので何してたかまでは分かんない)

唐突に二人のダンスが始まるんだけどこれが『雨に唄えば』「Moses supposes」みたいなの!!

私こういうのめちゃくちゃ好き!

ベッドに座って足元だけのダンス、Moses supposesでのカーテンを思い出す布団でとっても単純に楽しいダンスでした!

この日イチ楽しい、見られて嬉しかった場面です^^*

私の印象だけどジーンケリーさんは僕が主役という輝きと笑顔で問題は解決する雰囲気あるからルフィだと思うし、

オコナーさんはエンターテイナーで多才で笑わせ上手、友達思いだからウソップだよね!

 

ブルックについていってホラーハウス楽しみました!

最後にお辞儀をして見送ってくださるジェントルさ格好良かったです!!

 

赤マント集団の謎実験。

ビビりながら覗くウソップ。

 

カジノハウス前で赤マント集団とウソップ、5人でダンス♪

樽上のチラシを配るウソップ(前にいた方が貰ってたんです!絶対嬉しいよね!!)

しかも石板とかの謎解きに関する紙っぽかった!

 

カジノハウスではカード勝負!

ナミさんがプリントされたカードを引き当てた方へ

ナミさんのカジノハウスのゴールドカードプレゼントでした!

おめでとうございます( ´ω` )/

 

フランキーに途中出会ってついて行ったら

ポーネグリフの点数ランキングが掲示されているところ、

映像映ってないと鏡みたいなんですが

左手を顔の前で上から下へスッと動かすと

いつの間にかサングラス装着されてて

口から「カッコイイーーーー」と飛び出してしまいました(笑)

 

ルフィ、ブルック、フランキー、ゾロ

フェスティバルの夜へかな?

テンション上がりすぎてあんま覚えてない;;

皆で盛り上がって踊ってるの見て凄い楽しかったです!!

 

途中、まんなかフロアに集まる場面があります。

赤マントにルフィが挑んでいくんだけど赤マントの人数が多くてピンチになり

ウソップの狙撃でルフィは助けられるけれど

ご神体は戻らぬまま。

LIVE ATTRACTION PHANTOMだとLIVE MUSIC CLUBの空間内ですが
あんなに遠くからの狙撃

(フランキーのコーラバーからエスカレーター上ってきたところよりちょっと先までの距離)

というのがトンガリ島全体使うからこそ感じられる良さですよね素敵です!!

赤マント集団がずっと隠れるくらい怖いのに

仲間のピンチには狙撃して自分の存在・居場所を知られることよりも

仲間を助けることを優先する勇気と優しさが
ウソップ本当に素敵だなと思えます!

よくウソップは一般人と言われてますけどとんでもないですよね!!

 

途中から宝箱の文字をメモしに回ったんですけど

チャペル横にある宝箱見に行ったら

ホムラさんが歩いてきて宝箱を鍵で開けてて

「これはお前らには渡せない」と言ってました。

一度ウソップについて行った時なんだぁ?と首ひねってたのを

ロビンちゃんが石板持ってきて!というので思い出して行ってみてラッキーでした!

 

最後に一味に誘導されて時のほこらへ移動します。

向かう途中にあるてっぺんフロアの宝箱を開けて石板回収するウソップとロビンちゃん。

 

ユウト、ナギと幼馴染のホムラと赤マント集団がナギさんを追い詰めているピンチ~というとこで

私はナギじゃないわ!とナミさんが腕のタトゥー見せて入れ替わっていることを告白します。

ここで石板をナミさんが盗むんだっけな?

つまりホムラさんはミスをしてしまうのです。

ホムラさんは「完璧な悪でなければ~科学の力で~」と言うことで

なるほどホムラさんは悪に回った人間で赤マント集団は科学者なのか~と思います。

ホムラさんに向かって赤マント集団のリーダーが見捨てる発言?というかそもそも仲間じゃない発言をします。

ルフィは怒る、ホムラはピンチ、リーダー襲い掛かる、からの時は遡って過去回想。

どこだったか忘れたけれどホムラはナギさん好きだったというんだけど

ユウトが言うにはナギはホムラが好きだったらしい「俺が手紙を渡せていれば…」とか言う。

(ロミジュリ的悲劇というかドロドロみが凄い)

ナギがユウトへホムラに向けた手紙を託す、ユウトはホムラを探しに走っていく。

だけど実はホムラは近くでその場面を見ていてナギとユウトは好きあってると思ってしまう。ということなのかなぁ?

何それツラァ…ってなる案件すぎる。

あの3人はめでたく過ごしていけるのでしょうか?

思い込んでから時が経っているから解決してくれているのかな?

ナギさんとユウトさんの幸せと共にホムラさんが幸せに過ごしていけますようと思うよね。

 

そういえば科学者だからホラーハウス前に試験管とかあったのか~と思って。

ニュース記事で試験管の写真見てジキル&ハイドの試験管とか思い出しました。

youtu.be

 

チャペル、時のほこらでの赤マント科学者集団・DAZZLEさんの踊りは

ミュージカルロミオ&ジュリエットのティボルトが歌う「今日こそその日」の振り(TETSUHARUさんの方)

みたいだなぁと思いました、もう今振り替わってるので再演までに見た人にしか通じない例えですけど。
コンテンポラリーで今まで見たベジャールさん方面やワンピース歌舞伎にも出てらした穴井さんともまた違う。

違うんだけど踊り見ているとああもうホント好きってなる_(:3」∠)_

 

腕の動き、指先まで柔らかく曲線を描くけど余韻がとてもあっさりしていて“立つ鳥跡を濁さず”な印象!

(全体的な印象、腕が印象的)

相反して画鋲挿した紙がぷらんぷらん動くようだったり、

(チャペルでのダンス)

立方体を肘先や手の甲で内側からなぞるようだったり直線的な動きが混ざり合う。

(タッド?の動き)

身体は結構しっかり正面で止っていて動と静が共存してて面白い〜

とは言ったけど全部がそうなわけじゃない。

調べ方足りないかもですがあちこちで起こる物事の振りはDAZZLEさんによるものなんだろうか?

そうだったら凄いなぁ〜って思う!のは

ルフィとウソップのしてたMGM映画のような振りまで

踊りの雰囲気込で多種多様だなと思ったから!

 

https://twitter.com/TAKAHIRO3IURA/status/1043890668098052098

これ本当に思う!

時の箱が開く時がONE PIECEの世界・お話を知っていると楽しめるところ、

NYのスリープノーモアはシェイクスピアマクベスだということでしょう?

知らなくても面白いけど知っていた方が楽しいことを思うと

日本でのONE PIECEはめちゃくちゃ合ってるのでは?と思います!

ワンピースタワーのイマーシブシアターということで

ワンピースタワーのアトラクションを知っているとより楽しいように作られてます。

アトラクション紹介とも言える。

チョッパーのサウザンドサニー号探検は実際に一味いるとそのままサニー号に入ったみたいだし、

ロビンはポーネグリフを読み取るアトラクションだから報告所いるし、

ナミさんはカジノハウスだからそこに招き入れるし。

ワンピースだけでなくてワンピースタワーを知ってると楽しいイマーシブシアターです。

そういう意味では今回チケット持ってる人の大半はよくトンガリ島を知ってるだろうから適してますよね。

 

情報を得ずの初見が一番楽しめるのかもしれないと思いました。

起こることを読むことがハンデになる舞台に思える。

何が起こるのか知っていると面白くないですよね。

積極的に前回見られなかったところを探すのが楽しめるとこかなと思いました!

その上で前回も見た部分見たら違いを感じるだろうし最高だと思う!

座席に座る舞台なら“あの場面での誰々のここが素敵”と聞けばそこ見てみよう!と思えるけど、

巡り合わなければ見られないから見れたらいいな〜くらいが丁度いいのかも(*´ω`*)

 

ワンピースタワーが普段撮影OKとか、触れると知っている、ここは通路と知っていることで

ルールを守っているつもりで守れていないパターンありそうだなと思いました。

ゲネ写真出るまでスマホは館内は電源OFF、撮影OKは最初か最後なんだろうと思ってたから

それのおかげで予想外になりがちだったんでは?と思える〜

タワーはいつも通りでも他舞台ではイレギュラーだよね。

 

私、比較的現代美術が好き(マグリットとか)なんだけど

作品を鑑賞することで日常に気づきを得ることが出来て

“いつも”が楽しくなるのが好きなポイントなんですが、

イマーシブシアターも“いつも”に気づきを生んでより毎日が楽しくなる舞台だなぁと思いました!

めっちゃピンポイントで言うとCATSソワレ後に劇場出て

自動車の赤いランプの羅列見ると「マキャヴィティ イズ ノットゼア」と思う感じ。

舞台(非日常)と日常が作用し合って繋がる感じ。

 

 

楽しかったです( *´ω`* )/