珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

エビータ−2019/06/17−

2019/06/17(月)ソワレ 初日

自由劇場

 

下手

 

キャストさん

エビータ 谷原志音
チェ 芝 清道
ペロン 佐野正幸
マガルディ 髙橋基史
ミストレス 藤原加奈子

【男性アンサンブル】
成田蔵人
光田健一
石川敦貴
ビョンヒサン
内田 圭
鈴木涼太
髙橋祐樹
伊藤潤一郎
新井 克
伊藤駿佑
河田拓也
宮下友希
二村誠俊
深堀拓也
若山展成

【女性アンサンブル】
渡辺智佳
髙岡育衣
平田愛咲
平田曜子
伊藤瑛里子
町島智子
廣本則子
坂本すみれ
石戸瑶子
榊山玲子
髙田直美
辻 奈々
大石眞由
小林由希子
柴本優澄美

 

youtu.be

 

エビータ初日おめでとうございます!!

 

 

以下ネタバレです。

 

 

 

www.shiki.jp

 

 

エビータ稽古 - 珈琲とmilkのパーセンテージ

 

 

 
 

 

歌詞より音楽を聞いてしまいがちだから

四季ミュージカルがしっかりと言葉を伝えてくださるからこそ

頭に台詞が残って意味を理解出来るの有難い!

エビータツアーも見たから日本語でエビータが見られることの嬉しさを感じます。

 

エビータの背景にもなる壁のセット、

あれが左右に動くことによって回り舞台のようにも思え、

シンプルだけれど様々なものになるセットだと感じます。

自由劇場はぴったりに思えるけどこれ全国の劇場だとどう見えるんだろう??

 

 

一緒に観に行った友達と終演後色々話してましたが

私の理解が追い付かなすぎて

エビータのレクイエムについてもっともっと話聞きたいと思ってたら

友達の呟き熱すぎて友達めちゃくちゃ好きだなと思いました:(っωc):

一緒に残させてくださいと許可いただきました^^ありがとうございます!

レクイエム

エビータ[レクイエム]

私解釈だけど最初オケの神妙なメロディ流れて

(まだ大人しく粛々としてる)お葬式が始まります的な雰囲気から

合唱始まるけど民衆の合唱が熱狂とお祈りの表現なのかなと。

友達がサッカーのアルゼンチンのサポーター(フーリガン)はヤバイ!

あの熱気はすごいという話からレクイエム=鎮魂歌だから

最初はお祈り→段々合唱盛り上がってくのが感情抑えられない感じで。

そこから歌がだんだ大きくなって不協和音ぽい?のがわかりやすくなって

民衆がわぁわぁ言い出してる嘆きの表現かなーて。

それが最高調になったとき

再度オケが最初のメロディ劇的に弾くのが最高なんだけど😭

もうここで私の涙腺崩壊‼️格好よすぎるでしょ?このオケの音楽。

満を持しての弦楽器の盛り上がり最高😭😭

裏で管楽器が合いの手入れるとこと

ティンパニーのダダダダンで倒れそうになる(早いw)

聴覚やられてるのに目の前に佐野さんいて視覚までやられるとかもう…ww

ALWの音楽の最高www😭

そこからのまた合唱でエバへの熱狂具合がわかる。

そしてまとまらないまま曲が広がって叫びみたいな感じで

終わってしまうとこも不安(というか狂気、狂信的なもの)感じで

うわ…かっこいい…ってなる。

本当にこれだけで何回も聞ける昨日20回くらい聴いたwww

オケの最初の大人しく粛々としてるとこ、

弦楽器がメロディ弾かずに

トレモロで我慢してる感じがとっても効果的で好き😆💕

合唱の裏の管楽器の3つの音もこの後よく出るモチーフだから好き😆💕

この熱気JCSに近いものがあるよね。

うわぁ大好きすぎる‼️_:(´ཀ`」 ∠):

あとトランペットがファンファーレぽいの吹いてるのも格好いいね。

国葬って感じがする。

かなり前のジュニアとかのサッカー決勝が日本であったときの話聞いたんだけど

勝戦はアルゼンチンVSどこか(南米以外)でウルグアイは戦わないのに

きっと決勝へ行くと信じていたサポーターの皆さんが客席にいて

どちらを応援するでもなくウルグアイと叫んでたらしい。

なんかそういうイメージある。

 

冒頭、レクイエム、

棺を前にして跪き、遺体と対面した神妙な面持ちをしたペロンが

エバの顔を覗いた一瞬口元が微笑んだのか、歪んだのか…

ペロンが隠している気持ちが覗いてしまうの…

見たいと望んでいて初っ端の衝撃ですよね💥

「彼女あってのあんただろ」と言われてしまったペロンが

エバから解放されたと思った一瞬なのかな?と思ったり。

でもこれ「病気を利用して同情を集めなさい」のままであって

亡くなってなおエバの夢の中である気はする。

と最初は2012年公演の印象を引きづって思ったんだけれど

ペロンが跪き覗きこんだ一瞬、

微笑んでるのか…口が弧を描くようにも見えたあの表情は

どんな感情からくるのだろうか…と印象深かったので改めて考えます。

「空を行く」をペロンが歌うことからエバを客観視しているので

エバが亡くなったことへの笑みかなともやはり思うんですが

なんだかんだ恋ではないにしろ愛していたペロンが

エバを慈しむ笑みとも思えるわけです。

答えは定まらないのにひたすら考えてしまう。

 

 

下手側通路を後ろから歩いてくるチェ…結構びっくりします!!

大体始まってから通路を通るのは(キャッツじゃなくても)猫かな?と思うんですが

芝チェは背筋ピンとして通るから人だ…と思うよね。

こいつはサーカス

 

エビータ[こいつはサーカス]

さっきの熱狂と対象的に急に軽く明るい綺麗な曲でチェが皮肉ってる

(言葉遊びならぬ音楽遊び)感がたまらん。

このGAP最高😆

「葬式の煙〜」と歌詞にあるとこからも音楽からも青空を想像する。

私のエビータのイメージが青だからかもだけど

爽やかな空に想いを馳せてる感じ。

「歌え馬鹿ども〜」の所はチェの聴かせどころだし

抑えきれない嫌悪感みたいなのも感じられていい😊

感情が音楽に乗る表情!

パンフにも載ってたけど

これと共にいてアルゼンチーナ同じメロディなんだよね。

同じもの何度も違う形で出してくれて印象全然違うのって

やっぱり編曲者の腕の見せどころだなぁと。

私「共にいてアルゼンチーナ」も「こいつはサーカス」も好きで

(そりゃ同じメロディだからなww)何度も聞けるの嬉しい😊

チェのパートはポップな感じにピアノがキラキラって

たまに弦楽器の伸ばし入ってるからやっぱり青空!

そこにコーラス(民衆)のエバを慕うコーラスの皮肉感からのオケ!

また美しい弦楽器の響き最高😆

青空にエバを送り出すようなイメージからのエバのパートが

来るのもめちゃ音楽の展開うまいなと思う。

エバパートの終わりにちょいちょいクラの音聞こえるけど

私の中でALWのクラの音って少し疑問というか

不穏な事が始まるイメージがあって(JCSのユダが銀貨もらう前とか)

ん?って思った後にチェの「ふざけるんじゃない〜」が始まるのがいいww

クラ重要‼️

なんか曲の最後にポッポーって吹かれると

不穏な空気や疑問詞感じるの好き😆💕

私が好きなフレーズは、

「おかしいぞ〜朝から夜中まで〜」のとこの伴奏が

下降してくるとこです。

すごい好きwwこの音www

あと「歌え馬鹿共〜」のとこも何回も聴いてたら

スーパースターみが溢れてくる。好き😆

さっきまでパンフの音楽解説読みながら歌って戦慄してました!

ホントだ同じメロディじゃん〜!って。

言われないと気づけないので言ってもらえるの嬉しい(*´ω`*)ほくほく

 

幕間話してて気づいたのは

エビータ初見時、私は10代だったから「エビータ、この時15歳」に

今の私の何年前か〜なかなか凄い人だな〜と思ったけど、

去年オーブのエビータツアーはあと何年後に亡くなるのか…と思ったし、

今回は15歳が遠すぎて一登場人物と割り切ってしまう私がいます。

 

星降る今宵に
高橋マガルディ、良い声で売れそうなのに「ハンッ」と笑われるの何故感ある〜

リメンバー・ミーのデラクルスみたいだから

チャリティーコンサートに呼ばれる歌手になるの分かる〜

 

今日気づいたような気もするんですが

マガルディが歌ってる後ろで踊り合う男女のペアダンスが正統派

(何を持ってそう思うのか言葉に出来ないけど)で格好良いです!好き!

 

ラテンなダンスを見られる演目ってあんまないかな?と思ってて

(WSSプエルトリコはそう?)

ブエノスアイレス」の紳士さと情熱のマランドロめちゃくちゃ好き(笑)

 

グッドナイト サンキュー 皆さん
「グッドナイト サンキュー 皆さん」の高橋マガルディが振られた後、

ベンチに腰掛けてため息をつき、ふと両袖口の香り嗅いでまた落ち込むの、

やるせなさすごくてちょっと可哀想。

 

あまりにも涼太さんを知ってるというだけなんですが

意識せずとも気づけて分かりやすい。

だからものすごい数着替えてるんだなぁと思います!

私、前回と今回しか知らないんだけどいつもエビータってこんな感じなの??

一公演で「お噂は前から〜」の方が一度に見られるものなんだろか?

 

飛躍に向かって
パンフ読んでエビータ(作品)が上演された当時も

エビータ(人物)に馴染みがなかったと知って。

『飛躍にむかって』は四季での復活ナンバー。

歌詞を大きく変えてアルゼンチン情勢を説明してると言うのからだから

映画の訳詞あんな違うのかと思いました(違いすぎてびっくりするよね)。

 

 

エリートのゲーム

ズルしてでも椅子に座るペロン…

正直言って競い合ってる人を上目遣いで見てるし、

座り方“ちょこん”が正しい表現だと言えるくらいかわいい(´ฅωฅ`)

座った瞬間、劇場内に笑いが広がったので

揺さぶられてるの私だけじゃないんだと思えて心強く思えた(笑)

 

エビータって歌枠とダンス枠で分かれてるとこあるから

それぞれをがっつり味わえて贅沢なのは

キャスティングで一目瞭然なのだけども見て改めて半端ないと思うやつ!

エリートのゲーム、五人で良い声から始まって

だんだんと人が減るのに二人になっても良い声が減らないのどういうことなの?

(佐野さんのビブラートがだんだん聞こえてきて好き)

 

エリートのゲーム最後の座り方、ビースト座りというのを聞いて前のめりに肯定したくなる!!

私、ペロンで佐野さんを初めて見たので(名古屋BBまで佐野ビースト見たことなかった)

今、アハ体験してる⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

 

チャリティー・コンサート
前回の記憶消し飛んでるんだけど「あなたもそう」の指差しやばくない?

あなたもそう(されたと感じる)席に座ったら演目的にもドキッとしまくるね!

ときめき以上のドキドキ!

 

なんかもう7年に渡って見たいと思ってた演目「エビータ」と

ずっと心に残り続けてた佐野ペロンに一度に会えた今日が夢のようで

落ち着くためにパラグアイにバカンス行きたい…はぁーーーー

 

エバはペロンに尽くし役に立つ女であり、願いを叶えるためペロンと共にある、

ペロンとWin-Winで対等の関係を望む。

それに対して最初は一夜の愛を求めて手を伸ばすペロン。

この最初に伸ばす手の愛の分、

ペロンはエバへ愛を持って接しているように見える部分がある。

とは言ったけど前回のここの記憶ありませんが

ペロンもただの男の一人ではあったんだなと思うこの日でした。

ペロンをただの男にしなかったのはエバが選択したことですね。

 

 

ハローバイバイ」はエビータがされたことなのかもしれない。

ミストレスは部屋に入ってくるのがエビータでなくても「いつか来る日が来ただけなのよ」。

エビータもチェも事実から真実を言うだけで寄り添わない。

ミストレスが自分で言っているように「何も言わない私だから傷つけるのね」

スーツケースを抱いて 

物語通してみるとペロンも人間らしいんだけど

人任せにミストレス追い出させ自分はドアの前で聞き耳立ててる。

鞄一つのミストレスが出てきてすれ違うも一瞥し冷たく切り捨て閉め出す…

久しぶりに見ても思うけどホント嫌なやつ(笑)

他人事なのにイラッとしてしまう。

 

最近エビータ音源聞いてて『スーツケースを抱いて』で

ミストレスが「三月が過ぎたら電話を下さるわね 死にはしないわ」と歌うの、

ありはしない未来過ぎて悲しくなってました。

「彼は二度と戻らない わかるわね さぁもうお行き」

 

舞台では『スーツケースを抱いて』を歌うのはミストレスだけ。

映画ではミストレスより先にエビータが『スーツケースを抱いて』を歌う。

エバの苦悩は舞台のチェが『ブエノスアイレス』で言う「生き残るための挑戦の日々」

この周辺にこめられているんだろうなと思う。

 

エリートのゲームではズルしてでも椅子を勝ち取り、

お互いを利用し合う関係をのみこむ。

ニューアルゼンチーナで見える弱気から人間らしさはあるし、

病のエバにも寄り添うのだから愛してもしまうのだろうけど。

記憶違いだったら申し訳ないんですが

初見の佐野ペロン、野村エバを部屋へさぁどうぞと腕で示してた気がするんだけど

気のせいかなぁ。自信ない…。

福井ペロンは部屋にミストレスいるの忘れてたどうしよう💦みたく

扉前まで連れてきてから慌てだすから、

余計堂々と部屋まで連れてくる佐野ペロンは凄いなと思えたんですよね。

エバとミストレスがどうなったか聞き耳立てててるペロン、

他人事ながら最大限イラついてしまう。

佐野ペロン好き〜!

ほんっとペロンはいいんですよ〜_(:3」∠)_としか言えない。

 

ペロンの野心
 
ニューアルゼンチーナ
谷原エビータのブエノスアイレスへ出る確固たる意思、

ニューアルゼンチーナで見える求心力といった強さが

はっきりしているのが清々しくて気持ちいいほどでした!

終始自身の美しさをよく知って見せているの素敵!

高いとこから低いとこまで気持ちよく聞けて安心しちゃう(*´ω`*)

 

ニューアルゼンチーナで佐野ペロンが軍服(上着)を脱いで

後ろへ「っラァ」と声を出して投げるの、

ひええええええかっこいいいいいとビビってしまった(´ฅωฅ`)

なんかファントムを思い出す仕草多いような?

オールバックだってのもあるかな?

所作綺麗だから余計思うのかも!

 

『ニューアルゼンチーナ』は

ライオンキングのスカーによる『覚悟しろ』を思い出します。

 

カサ・ロサーダのバルコニーで

 
共にいてアルゼンチーナ
『共にいてアルゼンチーナ』
エバの言葉を引き受けて民衆が答える姿、

ボヘミアンラプソディのフレディから引き継ぎ歌う観客を思い出しましたが

ボラプはサンパウロでエビータはアルゼンチンだから違うけど

寄り添い方が似てると思うとこがある。

 

『共にいてアルゼンチーナ』見て思ったけど慰めに舞台を使いたくないなぁと改める。

気分落ち込んだまま観劇して勇気づけられるのと違い、

自分を慰めようという目的で舞台を見ても感想と共に後悔と反省がのしかかる。

例え辛くてもそういうの良くない、と私は思ってる。

 

空を行く
 
 
虹の如くに
 『虹の如くに』「ローレン・バコールをモデルに→映画女優をモデルに」

www.vogue.co.jp

これを読むとクールな悪女というスクリーンを通してのイメージがついているというの

エバのラメント』の美容師がエビータのイメージを残そうとしたのと合わせて

重ねてしまうなぁと思いました。

 
虹の歴訪

『虹の歴訪』ムッソリーニ「退役してる 今も→引退してる 今も」

に変わってるなぁとCDと歌詞が違うとこ気になった。

 

『虹の歴訪』見てて思ったけど新聞紙かためなのかな?

結構紙がピーンと張ってて背景に映る映像が切り取られた写真が見えた(たぶん)

新聞紙は歴訪全体が見渡せて、

背景の映像と国旗、フットライトは一国ずつ取り上げて注目することができる。

 

エバ基金プラン
 
金はでていく湯水のように
金金の音楽も踊りもめちゃくちゃ好きだけど

金金好きなんですよ〜と言ってて内容だと思われたらヤバイやつだろうなって思うから

エビータの感想って結構怖いことだなって思う、言うけど(笑)

 

なんか元々突然降ってきたお金への信頼はなかったような気はするけれど

金金で尚更思うようになった気がします。

当然降って湧いたお金は消えるんですよね、RTしてもらえる100万とかおそらく。

消えるというのは未来へのプラスでなくその場で消えるだけという意味で。 

 

金金で芝チェが「エバッ!」と叫んだ時、

前回my楽でしか聞けなかった叫びを今聞いていることで

過去の興奮と現在の高ぶりがごちゃまぜになって鼻の奥がツンとしました。

なんとも言えない静かな噛みしめる喜び。

 

サンタ・エビータ
 
エビータとチェのワルツ
 
彼女はダイヤモンド

『彼女はダイヤモンド』

CDと違ってところどころ下がっては戻ってを繰り返すので

慣れないなぁと単純に思うとこ。

あんなあからさまに(グリザベラのように)顔背けられるペロン見てると

辛いだろうなぁと思います。

 
病に伏して歩くのもままならならず崩れ落ちてしまったエバに対して

オフマイクで「ほら」と優しく声をかけ立たせてあげるペロン…(´ฅωฅ`)

 

前回二度言う「次はどうする」、二度目の方が弱くて

エバの「どこへ行くの?」が引き立つなぁと思ったんですが

今回は二度目の方が強く思えて

エバの望む関係性、エバと出会った時に戻るように思えました。

 

エバ最後の放送

映画もツアーも『エバの最後の放送』の時にエバの側に体裁だとしてもペロンがいる。

四季エビータでは暗い空間にポツンとエバが椅子に座り国民に語りかける。

実際の光景は映画やツアーなのだろうけれど

精神的には四季の光景なのかなと思うと孤独に映る。

 

エバのイリュージョン

エバのイリュージョン』

チェが歌っていた「空を行く」をペロンが歌う。

狂言回しなチェは物語の当事者ではなく俯瞰してエバへ歌いかける。

それをペロンが歌うということはどういうことだろう?

 

エバのラメント 

 

カーテンコール

やっぱりエビータを見る時に目が一対しかない、

視野に限りがある、

目は取り外しができない、それだと困るんですよ!

光景が贅沢で目が足りない!

芝チェも佐野ペロンもみたいから目が行ったり来たりでした(笑)

目がワイパー。

 

ロミジュリのフランスの静かな熱さとも違う、エビータのマランドロ。

永野さんのラテンな踊り好きだなぁと今日見たわけじゃないんだけど

思い出しはするから思う〜見たくなる〜(*´ω`*)

 

谷原エバだとグリンダされてるの知ってるからウィキッド観たくなる単純脳(笑)

パンフ読んでエビータが作られた時代、当時の世界情勢もそうなのかもだし、 最初と最後の繋がり、グリンダとフィエロの出会い、ここは思いっきりだけど2幕冒頭 結構ウィキッド?と思ったりなどしている。

 

あんなに何もかも分からないという気持ちになり

必死に調べて少しでも知ろうともがいた作品、ミュージカル「エビータ」。

昨日開幕だったんですがやはり紅シがエバのイリュージョンのようで

現代のエビータ、私の体感した歴史という衝撃が思い出されます。影響が大きい。

紅シ「取引」、歌詞にある

“ねえ?チェ・ゲバラ

は「エビータとチェのワルツ」を思い出してしまう一因。

ミュージカルエビータでの役名は「チェ」だけど誰がモデル明らか。

主人公とエビータは重なるところがある。

今回エビータのワルツを見て紅シが浮かびました。

エビータは物事へえらい角度で切り込むから

センセーショナルだったんだろうと思います。

でも私からすればそれは過去だから、

紅シで感じる生きた時代は待ち望んでいたものでした。本当に出会えて嬉しい!

これは後々聞いていて思ったんだけれどマガルディの歌う「星降る今宵」からも

紅シ「取引」の夜空が浮かぶのです。

エビータとペロンは「初めからこれは恋なんてものじゃないのさ」という関係だけれど

ペロンはエバに寄り添いもする、最後までではないけど。

態度や言葉には愛があるように思えて心掴まれる。

だから紅シの二人なんてもう純粋でしんどいほど苦しい。

紅の月に導かれシは千年のー-2018/08/25- - 珈琲とmilkのパーセンテージ

 

 

 

男性が出来ないとは言い切れないですが

おそらくエバと同じことをしようとしても出来ないんだろうなと思います。

そして「ユタと不思議な仲間たち」のヒノデロのお母さんも思い出すところです。

 

 

働き続けることを選択する女性というのをエビータを見る度に考えます。

働き続けるための努力があると思うんです。

あらゆる意味でそれってなんでだろう?と思います。

 

 

ずっと気になっているのはチェの言葉の辛辣さ。

チェは観客に訴えかけ、共にエビータの物語を見ているようでいて

アルゼンチンに対して見方が冷たく偏っていると感じます。

『虹の歴訪』での各国のエバに対する反応と

イギリスは屈しないという意味合いを強く感じるのは気のせいではない気がします。

イギリスとアルゼンチンに住んで気づいたこと ~世界の人々が仲良くなることを願って~|立教特派員レポート|最新情報|立教英国学院-Rikkyo School in England

https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-181335

英米間の隙間風 | 池上彰 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

記事は適当に調べてきただけなので複数見て確かめてください。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/447394/all/

 

 

 当日も、ツイート引用許可もありがとうございました!