珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

#23.5「曖、燦々と。夢、揚々と。」−2019/11/22−

2019/11/22(金)ソワレ

ひつじ座

 

キャストさん

伊藤マサミ

かおりかりん

舞原鈴

山田せいら

窪田ゆうり

人間ってさ、

よく羊に例えられるけど、

なんでか知ってる?

 

それはね、視力が弱いからなんだって。

 

自分がどこにいるのか、

どこに向かうのか、

羊はいつも不安なんだ。

 

 だから誰かが傍に居て…

「ここにいるよ」

って言ってあげないといけないの。

 

ほら、似てるじゃん。

人間(わたしたち)と。 

 

15周年記念公演のラストは

劇団員のみで締めくくる

進戯団 夢命クラシックスが贈る

極上の会話劇!

 

 

 

キャラクター紹介

 

 

 

空気を生み出す空間について

安易な感想はまじでやばい。


ウーマン・イン・ブラックを思い出した。

それは単純にピンと空気が張って

緊張がとけない時間があったから。

けれど曖夢の方が長く保たれる。


今日たまたま集った人達で

共有される空気が舞台らしく、

声の音量が無理なく

リアルな虚構が感じられる

密な空間だったと思います。

 

何気ない日常が繰り広げられる声量の舞台

というのはあの大きさであるからこそ

なんだろうなと思います。

 

声を張ってしまったら

何でもない夕食は成立しないんだろう

空間と内容が噛み合っているんだろう

と感じました。 

 

アパートの部屋のセットが固定されている、

不自由さを部屋へ出入りする人物に合わせ

音響照明で示されるものがあり、

最終的には観客個々が想像して

勝手に恐怖を増やしていっている。

 

セットが現代の暮らしというタイトルで

博物館に展示されているような室内だった。

その光景から思い描いた生活の一つ

といった光景でした、前半部分は。

 

曖夢の役名が

俳優さんのお名前に近しかったです(*´ω`*)

日常に思える理由の一つだと思います。

https://www.instagram.com/p/B5KwGncAnQQ/

#曖夢

 

www.shingidan.com

 

愛燦燦を聞いて

カーテンコール周辺で流れる愛燦燦、

ベース音が温かいなと思ったので

聞き直してみた。

今日一日降り続いた雨の必然性を

感じたりしている🐏

https://youtu.be/SRq6Ah6tVPQ

 

愛燦燦のベースが気になったのは

お話に支えなるものがないと考えていたから

なんじゃないかと後から思いました。

 

愛燦燦は低音がベースだけだと思うんだけど

上にどんな音がのってきても

支えていて安心します。

 

曖夢の支えは一人じゃなくて

人と人の繋がり・要素要素

が担ってる気がします。


隣人の違和感

こういうのは私はそう思ったと強調したい。

 

隣の部屋から作りすぎた肉じゃがを

おすそ分けしにくるというのは

良い人のように思えるのかもしれない。

 

でも受け取るようになっていくだろう未来、

貰って食べるほど信用出来るのか

と考えると良い人だと思えるかは

微妙だなぁと初っ端思いました。

 

結構面倒くさくない?

私はちっとも嬉しくない。

 

謎は解き明かされる

akane-akaruioto.hatenablog.com

私、恩田陸さんの本好きなんだけど

 

終わった〜と思ったら終わらないし

回収されない置いてけぼりのまんま

お話は終わる物語は続いてしまうEnd

 

意味分からない怖すぎる

なんで私は深夜に読んでしまったんだ

後悔…

 

って感じがいい(笑)

決して自分から怖がりに行ってるわけでは

ないです。

 

恩田陸さんの小説はよく

舞台っぽいなと思う。

曖夢はいや星新一さんかな?とも思った。

 

小説で知らぬ間に

恐怖が広がっていて

身体が固まっていってしまう感覚に

似てるかも。

 

「Q&A」はすごい苦手だったな〜

でも内容さっぱり思い出せないやと思って

あらすじ見てみたけど

やっぱり私は苦手としか言いようがない(笑)

良いと思う人がいても

それは分かる気がする。

 

akane-akaruioto.hatenablog.com

 

何でもない夕食で思ったけどご飯欲しいよね🍚

 

せいちゃんが助けに来た時にかかった

また逢う日まで

私知らなくて今歌詞パッと見たけど

雪だるまつくろうの対みたいな印象。

もうものすごく単純だから

サンサンたいそうと

アンパンマンたいそうを思い出してしまって

ずっと頭の中流れてる(笑)

 

この星にさよならを

akane-akaruioto.hatenablog.com

「この星に」も「曖夢」も似た印象があります。

この星にと違い、

あらすじからは暗い怖いグロテスク

とは思わず観に行きました。

見ていても救いがなく、

舞台なのに血も出て

出来れば見たくない演出が多かったのに

そんなに嫌な印象がない舞台でした。

警鐘にも思えるからでしょうか?

 

依存

ん?これも依存?と疑問。

 

勉強する理由が褒めてもらえるから

の人に会ったことある。

この人は褒められなくなったら

勉強しないのだろうか?

と思ったのを思い出す。

 

自分ではなく人に判断を委ねるのが

依存になるんだろうか?

 

ちょっと話違うけど

なんにせよ自分が考えないで

罪をなすりつける存在がいたら楽ですよね。

従えばいいだけだから。

でもきっと大切にされないよね。

 

せいちゃん

誠子について色々考えてみるけど

さーちゃんが大切なのは痛いほど分かる。

 

部屋に入ってきてしまうのも、

包丁で戦おうとするのも、

さーちゃんの言うことなら

受け入れてしまうのもどう考えても怖い。

 

ストーカーだと思うし

同情するより離れた方がいいという

警告が頭に鳴り響く。

 

搾取

ネット上で出会った人と会う危険性

を今見ていて思うけれど

リアルだろうが、ネットだろうが

騙そうとしたり利用しようとしたりする人

はいるなと思います。

 

利用されたと感じたことが無い人いるの?

どんな形にせよ、

思惑があって近づいてくる人が

いると知る瞬間があると思う。

 

ものすごく身近にあることで言えば

電車で寝て不自然に体重預けてくる人

ほんとザラにいるよね、

寝て倒れてきてるかどうかくらい分かる。

 

ネットは共通項で出会うから

心許しやすいけど

逆に共通項しか知らないから

注意した方がいいなと思います。

 

何かで女性は男性の言動が一貫しているかに

重きを置くというのを聞いたことがある。

 

昨日今日で言ってる内容変わったら

それが理解出来そうな変化か、

おかしいと思う変化か

見極めるようになるというのはあるかも。

 

学生の時は関係性が密だから

なんで社会人は嫌な人を避けるんだろう?

と思ってましたが

避けるよねそりゃ!今は思います。

 

わざわざ問題に首突っ込むリスク

負いたくないもん。