2021/06/15(火)ソワレ
キャッツシアター
キャストさん
グリザベラ 金原 美喜
ジェリーロラム=グリドルボーン 奥平 光紀
ジェニエニドッツ 笠原 光希
ランペルティーザ 片岡 英子
ディミータ 小野 日歌里
ボンバルリーナ 佐藤 友里江
シラバブ 藤原 加奈子
タントミール 野田 彩恵子
ジェミマ 円野 つくし
ヴィクトリア 引木 愛
カッサンドラ 山田 祐里子
オールドデュトロノミー 橋元 聖地
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 正木 棟馬
マンカストラップ 金本 泰潤
ラム・タム・タガー 上川 一哉
ミストフェリーズ 横井 漱
マンゴジェリー 森田 一輝
スキンブルシャンクス 小林 唯
コリコパット 一色 龍次郎
ランパスキャット 河上 知輝
カーバケッティ 河津 修一
ギルバート 高野 佳基
マキャヴィティ 文永 傑
タンブルブルータス 岩崎 晋也
あらすじ
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、
新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。その猫とは‥。
akane-akaruioto.hatenablog.com
- ジェリクル 今夜舞踏会
- マンゴの笑顔がかわいい
- 泥棒猫
- 舞踏会を心待ちにするディミータ
- ▽
- 初見
- 夏
- Barcelona
- グレートランパスキャット
- 繋がり
- プレゼント
- ミストフェリーズ
- グリザベラ
- メサイア前に
- その名
ジェリクル 今夜舞踏会
ただただ人が集っているだけではなく、拍手の厚さによってCATSを好きな人が沢山いること、ひとりひとりの思いが集まってあの拍手が生まれていること…明らかに好きが詰まっている空間にいると感じて嬉しすぎてどうしようもなかった😭もううううううう pic.twitter.com/VYb16pebmT
— 明音 (@akane_akaruioto) 2021年6月15日
正直思ったよりボロ泣きして自分でもドン引き(笑)
すごい恥ずかしい〜〜〜でも涙は止まらないのよw
ただただ人が集っているだけではなく拍手の厚さによってCATSを好きな人が沢山いること、ひとりひとりの思いが集まってあの拍手が生まれていること…
明らかに好きが詰まっている空間にいると感じて嬉しすぎてどうしようもなかった😭もううううううう
見に行けない間もキャッツシアターが埋まっているという話は見ていました。
話を聞くだけでも凄く嬉しかったのだけど開演前の静寂しかり、スキンブルナンバーの拍手しかり、ただ人が多いんじゃないんだよね🙈
カテコで感極まってしまったから楽カテコも当然感情抑えられなくて全然大丈夫じゃなかった〜〜〜〜
約3年はあっという間だけど沢山の出来事を色々な人と過ごしてると思い出がバッと思い出されてひたすらありがとうの気持ち🙏✨
私がCATSを好きなことは私がよく知ってるけど、私以外がCATSを好きなことを知るってめちゃくちゃ…本当にめちゃくちゃ嬉しい…
センチメンタルついでに言うけどコロナ禍の客席は状況違えど私が横浜猫にハマった2011年の客席と似てて、だからこそハマれるということもあるのは知ってるとはいえ
回転席含め人で溢れる光景を見ているからどうしたって歯がゆさがあったなって思う。
ああ本当に今日行けて良かった。
楽カテコ終わってからも何度か出てきてくれたけど私にはあまりにも眩しすぎるのと感動しすぎてたところ、あっちこっちに笑顔を向けて手を振ってまるで元気を分けてくれているような片岡ランペの姿にとても助けられました。優しさが沁みる。
マンゴの笑顔がかわいい
森田マンゴ、一つ一つの場面であまりに表情豊かでされてることがドンピシャ刺さります!
CATSファンと言うならば分かるけれど…と思うくらいの細かやかさ(笑)
この間はよしときマンゴに似てると思ったけど洋一郎マンゴにも似てない?
表情や動きかな?
スキンブルナンバーの首振りも明るくかわいい笑顔で癒されるやつ!
文永マキャと合わせてふわりかわいい光景です。
そして横にはイケ猫すぎる岩崎タンブルがいるんだから幅広いよね~
泥棒猫
カッサとランペやってる方は動きが正確無比という印象元々あるけど片岡ランペはよりきっちりカウント通り美しい。
シャープだからこそお仕事は成功するんだろうけど出だしの笑い声のように下町っぽさを感じる。
舞踏会を心待ちにするディミータ
ボール、星出した後に堪えきれぬ笑顔。
センターで音と共に顔を上げた小野ディミの抑えきれない喜びが表れてしまっているかのような笑み。
アダージョのあたりも笑顔が印象深くて、この時間、この瞬間を心から楽しみ大切にしているからこその笑顔なのだろうか?
キリッと気高いイメージがあったからこんなにも群れを誇りに舞踏会を心待ちにしていると思えること、そしてボールで笑顔が耐えないことが新鮮で見ていて楽しさ喜びが増すようでした!
▽
▽何度見てもえ、ちょっとまって好きすぎるんですけど…ってなる(笑)
この感想見るとこの時点で感動のピークだと思ったら大間違いだぞ☝と言いたくなるよね。
初見
呟きは言葉が足らなくなるなと反省しました。
キャッツは頭で理解できる凄いものではなくて分からないけれど圧倒される作品だと思っていて、それは回数見ても変わらない部分でもあります。
ただCATSは初見の人に向けての演目だなとよく思います。
「驚いてる顔をしてるぞ」
「ジェリクルキャッツを知っているか?」
ソングで怒涛の詩に溺れ、何がなんだか分からずネーミングを真剣に聞いても分からず、とにかく凄いけど何だったんだ…と思うのが醍醐味なんじゃないかと思います。
驚いてる顔をして、ネーミングを真剣に聴き、猫達の言葉を聞こうとするそういう人に向けてCATSは演じられているところが少なくともあると私は思う。
これは私が考えているリピーターはどの場面で何の音楽、台詞があり、どの猫が何をするのか知っている人だという前提も添えておきたい。
キャッツ見たことあるよ!2、3回!なら初見のうちということで。
でもそんな人見つける方が難しくない?
キャッツは初見か、リピーターか極端な演目な気がする
大井町猫、今日もそうだなと思ったけど初見かそこまで詳しくない方がいてファンばかりじゃないからこそメモリー後拍手👏みたいなある程度の自由さがあって素敵だなぁと思います。
固まらない方が新鮮でいいよね🙆
リピーターは詩の味わい、繰り返しの楽しみ。
「思い出よ 還れ」
持ち合わせる感情や体験、経験などその時だからこそな気づきを重ねていく。
リピーターが楽しめないとは思わないし、楽しいのは私も知っているところです。
もし気を悪くされた方いらっしゃったらすみませんでした💦
夏
CATSには時間の経過はあっても季節はない。
私は季節の中では夏が好きなんだけど、ジェリクルボールの煌めきと好きな理由が似ていると思う。
と思ってたけど「さて悩ましき夏の宵~♪」って歌ってはいましたよね(笑)
Barcelona
「Barcelona」を見つけて聞いていたからキエーラ、ソノクイのなんて素敵な歌声なんだ〜〜〜という部分、クリューを見ていつも以上に分かる〜〜ってなった(笑)
泰潤マンカスクリューがしてたみたく両腕を広げて陶酔してる心地よ。
グレートランパスキャット
あんなにキャラクターっぽいというか、グレートさんノリノリに見える河上ランパス好き!
河上ランパスの時はランパスがグレートさんを演じているということであってほしいなって願う〜〜
そのほうが可愛いから(笑)
繋がり
上川タガー、カウントぴったりだと思うけどその後に漂う気だるさといいますか、抜き?がめちゃくちゃ余韻として残って次の動きまで格好良い気持ちがなだらかに続きます。
音楽記号のタイやスラーかも。
プレゼント
ごあいさつ「捧げ物を贈るとか」でプレゼントするのが好きな友達を思い出して!
モノ自体も大切だと思うけどきっかけがあって思ってくれたのか、ふとした時に思い出してくれたのか…思いこそが個人的にはプレゼントだなと思います。
その友達は周りの人をとても大切にしているところが素敵なんだよね🤗
ミストフェリーズ
横井ミスト見る度にナンバーでやっぱり私はミストが好きなのかもしれない…と思う!
光というより光を導く猫として信頼できる雰囲気があるようにみえる✨
赤布をぎゅっと握って振り向けずにいるミストに「誰もが〜♪」と歌いながらやわらかく微笑んでいる上川タガー、また階段上から腕を伸ばし振り向いてと示す唯んぼ。
光景の優しさ微笑ましすぎる…!
揺れる赤布が一段階ビュッと素早く縮こまるの可愛すぎたけどあれは時々あるのかな??かわいい。
「いつも優雅で上品」
聞いたことないけど前に聞いたことあるような落ち着き。
ここは置きに行くんではないだろうけど上向きに言葉を上げるのではなく、あくまで保って「待ってるのさ ジェリクルムーン」へ繋げる。
グリザベラ
ジェリクルキャッツの集うジャンクヤードは都市にある。
「暗闇のむこうに ほのかに霞んで見える やさしい街あかり」
「街の灯は消え去り 夜の終わりが」
照らさなければ真っ暗な夜の街灯が消え、朝が来る。
月光でなく街灯を頼りにするグリザベラの『メモリー』
グリザベラって群れからああいう態度を取られてるの、昨日今日の話じゃないと思ってる。
金原グリザはナンバーであまりに純粋に触れようと手を伸ばしていて諦めをあまり感じないから切なくなる。
でも1幕メモリーでコートを羽織り直す仕草にプライドを感じるから分かっていてあんなにピュアなのかな…
思い出はあれど様々な理由で手放されたゴミが集まるゴミ捨て場。
思い出はあれど手放されたグリザが辿り着くゴミ捨て場。
思い出は今まで目に見えないものだと思っていましたが目に見える思い出はなおさら辛いものがあります。
自らの手で手放さなければならない。
使われたゴミたちはだからこそ温もりがある。
そう考えると生まれたばかりでゴミ捨て場にいるシラバブの方が残酷に見えてきます。
生まれて捨てられ思い出を持たないシラバブがグリザベラの手を取る。
シラバブにとってやっと出来た思い出かもしれないけれどグリザベラは天上へ昇ってしまう。
初めて考えたけどちょっと寂しいね。
メサイア前に
岩崎タンブルメサイア移動前の両腕を振り下げる振りの素早さと重さ、凄い好き。
その名
名前を知るからこそ野原に咲く花に目を留める、名を知ることで存在を知るよねと話していて。
ソングではジェリクルキャッツであった猫たちも色々な生き方を紹介されて誰であるのかを知る。
バラの花の香りが変わらないのは先に存在を知っているからなんだろうとか思って。