珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ライオンキング-2022/01/01-

2022年1月1日(昼)

有明四季劇場

 

キャストさん
ラフィキ 福井 麻起子
ムファサ 宇龍 真吾
ザズ 井上 隆司
スカー 飯村 和也
ヤングシンバ 堀 隼二郎
ヤングナラ 浅野 心佑
シェンジ 木村 帆香
バンザイ 松尾 篤
エド 宮本 勝志
ティモン 黒川 輝
プンバァ 荒木 勝
シンバ 田中 彰孝
ナラ 中原 詩乃

 

【男性アンサンブル】
宮野 薫 菱山 亮祐 金子 進太郎 松永 涼吾
進藤 拓実 間 聖次朗 髙畑 翼 太田 知寿
浜名 正義 二村 誠俊 若山 展成 塩山 力 奥村 響


【女性アンサンブル】
川原 晶絵 角田 美紗 佐々木 陽菜 能智 慈子
杉山 由衣 山田 志保 土肥 麻由弥 田村 有香理
若松 小百合 稲葉 菜々 出口 恵理 吉田 千那津 矢鳴 優花

youtu.be

www.shiki.jp

 

 


【ラフィキ 福井 麻起子さん】
ライオンキングで何度も拝見しているけどラフィキはやはり初めてだったようです!それにしても凄く可愛らしいラフィキという印象、愛らしいです。


【ムファサ 宇龍 真吾さん】
2014年に拝見していたらしいのだけどその時に
" “お前の中に生きている”でシンバとじゃれあう時の「ばぁう」という唸り声?は威厳を感じさせるというより、ライオンはネコ科なんだなぁと思えました。超ネコ。 "
と書き残されてて同意でしかない。なにも知らず当てずっぽうですが宇龍さん猫お好きなんだろうか?ものすごい唸り声が猫。シンバが宝物だと顔に書いてあるように本当に優しく守ってくれる父であり王だと感じました。だから唸り声は大変なギャップです。かわいい。


【スカー 飯村 和也さん】
・飯村さんと思って見てるからこそスカーメイクって素顔が隠れて凄いなぁと思ってしまいます!
・飯村さんのスカー初見でしたが恋シェのウェセックス卿を考えても心配することないかな~と思ってました
・ムファサが持っていたものはスカーは既に持っているんだと感じます。飯村さんが動ける方だからか飯村スカーも動作が素早く柔らかく見えます。スカーは「暴力は嫌いだ」と言いますが、私には本当に暴力が嫌いなのではなく兄に一度も勝てた試しがないからそう言葉にして争いを避けているように見えます。本当は強いのに兄がいるためにコンプレックスになっている。自分で負けると決めつけてしまってるだけで実際は並以上に強いとか余裕でありそう。
王の座についても「なぜ皆から好かれぬのだ」と愛を望むのも兄が持っていたものを求めている。ご飯のためだとしてもハイエナから好かれているのにハイエナを自分より下の存在だと見ている。求めるばかりで愛することを知らないから愛されないのを知れないのが可哀想。
・それにしてもそれにしても!!!ナラと踊る時に隠しきれない?なのか、悪役だからこそなのか…半端ない格好良さがあってパッと見ただけで当事者でない私は惹かれてしまう(笑)いやいや飯村さんが格好良いのなんて当たり前に知っているんだけどここまで正統派プリンスの品の良さ漂うダンスを悪役がする魅力があるとは…!でもスカーはプリンスだから大正解なんですよね 格好良い~~
・飯村さんがスカーだと浮かれすぎて初見シンバが飯村さんだったと帰り道に思い出しました!だから対等にぶつかり合っていると感じるのか~~と後から気づいてなんて最高な公演を見たんだろうと思ったり。


【ヤングシンバ 堀 隼二郎さん】
理由を考えてしまうと笑顔、ダンス、歌、演技、相手の目をきちんと見ていてが素晴らしいからとかになってしまうのだけど見ていてなんとなく主役だと感じます。それって素晴らしいことだなぁと見ていて思いました。


【ヤングナラ 浅野 心佑さん】
【ナラ 中原 詩乃さん】
【サラビ 川原 晶絵さん】
この三人の歌声が似ていて、特にサラビが低めなのが珍しい気がして印象的でした!シンバにナラが勝つように強い女性と感じて格好良いです


【シェンジ 木村 帆香さん】
【バンザイ 松尾 篤さん】
エド 宮本 勝志さん】
・いきなりロボ庭の話しちゃうけど今まで本城さんのバイプレーヤー出来る方いるのかな?と思ってたんですけど「食っちまえ」聞きながらエドじゃん!と思いました(笑)聞いてみたい方、今日一日で沢山出来て単純に楽しみになりました🙌
・近くでハイエナトリオ見ると本当にお顔が可愛くて好きになっちゃう!白黒なのかわいい!


【ティモン 黒川 輝さん】
【プンバァ 荒木 勝さん】
・黒川さんがティモンだ~~✨じゃあ初笑いかな?と期待していった以上に笑ってしまいました(笑)黒川さんの台詞の間やオフマイクの面白さ、知っている台詞なのに笑ってしまうから落語のごとく巧みなのかもしれません!
・今日のライオンキングで誰が印象的だったかと問われたらティモンとプンバと答えます!分量と比例しないけれどいつも通りと新鮮な感情、作品の中での在り方が好きだなぁと終始思っていました。


【シンバ 田中 彰孝さん】
・出演されているのは知っていたけれど私があまりライオンキング観に行かないからまた拝見できると思っていなくて嬉しかったです!過渡期で精神は幼くありながらもスカーがムファサと間違えるほど身体は大人で王に不足なしの体格…その通りのシンバだなぁと思います!
・舞台と近い席だったのもありますが空間が狭いと感じてしまうほど占めてらっしゃる空間が広い。歌声にせよ、身体的把握にせよその範囲に自分が入っている気がします。

 

◆ダンスと歌
・ハイエナダンス、相変わらず格好良すぎるダンスだなと思いました。あれで上がらない人いるの??
・2段目1列最上手のヌー、ヌーのプロなの?というくらい震え方、跳ね方、顔の動きが群抜いて上手くて注目してしまいました(笑)
・シンバとスカーの対決、布壁が出てきて下手から上手へ戦いながら捌けていく一番最初の雌ライオンの跳んだ足が先まで伸びてらして美しかった!チーターされてた方も二番か三番目だったかと思うけど体勢が美しくて無駄がないから雌ライオンは強いのかなぁなどと思いました。
・ワン・バイ・ワン、最上手のダンサーさんどなたなのだろう?でも既に見ている気もする。
・ワン・バイ・ワン、センター上手寄り低音担当の方のお声が不思議。低い響きが綺麗で気になる。


エルトン・ジョン
アンマスクドで「大型の猫科動物という点で~」などとロイドウェバーが言葉に出すから曲が気になってしまう最近です(笑)
注目してみると場面転換と共に鮮やかに曲が変わっていくの、やはりこれだけロングランになる作品はそれだけ素晴らしい音楽なのだなと改めて知りました!素晴らしい音楽に加えて、素晴らしい台本とティムライスの詩だから良い作品なのだなと。
最初の掴みがこれ以上なく強力だし、一幕終わりのハクナマタタも待ち遠しいナンバーだし、どの曲も頭に残ります。私の好みとしては「シンバとスカーの対決」の争いの音楽が印象的で好きです!

 

 

もうコロナ禍演出どうなってたかはっきり覚えていないんですが普段音源聞いているからか展開がスピーディーに感じます。CATSのように私が慣れてないのもあると思うけど急ぎ足と思うこともある。

ライオンキングは動物たちが通路や客席側に来ることで劇場がサバンナに感じられるのが醍醐味のひとつだと思います。今も通過時は発声をしないことで通路を動物たちが通っていきます。これは観客側が発声や触らないと信頼してくださって行われる演出と感じて嬉しいです。

なんとなくですけどアナ雪は初見さん、友達で、家族で、リピーターと入り交じってますが、よりライオンキングは初見家族層が多いなと空気比べて感じました。こういう観客層の新鮮さもライオンキングのいいところ✨新年の清々しい真新しい一日の公演を拝見できて良かったです🌅ありがとうございました!

 

追記
「シンバとスカーの対決」
崖から落ちたスカーをハイエナが取り囲む。「エドは?」そして暗転、暗闇の中をエドに合わせてスカーは捌けるからスカーの姿はなくなったと見えるんだなと
思って。

 


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