珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

CATS-2017/01/27-


2017年1月27日マチネ
大阪四季劇場

キャストさん
グリザベラ早水小夜子

ジェリーロラム=グリドルボーン時枝里好

ジェニエニドッツ笠原光希

ランペルティーザ山中由貴

ディミータ吉村摩耶

ボンバルリーナ金 友美

シラバブ黒柳安奈

タントミール野田彩恵子

ジェミマ朴 悠那

ヴィクトリア杉野早季

カッサンドラ藤岡あや

オールドデュトロノミー山田充人

アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ飯田洋輔

マンカストラップ加藤 迪

ラム・タム・タガー上川一哉

ミストフェリーズ松出直也

マンゴジェリー斎藤洋一郎

スキンブルシャンクス小林 唯

コリコパット横井 漱

ランパスキャット政所和行

カーバケッティ齊藤太一

ギルバート玉井晴章

マキャヴィティ田川雄理

タンブルブルータス塚下兼吾




ネタバレです。


よろしいですか?





































































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時間余ったから寄った蔦屋書店で見かけた
ZINEに興味持ってやってみました〜
楽しかった^^*

毛抜(衛星劇場 新春浅草歌舞伎2016)


























新春浅草歌舞伎 第二部-2017/01/16-

2017/01/16(月)15:00~
浅草公会堂
 
 
キャストさん
お年玉〈年始ご挨拶〉
坂東巳之助

   

双蝶々曲輪日記
一、角力場(すもうば)
  放駒長吉
山崎屋与五郎
藤屋吾妻
濡髪長五郎

尾上 松也
中村 隼人
中村 梅丸
中村 錦之助

 
 
四世鶴屋南北
二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
  白井権八
幡随院長兵衛
中村 隼人
中村 錦之助

 
 
岡村柿紅 作
三、棒しばり(ぼうしばり)
  次郎冠者
曽根松兵衛
太郎冠者

尾上 松也
中村 隼人
坂東 巳之助

 
 
 
ネタバレです。
 
 
よろしいですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
この日の公演で4公演目でした\( *´ω`* )/
ポスターいただきました!
ポスターいただくときに押してもらえる提灯ハンコ♪
 
 

ポスター貰う時に押してもらう印\( *´ω`* )/やっぴー

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

 

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

この日のこの公演を見た理由に巳之助さんのお年玉を見てみたかったからという理由があります。

お年玉〈年始ご挨拶〉
坂東巳之助

※以下正確な記憶でなく大体の意味はこんなんだったはずくらいの記述です※

最初と最後は渋くて格好いいお声でのご挨拶!
「本日は~」みたいな感じのやつです(ざっくりしすぎですみません;;)
渋くて格好いい声というのが地声と全然違う、巳之助さんの実際の歳よりも深みあるお声…
私は何となく歴史を感じる声だと思っています。
決めるとこビシッと決めてくださると安心して格好いいなぁと思えますよね^^*

ご挨拶終わると…
前向いてマイク使って上目遣いに客席見て「…はい」ってすごーく素の声で^^*
この一言でしっかり聞きましょう!!と思ってた客席の気が抜けて笑いが起きるっていう(笑)
ハイプレッシャーという程でもないけど適度に場をゆるりとする、張った気を抜かれるのが上手いんだなぁ!と思いました。

「14日で中日を過ぎまして口上も6日でございますが、
素の状態でお話させていただくというのは慣れないものでございます。
口上自体は三年前の新春浅草歌舞伎から何度もさせていただいておりますが慣れません。」


私の口上では質問コーナーを設けております。
ただ皆様からの質問に私が答えるのではなく
私からの質問に皆様に答えていただきます。
今日、初めて歌舞伎を見られるという方?」

と手を上げてもらう。
手を挙げた方が最前列にいらっしゃたのでその方に
「どうして来られたのですか?」
その方が隣の方に誘われてきたらしく
「どのようなお関係で?」「怪しい関係ですか?」
と、いまじナイト生コンの日であもにゃんコーデファッションに
ぐいぐいおいしい答え欲しがってらしたときの顔されながら聞かれてた(笑)
「どうして誘われたのですか?」
確か見たらいいのではないかな?という年齢になったからと誘われた方はお答えになってたはずです。
繋げて「新春浅草歌舞伎はお値段も他の公演より幾分お求め安くなっておりますし、
(演目も有名で分かりやすいものが多いと言われていたと思います)
今日公演を見て歌舞伎面白いなと思っていただけましたら
周りの方に面白かったよと言っていただけましたら幸いでございます。」
本当に歌舞伎は面白いですよ!
私何もしなくても好きなことに関して黙っちゃいないからずっと面白いと叫んでいるんですけどもw
 
話題になっている巳之助さんジャンピングはツイッターのRTで話題になっていることを知ったので密かにわくわくしておりました!
インタビュアー巳之助さんは「高いところからでは…」と上手へ歩んで
「失礼して」と前置き、ぽんと下へ降りる!その身軽さに拍手が起こるわけです!
また、舞台へ戻る際も「失礼して」と前置き、
両足ジャンプで壇上まで戻る鮮やかさ天晴すぎて拍手が当然起こるわけです!
「皆さん拍手してくださいますけれど拍手するほどのことでもないんですよ?」とご謙遜されてましたが、
拍手は自然に起こったものですからするほどのことだと皆さんが思ったのだと思います私然り!

「内容は始まってから見ていただくといたしまして…」
と突如花道をとととと歩んできましたる巳之助さん。
舞台を下手側に歩み、花道通って歩いてこられた時、
え、何何々近い近い近いんだけど!!!わぁ近い!と
ひぇええええええとなるくらいには花道に席が近かったんだ…私GJ!
「あ!2階席3階席の皆様!私(一人称何だったっけか?)見えなくなります〜すみません~」
と言いつつ進み、揚幕にたどり着く。
揚幕をシャッシャッと開閉して
「こうして(役者が出てくると幕が開いて)音がなるんです〜」と説明されてました。
歌舞伎座より浅草公会堂のが揚幕の音聞こえるよね!
それは衛星劇場の映像でも思ってましたし、実際にも思った!
そういう意味でも初心者に優しいし、今、歌舞伎座の歌舞伎にタッチするとなお楽しそう(笑)
口上の巳之助さん真似出来るね!揚幕もだけど両足ジャンプもあの距離なら行ける気がする(笑)
はともかく
「2、3階のお客様音聞こえたでしょうか?」
「花道に俳優が出てきた際は拍手をしていただけますと
より気持ちが乗ってお芝居をすることが出来ますので、
どうぞよろしくお願いします。
ちなみに第二部は私花道に登場いたしません(笑)」
 
それとずっと思っていたのが巳之助さんの髪型ね、
髪ちょろんとされてるの可愛いなって( ^ω^ )
https://twitter.com/asakusaowariya/status/821296507995332608
前回隼人さん見てすぐ与五郎見たら気持ち寄ったし
今回も巳之助さん見て太郎冠者に気持ち寄ったけど寄るよね?
前日に梅丸さんご挨拶だったので吾妻にも寄るのでした!

突如浮かんだので口上声イメージをお茶で当てはめ!
してみたけれど今見ると夜テンションですね(笑)
{お名前 ご挨拶の声・印象→話の内容・声・印象}
壱太郎さん べにふうきフレーバーティーアソート
今見てなぜべにふうきなのか分からない(笑)
けれど多分べにふうきは日本の紅茶作ろうとしたら花粉症に効く緑茶出来たという意外性のお茶だからそういうとこ?
フレーバーティーアソートなのは色々多才なのが短い間で感じられたからです。
ちなみにフレーバーティーはセイロン紅茶(100%発酵)イメージです。
隼人さん 知覧茶→抹茶オレ(あげまんじゅう由来)
九州のお茶は味がさっぱりしていて爽やかで渋くなくてスッキリする印象があります。
知覧茶鹿児島県ので私は個人的には一番美味しいと思ってる緑茶です。
抹茶オレ、しっかりしつつも遊びが見える気がしませんか?
抹茶は苦くて…とか言う人でも抹茶オレは飲んだりするよね^^
梅丸さん 八女茶→ジャスミンティ
八女茶は同じ九州のお茶でも福岡県のお茶。
知覧茶より甘さを感じる気がします。
ジャスミンティーは日本でなく中国の緑茶にジャスミンの香りづけをしたもの。
発酵を進ませない殺菌方法が日本の緑茶の蒸す方法でなく
中国の緑茶は釜炒りで八女茶で感じる甘さがより強く感じられる気がします。
また中国茶はお茶を入れると茶葉が葉っぱの形にそのまま戻り、とても美しいです。
巳之助さん 静岡茶ダージリンファーストフラッシュ
お寿司を食べたとき、あがりを飲みますが、あれは渋めの方が美味しいです。
前述の九州産緑茶でお寿司食べると口がさっぱりしません。
そういった口をさっぱりさせる効果ある渋めで美味しいお茶は静岡茶だと思います。
お茶の木には中国種とセイロン種の二種類あって
日本、中国は中国種、スリランカ、インド、アフリカはセイロン種の木だと思います多分。
でもダージリンという紅茶はネパールとインドの狭間にある高地ダージリンで採れるのに
中国種の木の紅茶です。
だからか私は親和性を感じます。
紅茶らしいのはセカンドフラッシュオータムナルくらいの時期ですが
ファーストフラッシュ(初摘み)のお茶は紅茶?と思えるほど
淹れた時の色も薄く、紅茶というより緑茶のような味わいを感じる不思議なフレッシュな紅茶です。
ミルクやレモンなどの変化をつけずストレート(何もいれずそのまま)飲むのが最高に美味しい飲み方のお茶でもあります。
 
四人見られると松也さんも見てみたかったと思うのでした~
私は大向う練習してみたかったなぁ!
公演中はなかなか出来ないけれどちょっとやってみたくなるよね^^

双蝶々曲輪日記
一、角力場(すもうば)
 
放駒長吉
山崎屋与五郎
藤屋吾妻
濡髪長五郎
 
 
 

尾上 松也
中村 隼人
中村 梅丸
中村 錦之助
 
 
 
 
テンポ感早めに進んでいた気がしましたけど
自分の感覚の違いなのか
実際に違ったのか定かではないです。
 
関西弁をなぜかここにきて強く感じた!
 
「相撲が見たいんでございましょ!」タンッと踏む吾妻
 
再登場放駒のお着物女性もの感がイマイチ分かんなかったんですが赤帯のりぼん結び!
めちゃくちゃ可愛いですね!
 
「なんじゃい。なんじゃいなんじゃいなんじゃい。」
「放駒が日本一ィ?日本一のきびだんごが聞いて呆れるわ。」
「なんじゃいなんじゃいなんじゃい怖い顔で睨みおって」
ほんとこのあたりの日々なんじゃいなんじゃいに救われていました^^*
嫌なことあったらなんじゃいなんじゃいと思うと乗り越えられますね!
今日は超心軽いわ〜
「濡髪が日本一?!濡髪が日本一?!そーかいな、そーかいな^^これもあげましょ♪」
これは日常で使いたくなるやーつ(笑)

濡髪も大船に乗ったつもりでと言う
長兵衛も大船に乗ると言うわけではないがと言う
 
文楽角力場見たんでは?と思ったけど違うとこだったや。
 
 
四世鶴屋南北
二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
  白井権八
幡随院長兵衛
中村 隼人
中村 錦之助

 
 高麗屋播磨屋の兄貴

雉も鳴かずば撃たれまい、と雲助を見ていて思うのでした。

最後の光景を見て思うのは遠くの緑が目立つのが不思議なんですよね。
今の東京ではあそこまで遠くが見えるってことないけど
普段暮らしていて私富士山以外山が見えないわけだし
ほんっと平らなんですよね、東京近辺は。
それをね、あの背景を見ると毎度思ってすっごい平らだなって東京感じてました。

岡村柿紅 作
三、棒しばり(ぼうしばり)
  次郎冠者
曽根松兵衛
太郎冠者

尾上 松也
中村 隼人
坂東 巳之助
 






主観。
松也さんが重力という力を利用して重心が下っぽくてしっかりと立つ踊りで、
巳之助さんが重力を無視してまぜこぜに円形・曲線に力の向きが変わっていて
重心が腰くらいのところで保って芯は全くブレない踊りである気がした〜!
松也さんは縦に一本の芯があり、巳之助さんは点で芯があるように感じる。
 
もう棒しばりは何度見ても楽しいな〜♪
展開や台詞までひととおり把握するくらい見ても楽しそう(笑)
CATSくらい見込んでも楽しそう(*´ω`*)
 
狂言舞台らしい気品というのは感じるんだけどどこでしょ?と思うと分からないなぁ〜?
ずっと上品な気もするんだもの。
あの酒蔵へ向かうときとかの歩き方は上品だなぁと思います。
何かの巳之助さんが言ってた歌舞伎は滑ることを生かしてるってそれかな?
 
本当か知らないけれど販売されるお写真は俳優さんが目を通してOK出して販売されるというような呟きを見て。
太郎冠者の写真はなぜ右足上げてるの多いんだろうなぁ?と素直に思ったことを思い出す。ソルファ?同じポーズでも違うのです、とか?…たまたまかなぁ。
 
「心得た!」のまろやかさある響き。
 
最初の「はいーーーー」ってとこ、
ああいう声色のいかにも男という格好良さはいいなぁ素敵だなぁ!!
 
次郎冠者のパラグライダー(ジーン・ケリーの)やるのか?違ったーーてとこ好き(笑)
浅草の日本人。
 
松兵衛にやい次郎冠者!と声かけられて
「んぁ?」と返すの松也次郎冠者のオリジナリティなのでは??
松也次郎冠者強い!!
「なんじゃ?~」
 
棒しばりの「連れ舞しょ」ってメールの文面みたいで可愛いなってずっと思ってる。
語尾にハートとかついてそうな感じ( ^ω^ )
連舞いリズム、
たんたかたんたん、たん たん とか言うと梅酒みたいだね(笑)
でも食べるというから棒しばりのお酒は甘酒みたいなイメージある。
 
最後の棒回しと回し蹴りによる攻撃の攻撃する点の高さよ!
 
「やっぴー」で太郎冠者がCATSのバストファナンバーのゴルフかな?ってくらい
次郎冠者の外した鍵見上げてたけどそんな飛んだの??
 
多分私どこの席座っても今日の席取った私勲章ものだな!って思うと思うんだけど今日の席も良かったな〜
松兵衛も太郎冠者も次郎冠者も真ん前に見えて、
かつ舞台全体を見られる、
かつ花道は通路分遠ざかって真横で見やすく息遣い感じて最高だなぁって感じ〜\( *´ω`* )/
 
 
 
1公演を角度を変えて何度か見る楽しみ贅沢をしようと
公演の存在を知ってから楽しみにしていた新春浅草歌舞伎も千秋楽、
おめでとうございました(*´ω`*)
 

新春浅草歌舞伎 第一部-2017/01/15-

2017/01/15(土)11:00~
浅草公会堂
 
お年玉〈年始ご挨拶〉

 
中村梅丸
 
 

近松門左衛門

一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)

土佐将監閑居の場

 浮世又平後に土佐又平光起
又平女房おとく
狩野雅楽之助
土佐修理之助
将監北の方
土佐将監光信
坂東 巳之助
中村 壱太郎
中村
中村
中村 歌女之丞
大谷

 

義経千本桜

二、吉野山(よしのやま)

 佐藤忠信実は源九郎狐
早見藤太
静御前
尾上
坂東 巳之助
中村 壱太郎



 
 
 
ネタバレです。
 
 
 
 
よろしいですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
観劇は劇場の中でするものです。
LIVEです。
だからどんなに私が1公演1公演を大切に大切にしていても
その為にあらゆることを合わせて動いていても
急に変わることはどうしても多々あるわけです。
急遽飛び込んできた事柄により、したいこととしたいことがせめぎ合い…単純に落ち込んでました;;
でもこれは観劇するときに必ずしもマイナスではなくて、
あまりないことだからワクワクしている時には見えないものが見えるのです。
普段惹かれないものに惹かれるということも大変印象深い思い出として心に刻まれます。
まぁ…とはいえ慰める観劇より楽しむ演劇をしたいもの、と思います。
 
ずっと舞台の予習についてがいまいちどういう意味か掴み損ねていたのだけど
このインタビュー
(後で貼る、後で貼る、後で貼る!)
で言わんとすることが分かった気がする(*´ω`*)
自分がほとんど予習しないので、
そんなに丁寧に調べる方がいるのかと目から鱗ですが
多分答え合わせしに来た方も圧倒し感ずる舞台が浅草にあると思う。
→付け加えて。
答え合わせも私は悪くないとも思います。
なぜなら意図を推測でなく理解出来るから。
意味の取り間違いなく心理的余裕があったうえでの観劇は
役の心情により気づく観劇となると思います。
とは言いますがそれは1回しか見られない時用のお話。
私は観劇は見れば見るほど1回だけしか見ないのは損だと思う観劇ファンです(笑)
複数回見るものと楽しいよね観劇は^^
複数回観劇予定なら予習せず見て初見、気になるとこ調べて2度目、2度の感想持ち寄って更に3度目…
ひつまぶしみたく味わえるだけ工夫のしようによっておいしさは変わる。
ただ一番おいしいのは空腹の1杯目、そこをどう味付けるかってことですよね。

向かう時に「花道」という冊子読んでいて。
松也さんと隼人さんがヴェネツィア行きたいとお答え被ってるから
お二人で行っちゃえばいいじゃない?と思ったり、
錦之助さん分かります!私もマチュピチュは行きたいです!と思ったりする中、
巳之助さんの死後の世界へ行ってみたいというお答え。
え?ピコマコ?夢醒めの始まりかな?と思って以降、
「ここはどこ?私は誰を演じればいいの?」
「興味あるの!ちょっとだけ!まだ本当に死にたいってわけじゃないんだけど!」
と脳内『夢から醒めた夢』公演上演に勤しみました(笑)



 
お年玉〈年始ご挨拶〉
 
中村梅丸

梅丸さんは16日まで含めての四人のうち、
(壱太郎さん、隼人さん、梅丸さん、巳之助さん)
1番しっかりされてたと思います!
逆に年上の皆さんはあの手この手で会場を楽しませて引き込んでるわけですが^^
ともかく梅丸さんは挨拶と注意、松也さんに勧められてお年玉ご挨拶を務めるまでの経緯を
聞き取りやすく、はっきりと仰っていました。
梅丸さんのご挨拶は今後例えば今の隼人さんのような立ち位置になったら
私は初々しいご挨拶をされてた梅丸さんを知ってるぞ!と思えるわけですね〜
財産かな?(笑)
 
 

近松門左衛門

一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)

土佐将監閑居の場

 浮世又平後に土佐又平光起
又平女房おとく
狩野雅楽之助
土佐修理之助
将監北の方
土佐将監光信
坂東 巳之助
中村 壱太郎
中村
中村
中村 歌女之丞
大谷

 


大津絵とはなんだろう?と検索しまして行きましたサイト

http://www.otsue.jp/intro.html

最後のほうに「傾城反魂香」という文字が出てきまして嬉しくなる初心者。

検索する時に気づきましたが大津絵道成寺の大津絵でもあるわけなんですね!


私の舞台の入りがミュージカルだから見たものの順序でデジャブは一番最初に見たものを思い出すのです。

私はディズニーミュージカルの中でやっぱり一番舞台らしく素晴らしいと感じているのは美女と野獣(以下BB)なんですけど、

他作品もそれぞれ素晴らしいのだけど根本的なものを感じるのですBBは!

BBの素晴らしさについては多分過去に書いてるし、反れるので置いておきまして。

虎を追ってくる農民が農具持って花道駆けてくる様がBB感なわけです(オマージュ繫がりでウィキ感も)。

でも時代的に言えばこちらの作品のが先に思いつかれてるわけですから

BBが傾城反魂香感あるのです^^

 

虎に挑む農民ですが虎が怖くないこと怖くないこと(笑)

でもそうなんだけど怖いんですよ(笑)

あんなんいきなり畑にいてみ、めっちゃ怖い~というのと

あんな動かないいかにも出てきましたよ~な虎いるかいな?というのとが同時。


又平の自暴自棄は見ていて悲しくなる。
やっぱりどんなことがあろうとも
力でねじ伏せるというのはやってはいけないです。
おとくがどうとかいう話ではない。
又平の落ち込む気持ちがいくら分かろうともそれはダメだよね?って言いたくなる。

袴をお師匠様にいただいてお着替えする又平が嬉しそうで
子供っぽくて可愛くて幸せそうであるほどに
これから向かうのは戦地なのです。

嬉しく向かう場所なのか?又平無事に帰ってこれるのかと案じる気持ちでいっぱいになるのでした。

おとくにいただいた筆と巻物を腕いっぱい伸ばして見てーーーー!と見せる又平。

子供に戻ったような喜びようですよね^^かわいい
おとくは理解者であり、話を聞いてもらえる相手であり、

喜んでもらいたい相手であり、喜びを報告したい相手であるのですね!特別!


雅楽之助は信楽太郎っぽいですね?
血気盛ん感

隼人雅楽之助は長い手足を持て余してるように見えました。

染五郎信楽太郎はそんなことなかったですし、

体系も似ているからだんだんああなっていくと思うと

隼人さんはますます堕ちぬ人なしになっていってしまいますね(笑)


登場時のおとくが又平気遣い足元照らして進むのに
農民から聞いた話が気になって
後ろ振り返り落ち込んだような寂しそうな悲しそうな眉下がり。

傾城反魂香は花道に壱太郎おとくが又平の為に足元照らして歩んできて、

パッと顔の見えた巳之助又平の表情。

これが今日の舞台というくらいの印象深い一瞬でした。


忙しさということもありどうしても心無くす時期なのではありますが、
私自身ここのところ疲れたり、悲しんだり、落ち込んだりしています。
普段なら出来ることも出来なくなるのが忙しさだとしても傷つきようは変わらないわけです。
沢山傷つくってこともあるわけです。
と当日の私がメモを残してるんだけど本当に落ち込みようがひどい(笑)
ここまで落ち込むこともそうあることじゃないよね。
憤りを感じるもの。
最近ノートルダムの鐘を見まして。
テーマが違えどコンプレックスがあるということで言えば
傾城反魂香と似たような状況なのです。
けれども私の中に響くというのは物語のハマりようもあるとは思いますが
自分自身の状況ですよね〜
落ち込んでると普段しない役者の演ずる役を通して自分を見るよね。
わざわざ気にしていると知っていながら
本意は違うところにあれど
吃っているからお前は行かせないという気にしていることを理由にするの、
それを理由に絵によってしか土佐の苗字はあげられないと遠回しに言うのほんと不親切な師匠だなって思う。
私は又平夫婦ではないから思うけど人間言い方ですよね。
同じ意味でもその人の嫌がることは言ってはいけないし、
素晴らしいと思ったことを褒めずに責めるだけ責める、貶すことはなんの得にもならないってことです。
だから私は相手が何が嫌か、何が喜ぶのか真には分からないとしても配慮するようにしていこう、
素晴らしい部分はきちんと伝えてありがとうを伝えようと思っているわけです。
舞台の感想か?と半分思いますがあの師匠には腹が立った!
尊敬している師匠が言うことの重みというのを考えなければいけないよね。
後々に実は伺っていたのですとか言われましてもね?
結果オーライなら傷つけたことはいいのか?!という感ある。
伝わるように言う、伝わる努力のない言葉などなんのための言葉、意思なのか?
伝わらないものを精一杯伝えてなお伝わらないのが普通であるのだから
察してもらおうなどどんなお殿様思考だよと思います。
あの手この手尽くして伝える努力はまず師匠がすべきだよね。
あえて言わないとか不親切極まりないわ。

おとくさんは偉いよねほんと!
又平を気遣って師匠の筆借りる時もあんなに見えぬところで拝んだりと敬意を忘れない!
私だったら頭にきてるし殴り込むかもしれないw
夫の気持ちを尊重するって素晴らしいよね
私は絶対夫を傷つける人は誰であろうと許さないって思うけどね(笑)
分からないけれどこういう差を感じると
男性作家の夢かな?と思う時もあります。
かと言って女性が皆私と同じ考えではないでしょうけど。

又平におとくという女性がいてくれる有難さに感謝してもしきれぬ思いでした。
一人で抱え込むにはどう考えたってキャパオーバー案件ですよ!
壱太郎さんは舞台で生ける方ですね〜
誰もが惚れてしまうだろうおとくであり、おとくの気持ちはいかばかりか!
おとくの幸せ、又平の幸せをただただ願う傍観者となるしかないのです(´∩ω∩`)
そう考えますとね?
師匠の奥さんは岡目八目なわけです。
誰よりも冷静にすべての人物を見ていて
夫(師匠)の気持ちのせめぎ合い、
武芸での手柄ではなく又平にはもっと絵に心血注ぎ込んで欲しいと願う気持ちと土佐の苗字はいくら頼まれたところであげるわけにはいかないという気持ち。
おとくの健気な献身、又平の願いを叶えてほしいと願う純粋な気持ち。
又平の今までの絵の努力と師匠への態度、弟弟子に先を越された思い、願ってすがっても手に入らない土佐の苗字、純粋に師匠に尽くしてもその末に師匠に言われた言葉が「邪魔するなら斬るぞ」素直に申し出た殺してほしいとの願いも叶わず、おとくにもきちがいと言われ、自分のコンプレックスの吃音は治らず、何もかも支えるもののない気持ち。
すべての人物が冷静に見えているからこそ伝わっていないこと、すれ違いも一番見えていて
多分あの場にいる人物としては一番観客に近い反応でした。
多分師匠は奥さんに障子の奥で説得されて様子をうかがったに違いない気がしてきた〜

印可の筆、私も変換できなくてじゃがいもでした。

最後の手水に絵を書いて世に形を残す…
やはり何か生きた形を残したいと思うものなんでしょうか?
近松門左衛門は思ってたのかなぁ?
思ってたなら叶っているねぇ〜
私は思ったことないし、全部燃して消してもらってもいいけどなぁと思うのは今だからですかね?

奇跡の絵に驚くおとくは嬉しい気持ちと素直になれない気持ちで複雑。
又平の時も同じく。
それは結局師匠が認めないから。

写真が抜き取る傾城反魂香、又平。
花道で振り返る表情は全てだった。

私にはハッピーエンドと言われても行く先戦地ですし!
JCS的ハッピーエンドって言われたけど
ずっと重いと感じる。
土佐の苗字を頂いて
着物着替えていざいかんとしてるのは戦場で又平が気になってならぬ。

もう縋るすべなく修理之助を修理様と呼んだ又平の必死さがやばい泣ける辛み。。

追手が来ないか見張る又平の純粋さにまた泣ける。
頑張りどころが違うのと真剣に取り組む姿勢だよね
私自身が最近ほんと不器用だと感じるので
そういうの被るんだと思う
違うんだなぁというんだけど
真剣な態度が悲しくなるん。

おとくの小包は生音?
とっても綺麗な音でした!

袴着替え喜んでてよかった…!
でも何しても泣けるんですよね。

おとくの五体満足なのに吃音だからというの悲しすぎる

脇道それるけど発言ということ。
私がいくら騒いだところで大した影響力ない、というか何の影響力もないけど
今私の見ている方々は常に発言が注目されていて大変だなぁ。
なんのメモか分からない(笑)
でも役者さんって大変だよね。

イヤホンガイド、最初の方で子供が生まれたと聞いた気がしたんだけど
私の思い違いかな?と終始思っていたんですよね。
おとくくらい深い愛を持つ人が自分の子を置いてこの世を去るだろうか?
私には違和感ある。
自分の子ですからね守るんでは?

吃音と言えばパッと閃いていたのが英国王のスピーチです。

 

義経千本桜

二、吉野山(よしのやま)

 佐藤忠信実は源九郎狐
早見藤太
静御前
尾上
坂東 巳之助
中村 壱太郎


 

忠信の狐の仕草もれるの、かわかわ(*´◇`*)
リードいたす!といった風に静御前引っ張っていく男らしいのが狐ってほんと可愛い。
平安狐合戦こんここ(正直鎌倉かとも思ったけど心地良さ重視で)

静御前、なるほど!
しとやか!
すけてる傘が綺麗です。

恩田陸さんの夢違思い出すなぁ〜

花のついた棒を持って出てくる藤太の家来たち
くるくる回る
忠信の投げた傘掴んでシェーする藤太。

黄色い紐の草履履く忠信
歌舞伎って黄色が多用されますよね、私毎度めっちゃ気になる。

早見藤太が操り人形

暗転登場忠信

藤太はこの命誰のものの

思い出したけど「吉野山」の桜の様子があまりにも恩田陸さんの『夢違』の光景と一緒だったから大変驚きました!
 
くるみ割り人形金平糖の踊りだっけ?
パ・ド・ドゥなイメージ。
と言ってもバレエ全然知らないんだけど
クラシックバレエの非現実な美の世界といった空気感と似てる気がする。
夢のような美しさなわけですよね。
あと見ている感覚としてゆったりして見える。
でも今狐が化けるなら白鳥の湖のが近いのかもって思いました。

新春浅草歌舞伎 第二部−2017/01/11−

2017/01/11(水)15:00~

浅草公会堂

 

 

キャストさん

お年玉〈年始ご挨拶〉

中村隼人

  

双蝶々曲輪日記

一、角力場(すもうば)

 放駒長吉

山崎屋与五郎

藤屋吾妻

濡髪長五郎

尾上 松也

中村 隼人

中村 梅丸

中村 錦之助

 

 

四世鶴屋南北

二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)

 白井権八

幡随院長兵衛

中村 隼人

中村 錦之助

 

 

岡村柿紅 作

三、棒しばり(ぼうしばり)

 次郎冠者

曽根松兵衛

太郎冠者

尾上 松也

中村 隼人

坂東 巳之助

 

 

 

ネタバレです。

よろしいですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お年玉〈年始ご挨拶〉

中村隼人

顔白くて口上みたいな着物で登場。

つまり服装以外は与五郎さんスタイル。

新春浅草歌舞伎について歌舞伎初めての方でも楽しめる公演です、と紹介されてました。

3演目の内容を隼人さんなりに解説と仰っていましたが簡潔ですごく分かりやすかったです!

そのあと、浅草の説明と言いますか

隼人さんのルーティーン、食い倒れコースの説明でした(笑)

天ぷらとせいろの尾張屋さん、人形焼の紀文堂さん、揚げまんじゅう、あんみつの梅園さんと圧倒的甘味率(笑)

ただ11日当日は隼人さんが行ってみたところ、

尾張屋の支店と紀文堂はお休みだったらしくその辺りまでお伝えしてくださると共に気が回って素晴らしいなぁと!

あと萬屋の皆さんは本当に鼻がスッとして美しいので横顔が綺麗ですね!

「隅から隅までずいーーっと」が超いい声と抑揚を味わう?噛みしめる?

ただ聞くというには注目を集める感じなのです。

 

 

双蝶々曲輪日記

一、角力場(すもうば)

 放駒長吉

山崎屋与五郎

藤屋吾妻

濡髪長五郎

尾上 松也

中村 隼人

中村 梅丸

中村 錦之助

放駒の扇子は白地に墨絵で馬、

着物は紫の地に馬と桜かなぁ?ハルウララ

 

濡髪のチャームポイントは泣きボクロ。

着物は黒地に屏風かなぁ?

扇子は黒地に扇子、逆面に弓

 

歌舞伎って他の舞台の比じゃないくらい衣装と舞台セットが気になるんですがなんで?

もうひたすらわー素敵わー素敵ってなるんですよね~なんで?

舞台に近い席だったのでひたすら柄が気になるわけです。

なんでこの役はこの柄なんだろう?みたく見たり

単純にこの色合い渋いなぁ格好いいなぁなど。

 

近くに座ったからより思ったのですが(放駒の役というだけではないだろうと思うので

松也さんと書きますが)

松也さんの身辺を幸せにする陽の気質がすごい!!

何にも理由はないけど見ているだけで明るくなる心地になる役者さんですよね^^

それでもって角力場の放駒長吉は試合に勝つと「長吉勝った!長吉勝った!」と喜ばれるのです。

勿論賭けで買ったとか、吾妻を取られたくない武士のように自分に都合いいから喜んでる人もいると思うんですけど

普段が愛される人柄なのだろうなと感じ取れる笑顔に、口調に「へいっ!」

松也放駒を見ていると周囲の人々の愛でようも納得です!

贔屓から送られてくる品々を読み上げてくれてるのに

目の前にいない贔屓と読み上げてくれる人、周囲の人々に感謝を忘れない放駒は愛されるわけですね!

品物読み上げる人たちの「放駒関~」に良かったね~という意の温もりを感じまして

心温まる思いがしておりました!

手を叩くときにも慣れていないけれど

周りを見てワンテンポ遅れて、腕を伸ばし手をパーに広げ、パチパチと愛しくなる様子で手を叩くさまです。

結構そういうのを常識と言ってそんなことも知らないのかと笑う人もいる中、

このシーンでは平和に充ち溢れてて慣れないとこさえ可愛がってる。

やっぱりそういう優しい人を呼びよせる人なんでしょうね、放駒が。

 

前回英語発音ぽいなと感じた放駒の台詞は「ずるずるずる」でした!

吾妻が出てきてすぐに与五郎出てくるので

お年玉よく出来るものだと思うのでした!ほんと早い!

花道をヘナヘナヘナと進み出でて「与五郎さん」と声かけられ

「吾妻~♡」とメロメロヘロヘロしだすけどイケメン保つのは流石隼人さんと思うのです!

「あづま、あづま、あづま~」と重ねるのはこないだウエストサイド物語聞いてて思いましたけど好きな人の名前って繰り返したくなるんですかね?

あのへにょっとした顔(何もしてない素の顔)がイケメンってことはなかなか凄いってのはコリンファースさん見て学んだんですが

笑顔は魅力的に見えるもんですが無表情がよく見えるって稀有だと思うのですよ。

何がどうしてそう見えるのか分かりませんが隼人さんご本人は松也さんが「ひかえめハンサム」と評されるように

ハンサムなお顔、男らしさをぐいっと感じるお顔なのに

坊ちゃんといった様子のへろっとしたイケメン顔になるんですよね~

イケメンってちょっと女性らしい部分あるって聞いたことあるし、それには確かにと思う。

身体のころし方といわれてるのなのかな?

身体も結構大きいこと知ってるんですけどほっそーくひょろーく見える謎ですよね。

 

濡髪のように与五郎が行くまでただ舞台にいる役ってめっちゃ気になりませんか?

数秒に一度あまり動かれないことを確認してしまう(笑)

大きいんですよね~近くで見ても大きい!

この時気づいたんですけど放駒(松也さん)より実際は背が低いわけですよね、錦之助さんは。

衣装や座る時の黒いやつとか大きく見える工夫もそうだし

胸張って足開いて大きく見える姿勢の工夫もそうだし

よく分からないけど濡髪は強いと知ってる自負を感じる態度がひしひしとするのです。

あと声がね!

特に呼吸の音が独特に思えます、ちょっとざらついてるの。

あの、圧を感じる重たい声は遠くでも聞こえるんですが呼吸音とか近くに寄らないと気が付かなかっただろうなぁ。

 

四世鶴屋南北

二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)

 白井権八

幡随院長兵衛

中村 隼人

中村 錦之助

私が残念だなぁと思うのは雲助のオマージュが分かるほどには

歌舞伎知らないってことです(ノ_-。)

笑いは知識あってこそというのですよね…

悔しい!!

 

あの手この手の斬られ方は毛抜レベルでびっくりします私は!

 

駕籠に乗ってくる隼人権八のシュッとした美しさこそ写真に収められるべきでは?

 

錦之助長兵衛が茶格子の羽織り畳む仕草の粋なこと粋なこと!

格好良さの極みだと思いますあそこやばい!!

めちゃくちゃ綺麗に畳むんだけど几帳面さを感じずに

こんなこと当たり前に出来るんだから取り立てて騒ぐことじゃねぇよ…といった印象があって渋格好いい!

権八の若いゆえの魅力アピールの着物の下の赤いやつ、

脱げないようにゴム付きの赤ジャージっぽくみえてしまうんだなぁ

(スパッツのが幾分いい例えだと思ふ)

権八はもっと中性的な役なのかなぁ?って思うけどどうなんだろう?

隼人権八はちゃんと男性で青年な印象。

最初の権八の見得の格好良さがシャープ!

 

提灯に「大森」という字。

 

岡村柿紅 作

三、棒しばり(ぼうしばり)

 次郎冠者

曽根松兵衛

太郎冠者

尾上 松也

中村 隼人

坂東 巳之助

うち棒しばりめっちゃ好きだわ(´∩ω∩`)おかわりーーって感じ!好きだなぁ!

 

物語の最初の方、狂言らしいところ、

無表情に行われたり、面白楽しいやり取りから次の瞬間にスッと無表情に戻るのです。

後半に向かうにつれ、表情が豊かに増していく流れ好き( *´`* )

 

隼人松兵衛麗しいし、きっちりしてて良い大名だろうにね(笑)

やっぱり「山一つ あなた」の言い方が好き!とっても伝わる言い方で好き!

「いて くるぞよ~」の太郎冠者次郎冠者戒めてもうお酒を食えぬだろうと満足げに歩いていく様も好き!

前回観劇と衛星劇場で見た松兵衛見比べて

この方がお殿様っぽいなぁ、威厳があるなぁと思ったとこはそれでそれで本当。

だけど今回観劇で隼人松兵衛は隼人さんにしか出せぬ松兵衛だなぁとも感じたり。

というのも棒しばりキャスト三人が年が近いゆえ、遠慮ない力加減での均衡がある気がします。

いやぁほんといいですよね飽きない~!

 

太郎冠者はよく見たらしめ縄柄だった(笑)

 

松也次郎冠者のしっかりも出来るのにどこか末っ子感ずるい〜!

酒の肴に踊る時とか、

その体格を活かして大きく見せる踊りと決める時の一段の格好良さ!

慌てるくらい格好良くて、失礼めの酔い方や酒に一生懸命なコミカルさ可愛さ、

いやぁ…様々な側面ころっころ見られてね~

ほら、この演目的には次郎冠者と呼ばれて初めて見るわけですが

観客的には放駒長吉でハートキャッチ済みである上に、姿の違う次郎冠者として見るわけですから

更に深く凄いや!と思うわけであります!

 

松也次郎冠者も巳之助太郎冠者も音感、リズム感優れてらっしゃるんだろうな〜という踊り方される気がします(*´ω`*)

棒や足踏み鳴らすタイミングの絶妙さと、

踊りと音楽が合わさる相乗効果をより感じるお二人と言いますか!

要するに好きな踊りなのです!

もうひとつ思うのが両冠者の身体能力の高さというのかな〜?

単純に柔らかい、派手な動き、速い動きが最高のエッセンスに感じる〜( *´`* )

それでいて全然違う踊り方されてるとこが凄い時めく!

 

ちなみに松也次郎冠者の「あぶなっ!」の身の翻し方・身体の柔らかさは驚ける!

 

棒にしろ、足にしろ鳴らす時は深くずっしりしてるのに他の足音は無音なところ、

好きで好きで仕方ない!

あの音鳴らない歩き方最高じゃない?

ひったりひったり足裏しなやかにしなるの。

足上げた時の指先まで無駄に力入らずスッと伸びて、

足つく時は足先から優しく丁寧に降りていくの、

見てて美しくて、ぐっと掴まれる仕草なのに

上演中基本的に歩き方これなのです!!

沢山見られるって素晴らしい_(:3」∠)_幸せか

 

巳之助太郎冠者の回転時、

結構外側に反りつつも軸がしっかりしてるから

1本足でブレずにくるんと早めに気持良ーーく回るのや、

足上げ等身体の使い方が大きめなとこと

客席に背を向け足先トコトコする小さな振りの差が大きいのや…

巳之助さんの踊り好きかもしれない(*´ω`*)

 

肴にしてるのでヘロヘロしつつも太郎冠者は次郎冠者の踊りを見ている中でも

酔ってるから踊りが怪しくなって次郎冠者がクルクル回りだすのを見てる太郎冠者が大層笑っててより楽しくなる〜♪

 

棒しばりの袴の柄、メトロみたいで可愛い( ´ ▽ ` )ノ

中にあるお花とかが何なのか知りたいなぁ〜

上に着てるのの格子柄は意味があるんでしょう?たぶん。

 

次郎冠者が「まことに行かれた」と言ってから「やいっ!」と言うまで、

上手方向に向かってちょぼちょぼ(つま先から付け根くらいの一歩を繰り返す)シュンとしながら進んでる巳之助太郎冠者可愛い、ペンギンみたいで誠に可愛い。

 

巳之助さんの回り方なのか、太郎冠者の回り方なのか分かんないけど

ウィキッド(人生踊り明かせ・Dancing Through Life )っぽい直感をうける。

軸真っすぐ、(足とかが)内に入ってアンバランスな美しさと言いますか、ワイングラスのそれ。

https://youtu.be/psU5wY7KudY

 

上手側前の方に座ったんだけど、

なんとなく今まで見てた舞台より歌舞伎の方が顔を正面に見せている気がする。

と言ってもバレエダンサーが回る時みたく真正面向ける感じじゃなくて、

横を向くというのも真横じゃなくて斜め45度に顔を傾け、

目を相手に向けるように見つめてる気がする。

 

酒蔵で酒樽?がいっぱいだ~と見回すとこ、

前方で見たらああ~これは心を掴むわけだわと思うわけです。

歌舞伎というのは見る度にひとりひとりの出演者さんが光っている演劇だなぁと感じます。

集まって演じて光ってもいるし、一人だけでも光っている。

一人に魅力がある、惹きつけるものがあるということです。

役者さんが実際の光景じゃなく物語の世界で生きているというのは分かってるので

実際のことがそのままイコールじゃないことは承知のつもりで

どうしても素晴らしいねと言いたいから言うけれど

前方席は目が合ってるように感じても

この棒しばりなら酒樽に見えてるのは知ってるんです。

いや、でも知ってても観劇で気分がハイな観客としてはドキッとするんですよね~

しかも多分これはものすごく沢山の人がハッピーな気分になれる類のやつです。

比較的遠くでも目が合ったって思えるやつ。

こういうのは言葉にするのも難しいとこだなって思うけど嬉しくなる気持ちは本当なので記してみました。

 

アンヂェラス #アンジェリカ #アンジョルラス

りんごさん(@sannkaku)が投稿した写真 -

今日は気になったお店の一つ、

アンヂェラス行ったのだけどカフェオレの中に入ってる何かが溶けててめっちゃ美味しかった!!!

ただ何も入れずとも甘いのですが^^

アンヂェラスしばらくいたらドイツを思い出すな〜なんて思ったんだけど

外観もちょっとそれっぽいですよね〜ローテンブルク的な木組み?

 

松也さんおすすめのオレンジ通り(浅草公会堂の並ぶ通り)の中ほどにある

外壁が白と木の茶で大変メルヘンお洒落で気になるお店「アンヂェラス」!

メルヘンなのに提灯が下がっているという違和感のない浅草らしさ。

中入るとショーケースがあってケーキ屋さんの様相。

三階まであるらしく一人でも平気かなぁ~とそろりそろり入ったのだけど

むしろおひとり様のが向いてますねな感じ。

座席が比較的小さく狭いのです。

一人でボーっとする贅沢にはぴったりな気がします!

壁にかかっている絵はどんなだったか覚えてないけどレンブラント…と思った記憶はある、けどレンブラントではなかったと思う。

 

最初店名を見てレミゼラブルのアンジョルラスかと思って二度見したら違うや!と思って(笑)
アンヂェラスという店名は実際行くまで覚えられませんでした(笑)
ちなみにアンジェリカはパウンドケーキとかに飾りでつける緑や赤の砂糖煮のやつイメージ。
で、アンヂェラスのケーキ「アンヂェラス」
二色あって茶と白。
私は白のですが外側からホワイトチョコ、スポンジ、クリームなんです。
甘さを相殺してくれる飲み物とだと最高に美味しい感じだと思うくらいに甘めかも!
うちは好きでした^^*
でももっと刺さったのがカフェオレ!!
これめちゃくちゃ推す!!甘いのOKなカフェオレスキーさんなら是非とも!!
なんか上に載ってるんですよ甘いのが。
これが美味しい!あれ何!
カフェオレだけ頼んでゆったりも素敵なんじゃ~?と思える。
 
とそんなことを思いつつ、
私はこの日の観劇の記憶と4日の記憶を混同しないようノートにガリガリ書いてたんですけども。
まぁ…間に合わなかったジーザス!!
 
現代美術みたいに日常が変わって見える現象がおきますね、
大学芋買ったんだけど密かけてるの見て放駒みたく「とろとろとろ」って聞こえてくるし、
黒ごまを振りかけるシャシャシャという音が鳴物に聞こえるし人生楽しいわ(笑)
↑浅草公会堂の並びの大学芋のとこ、美味しかったです。
 
 
 
 
+α

 

徹子の部屋

https://youtu.be/aBK7H5JTaSQ

 

 

新春浅草歌舞伎感想書いてる最中、

入野自由さんの「HIGH FIVE」を聞いてる。

なんか歌舞伎っぽいのかも。

http://www.uta-net.com/song/219683/