珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

Kiramune Music Festival 2025-2025/05/10-

2025/05/10(土)

横浜アリーナ

スタンド

 

kiramune.jp

 

私は吉野さん中心に聞いているだけでKiramuneレーベルでいうとかなりのライト層だと思うけど例え知らなくてもキラフェス最高に楽しく過ごせてしまうのいつもすごいなと思います!

もちろん毎度一緒に行ってくれる友達の懐の深さも込みだと思っています🙏ありがとう

 

声優さんってなんだかんだ声を聞いて分かるくらいの個性といいますか、声に全てがあるといいますか、一点に魅力を詰めてるんだよなとは思ってました。

歌としても表現しようとした時、どうアプローチしようかという方向性が違うんだなぁと改めて思いました。

フェスだからファンが好むものだけでなく皆が楽しめるようにの方向性が色々で面白いです。

 

人が少ないのもユニットが少ないのもあるのか吉野さん忙しいな~と思ってたら岡本さんの鬼退治までされててすごく楽しい(笑)

 

他のメンバーは服でカラー強調はあまりなかったりするんですが吉野さんはカラー強調あって次が誰なのかパッと分かって優しい😭

ウィキッドふたりの魔女

とは言っても公開3日目で見に来るなら知ってる人なんでしょ?と思ってたらざわつき凄くてエンドロールまで初見組に囲まれていると気づかなかったアフリカオオコノハズク。素晴らしくて字幕も楽しみだけど吹替を先に観ておこうと思うくらい回数少ないし、実際の反応感じると一般人気大丈夫か?いつまでやるのか?の議論せざるを。

 

かなり四季歌詞だから馴染みがあって聞き取れるのか初見で聞き取れるのかは私には分かりません。聞こえてないものもたぶん聞こえてます。

エンドロール、YoungWizardだったけどそれはそう。相変わらず良い~~

 

映画詳しくないから映画パロの部分誰か教えてほしい~~

W&I、舞台ではエルファバの希望や喜びを感じてナンバーの印象としては明るかったのに、映画は幕を見てへぇ~どんなところかな?と思っていた光景が見えてしまうから待ち受ける状況が分かってとてもとても…。

 

DG、舞台ではあまりグリンダのこと分からないなと思ってたんですが、残ったグリンダとマダムモリブルがハグした時にグリンダが抱きしめているのはそれだけ魔法使いになりたい思いが強いということなの?もしそうなら全然分かっていなかった!強かでいい!

グリンダは一幕だけど二幕の仕草(杖やエビータ)がずっとそうなんだと思えていい☺

"幸せになる"というのは願いとしても、未来としても言葉の通りで思い合う絆、本当の望みもより分かったような気になって映画見て良かったな~と思いました。

 

ジェフ・ゴールドブラムさんは芳忠さんだからこそいいのだろうなと見ていて感じます。他に見たの一つだけですが似ているようで全然違うの吹替の演技が呼応しあってる良さみたいなのがある気がする。要するに好きです。

 

オズのネイルサロン?の店員さん?のプリーツワンピース?がとても好き~~

映画WIC の衣装もとてもかわいい!

エルフィーへのグリンダの影響が分かりやすいのも着替えのない映画だからこそで楽しい😂

映画だからこそで嬉しいといえば次第に色々な表現を用いて重力を感じなくなるのはすごい。

手紙-2025/03/07-

諸事情途中からになってしまったので一公演は観られなかったんですが手紙観てきました_〆(。。)

前回から時があいたからか、自分が経たものがあったのか刺さったり俯瞰だったりでべしょべしょに泣ける

 

それこそ前回観るまで犯罪者の家族のことを考えたことがなかったし、自分だったら避けてしまうだろうことも分かるし、そもそも考えると辛いから自分のために壁を作って観劇していたんだなと感じる。

観劇して心に作品を置いたことで今回までにゆっくりと受け入れられるようになっていたようです。

 

辛いと思っていることも、実は辛かったことも、理不尽なことも、許せないことも生きていれば当然あって咀嚼するのはとても難しい。

それはだからこそ演劇はあるのだなと感じる理由でもあります。

 

演劇以上に私がそれを感じるのは"天国、神様からの試練、天上に上る、誰かを愛することは神様のそばにいることだ"登場人物に共有されているものでも私には現実的な気持ちに戻る瞬間です。困難があった時に原因も解決策も(幸福も)それには見いだせないからです。

"繋がり"という癒しは分かりやすい。

 

人が人を裁いている、それはなにも法律だけではなくて周囲・社会が裁いている。この感覚は私には理解しやすい。

人と繋がりあうことは傷くことでもあり、同時に癒されることでもある。実感するところだと思います。

言葉が大きくなってしまうけどこのあたりに"日本の"ミュージカルを感じます。

 

持論ですが家族といても、友達といても、恋人といても誰もが皆、孤独だと思っています。孤独でない人はいなくて実際は常に孤独なのだと思う。

だからこそ"繋がり"は喜びで悲しみになるほど心揺さぶられるものなんじゃないかなと思ったりする。

 

確かなことが探せなかったので曖昧な記憶で呟くのだけど戦争時中(命の危険がある状態)哲学書を読んでいる人が多かったのではなかったっけ?剛志を見ていると前回も今回も思い出すものでした。

 

今回になって強く感じたのはこのミュージカル、直貴は生きていこうと常に考えてもがいている。そこがとても好きです。もちろん作品なのだから切り取っているのだろうけど。

 

自分の感覚によるものもあるかと思いますが今回1日1日の時の流れ、積み重ねていく日々のまろやかさを感じて人生だなと思いました。転機は大きなものですが、1日に出来ることはそう多くない感覚がリアルに思えます。

 

直貴の歌声に惚れ込んでる祐輔は人柄も含めて好ましく感じているんだなというのが胸に刺さりますね。

直貴が被っていた帽子をデビュー後、被って歌う祐輔なのにコンサートでは被っていない。直貴と歌うことを語らずとも大切にしている優しさは浸透しますね。熱い。

 

直貴を阻むものとして存在して立ちはだかっていた壁が最終的には繋がるために必要な壁になる。

第四の壁がこんなあたたかさを含むものだったとは思わなかったです。

 

孝文さんめちゃくちゃ嫌なやつと見えるように切り取ってると思うけどかなり人格者だよなぁと思います。決められた婚約者だとしても言うこと聞かない朝美を迎えに行ったり、頼まれたとはいえ朝美の願いを叶えようとしたり。どれも孝文さんからしたら結果が見えていたのだとしても懐深いと思う。

 

朝美が心預けていた人に裏切られたと感じて傷つくの分かるから辛くもあり、なぜ嘘をついていたのかを受け入れられない経験視野環境信念を思うと親切とお節介は紙一重だなとつまされます。

 

見逃したのかもですけど新星電気の振りというか見せ方が変わったんですよね?定点してた方が楽しみにしてた振りをされなくなってしまって少し寂しい~~

でも相変わらず謎美しくて見てしまう(笑)なんであんなに綺麗なの??

 

振りで言えば円になって取り囲んで紙掴み振り上げて跳んで振り下ろすみたいな精神的に追い詰められているのが分かる振付なんとなく松島さんぽいなという印象あったけど明確に理由はない。

赤毛のアン-2025/1/1-

2025/1/1 マチネ

自由劇場

キャストさん

アン・シャーリー 三代川 柚姫

マシュー・カスバート 飯野 おさみ

マリラ・カスバート 大橋 伸予

ステイシー先生/スローン夫人 光川 愛

ギルバート・ブライス 辻 雄飛

ダイアナ・バリー 林 明梨

レイチェル・リンド夫人 菅本 烈子

バリー夫人 松尾 千歳

スペンサー夫人/パイ夫人 福井 麻起子

ブルーエット夫人 杉山 由衣

マクファーソン夫人 大野 華子

ジョシー・パイ 志賀 ひかる

プリシー/店員ルシラ 藤野 りさ (1日~2日)

菅原 あや乃 (3日~5日)

ベル 河津 るり子

ティリー 新山 ひなこ

ルビー 恵都

フィリップス先生 村田 慶介

牧師/駅長 橋元 聖地

郵便配達アール/チャーリー 愛染 洸一

農夫セシル 白石 直央

キット 田野井 大登

ジェリー 本杉 隆朗

ムーディー 後藤 旭

トミー 吉田 ケイン

 

 

 

お暇をどうぞ-2024/11/19-

2024/11/19(火)ソワレ

シアターサンモール

 

時速246億 #お暇をどうぞ 行ってきました!

空間の中央に舞台、両側から挟むように客席があると観やすいし単純に近く感じられて嬉しい(笑)

自分の言葉や写真でさえ預かり知らぬところで派生する世の中ですから現実が"おはなし"のうちのよう。

結局無駄がなんだかんだ好きだなと思います。

 

昔書いた小説のタイトル「山のような嘘」なの面白くて笑ってしまった(笑)

淡い印象派なハードカバーに"山のような"までは良さげな雰囲気なのに一文字でここまで印象変わるのとても好きw

 

好みがマイノリティー寄りなのでこの世界でどう考えても私の好きは淘汰される。

あとなんとなく舞台観てると思うんだけど好きなものにだけ触れていれば幸せってことはないと思うんですよね。辛さがあるから幸せが分かるという話ではなく、好きだと分かっていて観る好きは幸せを越えてこない。

 

わりと大臣の突然感あるのに大臣の仕事内容や話題そらしの指示などは現実があるからこそ端的な説明で平気点取れる常識として共有されてるの皮肉だなと。

わんぱくも変だなと思ってるからこそすぐ受け入れられるのだから現実の方が嘘みたいなとこある。

 

小野方さんになるとなんとなくお名前が松也さんみたいだな~と思ってたら唐突に歌舞伎始まるし台詞のリズムが心地よくてどなたがお好きなんだろう?と思ってました(笑)めっちゃ面白いw

 

私の行動は誰かのおはなしの元動いていました、なんていうのはそれこそ創造主くらいしか言えないんじゃないの?って感じです。舞台がお話を元に動くもので今目の前で観ている光景だから明らかに不自然なのに自然に思える不思議です。また、信じたくなるくらいには不都合な真実もある。