2017/01/16(月)15:00~
浅草公会堂
キャストさん
お年玉〈年始ご挨拶〉
坂東巳之助
双蝶々曲輪日記
一、角力場(すもうば) | 放駒長吉 山崎屋与五郎 藤屋吾妻 濡髪長五郎 | 尾上 松也 中村 隼人 中村 梅丸 中村 錦之助 |
四世鶴屋南北 作
二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり) 岡村柿紅 作
三、棒しばり(ぼうしばり) | 次郎冠者 曽根松兵衛 太郎冠者 | 尾上 松也 中村 隼人 坂東 巳之助 |
ネタバレです。
よろしいですか?
この日の公演で4公演目でした\( *´ω`* )/
ポスターいただきました!
ポスターいただくときに押してもらえる提灯ハンコ♪
この日のこの公演を見た理由に巳之助さんのお年玉を見てみたかったからという理由があります。
お年玉〈年始ご挨拶〉
坂東巳之助※以下正確な記憶でなく大体の意味はこんなんだったはずくらいの記述です※
最初と最後は渋くて格好いいお声でのご挨拶!
「本日は~」みたいな感じのやつです(ざっくりしすぎですみません;;)
渋くて格好いい声というのが地声と全然違う、巳之助さんの実際の歳よりも深みあるお声…
私は何となく歴史を感じる声だと思っています。
決めるとこビシッと決めてくださると安心して格好いいなぁと思えますよね^^*
ご挨拶終わると…
前向いてマイク使って上目遣いに客席見て「…はい」ってすごーく素の声で^^*
この一言でしっかり聞きましょう!!と思ってた客席の気が抜けて笑いが起きるっていう(笑)
ハイプレッシャーという程でもないけど適度に場をゆるりとする、張った気を抜かれるのが上手いんだなぁ!と思いました。
「14日で中日を過ぎまして口上も6日でございますが、
素の状態でお話させていただくというのは慣れないものでございます。
口上自体は三年前の新春浅草歌舞伎から何度もさせていただいておりますが慣れません。」
「私の口上では質問コーナーを設けております。
ただ皆様からの質問に私が答えるのではなく
私からの質問に皆様に答えていただきます。
今日、初めて歌舞伎を見られるという方?」
と手を上げてもらう。
手を挙げた方が最前列にいらっしゃたのでその方に
「どうして来られたのですか?」
その方が隣の方に誘われてきたらしく
「どのようなお関係で?」「怪しい関係ですか?」
と、いまじナイト生コンの日であもにゃんコーデファッションに
ぐいぐいおいしい答え欲しがってらしたときの顔されながら聞かれてた(笑)
「どうして誘われたのですか?」
確か見たらいいのではないかな?という年齢になったからと誘われた方はお答えになってたはずです。
繋げて「新春浅草歌舞伎はお値段も他の公演より幾分お求め安くなっておりますし、
(演目も有名で分かりやすいものが多いと言われていたと思います)
今日公演を見て歌舞伎面白いなと思っていただけましたら
周りの方に面白かったよと言っていただけましたら幸いでございます。」
本当に歌舞伎は面白いですよ!
私何もしなくても好きなことに関して黙っちゃいないからずっと面白いと叫んでいるんですけどもw
話題になっている巳之助さんジャンピングは
ツイッターのRTで話題になっていることを知ったので密かにわくわくしておりました!
インタビュアー巳之助さんは「高いところからでは…」と上手へ歩んで
「失礼して」と前置き、ぽんと下へ降りる!その身軽さに拍手が起こるわけです!
また、舞台へ戻る際も「失礼して」と前置き、
両足ジャンプで壇上まで戻る鮮やかさ天晴すぎて拍手が当然起こるわけです!
「皆さん拍手してくださいますけれど拍手するほどのことでもないんですよ?」とご謙遜されてましたが、
拍手は自然に起こったものですからするほどのことだと皆さんが思ったのだと思います私然り!
「内容は始まってから見ていただくといたしまして…」
と突如花道をとととと歩んできましたる巳之助さん。
舞台を下手側に歩み、花道通って歩いてこられた時、
え、何何々近い近い近いんだけど!!!わぁ近い!と
ひぇええええええとなるくらいには花道に席が近かったんだ…私GJ!
「あ!2階席3階席の皆様!私(一人称何だったっけか?)見えなくなります〜すみません~」
と言いつつ進み、揚幕にたどり着く。
揚幕をシャッシャッと開閉して
「こうして(役者が出てくると幕が開いて)
音がなるんです〜」と説明されてました。
歌舞伎座より浅草公会堂のが揚幕の音聞こえるよね!
それは
衛星劇場の映像でも思ってましたし、実際にも思った!
そういう意味でも初心者に優しいし、今、
歌舞伎座の歌舞伎にタッチするとなお楽しそう(笑)
口上の巳之助さん真似出来るね!揚幕もだけど両足ジャンプもあの距離なら行ける気がする(笑)
はともかく
「2、3階のお客様音聞こえたでしょうか?」
「花道に俳優が出てきた際は拍手をしていただけますと
より気持ちが乗ってお芝居をすることが出来ますので、
どうぞよろしくお願いします。
ちなみに第二部は私花道に登場いたしません(笑)」
それとずっと思っていたのが巳之助さんの髪型ね、
髪ちょろんとされてるの可愛いなって( ^ω^ )
前日に梅丸さんご挨拶だったので吾妻にも寄るのでした!
突如浮かんだので口上声イメージをお茶で当てはめ!
してみたけれど今見ると夜テンションですね(笑)
けれど多分
べにふうきは日本の紅茶作ろうとしたら花粉症に効く緑茶出来たという意外性のお茶だからそういうとこ?
ちなみに
フレーバーティーはセイロン紅茶(100%発酵)イメージです。
隼人さん 知覧茶→抹茶オレ(あげまんじゅう由来)九州のお茶は味がさっぱりしていて爽やかで渋くなくてスッキリする印象があります。
抹茶オレ、しっかりしつつも遊びが見える気がしませんか?
抹茶は苦くて…とか言う人でも抹茶オレは飲んだりするよね^^
八女茶は同じ九州のお茶でも福岡県のお茶。
発酵を進ませない殺菌方法が日本の緑茶の蒸す方法でなく
中国の緑茶は釜炒りで八女茶で感じる甘さがより強く感じられる気がします。
また
中国茶はお茶を入れると茶葉が葉っぱの形にそのまま戻り、とても美しいです。
お寿司を食べたとき、あがりを飲みますが、あれは渋めの方が美味しいです。
前述の九州産緑茶でお寿司食べると口がさっぱりしません。
そういった口をさっぱりさせる効果ある渋めで美味しいお茶は
静岡茶だと思います。
お茶の木には中国種とセイロン種の二種類あって
日本、中国は中国種、
スリランカ、インド、アフリカはセイロン種の木だと思います多分。
中国種の木の紅茶です。
だからか私は親和性を感じます。
ファーストフラッシュ(初摘み)のお茶は紅茶?と思えるほど
淹れた時の色も薄く、紅茶というより緑茶のような味わいを感じる不思議なフレッシュな紅茶です。
ミルクやレモンなどの変化をつけずストレート(何もいれずそのまま)飲むのが最高に美味しい飲み方のお茶でもあります。
四人見られると松也さんも見てみたかったと思うのでした~
私は大向う練習してみたかったなぁ!
公演中はなかなか出来ないけれどちょっとやってみたくなるよね^^
テンポ感早めに進んでいた気がしましたけど
自分の感覚の違いなのか
実際に違ったのか定かではないです。
関西弁をなぜかここにきて強く感じた!
「相撲が見たいんでございましょ!」タンッと踏む吾妻
再登場放駒のお着物女性もの感がイマイチ分かんなかったんですが赤帯のりぼん結び!
めちゃくちゃ可愛いですね!
「なんじゃい。なんじゃいなんじゃいなんじゃい。」
「放駒が日本一ィ?日本一のきびだんごが聞いて呆れるわ。」
「なんじゃいなんじゃいなんじゃい怖い顔で睨みおって」
ほんとこのあたりの日々なんじゃいなんじゃいに救われていました^^*
嫌なことあったらなんじゃいなんじゃいと思うと乗り越えられますね!
今日は超心軽いわ〜
「濡髪が日本一?!濡髪が日本一?!そーかいな、そーかいな^^これもあげましょ♪」
これは日常で使いたくなるやーつ(笑)
濡髪も大船に乗ったつもりでと言う
長兵衛も大船に乗ると言うわけではないがと言う
文楽で
角力場見たんでは?と思ったけど違うとこだったや。
四世鶴屋南北 作
二、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり) 高麗屋、
播磨屋の兄貴
雉も鳴かずば撃たれまい、と雲助を見ていて思うのでした。
最後の光景を見て思うのは遠くの緑が目立つのが不思議なんですよね。
今の東京ではあそこまで遠くが見えるってことないけど
普段暮らしていて私富士山以外山が見えないわけだし
ほんっと平らなんですよね、東京近辺は。
それをね、あの背景を見ると毎度思ってすっごい平らだなって東京感じてました。
岡村柿紅 作
三、棒しばり(ぼうしばり)
| 次郎冠者 曽根松兵衛 太郎冠者 | 尾上 松也 中村 隼人 坂東 巳之助 |
主観。
松也さんが重力という力を利用して重心が下っぽくてしっかりと立つ踊りで、
巳之助さんが重力を無視してまぜこぜに円形・曲線に力の向きが変わっていて
重心が腰くらいのところで保って芯は全くブレない踊りである気がした〜!
松也さんは縦に一本の芯があり、巳之助さんは点で芯があるように感じる。
もう棒しばりは何度見ても楽しいな〜♪
展開や台詞までひととおり把握するくらい見ても楽しそう(笑)
CATSくらい見込んでも楽しそう(*´ω`*)
狂言舞台らしい気品というのは感じるんだけどどこでしょ?と思うと分からないなぁ〜?
ずっと上品な気もするんだもの。
あの酒蔵へ向かうときとかの歩き方は上品だなぁと思います。
何かの巳之助さんが言ってた歌舞伎は滑ることを生かしてるってそれかな?
本当か知らないけれど販売されるお写真は俳優さんが目を通して
OK出して販売されるというような呟きを見て。
太郎冠者の写真はなぜ右足上げてるの多いんだろうなぁ?と素直に思ったことを思い出す。ソルファ?同じポーズでも違うのです、とか?…たまたまかなぁ。
「心得た!」のまろやかさある響き。
最初の「はいーーーー」ってとこ、
ああいう声色のいかにも男という格好良さはいいなぁ素敵だなぁ!!
次郎冠者のパラグライダー(
ジーン・ケリーの)やるのか?違ったーーてとこ好き(笑)
浅草の日本人。
松兵衛にやい次郎冠者!と声かけられて
「んぁ?」と返すの松也次郎冠者のオリジナリティなのでは??
松也次郎冠者強い!!
「なんじゃ?~」
棒しばりの「連れ舞しょ」ってメールの文面みたいで可愛いなってずっと思ってる。
語尾にハートとかついてそうな感じ( ^ω^ )
連舞いリズム、
たんたかたんたん、たん たん とか言うと梅酒みたいだね(笑)
でも食べるというから棒しばりのお酒は甘酒みたいなイメージある。
最後の棒回しと回し蹴りによる攻撃の攻撃する点の高さよ!
「やっぴー」で太郎冠者がCATSのバストファナンバーのゴルフかな?ってくらい
次郎冠者の外した鍵見上げてたけどそんな飛んだの??
多分私どこの席座っても今日の席取った私勲章ものだな!って思うと思うんだけど今日の席も良かったな〜
松兵衛も太郎冠者も次郎冠者も真ん前に見えて、
かつ舞台全体を見られる、
かつ花道は通路分遠ざかって真横で見やすく息遣い感じて最高だなぁって感じ〜\( *´ω`* )/
1公演を角度を変えて何度か見る楽しみ贅沢をしようと
公演の存在を知ってから楽しみにしていた新春浅草歌舞伎も千秋楽、
おめでとうございました(*´ω`*)