珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

CATS-2017/05/12-

2017年5月12日マチネ
大阪四季劇場
 
座席 2階下手
 
キャストさん
グリザベラ木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン小林由希子
ジェニエニドッツ花田菜美子
ランペルティーザ山中由貴
ディミータ原田千弘
ボンバルリーナ渡辺智佳
シラバブ藤原加奈子
タントミール村上今日子
ジェミマ円野つくし
ヴィクトリア引木 愛
カッサンドラ片岡英子
オールドデュトロノミー飯田洋輔
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ正木棟馬
マンカストラップ加藤 迪
ラム・タム・タガー上川一哉
ミストフェリーズ松出直也
マンゴジェリー新庄真一
スキンブルシャンクスカイサータティク
コリコパット山科諒馬
ランパスキャット高橋伊久磨
カーバケッティ桒原 駿
ギルバート肥田晃哉
マキャヴィティ文永 傑
タンブルブルータス塚下兼吾
 
 
 
ネタバレです。
よろしいですか?
 

 

初見(五反田猫)の時、2階下手寄りの席で観劇したというのを今日見ていて思い出しました(*´ω`*)

下手側向いて空を見つめる猫達が神聖で美しく尊く、これは好きになったわけだなぁと8年経ってまた思うのでした。

写真撮っちゃ駄目表示と2Fカフェのとこの表示かな?に猫の足あとついてたから写真撮ったはずなのに

フォルダにないってことは幕間の白昼夢だったの??

撮れてなかったの気づかなかった_(:3」∠)_

いやーーこれ幾ら探してもなくてだいぶ落ち込んだ
なぜなんだーーーーい。
 


始まる前、あんまりすることもないのに
セッカチだからスマホ電源切っちゃうから緊張しつつも暇で(笑)
ゴミ眺めてたり、空が意外と透けてて、ふわふわそうだなぁと思ったり、
今日の座席の見どころ予測したりしていつもボーーっとしているんです。
ボーーーっと舞台眺めてたらシュン…シュン…と手や毛がちらちら見え隠れしててね〜
気になったら気になっちゃうものですよね(笑)
オーヴァチュア
目チカ→タガー
奥にもう一匹見えたけど誰だかまでは分からなかったです。

ソング
前日のとこに書いてるんだけど桒ーバが陽。

文永マキャの平行めの腕の魅力。
これはリハ見の4組のペアで同じポーズした時も思ったんですが
腕を伸ばしたポーズが違うんですよね。
何だろう?下方向に重力を感じる見た目です。

「生まれたのか」
この席ちょうど見上られたような位置
(きっとこの辺一体同じ気持ちになるんでしょう!)
なので大変トキメキ高ぶります(笑)
 
メサイアのため、ブランコくくりつけてタイヤ飛び乗るマキャ、
目立たなく犯罪王の片鱗感じて格好いい。
 
上手2階マキャタンブルで揃って静止で驚く。
単純に嬉しい猫と思うってお話なんですけども。

ネーミング
ロック→タガー、スキンボ、グリザ
タガーも昨日のタンブルと同じくセンターの方へ歩いて行くので
ゆったりとではありますがスッと上って行きます。
でも嬉しいよね!!
 
ティクんぼのネーミングの口調が独特であれは気になるやつ!
なんか通える位置に大阪があったらティクんぼのネーミング聞きたさに席取りそうです。
癖になるやつですね。
 
歌声好きミスト、というのも初見時と一緒なんだけども
私が松出ミストの歌声いいなぁと思うのは
永野ミストと言い方やタイミング似てるからなの?
でも同じ感じに歌われるから心地良いと贔屓目に思うんだと思われるとこはある。
 
月を見つつ、月へ軽く腕上上げるいくパス。
美しいいくパスはここでした。

ジェニ
すすマンの歌声が本当に素敵だと幾度でも思う。
迪さんの歌声の芯と響き具合めっちゃ素敵ですよね!

大阪猫のタップの合い具合に感動する!
これ普通じゃないですもんね!
いやーーーー何度行ってもこのクオリティって努力の美しさ半端ない。
皆さんのタップの上手さから見るオールマイティさというのもあるかと思いますが、物凄く細かく修正されてるんでしょうね!
他のナンバーでも大阪猫の踊りのクオリティの高さは感じるんですけど
ジェニエニナンバーより思うとこあります。

机上オタマでこする新庄マンゴゴキが可愛い。

しぶしぶ隊に戻るやる気消失な塚下タンブルゴキ。

タガー
昨日の音楽始まりがマンカスがレンジ閉じるのと同時なの、仲良しか!

肥田ギル足上げの180度越えててすごいのに
何事もないように次に移行しちゃうので見逃したら勿体ない。
 
ランパス、ミスト、ボンと自分に近づいてくる猫々にアレ(=タガー)と訴えたり、
いざタガーが来るとに触ってもらおうと両手伸ばすのに触ってもらえず振られる新庄マンゴ。
なんでそんな残念めに可愛いんだろう?

ランパス、ギル、タンブル合わせて「~裸だぜ」かわいい系

グリザ
シラバブが近づいた時はマンカスやジェニが止めてるからか見つめるだけなのに
タンブルが手を差し出したのと同時に急に腰浮かせるランパス。
タンブル(私には大人猫に見えるしランパスと近いような存在かなと見える)が近寄る意図が見えなくて緊張したのかなぁ?
タンブルがグリザに触らせず腕下げて引っ込むとランパスも腰下げる。

バストファ
「街一番~」までの終着の松出ミストのタイミングが綺麗。

ゴルフ、頭上で拍手するカーバ。

ボールをそのへんに捨てる(放るだけ)のギル。
ほんとその辺過ぎてそんなんでいいの?と思うレベルに近い(笑)
 
足を組み替えて足を追わせるジェリロと追うシラバブがすごい可愛くて和む光景でした!!

マンペル
「マンカスだ、ひゃーー!!」と両手パーで逃げようとする新庄マンゴのリアクション!

回って床ではなくランペにシッとする。

捕まえられてももがく
格好いいんだけどかなり可愛い度が高くて年若く見える新庄マンゴ。

デュト

ボール
カーバコリコギル←とだけのメモがあったのだけど踊りが素敵だったというお話だと思う。
ミストがフッと音楽戻して以降の下手へ飛びながらバレエっぽいポーズするやつ、
桒ーバのジャンプの高さと体の反り綺麗で
山科コリコのぴったり格好良く決めてくるあたり
肥田ギルのしっかり見たい姿である安定感のある姿
三猫三様でそれぞれが輝いている。

持て余す文永マキャ←腕のことかな?

ミスボン飛び出し、松出ミスト身軽に高くジャンプして飛び出すからほんと綺麗です!
上手下手ひっかくやつ。

モリー
儚さを感じるといつも思う。
横浜の時から思ってたけど悲しみが美しさに香るのがとてもグリザとして似合ってらっしゃると思う。

幸せの姿
カーバディミが普通に幸せそうに比較的素直なのが嬉しくも甘いなぁって思う。
ディミが階段のとこでカーバに支えられて足上げるのほんと綺麗!

ガス
ずーっとゴロンと横たわったままだと
今まで見てきて知ってるのに見てしまう文永マキャの魅力。

カーバは最初は四足歩行なのに
横たわって何かでまた起き上がるとか
控えめだけど気配察する感じ。
マキャの微動で上向くってどのカーバもおんなじかなぁ?

やろうか?という問いかけを皆にしてるのに
一人ひとりに訴えてるようにも感じるのは
目線がうまいんだろうなぁ!

劇中劇
グロタイにマンゴが殴られて
ちくしょう!という表情と殴るみたく腕振るマンカス。

ピンクハウス、ニ枚貝のよう…
ポケモン?何か昔見て憧れた系のやつだなぁとか。

ソノクイ、おまえ知ってるのかー!とグロタイに締められたミスト。
苦しそうな声オフマイクだったのに2階まで聞こえたと思う(笑)

肥田さんの声好きなのでもっと歌う役(踊る役でもあって欲しい)で見てみたいなぁとも思いますよね
台詞もいいけれど歌が好きだなぁ、歌が好きと思う理由は分からないけれど!

スキンブル
三回くらい揺り起こされる、なかなか起きんぶる。

ランペに上手奥の方指してあげるマンカス。

「モーニングティーは薄め?」

列車時、左腕上げて陽気そうな飯田デュト。

カーバの頭毛づくろいするみたくつまむボン、ふるるっと振るうカーバ。

単純に拍手したほうが楽しいとか、せっかくここまで来てとか、
でも空気感に合わせたいとか様々な葛藤ある拍手。
好きに拍手くらいすればいいと思うんだけれど
あまりにもシーンとしてて拍手しなさそうな空気だと悩むんですよね。
でも、集中して見たいシーンはそんなこと考えず拍手するので悩むのも無駄ではあるかと。
マキャヴィティ
ランペと一緒に偽デュトにビビるマンゴ。
守るんでないあたり若そうという印象が強くなります。

ミスト
コリコ、スキンボ、ガス
松出さん歌上手くなるスピード早くないですか?びっくりよー

モリー

天上
タイヤ下でシルエットだと男らしい格好いい感じなタンブル。

松出ミストがジェリロや左隣の猫にあれみて凄いと高揚してる様既視感あって!
 

「光浴びる今宵」の「い」の伸ばしに乗って、

静かに『猫からのごあいさつ』始まってからの何も考えず、

自分がただ空間に染み込んでいくような平穏な心地はただただ音楽・歌に同調する。

それだけなんだけど本当に気持良い空間でとても好き。


ごあいさつ
手の表情や動きもそうなんだけど
そもそも顔の表情自体がとても豊かで飯田デュト好き!
タイヤ上のデュト様の下、強く誇りを持って輝いている猫たちが眩しくて、
尊敬ではなく憧れるでもなく、とってもソフトに前向きになるというか、
なんかワーーーーっと盛り上がって勝手に元気になるというか、
犬じゃなくって猫なんだなぁって思うのがいいというか、なんか感動する。
カテコ
握手→スキンブル
スキンブル一度通路で立ち止まって敬礼してて可愛くってなんてったってアイドルすぎる!!
爽やかな笑顔でとっても素敵でした^^*
 
 
 
 
 
ネーミングで言われる3つの名前について考えるというほどでもないけど考えてみる。
 
私がよく思うのは名前以外の呼び名。
例えば店長とかリーダーとか先生とかそういうの。
呼ぶのはめっちゃ楽だけど別に自分の名前ではない。
 
親に付けてもらった名前というのは特別で自分を表すのに適したものです。
自分で付けたわけではないとしても思いもこもり、限りなく個人を表すと思います。
 
”薔薇という名の花は名前を変えても香りは変わらない名前に意味はない”
私はこの言葉は好きです。
薔薇を例え向日葵と呼んでみたところで薔薇であることには変わりはない。
苗字は変わることはあっても、だからと言って本人に変わりがあるわけではない。
 
人間には分からない、言うに言えない、計り知れない…
私はこれ深く考えてこれといった答えを出す気がないんですが
ぼんやり思うのは私が幾度となく見ているCATSも
言葉にして残そうとしたところでどれだけが表されていないんだろう?
言葉にならないけど好きという感情とか
分からない、言うに言えない、計り知れないことが沢山あると私は思う。
それが舞台が楽しくあるところで舞台のいいところだと思っています。
CATSという舞台を観に行く理由として地味に大きいのは分からないからだと思う。
切れ端を掴んだようでも、次の公演ではその切れ端の道しるべが何の役にも立たなくなる。
何度も考えて振出しに戻って分からない、いつまでも求め続けられる考えられる。
その名が分からないからこそいいのです。
 
 
 
 
 
楽しい公演ありがとうございました!!