珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

舞台 夕-2019/08/13-

2019/08/13(火)ソワレ

 

脚本:宅間孝行
演出:田邊俊喜
 
 
■出演
相川元弥:伊崎右典
三上夕:石井美絵子
塩屋憲太郎:時人
相川雅弥:國島直希
三上波:水原ゆき
宇津見緑:酒井萌衣
徳永さん:菅野勇城
坂田:大川慶吾
ガリバー:坂本康太
三上静子:八福☆みずほ
相川欣弥:中村祐志
相川登:三又又三 
相川浩子:篠原あさみ

あらすじ

 AKB ではなくおニャン子バイキングではなくいいともiPod ではなくカセットテープ
Apple ではなく、みかん箱....そんな古き良き1980年代の長崎から物語は始まる。

舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3 人。地元では「長崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。
そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない青春の片想い真っ只中!! でも、そんな想いを知らない元弥はよりにもよって夕の親友である高橋薫に夢中。そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてしまっているもんだからもう大変!なんとまあ綺麗な四角関係!そして、青春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉に出来なかった想いの行方は...

一見どこにでも、誰にでも経験のあるような青春ラブストーリー。しかし、最後は思いも寄らぬ衝撃の展開!感動の嵐!!

この作品を見終わったあとのあなたはきっと、大切な人に大切な言葉を伝えたくなることでしょう。最後はそんな気持ちにさせてくれる最高に切ない、最高の夏の物語‘夕。

舞台『夕-ゆう-』公式サイト

 

 

以下ネタバレです。

 

 

静かに涙してしまう。

舞台見ての涙は感情に支配されてというよりいつの間にか共鳴してこぼれている。

自分という今を基点に昔感じた気持ちに出会ったり、

これから出会うのかもしれない出来事を見つめたりする。

物語を通して自分自身の過去現在未来に向き合っているのかなぁと思います。

 

元々は一枚しか持っていなかったんだけどお声がけいただいて

今日のチケット譲っていただいて観劇出来て良かったと心から思います。

初見は意識していないから意図せず流してしまってることに気づける2度目でした!

かなり印象が変わるのでご縁に感謝です(◍ ´꒳` ◍)

初見が最前だったので表情や仕草など細かいところまで気づきが多かったのですけれど、

日舞台全体が視界に収まる席から見ると光景内でのやりとりがよく見えてまた違った良さがありました!

欣弥さんのピンク電話ジャンプとか記録出そうなほど高くて飛距離ある、とかよりよく分かる(笑)

 

欣弥さんと緑さんのお二人がいつの時も見ていて好きです(*´ω`*)

緑さんが浮気を疑うところが可愛く、愛されてるんだなぁと思えるし

欣弥さんは元々女の子に優しい人だけれど

鰻を食べに行く道での緑さんへの笑顔は一際幸せそうに見える。

 

どちらかでも恋愛感情のある二人っきりの状況に誰かが場に入って来た時、

誤魔化すようにそれまでの態度と変わるのは分かりやすい。

逆に取り繕うことなくフラットな態度はシンプルな絆が見えるようで

なかなか得難いんだろうなと思う。

ハリーポッターは私、男女の友情だと思って途中まで読んでたので

ショックも少なからずあった。

 

どれだけ影響されてるんだとも思うけど

好きだけれど上手くいかないで思い出すのはロミオとジュリエットのティボルト。

阻まれている理由が掟なので苦しさの種が違うけれど切なくなる。

 

これからシアターサンモールがちょっと続く予定なんだけれど

後方席から舞台まで、舞台に奥行きがある(ように見えるセット)も影響して距離を感じなくもない。

可変か知らないけど前方半分はフラット並行配列、後方半分から斜度がついた並行配列。

 

前回は新宿御苑前駅から歩いたけどこれ新宿三丁目駅から歩けるでしょ?と思ったとおり

C8出てタイ料理屋が見える花園通りをまっすぐ歩くと

シアターサンモールそのまま行けていいなって思った

(新宿からも歩けるんでしょうね多分)

新宿御苑前駅から歩いてくる時、途中にプリンがオススメなんだなと分かるカフェがあって

気になって昨日行ったんだけどクレームブリュレ美味しかったです🍮

パフェ的なのも気になる〜

このプリンカフェ調べようと思って検索したら

周囲プリンが有名なカフェいくつかあって気になるから今度行く(笑)

どちらかといえば固い系プリンが好きなので気になるとこある…

 

もっちゃんの明るくて裏表なく正直、自然に相手を思いやれる優しさや一途な姿は

どれも魅力的だから共にいればいるほど素敵な人だと知ってしまうんだろうなぁ。

 

男女の友情と思った時に浮かぶのはボーイミーツワールドなんだけど

検索しても関係性思い出せないし、むしろがっつり恋愛ぽい…ほんと思い出せない。

 

民宿あいかわなのか、この町か…

アウェーだと感じていそうな徳永さんが

(夕さんにとってもっちゃんがどんな存在か分かっているだろうに)

夕さんにとって誰が一番心強いか考えた末、

もっちゃんに話し頼っているんだろうなと思うと

もっちゃんが敬語になる相手・徳永さんという関係性は複雑で強い。

 

普通に思うんですけど徳永さんみたいな上司だったら会社で頑張りやすいだろうなぁ。

夕さんでなくても徳永さんはひとりひとりが大切にしていることを聞いて

会社の方針とすり合わせて出来ることと出来ないことを説明してくれそうな気がする。

イメージでしかないですけど(笑)

 

最前だと後ろの反応は分からなかったのだけど、

昨日は中間の席だったのでおニャン子の曲への反応等々が

知っている反応で知らなくてもここ笑うとこなんだな〜とか思えていい。

きっと既にいいともとは?世代もいるはずだから

これから更にチャン、チャンチャンチャンがひとり歩きするんだろかとよく思う。

「ユンケルンバでガンバルンバ」を知らないから

これは元があるのか?ないのか?と思ってたけどがっつりあるんですね(笑)

これ早ければ緑さんの「ユンケル〜」で読めるのかな?知ってたら絶対楽しいw

前振りが2つもあるからビデオレターの名前発表で

会場の笑いより先に波が襲ってきて震えてた(笑)

 

急に思い出したけどアニメージュってそんなものないのは別にいいけど

あの時代?的に何の象徴なの??ガリバーがシュンとするのは分かるけど

何かイマイチよく分からない。

 

夕顔の花正確に知りたいと思って調べたらやっぱり想像してたのは昼顔でした

(海岸というのも含めてハマヒルガオっぽい)

清少納言の夕顔評が清少納言の印象そのままで面白い(笑)

my初日が8月8日だったんだけど別ジャンルで8月7日は七夕だと聞いたなと思い出して

舞台を見ていたのでこの季節らしいとその時思いました。

季節だけでなく時期というのも含めて今見る物語だと思いました。