2019/12/07(土)マチネ
中間
キャストさん
綾切拓也
村田恒
田邊俊喜
楠世蓮
菅野勇城
金田明秀
坂本真一
柚木美咲
八福☆みずほ
藤井健人(ドリーヴス)
しょっぴー(さくらだモンスター)
大見拓土
長戸勝彦
コップの中の嵐 観てきました☕
仲裁自体を知らずどういう役割を担っているのか初めて知りました。
何が正しいという答えがなくケースバイケースだからこそやり方にも正解がない。
皆で探りながら答えを見つけていくのは大変そうだなと単純に思います。
仲裁をする側と仲裁してもらう側、関係上手くいってない親子が二組揃う。
結論が親が望んだ結論に子が折れるでした。
結論自体はどちらかになるものかとも思えますが親は何か変わったの?と思う。
あれだと年上の言うことは聞いとけみたくならない?
物語に納得出来ないのは私自身と舞台との価値観の相違がとても大きいのだと思う。
私がどう思おうと物語の登場人物がそれでいいなら多様性の内かなとは思うんです。
今まで占い師は私に向かない職業
(自分が確かだと思いきれないもので他人の人生を変えてしまうから)
だろうなと思ってきたけど仲裁も多分向かないなぁ。
醤油も塩もどっちも美味しいしどっちの言い分もなんとなく分かる気がする。
(私は気分によってつけるもの変えるし、料理作ってもらって文句は言えない)
スイス仲裁という名前がパッと聞いたときに分かりやすくて
どういう団体か分かる良い名前だなぁと思います!
職業や機関に詳しくないけどスイス仲裁という名前から
(スイスは永世中立国だから自らは争いを始めず、参加しない)
仲裁を請け負う側は中立なのかと思ったけど先に結論を決めて導くものなんだろか。
劇中かかってる曲好き〜
弦楽器の音がほんっと格好良い!!
特に不穏な場面好きだなぁ(*´ω`*)
弦バスかチェロか、そんな感じの音がおいしい気がする!
なんだろうなぁ…情というところが人間らしいというのは私も思います。
多分仕事とプライベートの線引きについて、
仕事に積極的に自分の事情を反映するというのはいかがなものだろうか?
と思うんだけどどうなの?
ゆっくり時間をかけて案件を見つめて提案をしていく父、
仲裁したい人々に対して請け負える件数が限られているから
時間をかけず件数捌きたい息子、
どちらも間違いでなく目線が違うだけでまっすぐ依頼者を見つめていると思う。
だからこそエンドで父側の考えを息子が受け入れるのは良いことなのか?
描かれていないから想像ですが、
これがもし息子は自分の考えは中心に据えて
案件によっては時間をかけることが時間をかけない最短ルートと思うなら分かるなと思う。
でもただ単に自分の考えを捨てて父の考えを受け入れただけなら自分の意志はどこに?と思う。
父も息子が「ゆっくり時間をかけて」と言うのそれは嬉しいでしょうけど
逆に息子の考えは受け入れないのかな?とかまぁまぁ気になる。
パンひとつで変わった息子ほどの純粋さで向き合うのなら素敵だなぁと思うけど。
父は父なら息子も息子と思うのは威圧的な態度で人を従わせようとする点。
怒りに任せて怒鳴って発散して気持ちいいのは怒っている自分だけ。
いかがなものだろうか。
怒られていると感じる側は気分悪いし、周りの空気も悪くする。
冷静に話し合える場を提供する側のはずでは?というのが違和感。
事務員の及川さんはどちら側にもつかず中立だったけれど、
それは問われる前の日々で会議へ皆が集うよう呼び集めている姿からも一貫しているなと思います。
色々な考え方があったほうが仲裁の方向も広く考えられるはず!
でも組織として絞って見直していくのは大切ですよね。
荒井大介役の村田恒さんの淡々と事実のみを重ねていく不自然な感情のなさがとても好きでした!
わりきって何かをする人ってあんな感じのイメージある、接客業とか。
金田さんのこと今まで見たはずなんだけど
あまりに高橋さんの役が印象と違いすぎてびっくりしました!
謎に上から目線な言葉遣いだけでなく、
表情にも馬鹿にしてるのが現れていて客観的だからただ座ってられるって感じ。