「江戸川乱歩短編作品集」 一~六回
江戸川乱歩『D坂の殺人事件』
朗読:山口 勝平(悟空)
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/roudoku/1601.html
幸運なことに私は
新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』平成元年48刷改版を持っているので
それと見比べつつ聞くことが出来ました~♪
春陽堂書店さんの改めた部分も見つつ、朗読味わいました^^*
感想(印象)とメモです。
ちょっと待て ゚゚(´O`)°゜゚うわあああ今日18日だった知らなかった…うわぁ
とか初日に言って録り逃してるくせにD坂全部聞けた奇跡…!!
日ごろの行いが良かったのではなく、ただただ身の回りの優しさのおかげでございます!!
有難みをひしひしと感じつつ。
「江戸川乱歩短編作品集」 (1)
D坂の殺人事件その1
喫茶店
カフェと読む。
囊中(のうちゅう)→財布のなか。所持金。
探偵小説好きなのだが
褒めるように、特別なように。
私はふと、店と奥の間との境に閉めてある障子の戸が、ピッシャリしまるのを見た
特別そうに、強調しぎみに。
喫茶店のウェートレスの会話
いやぁ~ほんと女性のしかも若い感じの伝わる具合が凄い!
パッと感じますもんね!
若さまでちゃんと分かるのなんでなんだろう?
明確さと巧みさなのかな?すっごい好き!
しかも噂らしく小声なのもちゃあんと分かってね~
読者諸君、それがなかなかそうではなかったのだ。
こういう言い方がこの主人公の性格を感じさせますよね。
もったいぶって、えへんとした様子。
悪くない人なんだけどちょっと自慢したがりというか。
しかし、不思議なことには
「絶対に発見されない犯罪というものは不可能でしょうか。~あれは作者のすばらしい想像力が作り出したことですからね」と明智。
明智の声は大変良い感じでツボですねぇ^^
フェイタンぽくもあり、ハスキーで暗め?落ち着きある感じ?で良い人柄。
「いや、僕はそう思いませんよ。~」と私。
私の声は明智と比べると明るいのです。
「君も気づいているようですね」
ここのメモ、すごくテンション上がってるようで読めぬ(笑)
わさー
好きー
たまらん
と読める(笑)
わさーとはなんだろう??w
とにかくとてもとても良いらしいですが書いている今現在ラジオが上手く再生されなくてもどかしい!
代打炎上ボンバーで書いているなう。
見ていたんですよ。
三十分に四人も。の。は?
~見ていたんですよ。のですよ。
一時間ほど前にね、の、
あの障子があるでしょう。の。はぷつりと切れる。
「うちの人が出て行ったのじゃないのですか」
老けているような。
どうです、
そとで何かあったのかもしれませんからね。
強調、かつ面白みを含む。
先にいった一枚の障子が立ててある。
強調。
まっ暗だが、どうやら人間らしいものが、の、どうやら人間らしいものが、は静かに。
「江戸川乱歩短編作品集」 (2)
D坂の殺人事件その2
ここは呟きがあるのでそこから。
昨日朗読第二回め、とりあえず元々持っていた江戸川乱歩短篇集で声を追いかけつつ聞いてみた!
江戸川乱歩は台詞が先に出てきて後にどんな風に言葉を発したのかなどの説明が来ることが多いのかな?
へええこんな声!と思って聞いてると後に出てくる説明にぴったりな声ということが多々あって^^
記憶してるより意外とD坂、登場人物多いから沢山の人物演じられてるの聞けて嬉しい∩^ω^∩
最初におお~!と思ったという意味でも警察医の声が個人的イチオシで好き!!
絶妙な塩梅で警察医という職業についている人の冷静さが伺える気がして好き!
D坂の主人公と明智の事件が起きた時の差というのも面白いですよね!
現実の事件が身近でその中で生きている探偵と、推理小説という架空の世界での事件は読み込んでいても実際の事件を目にすると言葉の出てこない普通の人という差が
声から分かりやすく見えてきて本当に楽しい!
そうそう!
テキスト自体が朗読のものと私の持っているの(新潮)が違うから
聞いていてどう変わっているのか、変わったことでどう印象が違うのか比較出来るから
森鴎外の時とはまた違う楽しさがあってラッキーだなと( =´ω`= )
残しておくものですね!
「構わない、上がってみようじゃありませんか」
あ、この台詞一度聞いただけなのに明確に思い出せる!
それを考えるとどうも構わないは結構セッカチで本当に構わないと思っていたのかもしれない。
明るくなった~横たわっていたからだ。
ゆっくり
「ここの細君ですね」
引いてる私。
「とても蘇生の見込みは~消してしまってはいけないから」
冷静な明智。
「あ、そう」
放心
↓
私はなんだか口をきくのも大儀になっていた。
司法主任=かすれ声、爽やかめ
警察医=これが良い!
時計屋=下手(したで)な感じ
「表の戸を閉めましょう」
仕事できそう。力ありあまるような。
↑
傍若無人
という言葉が後から出てきて良い得て妙と!
「今晩八時前後に、この路地に侵入したものはないかね」
「一人もありません。~」
↑
なかなか要領よく答える
「江戸川乱歩短編作品集」 (3)
D坂の殺人事件その3
読者諸君、事件はなかなか面白くなってきた。
文章はもったいぶるけれど、口調はそうでもない。
「僕は、ちょうど八時頃に~」
高めの声で、可愛い系、若め声な学生はちょっと動揺している。
「で、男だったというほかに~」
落ち着き
「僕もこの友達と一緒に本を見ていたんです」
太ってそう。興奮してるのかも。
「これに限って人様の怨みを受けるようなものではございません」
読者諸君、
興奮は私の方が伝わる。
「ええ、いらっしゃいます。~」のええ
人の良さそうな感じ
「江戸川乱歩短編作品集」 (4)
D坂の殺人事件その4
「僕はあれから、いろいろ考えてみたんですよ。~それを君にご報告しようと思って……」
絶妙で最高なのです!
僕はあれから、の、が良いですよね~
そうかぁと聞くと思えます^^*
~勢いこんで話しはじめた。
スピード早め。
君のところへ話にきたのはなんのためだと思います。
きたのはの後、タメの空白あり。
なんのため強調。
「~両方とも間違いではないと思うのですよ。君、わかりますか。~」
ですよ。君、から下手でいるようで上手で話している。
そしてなんにも変わりない明智に少しいらだち、強く出ている感じ。
君の指紋ですよ
わかる通り不可能なんですよ
冷静。
「すれば」は特徴的に思える。
男は一つの妙案を思いつきました。というのは、の。と、がタメの時間
二重の利益があるのです
彼の思うツボだったのですよ。五日たっても十日たっても、誰も彼をとらえに来るものはなかったのですからね。」
噂を言うように。
「江戸川乱歩短編作品集」 (5)
D坂の殺人事件その5
なあに
好き!
まずあるまい。
まるで問題にしなかったのだろうかとね。のとね。
われわれの眼に盲点があると同じように、「注意力にもそれがありますよ」
君ぃ、なんとすてきな思いつきではありませんか。
ちょうどその時分にのちょうど
直接法
→「君、明智君、僕のいう意味がわかるでしょう。の。は?
どうも仕方がありません……
苛立ちこみ。
申し立てなかったではありませんか。のありませんか。は強め
奇人明智小五郎は何をしたと思います。の。は?ではない
くっくっくっ「いや失敬失敬
内面的に心理的にがアポロっぽい
「では、たとえば指紋のことはのたとえばは動揺
僕があれから何もしないでいたと思うのですか。の。は?
D坂は毎日のようにうろ/ついて/いましたよ。
→ →
話を聞き出す便宜になりましたよのなりましたよは面白み
電球の線が切れていたのです。
これ超好き!!
これは僕が説明するよりも……
何か重い物を持ち上げるように
十行ばかり読んでごらんなさい」
速いスピードの読み方
「江戸川乱歩短編作品集」 (6)
D坂の殺人事件その6
残念ながら君とは正反対の結論に達したのです。の残念ながら
強調ずるい感じ
少しもわからなかった。
↓
焦り
↑
「で、君には犯人の見当がついているのですか」
生傷のあった=或る秘密が伏在しているのですか
(=重要そう)
うまく成功したのです。
うれしそう
あの方法です。
楽しそう
ともかくその結果、
読むスピードが速い
つまり、犯人を見つけたのです。
読むスピードはゆっくり
いや、ひょっとしたら被害者自身の希望によって行われたのかもしれません」
しんみり。上を見て言っていそう。
あんな手洗いを借りた男のことを言ったのですよ。の言ったのとですよ。の間にタメ
いや、しかし、のいや、は体勢を変えてそう
君、僕が合意の殺人だといった意味がわかるでしょうのわかるでしょうがやさしい
「ああ、
後半、理由のある惹かれではないからただの書き出しだけども^^*
やっぱり朗読って良いなぁ楽しいなぁという時間を過ごせました♪
ありがとうございます!!