珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

隠れ家的な美術館の映画

エルミタージュ美術館 美を守る宮殿

 

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美味しいし、量が多めで嬉しかった(*´ω`*)

エルミタージュの映画見てきました!

 

 

「女王のいた客室」観て以降、

ロマノフが気になって色々調べているけど

映画はロマノフの空気感を一番感じられたような気がする!

私はざっくりサンクトペテルブルグの空気感を感じたかっただけなので

そういう目的ならぴったりかと思います〜

時はもちろん当時ではないので

街も変わっているとは思いますが

パリじゃない感は分かります!

 

地下のワインセラーのワインを

ネヴァ川に流して川が赤くなった、

というのはパリのホテルでマイカとアレックスが再び出会ったワインセラーを思い出しました。

マイカが喜びに満ちていたのは覚えてるんだけど、

アレックスがどんなだったか覚えてないなぁ…

複雑な心地だったんだろうか?

 

どんな場所で舞踏会があったんだろう?と思いながら見ると、

少年がエルミタージュ内を歩く姿がアレックス少年がピアノを弾いた思い出と

共に思い出す夢のように豪華な光景なのかなぁと思うと切なし。

 

早回しシーン、

ネヴァ川を白いのが流れて言ってたけどあれ氷かな?

川も凍るんだなぁ!

 

ロシアは何でも大きい、

エルミタージュ前の広場も広いけれど怖さなどは感じず親しみを感じる、

みたいなこと言ってたけれど、

私は落ち着かないと思ったのでロシアらしい感情なのかもしれない、分かんないけど。

 

何であんなに四角くて平面な建物というか、

現実味のない建物なんだろう…テーマパークのような印象受ける。

あれが日常なのだからとっても不思議。

 

ところで…直射日光が絵に当たってたけどあれ映画だからなの?

この棚も芸術と言いながら素手で触ってたけどあれいいの?

なんか雰囲気が味わえるのは分かるんだけど

後世に残すための展示としてそれでいいの感はめちゃくちゃあったんですがどうなの?

ん〜私なんぞはただ講義受けてちょっと研修したくらいなので

知っていることは氷山の一角にすぎないとは思いますが

保存方法って大切なんじゃないかなぁ。

趣味で集めているグッズだって

日に焼けないようにくらいは気にしますもんね。

あんまり納得いってない部分ではあります。

 

自分が好みではないからといって

価値を認めないような発言はいかがなものかな?とは思います。

博物館というのはゴミを集めたもの、と極論を聞いたことがありまして。

価値があると思う人から見れば宝の山ですが

無価値だと思う人にとってはただのゴミでしかないわけですというのが心に残っています。

なかなかそういうのは理解されにくく訴え続けていくものだと思うわけですが

学芸員という職についていて

自分の研究分野ではなく自分の感性からしても理解できないというので

作品の価値を否定するっていうのはいかがなものだろうとは思いました。

理解出来ないことはあって当然だと思うけれども

自分の話した内容がどういう立場での発言になるのか考えた方がいいのでは?と思いました。

 

あとまぁ…とっても素直な映画なので

え、そこ包み隠さないでオープンに言っちゃうの?というナレーションが多い。

ついでに考え方と流れが意図的なものを感じるので

内容については触れかねるかなぁと。

まぁ…とっても話しづらいよね(笑)