2020/01/07(火)ソワレ
キャストさん
陸奥守吉行：蒼木陣
肥前忠広：櫻井圭登
南海太郎朝尊：三好大貴
和泉守兼定：田淵累生
堀川国広：小西詠斗
小烏丸：玉城裕規
坂本龍馬：岡田達也
武市半平太：神農直隆
岡田以蔵：一色洋平
西暦2205年。
歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始した。
対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者」なる者を過去へと派遣する。物の心を 励起する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士」たちは、 審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。
入電──肥前忠広より突然の出陣要請。
本丸は陸奥守吉行、和泉守兼定、堀川国広、鶴丸国永、小烏丸の5振りの出陣を決めた。
行き先は1863年の文久土佐藩、土佐勤王党が恐怖政治を敷く“放棄された世界”である。
出陣先で肥前忠広、そして南海太郎朝尊と合流した刀剣男士たちはこの歴史改変を正すべくその中心人物の捜索を開始。任務中に出会った坂本龍馬と共に行動を起こすことを決めるが……
舞台『刀剣乱舞』最新作 2019年冬、東京・兵庫・東京凱旋・福岡公演決定！
「舞台 刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち」観てきました🔫🌊
— 明音 (@akane_akaruioto) 2020年1月7日
刀とは？歴史修正とは？舞台を通して一つの答えを知っても尚早く先を見たくなります。
舞台セットの素早く綺麗な転換、歴史修正主義者の多様性が素晴らしくて好きでした！！ pic.twitter.com/vDRWPc336X
終演後、青山フラワーマーケットのカフェへ🥀
— 明音 (@akane_akaruioto) 2020年1月7日
お洒落な空間でしたし、フレンチトースト美味しかった(笑)
ソワレ終わりは話せる時間短すぎて別れの名残惜しさが増します！ pic.twitter.com/FAFq9ng1x9
ネタバレです。
眠い中頑張って呟いてもだめだなと何度反省しても
その場で呟きたい欲に負けてしまう(笑)
刀ステの前提となるゲームの情報が私はないのに
付け焼き刃とはいえ不自由なく観られるのは
設定、ルール、知っておいた方がいい情報・アニメを初心者にもめげずに
プレゼンしてくれる友達がいてくれてのことです🍶
いつもいつもありがとうございます( *´꒳`* )
akane-akaruioto.hatenablog.com
刀から銃へ
維伝を観る前に活劇９話を見ておくといいよと勧めていただき前日に見ていました。
刀剣男士は名の通り刀であるから刀で戦うのかと思っていたら
橋の上で陸奥守吉行が銃を取り出して撃ったのが鮮やかすぎて
武器の変遷を見て時代を感じる光景でした！
舞台でも活劇のように刀が銃を扱い
時代の代わりや開国に伴い、戦う道具・武器の変化を感じさせる
陸奥守吉行は朱色の太鼓橋とともに印象深く記憶に残りました。
表情多彩な舞台セット
維伝の舞台セット、私とても好きです！
階段箪笥のような一組のセット、
赤い太鼓橋、
印象的なのに様々な表情があってシンプルだから
場面場面の主役が際立って見えました！
縦横無尽に動き回る舞台セット・街。
というのも後々明かされる街が竜馬の意思によって作られている架空都市だから。
刀剣男士たちが辿り着けないよう街がパズルのように入れ替わり
意図的に目的地を遠ざけていました。
それを表すのに階段がついたセットが人力で移動していき
ある時は下り階段、ある時は小道など
使われ方が変わって表されるものも流れるように違っていくの楽しかったです。
【太鼓橋】太宰府天満宮境内の心字池に架かる清めの橋！渡る時の注意点を紹介！ | 太宰府魅力発見塾
セットを見てそういえば橋意味あったな〜と思い出しました！
関係あるか知らないけど。
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私は地味に慈伝が気になり続けているんだけれど
この街が意思で動くというのは本丸にも当てはまるんだろうか？
山姥切長義が迷っていたのは誰かの意思で本丸が動かされていたのかな？
と思ったけどまぁ分からないです(笑)
そのわけ私は知りたい
一幕にヨセフの不思議なテクニカルドリームカラーコート「Close Every Door」か
ジーザス・クライスト＝スーパースター「ゲッセマネの園」すぎると思う光景があって
ドキッとしたことを幕間に共有して共感し合えるの素直に嬉しかった(笑)
以蔵さんが「龍馬を斬れ」と命じられて地に手をつく場面。
照明も相まって似ていますね。
広島に原爆を落とす日
維伝で一番印象に残った場面は過去からの問いに未来が答える場面です。
刀ステは2.5作品だから観客と舞台(世界)に見えないヴェールがあると思う。
過去と未来の間には現在がある。
直接的ではないけれど未来へと続く現在(観客)への問いかけに思えてハッとしました。
ここから個人的に維伝で考えていたこと、印象深かった場面です。
12月に観た「広島に原爆を落とす日」の影響とともに。
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和泉守兼定の暗示
つかこうへい作の小説｢広島に原爆を落とす日(以降ヒロゲン)｣
主人公・犬子恨一郎は和泉守兼定を譲り受けます。
小説内にはそれ以上説明があるわけではありません。
小説ヒロゲンでわざわざ名指しされているのだから
きっと意味があるのだろうと思っていました。
以前読んだ時には調べてもピンとは来なかったんですが、いつも気づきは舞台から！
百聞は一見に如かずでした。
土方歳三は
・武士になりたい→農民の出
・刀→拳銃
犬子恨一郎は
・日本のために力になりたい→生まれが朝鮮であること
・戦艦大和→原爆
和泉守兼定を持つ二人の共通点として
・なりたい、したいことが出自による差別で出来ない
・今までの主流であった戦い方を覆す武器によって追い詰められる
を私は見つけました。他にもあるんじゃないかと思います。
特に今回の刀ステで気づいたのは
幕末という鎖国の日本が開けていく転換点において
刀から銃へシフトしていくさまを見たからです。
日本を想う
https://mobile.twitter.com/deep_yamazaki/status/1213987275861708800?s=19
ここより台詞参考にしました。
ディープ山崎が｢これが日本だ。俺が夢見たデモクラシーだ。｣
私が聞いたのもこれだったかなぁ…？
なんか台詞違うような気もするんですが。
私が見たヒロゲンでは
機関銃よろしく相手の気分を害そうとも思いつくまま包み隠さず話し続けるディープ山崎が
言葉少なに日本をほうっと見つめ言葉をこぼしていくエンディング。
台詞の後にも先にも時間の余白たっぷり使い切って台詞を味わう場面でした。
私の見たディープ山崎はその台詞を良い意味として発していたように思います。
この最後の台詞は日本がどうなっていると思っているのかはっきり分かりません。
悪い意味でも良い意味でも取ることはできます。
またいつの日本を俯瞰して見ているのか分かりません。
戦後の日本なのか、現在の変わった日本なのかどちらでも取ることができます。
全ては演者、演出次第なのかもしれません。
だからこそ同じ台詞でも全く違う意味合いを持てるだろう面白い台詞だと思いました。
とてもシンプルなんだと思う。
刀ステ維伝では幕末の志士 坂本龍馬が
先の日本はどうか？というようなことを問いかけます。
良い日本だというようなことを答えます。
未来が良いということは
過去の選択(観客の存在する今現在も含めて)先の良い未来へ繋がっているということです。
だからそういう未来が訪れる過去であったと龍馬は知ります。
ディープ山崎ほどの熱量はないにせよ、
坂本龍馬ほどの熱量はないにせよ、
過去の上に現在があり、また現在が未来へ繋がっていくことを知りながら
現在を選択する必要を感じました。
未来から来て過去を正すように現在に生きる自分の意志を反映させていくのは大切だなと思いました。
こういった歴史ものだからだと思いますけど
選択とはいえ沢山の命の上にある平和や平等なことを感じます。
どういった理由にせよ人を殺めることに関しては同意しかねるからこそ
一意見を示す大切さを思います。
観劇時、世界が一発触発だったのでより思いました。
演劇(キャラメルボックスなど)
akane-akaruioto.hatenablog.com
岡田さんは初見でしたがキャラメルボックスは一度見たことがあります。
興味のあったキャラメルボックスを見に行きました。
キャラメルボックスのお話はあちこちで聞きます。
特に携帯電話OFFのアナウンスは心地よい空間を作るための例として出されていますよね。
今回の維伝もキャラメルボックスきっかけに見に行っている方を見かけました。
誰も嫌いにならないどころか好きになってしまう、
そんな龍馬はいるんだなと思いました！
悲しい最期があると思ったのに
それさえもカラリと笑い、好きだと思ったまんまでした！
歴史は断片的なものであって過去そのものではないと思います。
https://zappy-zatsugaku.com/archives/692
恐竜の骨の化石から存在したことは分かっても
恐竜の肌の色は推定までしかされていない。
歴史上の坂本龍馬の断片から読み取れる人柄により
舞台刀剣乱舞の歴史上の坂本龍馬が生まれ、歴史修正されてしまった坂本龍馬が生まれています。
坂本龍馬の大きな心と共に片隅にあった気持ちが冒頭で短くも感じ取れました。
akane-akaruioto.hatenablog.com
この公演のざっくりした記憶はあるんだけど詳細までは思い出せないです💦
でも一色さん見たことがあったらしい！
あんまり幕末を知らないから全部イメージが銀魂でした。
だから以蔵さんは違いすぎてワンコかわいいし素直だし
りょーーーーまーーーーってハグすんのかわいい〜
誰だって承認欲求あるし、
調べているとこの時代には剣が出来ても
活かせる場に恵まれないことが良くあったのかな？
唐橋さんも初見でした。
白塗りの姿はピラトのように悪役隈取に見えました。
声も歌舞伎の深い声に思われて異変に気づかせる優しさを感じました。
吉田東洋は聡明なのだろうと疑いの早さから思います。
維伝最終地
— 蒼木陣(あおきじん) (@ORANGEJIN) 2020年1月17日
福岡での公演が始まろうとしています
昨日はスタッフさんの粋なはからいでできたてのラーメンをいただくことができました。あまりの美味しさに三杯食された唐橋おじちゃん😊
楽しい時間に感謝して
福岡初日いってまいります！ pic.twitter.com/cShA03OMWo
素顔まで知らなかったのですがすごく格好いい方でびっくりしました！
この生かしたいという思いから生まれているハリボテ人物は
ルパンの複製人間みたいな怖さもありますね。
クローンはオリジナルの分裂・コピーだけど
2019紅白のAI新曲のような複製はオリジナルではないという怖さがあります。
私何度も気に入って使ってるんだけど
本物はすべてが本物。
模倣はいくら似ていても本物の一部を表したに過ぎない。
という博物館における本物と模造の違いは今のとこそうかなと思ってる。
坂本龍馬の望む人物はオリジナルではないんだね。
よく亡くなった方にもう一度会いたいと思って会う展開ありますけど
会って良い展開になるなんてないんじゃないかと思います。
亡くなっても執着してるのに
もう一度会って執着し続けないわけないと思うんです。
すんなり別れられるわけないと思う。
刀剣男士
蒼木陣さんの陸奥守吉行、
むっちゃんらしいが分かるほどむっちゃんを知らないのが残念なのですが
つい好きになってしまう笑顔と人柄ですよね！
私、笑顔一つでオールオーケー🙆な人はジーン・ケリーさんだと思ってます。
タイプは全然違うけど笑うと周りも幸せにしちゃう気がする！
肥前忠広は詳しく知りもしないのにヒロアカの轟さんみを感じてます。
なんとなく性質的に同田貫正国とも似たところありそうな印象。
しっかりものだけど自己犠牲の選択をしがちなのは以蔵さん故なんでしょうね。
南海先生がいいと聞いてパッと見て思ったのは忍足侑士でした。
もうこれは条件反射ですね。
声が不思議なゆったり低めボイス。
自分で刀剣博士とか言っちゃう謎さがまた良き。
和泉守兼定のキャラよく分かってなくて
へええ格好良いんだなぁ〜と思ってたら
俺のファンがまた増えちまう的なこと言ってて
あれ？思ってた格好良さと違う…意外とナルシストと思いましたw
ちょっと性格激し目で熱さありますよね。
活劇で先に堀川国広の声聞いて思ったより低くて落ち着いてると思いました。
なので刀ステの方がキャラの見た目からイメージしてた声に近かったです！
慈伝終演後に酒盛りした時、
山姥切国広、山伏国広、堀川国広で揃ってるところが見たい！
というのを聞いて堀川国広を知りました✨
実現したら嬉しいですね！
小烏丸はことある毎に片足を上げていて抜かりない！
刀ステのテンポ感は早い気がするけど小烏丸は動きは素早くとも
精神や言葉はゆったりと多少のことでは揺るがない
まさに父というどっしりとした存在なのかもしれない。
鶴さんは違うといえば違うんだけど鶴丸国永であることには変わりないですよね？
染谷さんはなんとなく驚きに重きを置かれている気がしました。
どうでしょう？
放棄された世界
山姥切国広描写も気になります。
本丸も複数あるのかな？
歴史を守るのは刀としての本能。
悲伝、一度しか見ていなくてはっきり思い出せないんですが
まだ希望は見えないのかな？
なんで白くなるんだっけ？
歴史を守る以外の目的が三日月にはあったのかな？
今回とても敵の武器のバリエーションもあって気になりました！
そこで思ったんだけどちらりと見える山姥切国広は映画刀剣乱舞の無銘っぽい。
自分から本能である道を外れたんじゃないかと言うの聞いて嗚呼〜と思うし、
操られるというのはまたなんか違う気がするけど
ジョ伝でエクスペクトパトロナームみたく自分で自分救うのあるし
みんな幸せだといいなぁと思う。
陸奥守吉行役の蒼木さんのダンス系統に近い動きをされる敵がいて
身体を固めて動かしていくような動きを見たような気がします。
ストリートぽいのかな？
赤坂ACTシアター懐古
2012年のサンセット大通り以来の赤坂ACTシアターでした！
どおりで様変わりしてるわけですね〜
青山フラワーマーケットのカフェへ行ってみました。
めっちゃおしゃれ💖
このフレンチトーストも美味しかったです🍞🍳
