珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ウエストサイドストーリー

「ウエスト・サイド・ストーリー」見てきました🎥


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もう泣き疲れてしまうよ~~(笑)

 

トニー、リフ、マリア辺りの設定にまだ理解追い付かない!それでも映画WSSはアイスいるんだなぁ~とか、チノは深まっていいなぁとか。アニタ、グラジェラ、バレンティーナ…WSSの女性たち現実的で愛があって好き!

 

ドクと結婚して先立たれドラッグストアの店主バレンティーナ(ドクは白人でバレンティーナはプエルトリコ人の夫婦)バレンティーナが歌うsomewhereはトニーとマリアだけでなく自分自身も含んでいるように感じられる。自らが体験しただろう"トラブル"を思い、平穏平和を願っているのかなと。

 

WSSでは辛い役目がアニタに集約しているように思えるから階段を震えながら降りていくアニタを止めたくなる。リフを刺したベルナルドの相手アニタだと分かっていて必死に止めようと訴えるグラジェラたちが蔑ろにされる辛さ。
バレンティーナが言語化されていなかった思いを表してくれる。

 

リフと勘違いしてたんですがベルナルドがビリーエリオットと知ってそれはとても分かる!体育館のアニタと踊っていた時のジャンプして回るやつ、綺麗で曲も相まってめちゃくちゃ上がる!リフはディアエヴァンハンセンらしいけれどキャスティングと関係あるのかな?ベルナルドがボクサーなのは?

 

グスターボ・ドゥダメル指揮というので私でもマンボだ!と思うのだから詳しかったらもっと沸き立つところなのだろうけれどもうほんと鳥肌立つくらい素晴らしい好き~~✨始めの方で聞こえたボンゴ、コンガ的な打楽器の音が綺麗でそこから見て良かったなと思いました(笑)

 

マンボ、あれなんで「音楽を変えて!」と言葉にするのかな?まぁそう思うのは回ったお相手ではなく元々のペアに交差して戻っていくあのバチバチしてお互いを誇っている空気感が好きだから見られなくて残念だなと思うに過ぎないんだけど😅

 

Jet Song、ベイビージョンがシャークスに囲まれてしまう場面は見ていて喧嘩がデフォルメされた振付が生かされてると感じました。全体的に人々が街全体で華やかに踊る場面は多い反面、舞台の振付があまりない。映像と舞台は違うってことなんだろうか?coolも曲順で期待してたから寂しい。

劇場を表すピクトグラムWSSのシャークスのポーズが使われているのを良く見ます。それくらい象徴的な印象的な振付だから曲を聞けばここの場面でおぼろげに振付が浮かぶ。見られないのか~といちいち思っちゃうなら舞台見た方がいいんだろうなと思ったり。

 

1961アクションは感情的すぎて抑える人が必要だという意味でもアイスがリフ亡き後に率いてくの分かったけれど、2021アクションは冷静でしっかり者に見えてアイスと共に率いていけそうな心強さを感じる。わりと頼もしい!

 

舞台のチノは言葉で説明されていることからベルナルドやマリアに対する諸々が重なってエンドに繋がるのかな?と想像してました。2021チノは頭のいい堅実な人柄のいい人であり、マリアの相手として強くないことに引け目を感じている。だからか決闘の場に行ってしまい、最後の行動へ至るのが分かる。

 

話題になってた映画WSSのビジュアルブック、めちゃくちゃ文章量あるからまだ読み終えられない(笑)これだけ沢山の方々のお話が詰まってるの最高すぎる✨詳しくなさすぎて映画らしさは見かける感想から有難いことに考える機会を得ています。2021WSSはきっと映画としてのWSSなんだろうなと感じます。

舞台が好きだからか観終わったのに舞台WSSを求めてしまう心がどうしてもあるなと何につけても思います。1961WSSは舞台寄りだから思うのもあるのかも。

 

今日思い返してて思ったけど「Maria」トニーの歌声も「Quintet」協会のアニタの歌声も周囲の人に聞こえて聞こえていいんだなぁと思いはする。心の声じゃなくて聞こえている、例え歌じゃなくて話し声だとしても聞こえたら違和感ある気がするけどそんなことないのかな?

 

いやでも何がと言ったら振付がカットされてることが寂しかったに尽きる。最近映像と舞台で同じ振付を見て意識された空間での踊りは素敵だと感じていたので映画では踊りは生きないのかと短絡的に考えてしまって💦踊りは映像の中でも息づいてますよと思う映画が見たい。

 

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頭の中で「死ぬまで仲間 仲間は死ぬまで!」と出てきていたから違ってびっくり!英語ではなんと言ってたんだろう??