2021/07/18(日)ソワレ
シアターオーブ
スタッフさん
演出・振付:マーク・スチュアート
音楽監督:八幡茂
美術:岩本三玲
照明デザイン:磯川敬徳
音響デザイン:山本祐介
共同振付:ケリー・ホグランド
演出・振付助手:加藤さや香
舞台監督:黒澤一臣キャストさん
ジーザス・クライスト … マイケル・K・リー
イスカリオテのユダ … ラミン・カリムルー
マグダラのマリア … セリンダ・シューンマッカー
ヘロデ王 … 藤岡正明
カヤパ … 宮原浩暢(LE VELVETS)
ペテロ … テリー・リアン
ピラト … ロベール・マリアン
シモン … 柿澤勇人
アンナス … アーロン・ウォルポールアンサンブルアーティスト
福田えり、湊陽奈、則松亜海、鈴木さあや、髙橋莉瑚
ジャラン・ミューズ、大音智海、大塚たかし、仙名立宗、染谷洸太
あらすじ
舞台は約2000年前のイスラエル。
ひとりの人間として、神や民衆との間で苦悩するジーザス(イエス・キリスト)と、ジーザスに仕える弟子の一人でありながら、裏切り者として歴史にその名を刻むことになるイスカリオテのユダ。
民衆の間で人気を高めるジーザスに対し危険を示唆するが、ユダの心配をよそに民衆はジーザスを崇拝していく。ユダヤ教の大祭司カヤパは、大衆の支持を集めるジーザスに脅威を感じ、他の祭司たちとジーザスを死刑にしようと企てる。
そして自分の忠告を聞かないジーザスに思い悩むユダは、祭司たちの策略により、とうとうジーザスを裏切り、祭司たちに居場所を教える。神の子としての自分と、人間としての自分との狭間で思い悩むジーザス。
遂には弟子や民衆の裏切りによって捕えられ、十字架にかけられたジーザスは、自分の運命に対する神の答えを問いただしながら息絶えるのであった…。
昨夜JCSコン行ってきました✌✌ pic.twitter.com/BJI6yESO2X
— 明音 (@akane_akaruioto) 2021年7月18日
ペテロかわいいヘロデかわいい🙈
テリーさんのペテロめっちゃかわいい!
シモンナンバー、シモンの語りに熱くなる民衆の言葉をジーザスの一番近くで「と(みんな)言ってますよ!」のごとく一つ一つ振り返り嬉しそうな顔してるのかわいい。眠ってしまったのかと問う時に一番最初がペテロなの分かる〜〜ってなっちゃう!
かわいいと言えばホサナでだらしなく椅子に座り民衆の振る手を眺めてゆるゆると足だけ右左と揺らす藤岡さんヘロデかわいい(笑)褒め称えられ待ちヘロデの(タガー〆のような)拍手煽り、“求めれば与えられるのが常”に拍手で参加出来るから成河さんとはまた違う取り込み方で一ナンバーの引力が凄い!
空気を読んで
展開分かりつつも折角だから…とホサナの手を振ってみたけどみんなと気持ちは一緒くらいの気持ちでいると最後一気にえ…ちょっと待ってよとドン引きする気持ちを味わってものすごくくらう。後味の悪さが感想として残ってて振らない選択をする気持ちも分かる。こういうのはエビータもそうだけど民衆が主役のミュージカルなんだと感じてそこが好き。一番最後のHey JCのあとに望む言葉が違うこともあるって初めて知りました!いずれにせよ民衆が一人の人間に対しては大きすぎて残酷なことを求めだすのだけど。あれは今も形を変えてよくあるけれど何でそうなるんだろう。
ジーザス
マイケルさんのジーザスは周りの人々がこの人の笑顔が見たい見ていたいと思うような雰囲気があるよねと話してたとこ🤗Superstarのユダ、衣装替えがなくてずっと同じ衣装だからマイケルジーザスから見たラミンユダは目に映るままの姿であって“親友”と仰ってる感覚が強く感じられた気がします。インタビューの鬼滅を用いた役に対する期待の話、2.5で考えるとなんとなく分かる気がする。
ユダ
ユダはジーザスを神の子・救世主だというのに疑問を持っている、でいいのだよね?
レミゼ見てから分からないなりに旧約新約を見たから今まで以上に腑に落ちた気がします。
ラミンさんのユダ、依存ではなくかなりしっかり自分を持っていてジーザスを思い警鐘を鳴らしている感じに見えます。はけるのかと思いきやThis Jesus Must Dieを身を隠して耳をそばだてる、Damned For All Timeの心の惑いが表れているように舞台を歩んでは止まり折り返す、冷静さと知的さを感じます。
「Blood Money」のin the Garden of Gethsemaneと言い終わってすぐにWell done, Judas Good old Judasのコーラスへ続く音の流れがとても美しくて素敵だなぁと思ったのだけど場面を考えるとなんとも言えません。
演奏楽器
そういえば映画コンでもリードが素敵だなぁと思ったんですが今回のJCSコンもフルートのビブラートが時に怪しく、時に美しく心をさらうから魅力的に聞こえる劇場なのかな?とも思ったり。
私は金管全然分からないけどやってる人が口がバテると話していたからさぞ大変なんだろうなという印象があって。チューニング前からかなり高い音をトランペットとホルンが気持ちよく吹かれてるから不思議光景すぎてずっと聞いてしまいました。
リードといえばユダから曲引き継いでソロ奏でるサックス、サックスが格好良いのは知ってますが心が求める音がそこにあると大変テンション上がる!めちゃくちゃかっこいい!
マリア
What's The Buzzで身体を揺らしてジーザスの言葉を聞いているセリンダさんのマリアを見てEverything's Alrightを合わせても全肯定という印象があります。尽くすという感じではない。ユダが口出ししたくなるのは分かる雰囲気。
ピラト
ピラトは見るたびに感情移入してしまう気がしてる。ジーザスがただすべてを受け入れ表情が変わらないのに、鞭打ちをしていくうちに動揺が顔に浮かんで苦しんでいるようなピラト。歌声を安心して聞いてスッとお話に心が向かうの普通ではないと思います。あとロベールさんが本当にスマートで格好良い。
シモン
柿澤さんのシモンは民衆をのせて盛り立てる熱さとカッコよさ感じられて聞けて見られて嬉しい😂ここまで熱いとアンチになるのも早そうだなと思いはしたんですがペテロが動揺してる時に皆と責め立ててるのはシモンとしてなの?
見ながらもし私初見だったら分かんないだろうなとは思ったけどそもそもコンサートだしパンフレット見ても回数見る人向けな気はしなくはない。だから四季はエルサレムとジャポなんだろうなとも感じる。
JCSコンの舞台セット、前回公演の時に丁度あのくらいの金属管?鉄パイプ?を組み立てたり崩したりを何故かしててわぁ〜これ作るの大変だなぁとそういえば分からないなりに思ったなと。