珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

バケモノの子-2022/05/15-

2022/05/15(日)マチネ

四季劇場秋

 

キャストさん
熊徹 伊藤 潤一郎
蓮/九太(青年) 大鹿 礼生
猪王山 芝 清道
一郎彦(青年) 笠松 哲朗
多々良 韓 盛治
百秋坊 味方 隆司
二郎丸(青年) 瀬下 喬弘
宗師 増山 美保
楓 柴本 優澄美
蓮の母 清水 智紗子
蓮/九太(少年) 石黒 巧
一郎彦(少年) 鳥塚 絢心
二郎丸(少年) 世戸 凜來

【男性アンサンブル】
小出 敏英 中村 伝 狩野 勇人 宮野 薫
丹下 博喜 内田 圭 押田 柊 遠藤 竜也 新庄 真一【女性アンサンブル】
濵 絢音 稲葉 愛夢 さかい このみ 一来 多恵
大石 眞由 山梨 史奈 能智 慈子 多田 毬奈

www.shiki.jp

 

蛇足だと思いながら大体のことはオマツリ男爵は見ましたので、と呟くに留めるのはTwitterだからであって隠さないためのブログなので一部分書きます。

とはいってもバケモノの子自体は良くも悪くもぼんやりとしか覚えておらず、初見前にも見直しませんでした。どうしてもワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のこれはワンピースではない…とドン底の気持ちが"個人的に"トラウマなのでそこは許してほしい。正直四季のバケモノの子だから影響なく行けるかなと思ったのに???場面がことごとくオマツリ男爵を見た感覚と被ってしまいます。お話に対する疑問あるけれど考えると凹むのでスルーの方向で以下。

 

 

 

本当に個人的に…一人でも例え誰かといたとしても一人生きていけるようになりたいよなぁ。ただ本当に一人では生きていけなくて沢山の方に助けてもらっていることに感謝しなきゃいけないなと最近も考えました。こうしたよく考えることを作品中に見て気持ちがすっきりしました!

渋天街のバケモノたちは誰かを一人にしない、あと自分が思ったこと受けた印象が悪くても偏見を持って接しないように見える。困っていたら助けるが連鎖していっている世界なのかも。無償の愛があちこちにあってあたたかい。

 

17歳の九太が小説白鯨を読もうとする場面、学校は小学3年生から行っていないと聞いてそれはなかなか厳しいなと考えました。でも少しずつ時間をかけて丁寧に読み込んでいく九太を見て何事も始めるのに遅いことはないし、頭の中の常識にとらわれず挑戦してもいいのでは?とすぐ影響された私がいる☺️

 

少年一郎彦が猪王山に牙が生えてこないことを相談するの健気すぎて泣けてしまったし、必死に口許を隠す青年一郎彦のコンプレックス抱えまくりの姿にも泣けた。猪王山の一郎彦は自分の息子だという言葉に嘘はないけれど根本的な解決ではない苦しさが凄い。

 

猪王山夫妻のデュエットとても好き!

 

闇堕ちした一郎彦が爽やかな声で笑うからこそ冷静に怖いの、一郎彦が笠松さんという配役の良さをめちゃくちゃ感じる!

 

一郎彦良さそうだから私も刺さるのだろうか…と思いつつ見たけど今日イチ刺さったの多々良さん🙈
なんだかんだ優しい~~~一見厳しい言葉の背景には相手のことを思っている優しい心があって良い😭
相手の良いところを見つけたらすぐ褒める、目線の温もりたるや!

 

キャスティングから思ってましたが初見なのに味方さんの百秋坊見たことある(笑)復讐は駄目だと言葉にしてくれるところ好き。イロハ教えようとしてくれてるところも好き。

 

四季フェスくらいから舞台でプロジェクションマッピング使うんだなぁと思った気がするんだけど四季は劇団だから今までのアラジン、パリアメ、アナ雪をそっくりそのまま公演をしている経験が今回生かされているんだろうか??オーバチュアの暗闇と火が美しくて好き。

アニメの背景が動き続けるのは自然だけれど、舞台でも背景がある光景不思議で素敵だなぁと思ってます!

 

バケモノのスタッフ陣発表時にマジック監修?リアルマジシャン??どういうこと?と思ってたけど観たらぐっさり刺さるし、ストーーーンと貫き落ちるし人間には辿り着けない不思議な力があるのだと感じた!
…いやでも人間がしてるのだから辿り着いてるとも言えるのか🤔

 

渋天街を見ていても渋谷の町ならどこかに繋がっていそう。人が多すぎて多少浮いてしまう見た目の人がいても渋谷なら他の町より気にならないんだなぁと感じて。

 

 

 

 

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