2023/01/21(土)11:00
浅草公会堂
後方揚幕近く
一、双蝶々曲輪日記 引窓
南与兵衛後に南方十次兵衛 中村 隼人
濡髪長五郎 中村 橋之助
女房お早 坂東 新悟
母お幸 上村 吉弥
新春浅草歌舞伎行ってきました🌸 pic.twitter.com/c6rI7tGLeL
— 明音 (@akane_akaruioto) 2023年1月21日
一、双蝶々曲輪日記 引窓
前に観た時より断然「引窓」良いお話で刺さるし、舞台映えするお話だなぁと思ったのはなんでか分からないけれど自分が変わったんだな~と思います🤔
新悟さんのお早、身の回りの大切な人が傷つかぬよう立ち回る頭の良さがその美しさから分かって好きです🙈新悟さんだから美人なのは知ってるけどいやでも綺麗だなと。 冒頭の月見の供物を用意している姿がまるで絵のような瞬間。
橋之助さんの長五郎、似合うのだろうなと思っていたけどやっぱお似合い! 筋を忘れていたので段々と殺した人数が明かされて増えていくの普通に怖い。お話は分かるけれどもあのまま逃げて精神病まず生きていけるのだろうか。心配。
引窓初見が彌十郎さんの長五郎だったらしくてリアルに大きい方というイメージがあるのだけど橋之助さんも相撲取り分かるくらい大きく見えて不思議なものだなぁと思う。
吉弥さんのお幸があれだけ包み込むようなほっとする優しさだからこそ長五郎も一目見たくなるのだろうし、与兵衛も心情察して行動にうつすのだろうし、親より長生きするのが親孝行なんだなと観る前より俄然思う。
隼人さんの与兵衛、花道を"立派な武士"として歩いてくるキリッとした姿は流石すぎる格好良さなのに母と女房を呼び寄せる嬉しさ余った姿のぽやぽや具合は愛されて育ったんだなぁと思えてかわいい(笑) 途中で佇まい直してキメて見せるとこ含めてほわほわかわいい。ギャップ。強い。
お早見てるとこんな美人を女房にするなんてどんな人が旦那さんなの??と思えるところ、隼人さんの与兵衛は一目で理解出来ちゃう。 「良い男」なのは見た目だけではないのがお話で分かっていくわけですし。
なんにも詳しくないから何となくそう思ったに過ぎないけど与兵衛の隼人さん見てると幸四郎さん思い出すような気がした🤔なんでか分からないけど。
二、男女道成寺
私やっぱり舞踊好きだな~~🙈楽しすぎる!! 配役で分かってるけど白拍子で新悟さんの花子だけでなく巳之助さんの桜子も見られるの有り難すぎる🙏✨ 途中でダンッと踏んでアッとしまった顔して所化に囲まれ実ハ狂言師でした~~と謝るコミカルさ楽しい🙇
所化(坊主)たちが鐘供養のお経は長いんだよな~~と言うと、般若湯(お酒)を持っている、続いて天蓋(タコ=つまみ)を持っている、それならやり過ごせるだろうと話してるの人間らしくて良いかわいい(笑)
開演前、ブロマイド売り場行ったら巳之助さん左近のお写真かわいらしすぎて買っちゃった🙈予定になかったのにまさかだよ(笑)
巳之助さんの踊り、ほんと好き~~しなやかで美しい印象を保たれてるのときめく✨あそこまで美しいから人間ではないの分かる!
始点と終点は拍通り。そこに至るまでの始まりの余裕、初速の速さ、終わりの余韻から想定の拍通りの動きと実際の光景に時間のずれが生まれたように感じる。 巳之助さんの回り方は何度見ても好き。
白拍子だからではなくて狂言師(立役)で踊るからこそより思うのは穏やかで洗練された手足指先の添え方。荒々しく踏み鳴らす足音、コミカルなお役からイメージしない美しさをさらりとされてるのが毎度大変刺さる!
新悟さんの花子は美人さんなのだけれど印象としては可愛らしいが先立つ感じかもしれない。足を上げてトコトコする振りも優しく慈しみ感じる触れ方でかわいい。何がと示すのは難しいけれど可憐だなと三連傘を扱うのからも思います!
常盤津も長唄も歌舞伎舞踊で観ると日常的に聞きたくなる😂 五七五のように自ずと心地良さを知っているリズムなのもあるだろうし、長唄の三味線聞かせどころの格好良さ、和太鼓の盛り上げ方も楽しくて大好き! 音源あるのかな…?
影響されてむっちゃん万十も買ってきた😋
— 明音 (@akane_akaruioto) 2023年1月21日
ハムエッグおいしい~~ pic.twitter.com/HyrJjuvcjs