珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

エビータ-2019/07/02-

2019年7月2日(夜)公演

自由劇場(浜松町)

 

キャストさん
エビータ 谷原志音
チェ 芝 清道
ペロン 佐野正幸
マガルディ 髙橋基史
ミストレス 藤原加奈子

 

【男性アンサンブル】
成田蔵人
光田健一
石川敦貴
ビョンヒサン
内田 圭
岸 佳宏
髙橋祐樹
村田慶介
新井 克
伊藤駿佑
河田拓也
宮下友希
二村誠俊
政所和行
若山展成


【女性アンサンブル】
多田毬奈
髙岡育衣
平田愛咲
久居史子
伊藤瑛里子
町島智子
廣本則子
坂本すみれ
石戸瑶子
榊山玲子
髙田直美
辻 奈々
大石眞由
小林由希子

 

 

 

以下ネタバレです。

 

エビータ東京my楽でした🇦🇷

1階前方、1階後方、そして今日は2階後方☕

前回4回中3回が2階だったので記憶が蘇りつつの今でした!

声の圧や厚さ・広がりが心地良さ、踊りの全体美、セットと照明による光景美…

全部視野に入るっていい〜(◍ ´꒳` ◍)

熱い舞台をありがとうございました!!

 

 

 

 

2階声の厚さが凄い!!

はーーーーこれだわ!

私の記憶の芝チェは2階だわ!!!

 

 

岸さん、涼太さん枠
カメラマン控えめ

場所のせいもあるけど全然違うように見える

 

エバ基金の岸さんは集金係に“いやいやちょっと君…”というように穏やかに近づいていきジャケット剥がされ、

地面へと身体を手荒に叩きつけられる。

女性はあんまり助けない。

あくまで穏やかに解決しようと歩み寄るジェントルマン。

エバ基金の涼太さんは女性が身ぐるみ剥がされてるのを見て“何やってるんだ…!”と集金係に迫っていって

自分も身ぐるみ(ジャケットだけですが)剥がされ放られる。

またもや女性から搾取するのを止めようと立ち向かい放られる。

 

グッドナイトサンキュー皆さんの岸カメラマンは当然のもう一度と近づいての“さよなら”。

涼太さんはニコニコ扉から出てきてエバににこやかに笑いかけて思いもしなかった“さよなら”。

 

 

政所さんは白オレンジ(赤茶?)黒の混ざった柄シャツ??
歌舞伎の股開く降参ポーズ

(自信ないから違ったらしれっと消すけど政所さんはブエノスアイレスでジェミマの柄を細かくしましたみたいなシャツ着てる方?曲終わり歌舞伎の背ギバというらしいV字型のポーズの方?であってる??)

 

 

あなたもそうでお互い指差し合うチェとマガルディかわいい無理〜(笑)

 

 

ああなんかプロムとは違う意味で女性のダンス格好良い
女性は鋭く野性味があるって感じだけど
男性は腰など緩やかにリズミカルに動いてて色気があるなって思う

 

 

佐野ペロンのしつこくエバを一夜の女にしようとするも上手くかわされ出来ず

むむむってなる顔が実はめっちゃくちゃ焦らされて苛立ってんだろなと思って好き(笑)

何度でも言うけどミストレス忘れてドア前でそうだった…じゃないんだよ

ずっと前に気づいてただろ〜ほんと嫌なやつ!

 

 

チェはまんべんなく語りかける理想主義者

現実主義者エバ

 

 

ミストレス「恋の終わりはいつも」

いつもって辛い…エンドレスの予感

 

 

15歳の立ち方がレディでなくて子どもだと感じます

 

 

最後の放送とレクイエムのエバの呼応

エバが一人になり「もう何も求めないで」と歌っている状況と

民衆に見えているイメージの差が苦しくも

一瞬の慰みにはなっているのは良いことだろうか?

 

 

「副大統領にして」の後のメロディと「理解ができました」前

 

 

 

先日のキャッツでも、今日のエビータでも友達が好きだなぁって言ってたなぁと思うとやっぱ影響受けて気にして見る( *´꒳`* )

それによって自分だけでは偏りがちな見方に新鮮さと発見が生まれるから友達と感想言い合うの好き(笑)

 

 

ニューアルゼンチーナの佐野ペロンの伸ばす指がとても美しいんですがなんであれあんなに美しいのだろう?

バレエの手っぽいのかな?

何指か忘れてしまったけれど伸ばされた指、添えられた指の意識された無意識の美しさって感じが美しい素敵_(:3」∠)_

 

 

エバソネット

ベッドでエバを抱く手、顔を寄せて伝えるの優しさ。

エバチャリティーコンサートでの手を添える、

顔を近づけるを思い出すとペロンは恋はせずとも愛しているんだと思える。

 

 

ペロンは支えようとしてもエバは支えを求めていない、というのが悲しく思える。

愛するって心を開いて懐へ入れ、相手にも自分を預けるという側面があると思ってるんですが

ペロンは受け入れて預けて信頼しても

エバは受け入れているようで受け入れず預けずだったのかなぁなどと。

 

 

“大統領夫人”、
精神的“リーダー”、
あこがれの“女神”、
女でもない娘でもない“子供”、
“スター”ラジオの“アイドル”
あなたの為の“女”、
私はあなたの“娘”、
我らが“聖母”、
全部じゃないかもですが沢山の側面のそれぞれ表されている状況や意図が気になる。

 

 

マグダラのマリアはエビータでも感じるところ。

谷原マリアも覚えてるのでエビータでも思い返す時ある。

 

 

「サンタ・エビータ」見てたらディズニー『三人の騎士』の教会へ行く話を思い出したり。

 

 

「“いいわね”ブエノスアイレス
“いいわね”の言い方が余裕あって谷原エバだなと思います。

 

 

他ブログ読んで思い出した!

「虹の歴訪」のセンターでリズムに合わせて

首振りしてる芝チェめっちゃ可愛かった_( ┐ノε:)ノ

 

 

カーテンコールに流れてる音楽がなんだかもやもやと終わりなく終わっちゃうの、

置いてけぼりにされている心地。

物語は終わっても続く感覚。

 

 

キャッツで行った公演地のブックオフに行ってパンフレットを買うというのをしてたんだけども

今、少しづつエビータパンフとCD歌詞カード読んでる。

浅利さんが制作のお二人に織田信長を推してたというの理由が浮かんで面白い。