監督・脚本・演出 市川猿之助
原作 前川知大「狭き門より入れ」
構成 杉原邦生
脚本 戸部和久
監督 藤森圭太郎
配役
弥次郎兵衛:松本幸四郎
喜多八:市川猿之助
時枝浅之助:市川中車
伊月梵太郎:市川染五郎
五代政之助:市川團子
葉刈五郎:市川猿弥
彼方岸子:市川笑三郎
鳩:市川寿猿
口上人形:市川弘太郎(声の出演)
あらすじ
これまで様々な珍道中を繰り広げてきた弥次郎兵衛と喜多八。数々の騒動を共に巻き起こした仲良しコンビでしたが…時代が変われば人も変わる⁉ 弥次郎兵衛は出世して歌舞伎座の経営再建担当となり、相棒の喜多八もリストラしてしまいます。路頭に迷う喜多八を拾ったのは万屋(よろずや=コンビニ)「家族商店」を営む弥次郎兵衛の父。喜多八は真面目に働き店長になりました。「家族商店」には歌舞伎座をクビになった元役者の時枝、弥次喜多と珍道中を共にした梵太郎、政之助が入り浸っています。流行中の謎のウイルスによる不況の影響か、皆以前とはどこか変わってしまった様子。そこへ、歌舞伎座を追い出された弥次郎兵衛が、退職金を大事に抱えて帰ってきます。その手には「世界の終わりと始まり 更新の日は近い」と書かれた意味深なビラが握られているのでした…
図夢歌舞伎『弥次喜多』見ました🗝
これは非現実なのだ…と分かっていても状況が状況なだけに
現実との境が曖昧になって心に迫り“今”を考えさせられる作品だと思いました
(思ってたENDじゃなかった!)
時事ネタや親子関係、商品宣伝はがっつり(笑)
「おぬしと、よろずに 家族商店」
いやほんとずっとAmazonプライムは作品単体を買って見るのではなくて
定額サービスに入らないと見られないと思い込んでた(笑)
単体で購入出来るとこないだの勘違いで分かったから見られて良かったです〜!
映像はこういうことありまくるよ~思い込みですね💦
2作目の弥次喜多を観に行った時、
オペラグラスで弥次さんを見ているとどんな時でも面白い顔をしていて凄いんだ!と
笑いながら力説されてほおぅと思ったわけです。
図夢歌舞伎は映像だからその面白い顔がずっと見られる状況なのに
段々とそうとは思えなくなってくる…それ結構すごいなぁと思って!
あと撮影4日間だし、舞台公演中だったしだからなのか…
ちょくちょくえ、これサクセス荘みたく一発録りなの??みたいな流れある(笑)
一番思ったのはなかなかじゃんけんしないところで
お前がなかなか言わないから的なのを中車さんがポロポロ言ってたからw
ちょくちょく他の作品を見てハリーポッターに立ち返ることある。
この“鍵”というのはポートキーを思い出します。
ポートキー自体は触れたものを別の場所に移動させる
魔法のかかったモノでありはしますけど。
途中
あの世のものを食べるとこの世に戻れなくなる”とどこでも言われるんだろうなぁ?皆なんだかんだ考えることは一緒なのかな?食べるという行為が人らしいのかもね、
などと考えもした。
見ているうちに原作の「狭き門より入れ」はどんな舞台だったんだろう?と気になってきます。
時枝はバランスもあるかもしれないけど印象深く“居る”必要がある気がして凄いなぁと思います。
配信していただけるのはとても有難い、けど私は映像があまり得意じゃない。
こう、板挟みの気持ちがあるよね。
よく見かける作品の対象じゃない人は自分なんだろうと思いはする。
結局好きなのも観たいのも舞台なのだと何かにつけ感じるし求める。
そう知っていて分かっていても見たい側面もあるんだよね。