2023/01/07(土)ソワレ
演出:金谷かほり
音楽監督:八幡茂
出演:ベン・フォスター
アダム・ジェイコブス
レイチェル・タッカー
真彩希帆
Bunkamura 東急シアターオーブ『 PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2023』 ベン・フォスター コメント動画 - YouTube
Bunkamura 東急シアターオーブ『 PGF生命 presents ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2023』 レイチェル・タッカー コメント動画 - YouTube
『New years musical concert 2023』でした🎤
— 明音 (@akane_akaruioto) 2023年1月7日
行ってよかった~~めちゃくちゃ楽しかった🙌 pic.twitter.com/GPfXhMGnxs
今回のコンサート、気軽に話題にしたらベン・フォスターさん、知らんのか?アリーナのジーザスやぞ??って言われて🤔いやそれは知ってるわ!え?あと金谷さん演出??なら観に行っちゃう??くらいの軽さで行ってきました!行ってよかった~~過去の私ありがとう!
ベン・フォスターさん、今年が2019年だったならソロコンサートひょいっと行きそうなくらい良かった…!
West End LIVE 2017: Ben Forster - YouTube
MC溝渕さんなんだなぁと思っていたのだけど進行もその場での通訳もされてるの普通にびっくりしました! オーブコンサートってMCがいるスタイルお決まりなんだろか??
ハマり方もそれこそ星の数あるとは思っても自分が知識を蓄えて深くハマれないから"詳しい人"に憧れる。今回も作品の名前は知ってるけど見ていないから曲までは知らないが沢山ありました。何事も突き詰めていける人がどうしたって青くは見えますけどニワカなりに調べて楽しんでいきたい~~
開演前BGMはパリのアメリカ人、幕間BGMはラプソディー・イン・ブルーでガーシュウィン推しでした🎹
Gershwin: An American in Paris ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada - YouTube
Rhapsody in Blue Debut | Rhapsody In Blue | Warner Archive - YouTube
Act 1
1. Another Op'nin', Another Show 「キスミー・ケイト」
Another Op'nin', Another Show - YouTube
オーケストラ演奏による一曲。指揮者さんから拍手を促していただいたので心地良く一体感を楽しめました。この曲好きです。
2. That's Entertainment 「バンド・ワゴン」
That's Entertainment - YouTube
お一人ずつ登場して繋いでいく紹介も兼ねた一曲。バンドワゴン自体は見ていないけどこの曲は知ってる気がする。聞いたことありそう。とてもアメリカミュージカル映画って感じ。
3. My Favorite Things 「サウンド・オブ・ミュージック」
Julie Andrews - My Favorite Things (Audio) - YouTube
有名なこの曲にアレンジ加えた歌唱されてたのはアダムさん。
4. Cabaret「キャバレー」
オケの奥から登場してセンターへ歩んでくるレイチェルさんがただただ格好いい✨この曲もレイチェルさんも素晴らしかったのだけど私がキャバレーを知らないがために書き残せる要素があまりないのが残念。個人的にレイチェルさんの曲の中で一番印象的です。
5. I Could Have Danced All Night 「マイ・フェア・レディ」
I Could Have Danced All Night - YouTube
知らないけどおぼろげに知ってる曲。真彩さん。この時にはもうふわふわのドレスを着ていらしたと思う!あのドレスは地の利という感じがあっていいですね。レイチェルさんと続いたことで真彩さんのしとやかさが際立ち、お二人の担当曲がなんとなく分かるくらい。
6. Shall We Dance?「王様と私」
Yul Brynner and Deborah Kerr perform "Shall We Dance" from The King and I - YouTube
曲が有名だから知っていますが作品中の場面は知りません💦ただベンさんとレイチェルさんのShall We Dance?は視覚にも歌い方も強めなんじゃないか??歌で踊り合うもわりとバチバチでは??
7. Memory「キャッツ」
'Memory' Elaine Paige | Cats The Musical - YouTube
Barbra Streisand - Memory (Official Video) - YouTube
このメモリー、アコースティックギターが本当にメモリー始まる??というイントロ奏でていて、歌い出してからは聞いたことない軽やかな編曲が素敵でした!音源として持ち歩きたいくらい!何度も聞いてるMemoryがとても新鮮でした🌻
男性がメモリー歌うのも新鮮だけれどジーザスされてたベンさんがマグダラのマリアを彷彿とさせるグリザベラのメモリーを歌うこと自体がとても貴重なものを聞かせていただいた気持ちになる…!年老いた娼婦猫(グリザベラ)と子猫(ジェミマ・シラバブ・ヴィクトリア)のパート、両方ともお一人で!老いた者と生まれたばかりの者、夜に生きている者と夜明けを待ちわびる者を含んでいるのは一人でデュエットしているような感覚です。だからこそなのか一曲全体が一環しているとも感じました。印象深い。
Memory「Look, a new day has begun」最後は下がるのも上がるのもあるけれど上がる方でした⤴️よくよく考えなくても最後上がる方がベン・フォスターさんには希望を渇望する歌声で合っているんじゃないかなぁと思いますけど。
聞いて確かにと思ったけど「The Music Of The Night」でも「Memory」でもTouch meなんだなぁと思ったりして。
8. A Whole New World 「アラジン」
A Whole New World (from "Aladdin" Original Broadway Cast Recording) (Audio) - YouTube
真彩さんしとやかな印象先立つのだけれどふわっふわのドレスで階段を美しく降りたり、エスコートされるご自身が美しいだけでなく相手の方も美しく映えるような立ち居振舞いされたり…次第にこれは光景的に場を作り上げているのは真彩さんだと思って格好良かったです👠アラジンオリジナルキャストだからアダムさんが役を感じさせるのは当たり前なのだけれどショーとして導かれる王道プリンセスを見せてくださるの凄いなぁと思って。
素晴らしかったからこそ欲を言えばA Million Miles Awayだって聞きたい(笑)
9. Lullaby of Broadway 「42nd ストリート」
42nd Street | Lullaby of Broadway - YouTube
見たい見たいと言いつつ見逃している42ndストリート。やっぱ曲がいい!!ベン・フォスターさんとレィチェルさんのデュエット。詳しく書きたかったけれどイメージするアメリカミュージカルらしい曲としか言えない。好きでした!
10. Think of Me「オペラ座の怪人」
四季歌詞で歌ってくださった真彩さん。途中まで四季と同じ歌い方だから馴染みが合って真彩さんの歌声が素晴らしく心地良く伸びるのだなぁと聞いていました。最後の伸ばしが初めて聞くアップダウンのだったからシンプルに歌ったらどうだったんだろうなぁ?と気になってしまいます。歌い方としても舞台の不安げなクリスティーヌではなく初舞台の歌をオペラ座の怪人とラブ・ネバー・ダイの間に披露したような雰囲気でした。
11.Gethsemane「ジーザス・クライスト=スーパースター」
'Gethsemane' Ben Forster | Jesus Christ Superstar - YouTube
いやいや「Gethsemane」半端じゃなかった。一曲が一公演にも思えるくらい密度が凄かった。気軽に作品通して聞きたかったよ~とか言えない感じ(とはいえ勿論聞けるなら聞きますけども!)この曲を聞きに行くと見かけてましたがそれはとても分かる…!一曲でジーザスの苦悩を体感する。アリーナJCS見てるけど全然違うよね??ほんとびっくりするほど感情が溢れる。それにしてもオーブはJCS好きですよね、有難い~~
12. The Winner Takes It All 「マンマ・ミーア!」
'The Winner Takes it All' Mazz Murray | Mamma Mia! | The Show Must Go On! Live - YouTube
レイチェルさんの歌唱曲に「Defying Gravity」がある時点で少し分かるけれど他の曲もわりとパワー系でガツンとくるもの多くて格好いい🙈ひえーーー
「The Winner Takes It All」も舞台の最後が強いのではなく終始歌声の強さに圧倒されて最後に残った繊細な心がそっと出されるようなアレンジ素敵でした😭
Act 2
1. Tonight (Quintet)「ウエスト・サイド・ストーリー」
Tonight (Quintet) (From "West Side Story"/Audio Only) - YouTube
生オケのみの演奏。舞台通りにそれぞれを表すとかではないのだなと思って新鮮でした!あとWSSではこの曲で一幕が終わるのに、今回は二幕が始まるの地続きって感じある。舞台下に埋まっていないステージ上の生オケだと音色担当されている楽器を見ながら聞けるのがいいですね!
2. Maria 「ウエストサイド・ストーリー」
Bernstein: West Side Story - 'Maria' - BBC Proms - YouTube
アダムさんが主役であり王子様な方ととてもよく分かる一曲。
3. Tonight「ウエスト・サイド・ストーリー」
The Broadway Sound: West Side Story (Balcony Scene) - BBC Proms 2012 - YouTube
Mariaと同じくアダムさんトニーかと思ったらベンさんトニーと真彩さんマリアで驚きました!!トニーはアダムさんかな?と思ったけどいやいややっぱりベンさん余裕で主役だった(笑)真彩さんマリアは歌声も存在もTonightのマリアそのもの少女です。ただ所作から全体をリードしてるのは真彩さんだと分かるからラストのマリアらしさもあるなと思って。
4. Let It Go「アナと雪の女王」
定番曲ですが聞いたことないデュエットのLet It Goでした!レィチェルさんとベンさんが交互に良さを出しつつ主旋律取り合いながら元の曲とは違う良さのあるアレンジでこれも好き!
5. Those Magic Changes「グリース」
Those Magic Changes (From “Grease”) - YouTube
後半目白押しすぎてちょっとジャージーボーイズぽかったよね?と言われても曲聞くまで思い出せなかったんですがこれは素晴らしい曲よ…!アダムさんもう一回歌って欲しい…!次にグリース再演あったらこの曲のために行くかもしれない。
6.One Night Only 「ドリームガールズ」
今、非常に楽しみにしているドリームガールズから!もちろんレイチェルさん歌唱。この人に歌ってもらいたいと思うのも、私には歌しかないと思うのも分かるくらい聞いた人を変えてしまうだけのパワーがあるの実感します。
7. I Am the Starlight「スターライト・エクスプレス」
スターライトエクスプレスは今回もほんと素敵だと思った、曲しか知らないけど😭 公演が観てみたい…どんななの…🚅と思うのはI Am The Starlight、ベンさんが歌ってアダムさんが答えるように歌うのは今回独自の分け方なの?意味はあるの?が気になるから視覚的に師弟関係のようで勝手に沸いた(笑)
ロンドン発ミュージカル作品 │ ミュージカル曲を歌う子供と大人のミュージカル対策大事典 (musical-jp.com)
あらすじ何度読んでもよく分からない。絶対見た方が早いやつ。
トークタイム
アダムさんが"僕です!"と分かりやすく主役で茶目っ気のある仕草や客席への顔の向け方をされてるのに対して、ベンさんはそこにあるようにいる自然さなのが全然違うのだなと思いましたけど当然ながらどちらも素敵でどう見ても主役✨レイチェルさんと真彩さんも違うからこそいいのだよね!
お年玉トーク、曲の思い出について話す時に英語だと思い出はmemoryなんだなとときめいて✨キャッツ「メモリー」の歌詞では"思い出"と"メモリー"2つともあるのに英語はmemoryひとつなんだなとただそれだけなんだけどそれもいいものだな~と思う。
8. Je pense à lui「ドン・ジュアン」
このミュージカルは知らなかったので始めて聞いたのかな?たぶんそうですけど一途なのかどうなのかなんとも言いがたくてちょっと怖さもある?と思ったのだけどそう??
9. Aladdin Medley(One Jump Ahead~ Proud of Your Boy) 「アラジン」
"One Jump Ahead" - Adam Jacobs | One Man. One Jump! Version - YouTube
Proud Of Your Boy - In Studio With Alan Menken (from "Aladdin" Original Broadway Cast R... - YouTube
アダムさんのアラジンメドレーが「One jump ahead~Proud of your boy」なの本当に素晴らしくて詳しくない私でも熱かった✨目の前にアラジンがいるんだもんなぁ!
One jump ahead、アラジンの部分だけ歌っててもセットや声が想定されているのが分かって楽しい!歌っててもというより袖から飛び出してきた様子が既に場面のアラジンだなぁと。
Proud of your boyはミュージカルのオリジナルキャストと聞いたらまず聞きたい曲なんじゃないかと思うから曲に対しての思い出トーク込みでお年玉だなぁと思いました☺️会場でもProud of your boyと曲名聞いて盛り上がる人が集まってるのも嬉しいよね!1500回以上演じた役です何て言われたらしみじみしちゃう!
10. The Music of the Night 「オペラ座の怪人」
West End Live 2016 Phantom Of The Opera - YouTube
West End LIVE 2017: The Phantom Of The Opera - YouTube
メモリーが上がる方、ゲッセマネなのだから高音が美しい方なのはよく分かっての「The Music Of The Night」低音の響きが深いのも素敵ですし、Let your soul take you where you long to be Only then can you belong to me今日聞いた中で一番ピュアな高音でした。音色がここまで変わるのときめく✨それほどファントムは純粋さの詰まった存在なのかもしれない。トークではロイドウェバーの家に呼ばれてピアノの前で歌ったんだと話されてたと思う。そんな体験できる方はほんの一握りですよね~教える側、歌う側、お互いにすごいなぁと思って。
11. Defying Gravity 「ウィキッド」
Rachel Tucker | Defying Gravity - The Mac, Belfast - YouTube
舞台に立っている時、妊娠6ヶ月で私の子はお腹にいる時から歌声を聞いていたのよ~とお話ししてくださったレイチェルさん!あのオーブを震わせるだけ震えさせる歌声の力強さが凄くて皆が虜になってしまったのが分かりました!イントロ、バイオリンのトレモロっぽい動きが「今動き出す 胸の奥で」心の機敏な動きを繊細に感じられて好きです。
アンコール
You'll Never Walk Alone「回転木馬」
"You'll Never Walk Alone" | From Rodgers & Hammerstein's CAROUSEL (Official Lyric Video) - YouTube
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— シアターオーブ・ミュージカル・コンサート (@orb_wmc) 2023年1月9日
ご来場ありがとうございました!
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今年も皆様と一緒に新しい1年の幕開けをお祝いすることができました👏2023年もたくさんの素敵なミュージカルに出会えますように✨またお会いしましょう🎵@thebenforster @AdamJacobsNYC @racheltucker1 #真彩希帆 #ニューイヤーミュージカルコンサート2023 pic.twitter.com/m4eigBxKFC