珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ウィキッド-2023/10/28-

2023/10/28(土)ソワレ

JR東日本四季劇場[秋]

キャストさん

グリンダ 真瀬 はるか

エルファバ 三井 莉穂

ネッサローズ 若奈 まりえ

マダム・モリブル 八重沢 真美

フィエロ カイサー タティク

ボック 緒方 隆成

ディラモンド教授 平良 交一

オズの魔法使い 飯野 おさみ

 

【男性アンサンブル】

清川 晶

権頭 雄太朗

帶津 翔太

佐野 隼平

健心

見付 祐一

菱山 亮祐

文永 傑

長友 デビッド洋輔

 

【女性アンサンブル】

織田 なつ美

古木 瞳

小川 晃世

高木 千晶

柏谷 巴絵

藤田 真由美

榊山 玲子

石田 真子

杉山 由衣


www.youtube.com

『ウィキッド』作品紹介|劇団四季 (shiki.jp)

札幌以来のウィキッドでした。歳を経て見た時のウィキッドの見え方の変化に期待していたんですがそれ以上にあまりにも覚えていて驚きました。こんな場面あったな~がなかったです。こんなに好きだったかと今更驚いてます!

 

幾度もへぇウィンキー国ってここにあるんだ~~と思ってたのに今回フィエロが僕の城がある的なことを話しているの聞いてわぁ本当に西の悪い魔女になるじゃん!と思ったところです(笑)感想がショキショキすぎる

 

もうとにかくDancing Through Lifeが好き~~🙈どうかあと300回このナンバーを見せてくださいの勢いで見足りない💦元々グラスワインの振りとかめちゃくちゃ好みだし、シズ大学もオズダストも衣装がとにかくかわいいかっこいい😭一期一会を理解しても納得出来ませんが儚いから記憶に残る美しさ…

ワイドパンツは帶津さん?めちゃくちゃ似合ってて🙈個人的にワイドパンツの衣装で踊るのが好きすぎる~~あんなに振付が映えて魅力的に見える衣装、他にある?答えはいやないだよ!それまでなんだかんだ身体のライン見える方が踊りは映えるんでは?派だったのにくつがえるよね~

観るたびに呟くけどサビなんで許して欲しい!DTLのボックが「踊ろう」とネッサを誘うの毎度イケメンすぎてビビる😂私の心に偏見があるって話なんですが車椅子で踊るという発想がなくて思い込みを価値観ごと鮮やかに変えてくれたボックが何度見ても格好いい✨ただ今日若奈ネッサを見ていたらやっぱり「君は素敵な人」でネッサは運命の人だと感じたんだなぁと思って。だから鏡を見てボックにとって素敵な人であろうと努力するんだなぁ切ない。

「俺たちは星くず くずだけど 星でもあるよ」「星くずが手を取り合うんだ」フィエロ自身がperfectと言葉にするほどperfectじゃないと知っているように感じられて。「星でもあるよ」に願望が表れているみたいに思えて。

カイサーさん格好いいからカイサーフィエロが「あのイケメン知ってる?」なのキャスティングから知ってた心地😂カイサーさんがわりと中心軸を保つ踊り方されてるんだろか?DTLブレないイメージがなんとなくあるかも🤔かかしは松島フィエロに骨がなかっただけで多分普通なんだと思う。

BBベルからお姫様の変わりを感じていたけれど今日フィエロ見て王子様も変わってるんだなと思いまして。エスコートしてくれて優しくてが王子様と感じるわけではない気もしています。変化は徐々になんでしょうけど気づきは突然。おぼろげにフィエロとフィーバスって似てるよなぁと思ってたけど結構似てるんですねびっくりした!「人生踊り明かそうよ」の上手梯子でしゃがみながら腕を上から半円描く振り、「パリの人々よ そんなこと許すのか」に似てる。

久しぶりにDTL見たからか「踊ろう」のフィエロが一歩踏み出す光景が繰り返し思い出される。あの一歩とても不思議だよね。肩から腕は力抜いて足は踏み出してるけどどこ中心で歩んでいるんだろう?ナンバー通して重心の不思議さが美しくてときめき🙈

リトマ『一歩ずつ』「踊ればすべてが伝わるよ 言葉がなくても話せるのさ」のようにエルファバの踊りがグリンダによってpopularなムーブメントになるといいますか。ダンスホール全体の一体感に投じるきっかけになっているのがとても好き。

 

黒板の「大干ばつ」とエルファバの「大干ばつですか?」、マダムモリブルの魔法を見るとウィキッドの原作読まなきゃなと思ったまま過ごしてしまったことを反省する。ずっと気になったまんま。

八重沢さんのマダムモリブル、お姿もお声も美しくて格好良くて「My Dear」と呼ばれる喜びは分かるなぁと思っちゃう☺️カテコ、手を上げたまんまニコリともせずなのただただカリスマ格好いい✨

 

そういえばライオン喋ってびっくりしたんだけど前喋らなかったよね?

→喋ってたらしい

 

オズ陛下はただの人。エルファバの心に近づくのは演じる方の数だけ答えがありそう。飯野オズの求められたものを見せているは感覚としてグリンダに近しいのかも。そう思うのは飯野オズが魅力的な人物だとワンダフルで感じるから。一対一で話しているのに動かしている空間が広い。とかなんとか呟いてみたもののワンダフルで飯野オズが片足上げてるの見て頭はかわいいで埋め尽くされ記憶はとびました(笑)ビブラートの底知れない力強さ、シルクハットの粋な扱い方などどれとっても格好良かったのに突然のかわいいはめちゃくちゃ効く…

 

One Short Dayのアクロバット(躍りや光景のアクセントとして気になる意味以外に)が気になるな~と思ってたけどあれは文永さんか~~めちゃくちゃ納得する!力強いだけじゃなくて綺麗なはずだよね✨

 

歌として頭に回るのは「魔法使いと私」今まで見たエルフィーと比べても三井エルフィーは明るい人柄に見えてこんなに明るい人が自分を抑えていたのかと思うと健気さに泣ける。愛されてほしすぎる。

 

そもそも真瀬さんは隙がなく細かいところまで魅せてくださる方という印象がありました。だからか常に見られている意識がある、それを当たり前と思っているグリンダに感じられます。格好いいよね✨

「Thank Goodness」四季のエビータは意思の強さ、突き進む力がわりと印象的な気がしてますが映画エビータ「Another Suitcase In Another Hall」のようにグリンダの「むなしい なぜなの」が響きます。エビータとグリンダ重ねてるのがとても好き。

 

何度見てもウィキの視覚的な反復、

「The Wizard and I 」と「No Good Deed」のエルファバがする最後のポーズとか、「Dancing Through Life」と後のマンチキン国でのネッサとボック、一人立ち尽くすネッサから移り変わってオズのダンスパーティーの変わらないから変化が如実で鮮やかなの好き。