こちら小説の感想です。
舞台は毎度、特にストプレはいつも予習をするかしないかとても迷う。
お話を把握し調べてから見るか、
チラシに書かれてあることを前情報として新鮮に見るか。
今回はどんどん調べていこうと決めたのですが
言葉は知っていても知らないことがありすぎて
観劇日までに出来る限り準備しようと思いました。
今度つかこうへいさん作の舞台観に行く予定だから
原作を読んでいたつもりだったんだけどどうも小説版らしい。
戯曲とは主人公とヒロインの名前も設定も変わってしまうらしい。
小説を十分の一読んだところで何故どうやってこの作品が舞台になるのか
さっぱり分からないなぁと思いました。ほんとわからん。
今こうして小説については読み終わってタイトルを聞いた時と
同じ感情が広がっているから一貫しているのかもしれない。
解説で知ることで愛から連想していた作品とも違うとも思えて結局言葉にし難いし、
そもそも呟くには向かなさすぎる。
なんで舞台を見に行ってしまうんだろうか?と思ってしばらく考えて、
一人になれてかつ劇場内の知らない方含めその場限りの一体感を味わえるからかな?
と思ったりなどしました。心地良い場所だと思う。
お互いに理不尽なことをしあって、不条理が問答無用に迫ってくる。
何もしなくても命は奪われるかもしれない状況だと
行き着く答えも曖昧ではいられなくなるのかなぁと思ったりします。
土台が揺らぎまくると確かなものとは何だろうと思うんだろか?
愛こそ全て、という結論の物語はえ?全然納得出来ないけど?とも思いがちなんですが
この小説はそうは思わなかったのなぜだろう?
少しばかり行ってみたことがある土地が
読んでいく上で全く知らないわけではないような気がしてしまうんだから
足は運んでみるもんだなと思います、時代によっての変化は勿論あると思っても。