珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~-2021/01/19-

2021/01/19(火)ソワレ

JR東日本四季劇場[春]

 

キャストさん

飯野おさみ 飯田達郎 新庄真一

笠松哲朗 清水大星 吉田功太郎

大鹿礼生 帶津翔太 坂元 駿

青山弥生 谷原志音 小島光葉

原口明子 原田美欧 川口侑花

林 美菜子 三代川柚姫 東 沙綾

 

 

『The Bridge~歌の架け橋~』観てきました🤗

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by akane_akaruiphoto (@akane_akaruiphoto)

 

 

 

 

初めて読んだアルプの記事の中に

“劇場はパワースポット”と書いてあったのを覚えています。

読んだ時はよく分からなかったし、

まぁ今も分かるとは言い切れないですけど

今日の公演を見ている時にぽんと浮かんできたのだから

少なくともその時は感じていたのだろうなぁと思って。

 

 

 

アプローズ

配信で気になり繰り返し聞いていた『アプローズ』

この曲はどういった場面で歌われるのだろう?あらすじ読んだら余計に気になる(笑)

歌詞の「世の中がいやな時 あの音が聞こえて」は想定されていた2020よりも

今日の方が響き考えさせる言葉だと思いました。

 

配信と劇場で見るの何が違うって声の波を身体で感じるかというのも一つだと思う。

「なぜ生きているの アプローズ アプローズ」

青山さんは凄い方だと知っていた“つもり”だったのだと

パワフルな歌声を聞いて思いました!

あの格好良さほんと素敵で痺れる✨

 

 

 

ワン

劇場という場の力なのか『ワン』聞いただけで泣きそうになって自分でも驚いた💦

ACLでのワンは「世界にひとりの人」のように個人の輝きの印象があったのに対し、

Bridgeはひとりひとりが集まって輝き合っている印象です。

歌詞だと「ひとりひとり きらめきあえば」「ひとりひとり 素晴らしい人」

全国ACLの感想、今はより響くと見かけていて。

今日そのうちの一曲ではありますが聞いて確かにそうだなぁと遅ればせながら思った。

 

 

 

I Got Rhythm

全体的なメッセージを歌で繋いで示していくショウ…

それはそれとして各演目毎にも個々人で思い出があり

感じることが違うのだろうななどと思ったりして。

CFY「I Got Rhythm」は何度聞いても

こんなに自分が好きなものを集めたミュージカルがあるのか!

と驚いたのを思い出します(笑)

めちゃくちゃ好き。

初めてだからC席3000円で見たんだけど一ナンバーでそれだけの価値を感じました。

昼にロボ庭インタビュー読んで思い出したんだけど

四季で初めて人間役見たのはCFYです😂

パリアメにもI Got RhythmはあるけれどCFYの何がいいって日本語訳が好きすぎる〜😭

韻の心地良さ、本当に大好き。

キッチンシンクやルロイ・アンダーソンみたいな日常の音もウッドベースも好き!

 

 

 

踊るということ

飯野さんの「ラストダンスは私に」、

青山さんの「生きているって素晴らしい」、

私は特にここが好きですが手を伸ばす、リードする、シンガーですよ〜といるのに

ひと仕草からいやいやダンサーじゃないですか!となる瞬間を見るのとても好き🙌

 

アンダー・ザ・シーの笠松さん、

配信でも思ったけれどマイクスタンド握って歌いながらの動作に

柔らかさとリズム感じる気がして惹き付けられてしまう(笑)

(蛇足、笠松ランパスのソングでオーブンからトランクに移動するまでを見たくなる)

 

 

繋いでいく

昭和の歴史三部作 最後の李香蘭で作品の印象が強い中、

ゆっくりと歩んできて丁寧に言葉にしだすことで

緩やかに雰囲気が移り変わっていくの巧みだなぁと思って。

本来繋がっていないものを繋いでいく、

たぶんとても難しいことなのだろうけれどそう感じないから凄いのだろうなぁ。

 

カジモドをされている達郎さんが『いつか』を歌うというのは

ノートルダムの鐘の「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう」と

歌う時と同じように感じます。

 

 

 

はじまり

友達と阿久津さんの名前が出るたびにSpiritのクロパン良かったよね〜と

話していることを思い出すBridgeの開幕アナウンス。

 

Bridge一番始めの舞台セット、

最奥の模様が新しい春秋劇場の壁面に似てる?と思ったのだけど違うかな?

ソワレだったから以前の記憶ですが。

 

 

 

ストプレ

Bridge見るとストプレの全然分からないや!という気持ちが恋しくなる(笑)

分からないではなくて仮だとしても考えとして形にした方がいいんじゃないか?

とも思うけどなかなか出来てない_(:3」∠)_

今はなんとなく間奏曲見たいなぁ。

 

 

 

人は誰でも夢見る

去年こう呟いたことを覚えていて…というよりは変わらずずっと思っていました。

 
オリジナルミュージカル『夢から醒めた夢』の冒頭、
「夢の配達人」がお客様へ語りかけるセリフがあります。
実は「夢の配達人」というキャラクターを借りて
浅利慶太本人が伝えたかったメッセージです。
本日、浅利の三回忌にあたり改めてここにご紹介させていただきます。
 
今日私たちは、劇場で逢いました
夢は眠りの中にだけあるわけじゃない
劇場でも大きくふくらむ
どこよりも素晴らしく花開く
 
誰か出逢ってみたいひとは?
行ってみたいところは?
 
舞台の空間はあっと言う間に変身してその人と出逢わせてくれます
人生を生きるには夢が必要だ
苦しいとき、哀しいときはここへいらっしゃい
さみしいとき、嬉しいときも是非
 
劇場は夢を創りだし、人生を映し出す大きな鏡です

浅利演出事務所 - 浅利慶太 三回忌

 

 

 

エビータ

谷原エバの「いいわね〜」の言い方・歌い方が谷原エバだなと思います!

「ちょっと私はすごいの」が本編のように落ち着き底知れぬものを抱えているエンド

じゃなくて清々しいほど自信に溢れているエンドなのもいい!

 

「リオ・デ・ラ・プラタ フロリダ コリエンテス ネウヴェ・フリオ すべて欲しい」

正直も正直、堂々として気持ちが良いから毎回魅力にのまれていると感じる(笑)

 

 

 

まるごとの月

「まるごとの月に!」手が伸ばされた先の円形照明を見て

え?これ月なの?もしやCATSも月なの?と動揺がすごい(笑)

察しが悪すぎて月の光とは思ったことあったけれど

月そのものと思ったことがなかった_(:3」∠)_

 

 

 

あくまで私の意見です。

配信で衣装が気になりすぎるのでは?と思っていたのだけれど

やはり舞台で活きるように作られているのだと思うこともありました。

全体で見ると、劇場で見ると映える衣装ということも含めて

劇団であって個人ではないということを感じたかもしれない。 

配信記事で残し留めたいと書いたので触れるか触れないか相当悩んだけど

触れない方が不自然かなと思って言葉にしてみました。

言葉にした理由としては曲からのイメージやメッセージより気になる衣装だからです。

おわり。