珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

映画ジャージー・ボーイズ

キャスト

フランキー・ヴァリ … ジョン・ロイド・ヤング (川島得愛)

ボブ・ゴーディオ … エリック・バーゲン (前田一世)

ニック・マッシ … マイケル・ロメンダ (松田健一郎)

トミー・デヴィート … ビンセント・ピアッツァ (高橋広樹)

ジップ・デカルロ … クリストファー・ウォーケン (立川三貴)

ボブ・クルー … マイク・ドイル (滝 知史)

メアリー … レネー・マリーノ (林 真里花)

ロレイン … エリカ・ピッチニーニ (恒松あゆみ)

スタッフ

監督 :クリント・イーストウッド

製作総指揮 :ボブ・ゴーディオ

歌曲作曲 :ボブ・ゴーディオ

製作総指揮 :ティム・ムーア

製作総指揮 :ティム・ヘディントン

製作総指揮 :ブレット・ラトナー

撮影 :トム・スターン

美術 :ジェイムズ・J・ムラカミ

衣装 :デボラ・ホッパー

製作 :クリント・イーストウッド

製作 :グレアム・キング

製作 :ロバート・ロレンツ

脚本 :マーシャル・ブリックマン

ミュージカル版台本 :マーシャル・ブリックマン

脚本 :リック・エリス

ミュージカル版台本 :リック・エリス

製作総指揮 :フランキー・ヴァリ

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ジャージー・ボーイズ (warnerbros.co.jp)

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映画ジャージーボーイズ、前々から広樹さんがトミー吹替てるのは知ってたのに今まで見なかったの何故なの??声が普通のトーンで台詞だけでなく状況説明のナレーションに近いものまで一作品で聞けるのとても嬉しい😂

それにしても私は映画を見ているだけでこの物語は私の日常生活に何ら関わりはないとよく分かっていても心乱されてものすごくイラつく(笑)積極的に感情的になりたいわけじゃないけれどここまで揺さぶられると好きだな~~と思わざるを得ない!

歌う場面があるから話し声と歌声の変化は言語だけでなく切り替わったと感じやすい瞬間だと思うのだけど歌唱シーンではないフレーズを口ずさむトミーの歌声、これ広樹さんじゃないの?と言われて何となく嬉しくなる(笑)確かに韓流ドラマなんかで軽く歌う時ぽくて似てたかも!

たまに骨格でキャスティングあるとかは聞くけれどジャージーボーイズはどうなんだろう??見終わった後にトミー役のヴィンセント・ピアッツァさんの声聞いてみたけれどやっぱり元々似ているわけではないから吹替として作品になってるのだなぁと思うところです。

先に見たのがボラプだから思い出すこともあるんですが…音楽の全てが溶け合うような心地よさ、なのかな?そのメンバーだからこそ味わえる喜び幸せがあるのかもしれない?再び出会い歌う機会でのフランキーとトミーのハグはニュージャージーだからですませられない愛を感じる。

 

物語の中ではジョー・ペシが一番好きだったんだけどミュージカル(舞台)にもいるのかな?自分のことではないのにバンドや相手のために積極的に動いて間に入ってトミーの言葉も要点以外をスルーして関係性保てるバランスの良さいい~しかもきっちりボブ・ゴーディオを勧めるのは完遂してる✨

 

エンドロール前、ニック凄い踊るし得意な方なのかな?と思ったのでした。2022PV見ても両ニック踊り上手いんだなぁと思った。というわけでオリバーもそうでしたけど予習で映画見ました✌

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ニックに関しては公演の方が情報多いんじゃないかと思うけどどう??

トミーは1分で人柄やダメさが分かる👌捕まっても飄々としてるし、フランキーが車の中で脅された時も本当に事件が起こったわけじゃないと分かるし同じ穴の狢なのだと。

けれどニックは一目見て言動を聞いてでは察せない気がしてる。教会に無断で侵入しパイプオルガンを貸してもらって刑務所へ行った時、入れ違いに出てくるトミーとハイタッチしているのを見てああ同じ生まれ育ちなのだと確信する。ただ同じ刑務所に入るでもトミーは窃盗(自分の利益になる・主に自分のため)なのに対してニックは歌のレッスンをしにパイプオルガンのある協会へ忍び込む(自分のためもあるかもしれないけれど主にフランキーのために思える)行動の起点となった思いが違う気がしています。育ちや発想が同じだからといってそれは環境によるものであって個人の性格ではない。後々のホテルの使い方・同室のニックのタオルまで使うトミーとトミーの投げ捨てたタオルを使うニックやなんかで強調される。父親じゃないと嘘をついて傷ついているあたり相手のことを想う人なのだと分かる。お話上では相手への思いが行動に表れていないように見える。でも実際は出来る限りの行動をしたかもしれない。ツアーであまりに留守にする時間が長くて示したい相手がその愛を実感するには短すぎる逢瀬だったのかもしれない。もしずっと家族からの反発の中、家族に対して愛を伝えようと努力していたのだとしたらニックが折れて自分は家族には無関係の人間だったんだと言葉にしたが最後、心まで折れてしまうのは分かるけれどあまりに切ない。もうちょっと知りたくなっちゃうよね。

https://utaten.com/live/bassist/#i-13

音楽ジャンルによって変わるのだろうし、私の感覚でしかないけど同じ低弦でもコントラバスよりベースの方が単純に目立つ音。ドラムがいないなら尚更一台で音楽を支えるリードしていく。だから多分ニックは穏やかで広く周りを見て(自分の居場所を把握し)目立ちたい気持ちが少し強めなのかもしれない。

 

映画の中でボブ・ゴーディオはかなりの見た目の変わりがあるように感じる、主に髭かな?最初から几帳面そうで神経質。フランキーの声に魅せられてバンドに入った実力者。作曲をするからか権利についてしっかり主張するあたり見ている側の信用度が違いますよね。ただこの作品を見る前にフォーシーズンズを知っていた方はこのお話どう感じるのだろう?トミーが好きな方とか特に。私がジャージーボーイズを見て持った感想とは違うんじゃないか?とは思ったりする。ファンだったら知らないこともないんでしょうけど好きだったなと思い出すくらいの方は複雑そう。ただジャージーボーイズに関わってもいるあたり、しっかりされてる印象は変わりません。