2022/11/05(土)ソワレ
キャストさん
ベル 平田 愛咲
ビースト 金本 泰潤
モリース 澁谷 智也
ガストン 酒井 康樹
ルフウ 肥田 晃哉
ルミエール 岩崎 晋也
コッグスワース 雲田 隆弘
ミセス・ポット 森川 温子
マダム・ブーシュ 秋山 知子
バベット 杉野 早季
チップ 秋山 紘大
【男性アンサンブル】
山口 優太 高野 佳基 和泉澤 広野 大脇 史門
上野山 僚太 田中 勇人 勇貴 二村 誠俊【女性アンサンブル】
大中 ゆかり 佐野 奏実 林 明梨 松元 恵美
嶋本 優美子 矢鳴 優花 大寺 葉月 北中 芹佳
友達が観たいと言ってくれたから「美女と野獣」観てきました🌹
— 明音 (@akane_akaruioto) 2022年11月5日
めちゃくちゃ良かった～～👏 pic.twitter.com/k4pDr0YscR
アンフィシアター*1、今まで行ったことはあったけど折角半円の舞台があるのにそこで踊っている光景を見たのは一度だけ。勿体ないな～踊りが映える舞台の形なのにと感じていたからBB観るとやっぱ映えるよね！と思えて嬉しい🙌
この日の座席、センターブロック後方だったのであまり実感ないのだけど扇形客席のために見え方が平等でないところあるみたいですよね。確かにもう少し舞台に合わせた物語がこちら側へ迫るような開かれたセットなのかと思ってましたが逆にプロセニアムアーチみたいな植物パネルがあって意外だなと思いました。
役別感想
ベル 平田 愛咲さん
最初はベルの歌が少し低めになっているのかな？と思ってたんだけど話し声も少し低めで頭のよさを感じる。媚びずにそのままでいるからこそベルなのかなと知らないながら思ってそこが好き。ドレスを着てもビーストをリードするのはベルだからヒロインはビーストでとても素敵✨
ビースト 金本 泰潤さん
比較の問題ですが金本ビースト格好良い！精神年齢が幼いんだなぁというところがワガママなとき際立つ。だからそのままはじめての恋する気持ちを持て余してどうしようもなくなって素直すぎるほど使用人たちにぽろぽろ自分の気持ちを話してしまうのも幼く映る。こういう部分が使用人たちは可愛くて仕方ないんだろうなと思います。
モリース 澁谷 智也さん
ルミエールで見てるからモリースという時点で熱い🔥
なんとなく澁谷さんご自身より歳をとっているようなお声かな？と感じます。
ガストン 酒井 康樹さん
ガストンが身近にいたらムカつく悪役だなというのは分かるんだけど物語を見ている中だと好ましく思える人物でもある。憎めない面白さがあるってたぶん皆知ってるぜ～～💪
今まではどうもガストンをあの短い間に好きになってしまいすぎて城から落ちていくガストンに悲しさを覚えすぎてました。でも新演出を初めて見るからか、出番のタイミングの違いか、何がと明確なところ分かりませんが悲しみすぎずに勧善懲悪を見ていられたと思います。でもそれもどうよとは思いはするんですが💦
ガストンがスッと街の皆と混ざって踊り出すの普通にときめく✨
ルフウ 肥田 晃哉さん
でんぐり返しの後開いた足が全然普通じゃない(笑)ルフウって前からガストンについていく度は高かったけどさりげなくガストンに振り向いてもらいたそうな…もし実写美女と野獣のルフウ設定を取り入れてるといわれたら納得する感じにも見えるけどどう？
ルミエール 岩崎 晋也さん
岩崎さん自体が格好良いを人型にしたような方ですけどだからこそ他の役は可愛らしい一面が際立つといいますか可愛い印象がありました。岩崎ルミエールめちゃくちゃ格好良い！突き抜ける格好良さ！！これはモテますわ～～周りが放っておかないから大変そう。でも結局一途で帰る場所はバベットって感じもある。
コッグスワース 雲田 隆弘さん
愛しのコッグスワース！！！！え？こんなコッグスワースってかわいかったんだ…！と思える衝撃のかわいさ。格好良い岩崎ルミエールと一緒だからより際立つのかもしれない🤔かわいい 今まで見てきた中でも少しだけお声高めコッグスワース⏰かわいい 前はみんな物化が進んでたのになぜかコッグスワースだけになったのなぜなの？コッグスワースとタンス夫人のペアはアンリとマイロ的な釣り合いを感じる。
バベット 杉野 早季さん
ルミエールはモテるからバベットは大変そうですが試すようなバベットの言動一つ一つにルミエールはしっかり動揺してくれて愛を再確認してそう。お互い試しあって周りは素直になればいいのになぁと思ってそうなルミエールとバベットですね。杉野さんバベットなの分かるけどやっぱり勿体なくない？というほど仕草かわいい～～翻弄する言い方はルミエールのためなのに聴いてる私も翻弄されるかわいい(笑)
そういえばなんでチーズとかいなくなっちゃったんだろ？
初見の演目で気にして見るのはおいしいダンサーさんの役はあるかな？ってところ。
今までBBは凄いことをしているのがパッと見て分かるけど出演場面が少ないなと正直思っていました。新演出無くなってしまった部分もあれど「人間に戻りたい」のバレエがとても美しくて素晴らしく好き🙈
光景として使用人たちの思いが後ろのバレエで示されているというのがとても美しくて素敵✨素敵なんだけど美しすぎるから背景なの勿体なくない？とも感じるし、いやでも使用人たちも見逃せないし…と心が右往左往するの幸せってやつだなと。非常に贅沢なナンバーだと思う！
劇団四季のアンサンブルは統一感が素晴らしいのと…最近特に思うんだけどこんな難しい振付を出来てしまう人が複数人いるのが四季なんだと感じる。そしてこれは知ってるからですがメインキャストがものすごく踊れる方だっていうのが仕草や振りで分かるから最初からこんな水準高くてこれからキャスティングされる方は大変だなぁと思うくらい。
フランス
「変わりものベル」風車のついてる建物があったからムーラン・ルージュみたいと思って「ビー・アワ・ゲスト」ロートレックの絵で見たフレンチカンカンふわふわでかわいかった！
お城のセットでなくなったから薄暗い城を照らす蝋燭の明かりがオペラ座のように思えたり、ベルの読んだ本が今回から"ノートルダムの鐘つき男の話"に変わっていたり。フランスだなぁと思ったってお話。
音楽について
こないだ古楽器の動画見たからか途中でこの音はリュート？と思ったけどどこだったか忘れたし、リュートなんでしょうか？？
冒頭、愛せぬならば「こうした運命に いつかは出会う」のメロディが流れた後のコントラバスの音！！コントラバスの音が美しいと感じるから美女と野獣の音楽は好き！
暴徒の前、ガストンが皆に焚き付けるあたりでずっと聞こえる刻むコントラバスも好き。絶対これから何か起こるって分かる。
意図的なものじゃない気がするけどコントラバスくらいの低音・粗い音の波が野獣の唸り声を彷彿とさせるなぁと思う場面があって。その場に野獣がいなくても存在を感じるというかそれがいいな～～って。
トライアングルが難しい(＝狙って毎回必要な音を鳴らすのは難しい)のは分かるけどマグダンスと同じくらい楽しそうに見えるから一度やってみたさある(笑)
暗転中やちょっとしたところでシンセサイザーとかの電子楽器が入ってて感覚的にはオペラ座の怪人ぽいと思ったけど前から入ってたかな？オーケストラぽい音楽の印象あったから意外に思ったかも。
ゴシック建築
▶︎窓のサイズ
ゴシックは窓が縦に長く、とても大きい。ステンドグラスが効果的に作られている。
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ゴシックは、建物の重さを上手く逃す構造で作られているため、壁の強度にあまり頼らないでも建物が建っている。。そのため、窓の部分も大きくすることができた。
ロマネスクとゴシックの一番大きな違いは、壁の強度に頼るのか頼らないのかの違いである。ちなみに、窓やドアの部分を開口部と言うことが多い。▶︎ゴシックの建築構造の特徴
〇フライング・バットレスの建築構造
電柱のような細い柱を伸ばし、窓と窓の間の壁に繋げ、もはや建物の外から支える構造の発想である。柱を外に作ることで躯体を支え、高い位置にあるリブ・ヴォールトにかかった荷重を高い位置でフライング・バットレスが受け止める構造である。これにより、天井を高くすることが可能としている。フライング・バットレスは外から見えないよう横から後ろの正面以外の所に配置させている。
コッグスワースが「フライングバットレス」と説明した時、ゴシック建築について教えていただいたなと思い出していました。新演出、舞台１番奥の背景が時折ステンドグラスなのも時代を感じます。
呟き小まとめ
ナレーション
冒頭ナレーションが日下さんでないの初めてだったけれど劇団四季は言葉を大切にするのだなと感じるのに充分でした😌ビーストが朗読を聞くように変わっても変わらず物語に入っていけます。
開幕近辺の空気
ドアマット拍手もそうだけど開演5分前アナウンスの後、早々にシーンと静まりかえり公演を心待ちにする観客が出来上がっていて流石開幕から日が経っていない客席だなと思った(笑)知っている慣れている観客の多さが空気を作るあの独特の感じは好きが集まってていい！
狼
友達が狼が凄かったと言っていて分かるな～と思った🐺前のは猫のライオネルみたく一人で狼だからそれはそれでかなり好きなのだけど新演出は二人一組のパペットの狼になっていて直感的に狼に襲われていると理解りやすい！後方席だったから多分ですが狼のお顔かわいい気がするけどどうだろ？→友達が顔は怖いって教えてくれました(笑)
可愛さと王子様
今までの公演を観ていてもCDの野村ベルと公演のベルでは可愛さの種類が違って時代の変化だなと感じてました。今回ベルが変わるなら王子様も変わっていいんだと思った気もする。理想の王子様ではなくて"私"の王子様なんだなと！その方が感覚的にしっくりきます😊
文体
ディズニー見て育ってないからアニメとの齟齬分からないんだけどビーストの歌詞の文体は気になるものなのかな？曲名からそうだけど「愛せぬならば」みたいな文語体なのかな？こういう言い方が歌として聴くとスッと入ってきてとても素敵。
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— 明音 (@akane_akaruioto) 2022年11月5日
目の前の公演とはもう別次元で佐野ビースト思い出して本当に好きだなと思わざるをえない。回数見てないと思ってたのに仕草や間、歌い方まで覚えているものなんだなぁ。終始かわいい。
注目してるからビーストとファントムは似てるとかインタビューなどで読むわけだけど野獣であり、王子様であるビーストをファントムもラウルもされてる方が演じるのって凄くない？🤔と観ていた時以上に思ってしまった。いや凄いことだよ。
