2018年7月1日(昼)公演
自由劇場(浜松町)
後方
キャストさん
ウィリアム・シェイクスピア(ウィル) 上川一哉
ヴァイオラ・ド・レセップス 山本紗衣
クリストファー・マーロウ(キット) 田邊真也
バーベッジ 阿久津陽一郎
ウェセックス 飯村和也
ヘンズロウ 神保幸由
フェニマン 志村 要
エリザベス女王 中野今日子
ティルニー 味方隆司
乳母 増山美保
ネッド・アレン 神永東吾
ウェブスター 平田了祐
【男性アンサンブル】
川口雄二
荒井 孝
鈴木 周
菱山亮祐
小林清孝
小松貴行
佐藤幸治
南 圭一朗
ネタバレです。
よろしいですか??
「恋におちたシェイクスピア」観てきました🖋
オーソドックスなストプレという今までを大切にしつつ、
ミュージカル(演技、歌、踊り)をする劇団でもあるということを
存分に活かした作品なのだなぁと思いました!
存分に浸りたくなる作品だと思います!
SILパンフ、
クラシカルな見た目もお洒落だし
シェイクスピアをもっと知りたい…という知識欲も大まかフォローしてくれるし
(あらすじと舞台で使われてるシーン補足があって答え合わせではないからちゃんと観たく読みたくなる)
クリエイティブスタッフさん達との座談会が新鮮で面白くて買って良かった!
横浜にCATS観に行く道すがら、
電車でロミオとジュリエットをミュージカルR&Jの予習か復習かで読んでいたら
一駅二駅レベルでなく乗り過ごしてしまったんですよね、
のめり込みが凄いんだと思うロミジュリ。
こうオマージュ作品だとシェイクスピアやっぱりあんま知らないんだなぁと思える〜
ちゃんと知りたいなって思うよね、ひとまず十二夜読みたい💪
薬屋さんが「よく効く毒薬だ…」にウンウンと頷くの、行動が可愛い。
オーソドックスと表現されてるけど
物語をシンプルに、映画のように時代背景をそのまま演じている。
言葉が分からないほどではないけれど
少し古いと感じる文体だから笑いや歌などの要素が心の近寄りやすさがあって嬉しい。
浅利さん演出のストプレの印象と比べるとSILは近寄りの分、見やすいと思います
あと誘いやすいかな!
浅利さん演出のストプレはもっとかっちりな印象ではあるんですが分かりづらいとは思わないのに気づけます。
相変わらずの感想ですがロミオは好かないなと思いました(笑)
既に私の中で流行っている「ありっす!」
ネッド・アレンで何かめっちゃグッと来たんだけど忘れてしまった〜
貴族が身につけてる半分だけマント、あれめっちゃ格好良くない?
3倍くらい盛れて格好良く思える(元々が格好いい方々だから尚の事ですよね)
あの裁縫屋さんは何かあるのかな?
英国王のスピーチ思い出したけど関係はないんだよねきっと。
akane-akaruioto.hatenablog.com
四年前に見てて見たら絶対書く気なくなるだろうと思ったんですけどまんまそれ(笑)
この時のが正直に書いてるかもw
ウェセックス卿にこんなに寄る感想ある?
やっぱこの時からネッドアレンの
このお話なら「マキューシオ」じゃないだろう、「ロミオとジュリエット」がいい
と言い出すところでふぁーーーーーなんて良い人なのーーーーーーー好き!!!
ってなるの変わらない(笑)
ミュージカルはマーロウですよ、マーロウ。
ほんとマーロウを田邊さんがされるってもうハムレットがハムレットのってなんそれ…!
と思うやーつ^^すごく好き~
ウィルを助けるマーロウとか…その前もですけど才能がよく分かります!
十二夜はちょちょいと調べたんですがヴァイオラは十二夜に出てくる名前なんですね!
バーベッジも、ネッド・アレンも自分の主義主張はあれど
演劇を愛している根っこが同じだから手も取りあうし、
良い作品にするため、良い作品を上演するためにどうしたらよいか
真摯に向き合っている自分の気持ちだけでなく俯瞰した見方と判断が出来るからこそ
ライバルであり、お互いを認め合う仲であり、また周りも一目置く役者なのだなと思います!
エリザベス女王が最初は犬が好きなのと言って
周りの発言からも女王だからの対応をしているように見えたけれど
エリザベス女王自身の言葉で“女性が王であること”それをさらりと残すことで
自分自身をよく分かっていて、周りからの自分の見られ方等々を分かった上で
言わないという選択をしていたんだろうなと思いました。
というのはエリザベス女王役についての感想です。