珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 大千秋楽ver. DMM配信

 
◆スタッフ

原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus

脚本・演出:末満健一

音楽:manzo テルジヨシザワ

主催:マーベラスニトロプラス東宝/DMM GAMES

 

◆出演

三日月宗近:鈴木拡樹

山姥切国広:荒牧慶彦

骨喰藤四郎:三津谷亮

不動行光:椎名鯛造

へし切長谷部:和田雅成 

歌仙兼定和田琢磨 

鶴丸国永:健人 

燭台切光忠東啓介 

大般若長光:川上将大 

鶯丸:前山剛久 

大包平加藤将

小烏丸:玉城裕規

 

足利義輝中河内雅貴 

鵺と呼ばれる:碓井将大

 

アンサンブル:

井上象策、小村泰士、小山蓮司、多田聡、夛田将秀、中西奨、早川一矢
平野アキム、福島悠介、星賢太、守時悟、山下潤、湯浅雅恭、渡辺洋平

 

あらすじ

西暦2205年。
歴史改変を目論む「 歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。

対峙する時の政府は歴史の守りとして「 審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。

 

物の心を 励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神(つくもがみ)「 刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。

 

本丸にも、今や多くの仲間たちが増えていた。

ある日、永禄八年 永禄の変へ出陣する刀剣男士たち。

戦国の世では、室町幕府第十三代・征夷大将軍 足利義輝が三好義重・松永久通らの手によって最期の時を迎えようとしていた。

 

一方、刀剣男士たちの歴史を守る戦いは激化の一途をたどっていた。

出陣に次ぐ出陣。

終わりの見えぬ戦い。

本丸の仲間も増えたとはいえ、刀剣男士たちは徐々に疲弊を色濃くしていく。

 

山姥切国広はとある出陣先で、《正体不明の敵》と出会う。
それはあらゆる時代に現れ、まるで刀剣男士と対等に戦うチカラを得るために経験を積み重ねているように思えた。

「ぼくは……よしてるさまを……しなせやしない……」

その敵と対峙した三日月宗近が取った行動とは―――――――

 

youtu.be

 

 

 

 

 

時間の話

過去の怪我の記憶・感覚を今現在に思い出す時、過去を今感じている。

となると未来もまた同じなのではないか。

というような呟きを前に見て心に留めています。

 

 

大般若長光 

踊っている時の大般若さんを見るのがとても好きです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

背が高くて手足が長いから手足を伸ばすと

他の人に比べて遅れてしまうんだろうなぁという

そこを補ってのあのスピードなのだろうけれど

手足をめいいっぱい伸ばすからのスピードにも思ったりして。

身体めいっぱい使って踊る方好きだなぁと思う。

初めて自分でチケットを買って行った舞台に

三木さんが出ていたのだけど表情がよく見える席ではなかったのに

今の感情や行動が台詞から伝わってくるの、

あれほんと不思議体験すぎてよく思い出します。

三木さんではないんだけど川上さんが三木さんの声、

彷彿とさせるところがあるの不思議です!

ちなみにこの日は全国立海配信もあったので

ライバルズからの流れだったので余計不思議に思えます。

演じられるキャラの幅の広さよ…!

 

燭台切光忠

義伝も悲伝も見ているとみっちゃん(燭台切光忠)は素敵な刀だなと思います。

気になっていた水戸にあるアップルパイ屋さんへ行ったら

(梅の時期ではなかったのに)みっちゃんがいたので

撮らせていただいたのを刀ステで素敵だと思うたび思い出します。 

news.denfaminicogamer.jp

 

 

 足利義輝

中河内さんが格好いいのは知っていましたけれども

中河内さんの足利義輝ほんと格好良くて、

特に薙刀でね!

戦っている姿がとても好き!!

(すぎて薙刀で戦う人という印象だったけどそれは記憶改ざんだったw)

 

 

八咫烏の話

神武東征、ヤタガラスの導き:熊野の説話

小烏丸を見ると八咫烏(大きい烏)を思い出します。

小烏丸は怖くないけど、

恩田陸さんの「ネクロポリス」で思い浮かべてしまった八咫烏が相当怖かったから

本を読んでいた時のゾワッとする感覚を思い出します。 

また悲伝見返せないから気になったままなんだけど

まんばちゃんの布、鳥の足の形に汚れていなかったかなぁ?

あれ小烏丸見守ってる時に気づいたからなんかあるんかなぁ?って。

 

菊紋について

結局気になってしまった菊紋、悲伝のセットにはなかったなぁと思って。

装飾は虚伝再演のセットに似ているけど模様が違う。

 

 

保存するとは

現存する刀について考えると博物館というのは

ゴミを集めたもの、と極論を思い出します。

価値があると思う人から見れば宝の山でも、

無価値だと思う人にとってはただのゴミでしかない。

現存していない刀については語り継がれて形を残す、

二度目の死を迎えない刀なんだなぁと思っています。

歴史を変えてでも何かを守りたいと思った末の姿が

歴史遡行軍なのかな…とは見ていて思っていました。

 

 

劇場という場

舞台は劇場に行ってこその楽しみがあるというのは私も思います。

何らかの都合で行けない人が舞台へ行きたいという思いを募らせるのに

映像になっているというのは有難い

(といってもテニミュの撮り方練りまくってるんだろうなと思えて半端じゃないですが)

行ける時がきたら行こうと思えるから!

配信だと出来るな〜と思うのが

気になったことをその場である程度調べていけることかもしれない。

舞台観てると頭の中で付箋貼りまくってその内の少しだけ調べて終わるけど、

配信はすぐ調べられるしメモも取れる。

気を取られてしまうという代償はありますが。

 

 

  演劇というのは、「誰かと誰かが出会う。それを観ている観客がいる」。これで成り立つ。その場があればいいわけで、装置などなくても空間があれば演劇は成り立つ。つまり基本的な概念は、0である。

 

「エンプティー・スペース」の利点は、想像力の喚起だけでなく、「集中度を高める」利点がある。より俳優の感情・エネルギーがダイレクトに伝わる。これは観客と舞台との距離や、客席の設置法にも大きく影響されることなので、そのことについても述べるが、 より劇的効果の高い「エンプティー・スペース」を生かすために、多くの劇場や演出家は、①舞台と観客の距離を縮める。②客席が舞台を取り囲むように設置する。ということをしている。商業的にはマイナスになってしまうが、より緊密で観客の心を揺さぶる優れた舞台を創るために、RSCでは、「The Pit」「The Other Place」、NTでは「The Cottesloe Theatre」という小劇場を持っている。これらは、客席数わずかに200~300程度で、客席が舞台を取り囲むことが出来る。

なにもない空間

反射で呟いてるだけなんだけどThe empty spaceはなにもない空間がパッと浮かぶ。

これは舞台と劇場について抜き出したんですけど

内容としては舞台を見る人は体感してること。

2000席の最後列より200席の最後列、列は少ない方が見やすく楽しい。

 

 

 どの刀剣乱舞シリーズにおいても内容について触れかねるのは

悲しいという感じがあるけれど

これは本当に悲しいのか?みたいな感覚が拭えないからです。

いつか全体像が見えるのかもしれません。

その時を楽しみに…

 

蛇足

そういえば設定が2205年なのに本丸、意外と未来感ないですよね。

なんでなんだろう?

あと地味にこの世界に人間は沢山いないのかもなぁとも思う。