2021/12/14(火)マチネ
東京建物 Brillia HALL
スタッフさん
作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー
共同台本・構成 リチャード・カーティス
作詞 アラン・エイクボーン
ドン・ブラック
リチャード・カーティス
T・S・エリオット
クリストファー・ハンプトン
チャールズ・ハート
ティム・ライス
グレン・スレイター
ジム・スタインマン
リチャード・スティルゴー
デイヴィット・ジッペル
日本語台本 南 圭一朗
訳詞 浅利慶太
市川洋二郎
岩谷時子
片島亜希子
高橋亜子
中島淳彦
松田宏一
竜 真知子
演出 クリストファー・キー
音楽スーパーバイザー マイケル・パトリック・ウォーカー
音楽監督 清水恵介
振付 加藤久美子
装置デザイン サイモン・ウェルズ
照明デザイン 福島由希子
前川美里
衣裳デザイン 渡邉里花
射場茅乃
レジデント・ディレクター 荒木美保
山下純輝
西尾健治
技術監督 柳澤 学
キャストさん
笠松 哲朗
山下 泰明
飯田 洋輔
飯田 達郎
白瀬 英典真瀬 はるか
吉田 絢香
平田 愛咲
谷原 志音
江畑 晶慧
『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~』行ってきました!
— 明音 (@akane_akaruioto) 2021年12月14日
ロイドウェバー作曲のミュージカルは四季以外でも上演されていて公演内でも歌われますが、名前そして共に歩んできた思い出から"劇団四季の"ALWコンなんだと絆を感じました。 pic.twitter.com/zZxb1WQ38z
知っているけど詳しくは分からない。だから何を話しているか分からないところがある。それはなんなんだ?どういうことなんだ?と思いたいと少し前に話していました。アンマスクドは正にそういう演目だったと思う。
開演前の静けさは観劇ファンの多さを感じさせたし、スキンブルナンバーの拍手👏を確実に知っている方々でいっぱいの空間だった。四季は初めて観劇する方の率が高いからこういう瞬間、それはそれで愛しい。
- 舞台セット
- 「劇団四季の」
- 1幕
- #1 「序曲」
- #2 「スーパースター」
- #3 「ヨセフのコート」
- #4 「クローズ・エヴリ・ドア」
- #5 「エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ」
- #6 「私はイエスがわからない」
- #8 「ゲッセマネの園」
- #9 「ブエノスアイレス」
- #10 「スーツケースを抱いて」
- #11 「空を行く」
- #12 「ニュー・アルゼンチーナ」
- #13 「共にいてアルゼンチーナ」
- #14 「ヴァリエーション23」
- #15 「遥かな調べ」
- #19 「オーヴァーチュア」
- #20 「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」
- #21 「スキンブルシャンクス~鉄道猫」
- #22 「マキャヴィティ~犯罪王」
- #23 「ミストフェリーズ~マジック猫」
- #24 「メモリー」
- 2幕
舞台セット
アンマスクドの固定された舞台セットが様々なものの要素を象徴的に表して観客の想像力に委ね光景が作られる舞台セットでとても好き🙈演目を知っていると目の前の光景によって舞台の記憶が呼び起こされるような鮮明さを感じる。
特に好きなのはエビータ「共にいてアルゼンティーナ」のバルコニー。
スキンブルナンバーの光る箱で夜行列車を示す演出、ブリリアでジェイミー見てるから同じような光景だなぁと思ったりして。スキンブルが主役♪
「劇団四季の」
ロイドウェバー作曲のミュージカルは四季以外でも上演されていて公演内でも歌われますが、共に歩んできた思い出とケイタ(浅利慶太)から「劇団四季の」ALWコンなんだと絆を感じました。
それにしても一曲一曲この感動を読み込むまで少し待って欲しい…と思うのに容赦なく流れ出す映像にロイドウェバーちょっと待ってくれ!の気持ち(笑)
1幕
#1 「序曲」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より(インストゥルメンタル)
開演前に見える楽譜はJCS序曲のものらしいと聞いてから楽しみにしてました。後から聞いたのだけどブリリアは譜面の音符を光で追う演出はなかったと思う。相模大野だけかな??
#2 「スーパースター」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/岩谷時子
スーパースター聞いたら引き込まれてしまう。オーバチュアで期待するから期待どおりのスーパースター聞けて嬉しくないわけがない(笑)自ら刺さるだけ刺さっていくスタイル。で、また白瀬ユダが今まで見たことがないけどスコーンと気持ちよく聞けて安心して身を任せられる心地よさ。
#3 「ヨセフのコート」
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/片島亜希子
ヨセフのコートをヒラリと扱う様を見たらランパスだけどランパスナンバーは見てないんだもんな~~と過るってものです🤔
笠松ヨセフのコートは公演のように虹色でカラフル。正直このまま一公演みたいと思ってしまいました(笑)色の羅列のところ、セットのライトも同じように光ってかわいい。光り方で浮かんだのだけど光る色を制御されるペンラで客席中が虹色になる公演とか見てみたい。
この曲順ほんと落ちるだけ落ちるのにぴったりすぎる。アリス並みにdown down downするしかない(笑)聞く前から見る前から笠松ヨセフが素晴らしいだろうこと知っていたけれどやっぱ良いーーー✨愛されるの納得する素直さや純真さと爽やかさを感じます。
#4 「クローズ・エヴリ・ドア」
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/片島亜希子
ヨセフのコートの後、すぐに歌うクローズエブリドアはテンション真逆で難しそうなのに場面すっ飛ばしてきちんと落ち込んでめり込んでるから素敵だなぁと思いました。突然落ち込みだして感情がジェットコースターすぎてあんまり考えないのが吉な気はする(笑)クローズ・エブリ・ドアでパン屋は出てこないし、ゴーゴーヨセフしないからパン屋の気持ち考えたことあるのか?と思わずにすんなりエニー・ドリーム・ウィル・ドゥへ向かえます。
#5 「エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ」
『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/片島亜希子
クローズエブリドアから本来はゴーゴーヨセフだけどあそこまで急激なテンションのあげ方ではなくゆっくりゆっくり夢へ歩んでいこうという落ち着きと優しさ、暖かさを感じて豊かな気持ちになります。笠松さんの爽やかさが存分に活きた配役だと感じます✨エニー・ドリーム・ウィル・ドゥが当てて作られた曲のように似合う笠松ヨセフ。映画エビータのように大変なことあっても少しずつ進もうと思えるの良いと抜粋だから思えます。
#6 「私はイエスがわからない」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/岩谷時子
"堕落させようか" JCS「私はイエスがわからない」
"三月が過ぎたら 電話をくださるわね 死にはしないわ" エビータ「スーツケースを抱いて」
この訳詞、3週に一度は素晴らしい訳詞だなぁ~と普段思ってるんだけど改めて聞いてもやっぱり素敵すぎる!四季マリア(エルサレム)は娼婦みがあまり強くないけどアンマスクドのマリアは娼婦というより一人で歩んでいけるしっかりした人なのに惑う感じがアリーナやコンサートのマリアに近しく感じます。平田マリアとても素敵。
#8 「ゲッセマネの園」
『ジーザス・クライスト=スーパースター』より 作詞/ティム・ライス 訳詞/岩谷時子
山下ジーザスとても楽しみにしてました🙌JCS LIVE IN CONCERTのジョン・レジェンドさんのような存在感で好き!なぜ?何でなんだ?と葛藤して感情的なのにスッと落ち着いて口からこぼれたのがゲッセマネの結論なの、この人は受け入れてしまったんだと感じます。
#9 「ブエノスアイレス」
私違和感感じなかったんだけどどうやら四季のとは違うらしい。来日エビータと一緒とか??志音さんが来日エビータでエバ役したいと思ったと聞いたからそうだったのかぁと思いました!
開幕直前!『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~』スペシャルトーク - YouTube
#10 「スーツケースを抱いて」
吉田さんの歌声で聞けるのが嬉しい😂たぶん私は吉田さんの歌声好きなんだろな~と思う!あくまで純に、実際に目の当たりにしても全てに気づけないその幼さと無知さとピュアさ。疑うことを知らないとも言うし、疑わないとも言うし。少しでもペロンのしたことに気づいていたらきっと分かってしまうだろうから。ただペロンがいなくなってしまった悲しい、悲しいけど私は愛される存在だと自覚していてずっと愛され続けると疑っていない。愛され続けるわけではなくそもそも愛されてもいなかったと知る日を思うと切ない~~そして何度でも思うけどペロン許さん👹こういう子ってずっと都合良くいい顔する人に捕まり続けるイメージだからただただ心配。チェの返答「俺は知らない」でペロンについて、エバについて、自分自身についてミストレスが何か気づけたとは思えないから。
#11 「空を行く」
達郎チェもうそのままデビュー出来ちゃいそう!洋輔チェとも全然違ってエバに問いかける、国民に問いかける、でも自分自身はチェ・ゲバラとは断定せずチェという曖昧な存在。存在は宙ぶらりん、しかししっかり地に足をつけている。
#12 「ニュー・アルゼンチーナ」
国民の声の強さ、最近のTwitterハッシュタグを見ていると一部だとしても数と声の大きさは力なのだなと思います。
#13 「共にいてアルゼンチーナ」
四季の聖女といった雰囲気より意思が強く大統領夫人そしてアルゼンチンのアイドルに思える。
#14 「ヴァリエーション23」
『ソング・アンド・ダンス』より(インストゥルメンタル)
ずっとヴァリエーションのCD欲しいな~~と思っていたので今日ヴァリエーション23聞きながら絶対に手に入れる✊と決めたけどこれ廃盤なんですね!どおりで!いやーーーーーそれにしても!!チェロはメロディしたりザクザク弾いたり、最後の低いブロロロという響きまで弾けちゃうから格好いい✨弦楽器やパーカッションは奏でる音楽が目に見えて見えるのが好き。何度も呟いちゃうけどこの弦楽器の音楽が見えるのは躍りに似てると私は思う。だから高鳴るんだろうと思って。
#15 「遥かな調べ」
『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』より 作詞/ドン・ブラック 訳詞/市川洋二郎
落ち着いてみると「遥かな調べ」心に残ってて何度も思い返してる。パガニーニの編曲のうちって全然気づけない(笑)
#19 「オーヴァーチュア」
『キャッツ』より(インストゥルメンタル)
前からキャッツのオーバチュアで聞ける猫の鳴き声、演奏してるとこ見たいな~~と思ってたので弾いてるとこ見られて嬉しい😂
#20 「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」
『キャッツ』より 詞/T.S.エリオット 訳詞/浅利慶太
タガーナンバーだけどタガーベッドみたいなポーズあるの、濃縮タガーって感じで好き(笑)やっかいトリオを洋輔さんお一人なのとか違い楽しい!
#21 「スキンブルシャンクス~鉄道猫」
『キャッツ』より 詞/T.S.エリオット 訳詞/浅利慶太
スキンブルナンバー、ころんと1回転してスキンブルはあっちだぞ👉️と教えてもらうマンゴみたいな空気感を達郎さんから感じて。座談会動画の1曲で作品を伝えるを思い出してメインで歌っていなくても作品をまとう細やかさが達郎さんがショーに多く出演されている理由なのかもしれないなと思いました。
#22 「マキャヴィティ~犯罪王」
Taylor Swifts Singing "Macavity" in Cats | Cats The Movie | Screen Bites - YouTube
#23 「ミストフェリーズ~マジック猫」
Cats (2019) - Mr. Mistoffelees Scene (9/10) | Movieclips - YouTube
『キャッツ』より 詞/T.S.エリオット 訳詞/浅利慶太
事前の映像で映画猫に対して色々言ってはいるけど公演のマキャナンバーのギターは映画猫のやつだし、ミストナンバーのシルクハットからトランプも映画猫ぽいなと私は思って。
#24 「メモリー」
『キャッツ』より 詞/T.S.エリオット 訳詞/浅利慶太
メモリーのまんまるの月をバックにして歌っているかのような光景が好き。
2幕
#25 「アントラクト スターライト・エクスプレス・メドレー」
『スターライト・エクスプレス』より(インストゥルメンタル)
#28 「カー・チェイス」
『サンセット大通り』より(インストゥルメンタル)
ヘッドライト格好良い!
#29 「サンセット・ブールバード」
『サンセット大通り』より 作詞/ドン・ブラック、クリストファー・ハンプトン 訳詞/中島淳彦
この曲やっぱ好きだなぁと思って一度公演は見たけどそれよりサンセットブルーバードを事前に調べてこの曲を聞き込んでいたのを思い出します。
#33 「君の歌をもう一度」
『ラブ・ネバー・ダイ』より 作詞/グレン・スレイター、チャールズ・ハート(補作) 訳詞/竜 真知子
LND観たことがないのでショーマストゴーオンのイメージと共に。ファントム実際にされている洋輔さんのこの曲、圧倒的な思いが歌声になっていて切なる熱き思いを感じるよう。
#34 「ピエ・イエズ」
『レクイエム』より
Pie Jesu好きなんですけど吉田さんの歌声心地よすぎる🙈
お一人で歌うの緊張されそうだけれど歌声がイメージの雰囲気だから心地よさに身を任す感じ。
この曲でろうそくが階段に置かれるの違和感なくて素敵。
#35 「オペラ座の怪人」
『オペラ座の怪人』より 作詞/チャールズ・ハート 訳詞/浅利慶太
やっぱり洋輔ファントム格好良いなーーーーと思います!
#36 「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」
『オペラ座の怪人』より 作詞/チャールズ・ハート 訳詞/浅利慶太
洋輔ファントムとクリスティーヌを取り合うのが達郎ラウル、兄弟対決みたくなるのかな?これ夢すぎてすごいなぁーーーと思っちゃう(笑)あり得ないだろうけど見てみたいなあってやつ!それが現実なのだからアンマスクド半端ない。
#37 「プリマ・ドンナ」
『オペラ座の怪人』より 作詞/チャールズ・ハート 訳詞/浅利慶太
吉田さんのカルロッタめちゃくちゃ楽しみにしてました(笑)
プリマドンナの何かが起こる予感に乗じてろうそくを持ち去るのも違和感なくて好き。
#38 「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」
『オペラ座の怪人』より 作詞/チャールズ・ハート 訳詞/浅利慶太
友達と話したのだけど佐野さんから色々聞いていたことを活かされているところなのかな?と思えます。洋輔ファントムと佐野ファントムは違うけれど、洋輔ファントムを見るとその奥に佐野ファントムが見える。これが個人的に勝手にとても嬉しいです!
劇団四季:オペラ座の怪人:ファントム座談会 - YouTube
#39 「支配者に立ち向かえ」
『スクール・オブ・ロック』より 作詞/グレン・スレイター 訳詞/高橋亜子
立ち上がれーーーーーーー!で本当に立つと思わなかったからびっくり!やはり共にいるということを共感させていただける演出は嬉しい😂
#40 「プレイアウト スターライト・エクスプレス・メドレー」
『スターライト・エクスプレス』より(インストゥルメンタル)
スタオベに自然となるのもいいし、追い出しがカテコ中に流れてるのも嬉しい!