珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート-2022/02/10-

2022/02/10(木)マチネ 千秋楽

神奈川県民ホール
 

スタッフさん
作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー
共同台本・構成 リチャード・カーティス
作詞 アラン・エイクボーン
   ドン・ブラック
   リチャード・カーティス
   T・S・エリオット
   クリストファー・ハンプトン
   チャールズ・ハート
   ティム・ライス
   グレン・スレイター
   ジム・スタインマン
   リチャード・スティルゴー
   デイヴィット・ジッペル
日本語台本 南 圭一朗
訳詞 浅利慶太
   市川洋二郎
   岩谷時子
   片島亜希子
   高橋亜子
   中島淳彦
   松田宏
   竜 真知子
演出 クリストファー・キー
音楽スーパーバイザー マイケル・パトリック・ウォーカー
音楽監督 清水恵介
振付 加藤久美子
装置デザイン サイモン・ウェルズ
照明デザイン 福島由希子
       前川美里
衣裳デザイン 渡邉里花
       射場茅乃
レジデント・ディレクター 荒木美保
             山下純輝
             西尾健治
技術監督 柳澤 学
 
キャストさん
笠松 哲朗
山下 泰明
飯田 洋輔
飯田 達郎
白瀬 英典
真瀬 はるか
吉田 絢香
平田 愛咲
谷原 志音
江畑 晶慧

 

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映画CATSも、エビータもまぁまぁな感じで色々言われてるけどそんな腹立つことないよね(笑)作曲家本人だからなのと、映画猫はモヒート自慢の種だからかな?

 

ロマンスミュージカルの話してる時にオペラ座以前の作品にひとつひとつロマンスがないこと確認していくロイドウェバー。エビータに勿論ロマンスはない、それはその通り。あんなものはロマンスとは呼ばないと表情からも全力で伝わる。

 

今までは頭から足先までの全身が見える劇場かばかり気にしていました。神奈川県民ホールアイーダ(オペラ)観に来たことあるのに音の記憶が全くなくてバレエの見え方ばかり覚えてる。

 

洋輔さんのTill Iはファントムを演じている方がラブネバーダイとオペラ座の怪人を一貫して歌う素晴らしさを感じられているんじゃないかと思えて聞けてとても嬉しい!オペラ座の怪人でも思ったように洋輔ファントム格好良い~~!
格好良いからこそ「支配者に立ち上がれ」の🤘かわいいなぁなんて。

 

スターライトエクスプレス観たすぎる…惹かれまくってるから観てみたいのだけどやっぱり難しいのかなぁ。生きてるうちに一度でもチャンスあったら嬉しいな。


スキンブルナンバーは公演でも、アンマスクドでも日本語の歌詞を噛みしめる感覚。英語とは全然違うけどだからこそ良いし好きだなと思っています。好きな方は皆そう思ってるのかもですが。

 

バンドの皆さんからのメッセージ熱かった…!

あとカテコでバンドへ拍手を送ってるときに岩本さんが俳優さんたちを両手で指差す(?)やつ、ノリの良さというか微笑ましさが凄くて可愛かった(笑)

 

アンマスクドでもイントロから空気を変えてぐっと惹きつけていく「ブエノスアイレス
存在が理想すぎてまやかしなのだなと思いつつも、理想であるがゆえにあまりに魅力的。だからエビータは聖女であり悪女なのだろうから。

 

アンマスクドでもやっぱり何度聞いてもラム・タム・タガーはいい猫だよなぁ~~と少なくともキャッツ観た回数分は思い直してることを新鮮に思いました。

「しばられないのが生き方さ」
私自身しばられて生きてる気もしないけどそれでも聞いていて気持ちいい✨

 


 
#1 「序曲」
ジーザス・クライスト=スーパースター』より(インストゥルメンタル
ROCフリー曲が序曲から始まるのに途中でなぜかブチ切られるのなんでや!と思いつつ聞きました。やっぱり序曲はそれだけでJCS全体を感じさせるから一曲まるまる使えば良かったのになぁと思いはしたり。


#13 「共にいてアルゼンチーナ」
『エビータ』より
作詞/ティム・ライス 訳詞/浅利慶太
ジュディ・ガーランドに代表曲オーバーザレインボーが牙を向いたようなことがエビータでも出来たら」
共にいてアルゼンチーナの印象を裏切る晩年の姿ってことかな?国民に対しての裏切りってことかな?

#14 「ヴァリエーション23」
『ソング・アンド・ダンス』より(インストゥルメンタル
あまりにも確信した。チェロの音が違いすぎる。音から何から違って聞こえる。正直あまり音の聞こえって意識して比べたことなかったんだけど違うもんだなと思って。


#17 「放っておいてよ」
『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』より
作詞/ドン・ブラック 訳詞/市川洋二郎
ブリリアでは江畑さんが一番影響あったと思ってて「私は~」の「は~」が響いた時にビーーーンという音が聞こえてたのが気になっていました。とはいえ以前別作品を観に行った時のように見えないヴェールの奥で歌っている(生声が聞こえない)ようではなかったから何倍もマシでした。ただこうクリアで不安感のない神奈川県民ホール知ってしまうとこれが本来の…!とは思います。

 

ロングランして欲しいと見たけれど個人的には有名曲の連なりだとしても作品を観た前提でのコンサート、マニア向けだと感じてた。
観劇後メールのこぼれ話のように知っててもパッと分からないこともあるのだからその置いてけぼり感がいい!