日中国交正常化45周年記念
京劇「楊門女将2017」
天津京劇院日本公演
2017/06/25(日)マチネ
東京芸術劇場 プレイハウス
上手
キャストさん
穆桂英役 王 艶 ワン・イエン※一幕のみ(二幕は代役の方)
楊七娘役 許佩文 シュー・ペイウェン
佘太君役 魏玉慧 ウェイ・ユーフイ
楊文広役 王 一 ワン・イー
焦延貴役 王嘉慶 ワン・ジアチン
見どころ、あらすじ
北宋、仁宗(じんそう)皇帝の時代。 遼(りょう)、西夏(せいか)など周辺国の度重なる侵略のため、武門の誉れ高い楊家一族は勇猛な武将らを戦死や捕虜などで失い、残された遺族は女性ばかりとなっていました。
楊家では、戦場に出向いている元帥・楊宗保(ようそうほ)の五十歳の誕生日を祝い、ひときわ華やいでおりました。祖母・佘太君(しゃたいくん)をはじめ、母・柴郡主(さいぐんしゅ)と妻・穆桂英(ぼくけいえい)、叔母・楊七娘(ようしちじょう)たちが集い、息子の楊文広(ようぶんこう)も顔を見せます。
東京芸術劇場は池袋から外に出ずに歩いて行けるのがいいです。
まぁ外は通って来たんですけども。
これを書いてる私自身に興味ある人はいないと思いますので
前置きしたい気持ちの根本的なとこ、すっ飛ばすけど
京劇は以前見た「覇王別姫」が印象的で面白かったので
何度も見に行こうと思ってたんだけど6月って何気忙しかったのかもしれない。
上手いこと行けなくて何年ぶりかの二度目です~!
前は舞台何が好きか分からないからジャンル問わず何でも摘まんどこう時期に
二つ返事で行った気がする~
京劇って何から興味持つ方が多いんだろう?
中国を学んでいて、映画から、伝統芸能から、演奏からとかなのかなぁ?
一番最初に見た歌舞伎、南総里見八犬伝の毛野さんが京劇ナイズされたものだったので
京劇見てて良かったなぁと思ったのです。
逆に歌舞伎から京劇見てみよっかなと思う方もいるんですかね?いるだろうなぁ。
前に覇王別姫観た時は歌舞伎を見たことが無かったから思わなかったんだけど、
今日見てみるとなんか歌舞伎っぽいって結構思うものなんだなぁという発見(´ºωº`)
発音が謎すぎてカタカナだと「カー」とか「フー」とかの類だと思うんだけど
掛け声がかかってて格好いいものだなぁと思います!
西夏のボス、片足で支えて片足あぐらのように足上げるの、
前も思ったけど身体の軟かさ感じて格好良い!
100歳の元帥がポスターから格好良いと思ってたんだけど実年齢19歳らしく、
赤毛のアンの劇中劇の歌を思い出すだけ。
まだ19歳の若さです。
一幕は一際声量ある美人さん(穆桂英)が印象深くて結構早々に未亡人になってしまう。
お話としてはあんまり進みはないです。
孫の誕生日祝おうとしたら戦士の報があり、宋ももう兵もいないし和睦しようと考えたけどちょっと待ったと大臣の声あがる。
二幕は佘太君を元帥に楊一族が戦いへ行き、西夏に勝ちましたといった感じ。
二幕が面白いのは動きまくるからです。
これでもかと女将は回転してめちゃくちゃ格好良くて、
案内役、息子、兵はくるんくるん身軽に宙で回ります。
あの足を真っ直ぐ伸ばして足首を曲げるのは中国らしい仕草で大変柔らかい。
蛇足。
冒頭の前置きに戻る。
常に雷神が気になるとは言えども別にその為に京劇見に来たんじゃないんだからね!
あの動きの根源あるかな?なんて1ミリくらいしか思ってないんだからね!
気になりはしてましたが京劇自体が観たくて観に行きました、これは本当。
とはいえ…
京劇見て改めて思ったけど身体の軟かさやキメるポーズは本当に絶妙な美しさなんだけどエネルじゃないなぁやっぱり。
エネルの美しさはどこ由来なんだろう?
仏像とかそういう類かなぁ?
例えそうだとしても静止ポーズは分かるけど動いてるシーンまで美しいのが分からん。
身体が元々柔らかく、芯があるように身体を支える筋力があって、
身体能力が高く、身長も高く身体のバランスもいいからあの様に美しいのか…
見た目が神だよね〜ほんと。まぁ実際神なんだけども。
akane-akaruioto.hatenablog.com
熱いうちに打たないとすぐ醒めちゃうよね、しまった。後悔。
動きについて書きたいこと多かったけれど二幕が嬉しいってことです。