珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

ファンとは?

最近再度ファンとは?と考えていて

今ある程度固まったのは

“好きだと思うその理由が分からない。

 なぜ好きなのか?

 これから知っていきたい! = ファン”   かな、と。

 

ファン

 〘名〙 (fan) 熱心な愛好者。実際に自分がするのではなく、それらを見たり聞いたりすることが好きな人。また、ある特定の人物を熱烈に支持する人。 

出典 精選版 日本国語大辞典

ファンとは - コトバンク

 

 

75頁
好きなものを並べていくこと自体、確かにちょっと淋しい行為なのかもしれない。「好きなもの」は代わりのものでは満足できない。逆にいえば、「好きなもの」は常に喪失の予感を帯びている。「好きなもの」には喪失の痛みが含まれているのだ。

 

私自身、好きなものは手放さず好きな理由と

好きなものを複数持っている理由くらい気づいています。

失うのが怖いんですよね、好きなものを。

失うなんて突然でいくらだって可能性はある。

何を失ったとしても勿論ひどく落ち込むでしょうけれど

好きなもののことだけを考えて生きているわけではないのが現実です。

好きなものを考える時間以外に自分がしたいことをするため、

幾重にも好きなものを重ねるんです。

私は幸運なことに今まで好きなものを失ったことがありません。

ただ有限だと分かっている好きなものは多々あります。

傷つき過去に思いを馳せるしかない未来は常に覚悟しています。

自分自身を先に失わない限り、確実に訪れるその時に向けて。

EPITAPH東京 - 珈琲とmilkのパーセンテージ

好きには喪失が付きものと聞いた時、

好きの対象が失われてしまうかもしれない、

そして見る側が失ってしまう(忘れてしまう)かもしれない、

好きなのに覚えていられない…仕方ないで済ませられるか?

いや済ませられない。

なんとかかんとか一つづつ気づいて言葉を当てはめたりして抗いたい。

この考え、また変わっちゃうと思うけど今はそう。

 

 

同じ役の違いを楽しみたくても同列で見られない人はファンなのかもしれない。

〇〇さんの演じられる役が好きなのか、

〇〇さんが好きで役を演じられているのも好きなのか、

分からないのは冷静でないなと思います。

 

 

ファンになるというのは打算的な面もあると思う。

多分それをタイミングとも言うのだろうけども

こうなりたい、こうしたいと思っていて

きっかけがなかったところに現れたとか

ハマれる状況があったとか

ファンになるための土壌があってファンになる部分はあるんじゃないか?

機は熟したり。

 

 

あとファンでいるには思い込みの力かなり大きいはず。

ファンになる、ファンでいるはこだわりなんだと思う。

努力が必要ですしね。

こだわりは本来ない方が自由なのにわざわざ自らを縛るものです。

本当に自由だと迷ってしまう、そんな時の指標にさせていただく

そんな意味もあるかなと考えます。

きっかけにして自分にとって未知の領域を開拓していく道標。

何から何までファンは勝手なわけですが

見返りを求めている関係ではないから

シビアに言えばとても気軽な関係性なんだろうなぁ。

 

 

「愛をこめて花束を」

(色の羅列が)ヨセフみたいだなと思ってから比較的気にいって聞いていて

やっと歌詞がおちてきた気がするんだけど

全てではないにしてもファン心理みたいだなと思う。

私の気持ちに近いだけかもですが。

https://t.co/oRgQbZdU34

キレイなものは遠くにあるからキレイなの

ファンになったら情報との戦いだと思う。

知りたいと思うのは当然だけども

逆にいかに知らずにいるかはとても大切だと思う。

約束したとおりあなたと ここに来られて良かったわ

この込み上がる気持ちが 愛じゃないなら

何が愛かわからないほど

舞台のチケットを買って観に行く気持ち。

無事に観に来ることが出来ました 楽しみですと同じ。

 

 

 

始まりはファンなんじゃない?と問われることから。