2023/08/12(土)ソワレ
キャストさん
ジェシー ビートルジュース
勝地涼 アダム
愛加あゆ バーバラ
清水美依紗 リディア
吉野圭吾 チャールズ
瀬奈じゅん デリア可知寛子 ミス・アルジェンティーナ/マクシーン/哀悼者/BJチアリーダー/BJ合唱団/近所の女性/ガイコツ
小山侑紀 ガールスカウト/哀悼者/BJチアリーダー/BJ合唱団/ピザの配達員/ジョッキー/ガイコツ
横山達夫 オーソ/哀悼者/BJチアリーダー/BJ合唱団/UPS配達員/ 頭のしぼんだ漁師
伯鞘麗名 ジュノ / 哀悼者/BJチアリーダー/BJ合唱団/弁護団/クローン
坂元宏旬 哀悼者/ チアリーダー/作業員/BJ合唱団/弁護団/クローン/花火自爆男/ガイコツ
竹内真里 哀悼者/BJチアリーダー/BJ合唱団/弁護団/クローン/トースター女/ガイコツ
常住富大 哀悼者/BJチアリーダー /作業員/BJ合唱団/弁護団/クローン/アメフト選手/ガイコツ
福永悠二 マクシー/牧師 / BJチアリーダー / BJ合唱団/豚の声/クローン/ナタ花婿/ガイコツ
堀江慎也 哀悼者/BJチアリーダー / BJ合唱団/弁護団/クローン/パラシュート男/ガイコツ
岡本拓也 哀悼者//BJチアリーダー/BJ合唱団/クローン/葉巻マフィア/ガイコツ
吉井乃歌 スウィング
あらすじ
不慮の事故で命を落とし幽霊となったアダム (勝地涼)とバーバラ(愛加あゆ) 夫婦は、死後彼らの家に引っ越してきたチャールズ (吉野圭吾)と後妻のデリア (瀬奈じゅん)、娘のリディア (清水美依紗) を追い出すべく、 死後の世界の厄介者であるバイオエクソシストのビートルジュース (ジェシー) の力を借りることに。
ビートルジュースの荒唐無稽なアドバイスを元にアダムとバーバラは住人らを脅かすものの、なぜか幽霊が見えるリディアが、 亡き母への思いと両親への反抗心でアダム夫婦に協力を申し出る展開に。 リディアはこの家の幽霊の存在を両親に伝えて家を手放すように説得するが、 逆にチャールズは降霊術でアダムらを呼び覚まそうとしてしまう。
このままでは朽ち果ててしまうアダムとバーバラを助けるため、 リディアはビートルジュースに協力を求めるが、 現世への生き返りを企むビートルジュースが暴走し・・
観てきました✴️✴️✴️
— 明音 (@akane_akaruioto) 2023年8月12日
やっと取れた注釈席だったから仕方ないのだけど舞台半分しか見えず声しか聞こえない場面も多くてもどかしい💦とても変わった世界観なのは感じられたから"ちゃんと"見たかったなぁ🍌 pic.twitter.com/eA2In7k2sU
観てきました✴️✴️✴️
やっと取れた注釈席だったから仕方ないのだけど舞台半分しか見えず声しか聞こえない場面も多くてもどかしい💦
前の四季劇場春秋みたくバルコニー席なら分かるけどってくらい分厚い手すりがあるの何でなんだろう~~しかも刀剣乱舞歌舞伎の時にあった全景映したモニターないのもなんでなのだろ??まずはどうにか全部見たかったなあの気持ち。
パンフレット表紙、名前じゃなくて「The mucical.The mucical.The mucical.」と3度繰り返してるの好き↩️ミュージカルで今度は甦るよみたいなね!
冒頭2曲が刺さって途中最初からバラードなんてとBJが止めちゃうけどリディアの母がなくなってしまった喪失感が伝わってめちゃくちゃ良い!
BJのターンもウクレレが好きです!破天荒だけど好きになっちゃう度はどう考えても舞台に軍配が上がります。魅力的だから惹かれちゃうのは分かるよね。
映画に出てくるサンドワームやオブジェ、バナナボートなど独特の世界観が垣間見られるのはやっぱ面白いです!あとビートルマジック💥爆発と手の上で炎を出すのは流石ビートルジュースと思ってとても格好良かったです!無条件にテンション上がっちゃうよね(笑)
とても変わった世界観なのは感じられたからちゃんと見たかったなぁ🍌というのはビートルジュースとかけまして日本版と解く、その心はどちらも変わっているでしょうという意味で。
そもそも私は舞台に成長を見ていく喜びや日替わりの楽しさは求めていなくて最初から約束された一定のクオリティを見たいと思っている傲慢な観客です。だから日によって内容のクオリティが変わってしまう公演はNO Thank Youです。今回はきっと公演差異は好きではないだろうけどビートルジュースのミュージカルだから見てみたいと思って観に行きました。
分かって観に行ったとしてもキャスティングされている俳優さんお一人お一人が素晴らしくてそれこそピュアに見たいのになぜ全力でもってギャグや謎かけを強いられているのだろうか?と考えてしまうところが疑問。脇を固めてらっしゃる俳優さんたちに関してはほんとアドリブやウケ狙いなしで見たい一択です。見るからしていじれないナンバー中などが素晴らしいからそう思います。演目を観にきている人をないがしろにしすぎではないだろうか。アドリブやウケ狙いに対しての労力がとても勿体ないですよね。面白くても面白くなくてもなんでこんなことさせられているのだろう?と悲しい場面になります。
とはいえ私は映画からではなくてUSJのユニモンからBJを知ったので観客に話しかける演出自体はBJイメージそのままだったりします。これ大阪でも公演あるんですよね?このままで大丈夫なんだろうか?
本筋が追えないくらい演出やアドリブが挟み込まれているのは舞台が半分しか見えなかったとしても分かります(特に2幕)舞台ならではの設定でBJとリディアに共通点を感じ、死から生に想いを歌い尽くすリディアから帰結するまでが分かりづらかったです。とはいえ罪深いと感じたのはアドリブがあっても物語がある程度追えてしまうことにもあると思う。内容無関係の場面が入ってもスッと本筋に戻れるの素直に凄い。ただそれだけのことが出来るならもう少し作品を深める・期待した通り見られる方向に変えられないものだろうか?ただただ作品を尊重して愛してほしいなと思います。ミュージカル旋風についてライオンキングを名指しされて息子さんが出演されていたなら作品主義もよくお分かりのはずでは?
キャラメルパパは出てこなかったけどめっちゃ大きなキャノピー出てきた(笑)あれは順番交換したくならなさそうな大きさ!と思ったら頭のしぼんだ漁師らしい…キャノピーじゃないの?ラグビー部も熱中症だしあれは元々なの?亡くなった理由述べるナンバー、映画と違ってちょっと残念だよね。映画の順番待ちシステムも良かったのになくなっちゃったのかな~。
What I Know Now | 砂漠に遠吠え (tripolitania.xyz)
キャノピーはいなさそうだけど熱中症ではなさそうですね?なんで熱中症にしたんだろう??このナンバーだけではないと思うけれどビートルジュースは死についての話なのにどう考えても生の話なのが好きです。死は死ぬほど長いって死者に言われる説得力ったらなくない?映画では自殺をした人が死後働いているようでしたけどまぁ結局現実世界から逃れた先もそんな甘くないよという展開いいですよね。
ティムバートン作品というところで根底に陰があるイメージが私にはあったのですがミュージカルは違うんだなと早々に感じます。たぶんBJ自体はジーニーが近しいくらい存在が陽。清水さんは存在も歌声も陽ですけどリディアは陰である必要なかったんだろうか?あまりにも明るいからちょっと気になってる。清水さんがリディアだからミュージカルでとても有難いな~~と思う反面、ベストキャスティングなの??と少し疑問です。でも正直このミュージカルにいてほしい気持ちはとても強い。清水さんリディアがいてくれるから作品に対する心地良い気持ちが存在するのは事実なので🙏
Beetlejuice ビートルジュース – Broadway Square
やっぱり映画より元々演出が明るいのか~~それがどこまでな感じなのか気になるとこだったなぁ。思い入れがあれば思ってたのと違うと思いやすいのかな。とはいえダークなミュージカル楽しみと思ってたからミュージカルナイズされてる感じは少し残念な気持ち。それこそアダムスファミリー2でのミュージカルに対する反応ですよね。画一化されてしまうにはとても惜しいオリジナリティといいますか。
(印象だから何が分かるわけでもないですが)タップもアラジンくらい明るい振付でミスマッチでは?と思ったのだけど元々がそれなりに明るそう。
Creepy Old Guy | 砂漠に遠吠え (tripolitania.xyz)
訳詞に関してはなぜ「キモオジ」と繰り返すナンバーがOKとされたのか謎でしかない。すべての歌詞が歌うように心地良い言葉の味わいである必要はないと思いますが1ナンバーを使って"BJはキモオジ"それしか伝えることはなかったんでしょうか?正直歌詞検討会なかったんかな?と思ってたんですがさっき歌詞検討会あったと明言されてるブログをお見かけしてじゃあ納得の上でこれ?誰も違和感抱かなかったの?と思ってパンフ読んだら好きな場面であげてらっしゃる方もいてカンパニーの皆さんは面白いと思って作ってらっしゃるのを知りました。私は面白いと思わなかったからハマらなかっただけみたい。
色々書きましたがとても楽しかったんですよね!半分しか見られれず納得できない部分が大半なのに楽しい。本来の意味合いで日本で見られるビートルジュースであったならば…と考えてしまいます。