珈琲とmilkのパーセンテージ

苦かったり甘かったりするので無機質の筆や箱で切り取ってみる。

CATSー2021/01/01ー

2021/01/01(金)マチネ

キャッツシアター

 

キャストさん

グリザベラ 松本菜緒
ジェリーロラム=グリドルボーン 小野実咲季
ジェニエニドッツ 笠原光希
ランペルティーザ 長谷川彩乃
ディミータ 松山育恵
ボンバルリーナ 佐藤友里江
シラバブ 黒柳安奈
タントミール 間辺朋美
ジェミマ 円野つくし
ヴィクトリア 関野ひとみ
カッサンドラ 片岡英子
オールドデュトロノミー 橋元聖地
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 正木棟馬
マンカストラップ 北村 優
ラム・タム・タガー 神永東吾
ミストフェリーズ 押田 柊
マンゴジェリー 肥田晃哉
スキンブルシャンクス 小林 唯
コリコパット 千葉真大
ランパスキャット 政所和行
カーバケッティ 計倉 亘
ギルバート 高野佳基
マキャヴィティ 中村智志
タンブルブルータス 松永隆志

 

あらすじ
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。

人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。

そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、
新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。

その猫とは‥。

http://  https://www.shiki.jp/applause/cats/

 

 

明けまして猫🐱

「夜明け前にナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって宣言する。」

 

 

akane-akaruioto.hatenablog.com

akane-akaruioto.hatenablog.com

 

 

ジェリクルであること

人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、

自らの人生を謳歌する強い心と無限の個性、行動力を持つ猫、

それがジェリクルキャッツ。

ストーリー|『キャッツ』作品紹介|劇団四季

グリザベラは娼婦猫。
歌詞の中ではグラマーキャッツ。

1

1 うっとりするような魅力;(富・成功・地位などによる)魅力

2 肉体的[性的]魅力

glamourの意味 - goo辞書 英和和英

グラマーキャッツ(娼婦猫)としての個性を見失っているとも

見える・言えるのかな?と思いました。

そう思ったきっかけはグリザベラが歩いてきて真っ先に威嚇しに行くディミータを

止めるマンカスの表情に何か憐れむようなものを感じたから。

マンゴランペに忠告していくのもそこまでしてやるなと止めているように見える。

ボール、猫達が舞台を大きく回りながら

近寄ってくるグリザベラに対して(コリコなど)引っ掻き威嚇する。

ジェニエニはその円の流れに乗りつつ

複雑な表情でグリザベラへ手を伸ばすも手を取れないまま遠ざかってしまう。

上手ではジェリロがグリザベラの手を取れず悔しげな表情してる。

だから何とは言葉にしきれないけれど複雑な表情をする猫達は

グラマーキャッツ(娼婦猫)のグリザベラを知っているのかな?とは思いました。

美というなら年齢ではない気がするけれど

グラマーという肉体的魅力という点ではある程度の若さというものが

その魅力の所以なんだろうか?

 

 

瞑想

猫がもの想いに耽っているのは、

「深遠で謎めいた、たったひとつの名前」を思案しているからだと、

エリオットは歌っています。

ミュージカル『キャッツ』の原点に帰る|『キャッツ』作品紹介|劇団四季

猫達が少し上のどこかをぼんやり見ているのが好きです。

特にコリコの姿が好き。

オーバチュアで回転してる時の姿を思い出すからかな?と思ったけど

あれ下向いてる時もあったよね?じゃあ違うかな…なんだろう??

 

 

ふたりだからこそ

長谷川ランペ、肥田マンゴのペアは特に決まりなく前に出てお互いをリードする。

何が得意分野ということもなくオールマイティなのだろうし、

我が強いわけではなくあくまでペアで成し遂げることが

共有されている雰囲気があって関係性が格好良いです!

肥田マンゴがナンバー冒頭あたりで舌ペロッと出してたり、

「またマンゴジェリー」で客席👈指差して誇らしげに名乗ったりしてる。

玉井マンゴからランペが何をしてもサラリと支える

圧倒的な安心感を感じていたのも合わせて

目線も立場も同じだと感じる肥田マンゴでした。

 

 

大人物のひと笑い

正木バストファさんの「いらっしゃーーい!」あたり、

ホホホと朗らかに笑っているお顔見たら何にも根拠などありませんが

良い一年になるやも…と思いました🤗笑顔は良いですね

 

 

唯一の観客

ランパスナンバー、

タイヤ上に座ってお話を見ている橋元デュト様を見ていたんですけど

展開される物語でどういう感情になったのか結構細かく見えるんですね

知らなかった(笑)

例えば警察犬がオーブンにぶつかるところは“おお…痛そう”というお顔されてる。

 

緩急

やっぱり佐藤ボン好き〜!

身体が柔らかい方なんだろうか?

周りの猫と一緒だけど振りの終点ほんの少し前で

ブレーキを踏むようにためてゆったりと行き着く、

その動作にボンバルリーナを感じます。

「ジェリクルキャッツはゆっくり育つ」などはとても俊敏だから

より気になってしまうなぁ。

ゆったりとした動作は意識してなのか、元々の仕草なのか…

どうなんだろうな〜とボンを見ると思います

(詳しいわけではないけど意識してだとしたらマリリン・モンローが浮かびます)

自分の魅力を分かっているのってめちゃくちゃ素敵だなと思います。

私がそういう方好き。

 

 

テッスィ

Crazy For Youのテスがとても好きなんですけども

ジェリロの小野さん、テスやりそうじゃない?

だから好きなんじゃない?と言われたらえええそうかなぁ??と思えてくる(笑)

 

 

把握

そしてやっぱり計倉カーバ好き〜

(カーバって一度ハマると抜け出せないとかあるの?見る人見る人素敵に見える謎よ…)

格好良い紳士猫の笑顔を見る機会が増える(前回比)だなんて

そんなんよい〜〜〜〜と思うに決まってる(笑)

個人的にはカーバゴキ時の踊り方が手足大きく広く伸ばされていて好きです!

 

 

彫刻

見下ろすような視線でいるタントが目の前にいたので見ていました。

今月号アルプにあった“彫刻”的はタントにぴったりの言葉だなぁと感じます。

あまりにも気高く美しいからね。

 

 

余韻

ランパスゴキやボールで改めて思ったけれど

どこパスは振りの終着点にきっちり行き着くだけでなくて

終わりの形が美しくかつ一定時間保たれているの素敵だなと思います!

片足で立って片足を曲げて90度でキープするみたいな

そういうのがとても綺麗なんだと思う。

 

 

幸甚

ボールのダンス格好良くて血が湧くようだけど

途中で雌猫たち抜けちゃうからもっと見たかったな〜と感じます。

タガーナンバーはめいっぱい格好良い踊りされてるから

いいなぁと松山ディミ見て思いました。

 

 

羨望

Victoria and Plato | Cats the Musical - YouTube

上手だと幸福の姿でのマキャヴィクを見たくなります✨

踊り出す場面違うし、毛並違うし、

プラトーは日本のマキャヴィティなのか分からないけれど

注目されるペアなのかなという印象がDVDCATSゆえあります。

 

 

ヤクマンを見たマキャそそそと自然に距離保とうとする自分大切派だった

(それがマキャだからどうもビビってると思ってしまうんだけど)

いやいやそんな逃げなくても大丈夫だよ?と背中支えるカーバ

スキンブルにマンカスが注意されてからトランク上より

にこやかな笑顔でマキャカーバに合流するタンブル。

 

 

スキンブルナンバー、

上手階段にいる計倉カーバと松永タンブルが笑い合いながら仲良さげなの凄い好き〜

 

 

🤘+親指を立てた手の形で誰かを指してたのが気になる…

これ何か意味あるんだろうか?
(タガーのお話)